人の幸せや成功に嫉妬してしまう。
Aさん
またリア充が幸せアピール写真を・・・(怒)
Aさん
「この旦那さん好みのタイプなの?」
どれどれ
Bさん
ヒゲ好きじゃないし
「ん~あんまり・・・・」
Aさん
「ここにいる人達と友達になりたいの?」
テンションたけ~
Bさん
あ~ないない
「どちらかといえば苦手な人達かなぁ・・・」
Aさん
「この世の幸せ全てを憎んでいるの?」
ゲームのラスボスみたいな
Bさん
おや?
「何に対して凹んでいたんだろう・・・?」
あれ?
SNSでは、相手の近況を簡単に知ることができます。
でも時には、自分がそんなに知りたいと思っていなかった情報も沢山入ってきます。
たとえば、友達の幸せそうなリア充写真を見て、「いいね」を押したくない気持ちになったり、
仕事で自分と同じくらいだと思っていた人が大活躍していて焦ったり、昔の恋人が今も楽しそうにしているのを見てへこんでしまう・・・。
そういう悩みを沢山聞きます。
人と自分を比べて落ち込んだり、嫉妬したり、劣等感を抱いてしまうと、結局そう思う自分自身を嫌いになってしまいます。
私も時には劣等感や嫉妬心を抱くこともあるので、その気持ちはわかります。
主に作品を作る上で多いのですが、誰かと比べてずっと下手な自分に落ち込んだり、一気に有名になった人を見て華々しい成果に圧倒されたり・・・。
でも、ある日思いました。
うちはうち、よそはよそでいいんじゃないかと
突然ですが、四つ葉のクローバーって幸せの象徴だと言いますよね。
でもその四つ葉にも色々な形があって、完璧な形の四つ葉もあれば少し歪んだ形もあり、
それでも幸せの象徴であることに変わりません。
つまり、幸せの形って人それぞれなんです。
ある時、人の幸せに対して自分が何をそんなに嫉妬しているのか、冷静に考えてみました。
もしあの人と私の中身が入れ替わったら・・・。
意外とそこまで幸せじゃないなと思いました。
素敵な旦那さんがいても自分のタイプじゃなかったり、楽しそうに笑う人達の輪に自分の性格じゃなじめそうもなかったり・・・。
自分と人の幸せの形が、完全に一致することってないのだと思います。
それに、SNSで見る部分がって氷山の一角で、一番綺麗な部分だけってことが多いです。
映画で言えばハイライトの部分です。
主人公が波瀾万丈な映画でも、一番いいシーンだけ抜き出して途中のシーンをカットしてしまえば、いい部分しか見えません。
そこに写っていないだけで、そのキラキラとした一枚の写真になるまでに本人は凄く大変な思いをしたり、
陰で血のにじむような努力をしてきたのかもしれません。
そこに至るまでの過程を知ったら、「絶対に代わりたくない!」と思うかもしれません。
だったら人の幸せを羨ましがる間に、自分の幸せの為に頑張る方が早く幸せになれるかもしれない。
そう思いました。
SNSで目に見える幸せは、映画のハイライトだけ見ているようなもの。