今すぐ家を建てたいあなたへ。“頭金なし”でマイホームを叶える戦略
「家、そろそろ建てたいな…」そんなふうに思い始めたタイミングで、最初にぶつかるのが“お金の壁”じゃないでしょうか。特に気になるのが、「頭金ってどれくらい必要なの?」「そもそも、うちにはそんな貯金ないんだけど…」っていう問題。正直に言うと、うちもそうでした。貯金はあっても数百万円。しかも、すぐに使えるかというと、生活費や緊急用で手をつけたくない分もある。でも安心してください。結論からいうと、頭金がゼロでも注文住宅を建てることは可能です。ただし、「借りられる」ことと「無理せず返せる」ことは別もの。この記事では、頭金ゼロで家を買うメリット・デメリットを解説しながら、「じゃあ、どう判断すればいいの?」というところまで一緒に考えていきます。そもそも「頭金」ってなに?まずは基本から。頭金というのは、住宅を買うときにローンではなく自分で出すお金のこと。たとえば土地と建物で4,000万円かかるとして、1割(400万円)~2割(800万円)くらいを頭金として用意するのが“理想”とされています。実際に、住宅金融支援機構が出しているデータによると、注文住宅を買った人の平均頭金は約699万円(物件価格の18.1%)だそうです。…でも、それを聞いて「え、そんなに!?無理やん」って思う人も多いですよね。うちもその一人でした。頭金ゼロでも買える?その答えは「YES」です最近では、金融機関も柔軟になっていて、頭金ゼロでも住宅ローンを借りられるケースが増えています。これを「フルローン」と言ったりもします。しかも、土地+建物だけでなく、諸費用(登記費用、火災保険など)込みで借りられる“オーバーローン”を組める場合
0