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英文を早く読むためのヒント 「①大事な部分とそうでない部分を分ける②完璧な日本語訳を目指さない!」 速読英単語を使って

英文を速く正確に読む練習の題材として、「速読英単語 必修編」(Z会)は超おすすめです。短い英文で、サクサク読んでいく練習ができます。各単元に速読のスピード目安があります。単元1では60秒。単元1→早く読むためのヒント①Wolves have an interesting way of raising their young.のような文章は、大事な部分(Wolves have an interesting way )とそうでない部分(of raising their young)を切り離して読む!②完璧な日本語訳を目指さない!誰が何したか、が分かれば良い!直訳でもイメージができればOKof raising their youngの部分は、「若いを育てる」→これでOK、「子供を育てる」って訳せていなくても、小さいオオカミを育てる というイメージが分かればOKですほんの一部ですが、英文を読む際のヒントになれば幸いです。お読みいただきありがとうございます。#速読#速読英単語 #長文 #英文読解 #リーディング #高校英語
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【高校生の教科書を用いて解説】どうやって英文を速く正確に読むのか?!

英文解釈についてある程度のワンポイント英会話をマスターしたいなら、定番フレーズを覚えるだけで、簡単な意思疎通はとれるようになるとおもいます。が、それ以上、複雑な内容の読み書き、やりとりとなると、やや複雑な英文の正確な読み取りが必要と考えます以下の英文は、高校3年生用の「クラウン」と言う教材です“In 1999 a survey of the mother tongue of 850,000 children in London schools found over 300 languages in use.”と言う文章があります。大学受験やTOEIC・TOEFL・IELTSなどの資格試験においても、長文の内容を素早く理解する能力が必要です。半年、一年以上の期間をもって少しずつ身につきます。前提として英単語力、基礎文法力(主語動詞を理解する力、名詞や前置詞など判断する力など)が必要です。今回は上記の文章を例に、いかに正確に速く読むかを実演したいと思います。①SVを理解英文で大事な要素はS(主語)V(動詞)ですので、そこをまず掴みます。この場合はS=a survey , V = found ですね。なぜこれがわかったかというと、他の部分は飾り(修飾語)だからです。In 1999=前置詞+名詞 なので、(   )にします。of the mt(mother tongue)の部分も同様、前置詞+名詞 なので、(   )にします。of 850,000 children in London schoolsも同じですね。基本前置詞+名詞 は、(   )にします。SやVになりません。そして残った
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ミニ単語&英文テスト⑮「英語は他の言語の影響を受けている??」”First of all, many words that we use in English today were originally words in other languages. ”から考える☆

昨日の答え→First of all, many words that we use in English today were originally words in other languages. (速単:単元17)→まず初めに、今日私たちが英語で使うたくさんの単語はもともと、ほかの言語の言葉でした。※英語はそもそもイギリスの言葉ですね。そのイギリスは大昔から、様々な民族に支配されたり・攻め込まれたりした歴史があり、その中で、様々な言語は入っていき、現代の英語にもその影響が多く残っていますね。単語→ターゲット→1232 survive→生き残る本日の問題(日本語に訳してください)速単(単元18)→Finally,to add to the difficulties of counting words, we need to consider new words that are being created all the time.ターゲット→1246 destroy
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テーマ別英文読解~科学論⑦

19    From its origin with Galileo, Copernicus and Newton, through Darwin and Einstein, to the age of computers and high technology, modern science has cast a cold and sometimes threatening light on many deep-rooted religious beliefs. Accordingly, there has grown the feeling that science and religion are inherently incompatible and antagonistic. It is a belief encouraged by history. The early attempts by the Church to hold back the flood-gates of scientific advance have left a deep suspicion of religion among the scientific community. For their part, scientists have destroyed a lot of cherished religious beliefs and have come to be regarded by many as faith-wreckers.    There is no doubt,
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TOEFL精読シリーズ ① : 英語が正確に読めているときの頭の動き

TOEFLリーディングであと1〜2問正解できれば合格点に届く──でも「なんとなく読めてる」だけじゃ、そこに届かない。この問題、英文を“正確に”読むことでスッキリ解消しましょう!「英文を正確に読む」とは、どういうことか? TOEFLの実際の本文を使いながら、一緒に読み解いていくこのセッションで、ぜひ体感してみてください。来月までに必要スコアが絶対に必要な人、TOEIC対策にも、大学・高校・中学受験にも、そして英語を本気で読みこなしたい全ての人に、役立つ内容です。英文が始まりましたら、スマートフォンよりはタブレットや PC の方が読まれやすい箇所に入ります。適宜最適な device を選ばれてください。■ こんな方におすすめTOEFLリーディングで「なんとなく読めてる気がするけど解けない」方正解・不正解の理由が曖昧なまま終わってしまう方英文を文構造レベルで深く読みこなしたい方TOEICや大学入試にも応用できる読解力を鍛えたい方■ 本記事の特徴✔ 設問の意図を明確に言語化✔ 選択肢の「切り方」を段階的に整理✔ 全英文を構文レベルで丁寧に解説✔ 誤答選択肢のひっかけポイントも分析✔ TOEFL以外の英語試験にも汎用可能■ 本記事の内容TOEFLリーディング本文(実際の英文+段落構成)設問2問(正解の根拠+不正解の理由も含めて解説)全段落の構文解説・ポイント整理・意訳自学習でも「読みながら理解が進む」ガイド形式可能な範囲で結構です。次の設問と段落を一読されてみてください。その後、ご一緒に読むプロセスをご用意いたします。最初にご自分お一人で読まれた時とご一緒に読む時の間にどんな差があるのか
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テーマ別英文読解~教育論③

7   That the educated person is happier than the uneducated is by no means self-evident. Those who are conscious of their lack of education are discontented, if they cherish ambitions to excel in occupations for which they are not qualified; they are sometimes discontented, simply because they have been given to understand that more education would have made them happier. On the other hand, to be educated above the level of those whose social habits and tastes one has inherited, may cause a division within a man which interferes with happiness; even though, when the individual is of superior intellect, it may bring him a fuller and more useful life. And to be trained, taught or instructed ab
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テーマ別英文読解~環境論②

3   We know something about greed, not much but a little. The greedy man is a man who is trying to fill up a hole inside himself, to make up with wealth, position, esteem, and power for his lost sense of his own worth. The greedy man is also likely to be a vengeful one, always trying and failing to score off someone, or the whole world, for some past injury or wrong. The lumber baron who strips a hillside of red-woods, the steel magnate who destroys the dunes at the foot of Lake Michigan to make room for a new steel mill, the company manager who fills the air or the waters around him with poison, and the tourist who throws a beer can and a paper bag full of garbage out his car window, are al
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TOEFL精読シリーズ ③ : 第三段落

アフリカに農業が伝わったのは、西アジアの近東や地中海地域からでした。これが第一段落の内容でした。続いて第二段落では家畜について語られます。羊、山羊、馬、そして最後にやってきたのがラクダ。とりわけこのラクダの登場が、サハラ砂漠を“障壁”から“交易路”へと劇的に変えるきっかけとなりました。そして次に登場するのが「鉄」。農業、家畜、そして鉄へ——。こうしてアフリカに先端技術が次々と伝わってきたという歴史の流れを、この第三段落では追っていきます。この第三段落には設問はついていません。したがって、TOEFL のリーディングで30点中20点を目指すだけであれば、読み飛ばしてしまっても大きな支障はないかもしれません。でも、25点以上を狙うなら、きちんと読み、しかも「高速で・正確に・記憶に残る」読み方を意識したいところです。それでは、読み始めていきましょう。第一段落を詳しく読まれたい方は第二段落を詳しく読まれたい方はにいらして下さい。可能な範囲で結構です。ご自分お一人で一読されてみてください。その後、ご一緒に英文を読むセッションを設けます。お一人で読まれた時とご一緒に読む時の頭の動きの違いに注目されて下さい。Iron came from West Asia, although its routes of diffusion were somewhat different than those of agriculture. Most of Africa presents a curious case in which societies moved directly from a techno
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TOEFL精読シリーズ ② : 第二段落

TOEFL はもちろんのこと、TOEIC や大学入試、その他全ての英語の試験で必ず課されるリーディング。読んでも内容がさっぱり入ってこない場合もあれば、大体の内容はわかるのに設問で正解を出せない場合等、リーディングでは乗り越えなければならないハードルがあります。本文、設問を問わず、とにもかくにも英語が正確に読めていなくてはなりません。これは試験であろうが試験でなかろうが一生にわたり必ず必要となる基礎スキルです。今回はそんな基礎スキルを前回の第一段落https://coconala.com/blogs/5132/559721に続く第二段落を使って身につけていきましょう。英文を読んでいるときの頭の動きを文字にして可視化いたしますので、ついてきてください。可能な範囲で結構です。次の設問と段落を一読されてみてください。その後、ご一緒に読むプロセスをご用意いたします。最初にご自分お一人で読まれた時とご一緒に読む時の間にどんな差があるのか。その頭の動きの差に注目されてみてください。設問3According to paragraph 2, camels were important because they(A) were the first domesticated animal to be introduced to Africa(B) allowed the people of the West African savannahs to carve out large empires (C) helped African peoples defend themselves agains
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「中学基本語1100語」は「丸暗記」しないと始まりません。

 例えば、『ジーニアス英和辞典』(大修館)などでは、見出し語が次のようにランクづけされています。 ①Aランク(中学基本語)~約1100語 ②Bランク(高校基本語)~約3400語 ③Cランク(大学・社会人に必要な語)~約5100語 ④Dランク(その他の語)~約69400語 「中学校基本語」なら半分以上は日本語化していることもあり(ペン、ブック、デスクなどもこれに含まれます)、これは丸暗記した方が早いと言えるでしょう。ただ、発音が日本語式になっている場合が多いので、「発音記号」で発音を矯正しておく必要はあります。香港などで盛んに英語を使って商売している中国人でも、使っている単語は大体700~800語ぐらいとされ、日常生活は大体これくらいで事足りるのです。
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英語の「徹底精読」をする際に気をつけること

①文の要素、スラッシュ、相互関係(修飾関係、並列関係など)などを書き入れて、「文の構造」を明確にする。 ②単語・熟語・構文・文法の知識と論理的思考力(単数・複数、時制、対比・反復、抽象・具体などに注意する)を総動員して「論理構造」の把握に努める。 ③「読書百篇、意を自ずから通ず」。何十回でも繰り返し読んで、多角的多面的に検証する。 ④辞書を駆使して、疑問点や関連事項を調べ尽くす(文法中心主義→文例中心主義)。 ⑤最低20題の文章から引き出し得る情報(単語、熟語、構文、文法、内容など)を全て引き出しきる。そうすれば、主要なテーマに関する基本的知識が身に付き、単語も1題につき50個は辞書を引いて自分のモノにすれば、20題で1,000個モノにすることが出来る計算になります(1題につき単語20個辞書引くとして、100題こなせば、2,000語の「生きた単語」を学ぶこととなります)。 【I is ninth.をどう訳すか?】  「I」は「私」、「is」は「です」、「ninth」は「9番目の」なので、中学生でも知っている単語です。そこで、「私は9番目です」という意味かなと思って、「9人兄弟で9番目なのかな」「順番に並んでいて9番目に立っているのかな」などといったイメージが湧くところですが、文法を知っている人であれば、「でも、それならI am ninth.になるはずだ」とすぐに疑問に感じます。この文法の知識も「3単現(3人称単数形現在)のs」に該当するもので、やはり中学校1年英語の始めに学んでいます。「何か変だなあ~」と感じるところですが、もしもこの文章が文法的に間違っていないとしたら、論理的
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テーマ別英文読解~教育論④

10   Just under three hundred years ago, the professor of mathematics at Cambridge did a distinctly unusual thing. He decided that one of his pupils was a much better mathematician than he was, and in all respects more fitted for his job. He wasn’t content with this exercise in self-criticism. He promptly resigned his chair, on condition that his pupil be immediately appointed. In the light of history, no one can say that his judgment was wrong. For the professor’s name was Barrow, and he was a very good mathematician by seventeenth-century standards: but his pupil was Isaac Newton. It is a pleasant thought just to imagine the state of affairs if all of us were to play the part of Dr. Barrow
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テーマ別英文読解~教育論②

4   The end of study is not to possess knowledge as a man possesses the coins in his purse, but to make knowledge a part of ourselves, that is, to turn knowledge into thought, as the food we eat is turned into the life-giving and nervenourishing blood. -JAMES BRYCE, University and Historical Addresses possess(~を持つ、所有する)、that is(すなわち、もっと正確に言うと)、life-giving(生気を与える)、nervenourishing(気力を養う)、historical(歴史に関する、歴史的な)、address(講演)。  学問の目的は、人が財布の中に硬貨を持っているように知識を持っていることではなくて、知識を我々自身の一部にすること、すなわち、我々が食べる食物が生気を与え、気力を養う血液に変えられるのと同じように、知識を変えて思想とすることである。 (ジェームズ・ブライス『大学及び歴史に関する講演』) *ジェームズ・ブライス(1838~1922)・・・イギリスの法学者・歴史学者・政治家。「地方自治は民主主義の最良学校であり、その成功の最良の保証人である」(『近代民主政治』)という言葉で知られています。 5   As the child grows in i
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テーマ別英文読解~教育論①

【関連用語】 literacy rates=識字率。 illiterate=読み書きのできない。 illiteracy=無学、文盲。 liberal education=一般教育。 elementary education=初等教育。 secondary education=中等教育。 study habits=学習の習慣。 educational institution=教育機関。 entrance examination=入学試験。 examination system=試験制度・ exam technique=受験テクニック。 candidate=受験生。 syllabus=講義概要。 major=専攻。 subject=学科。 1  Questions of education are frequently discussed as if they bore no relation to the social system in which and for which the education is carried on. This is one of the commonest reasons for the unsatisfactoriness of the answers. It is only within a particular social system that a system of education has any meaning. -T. S. ELIOT, Modern Education and the Classics as if(まる
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テーマ別英文読解~環境論①

【関連用語】 environmental problem=環境問題。 environmental pollution=環境汚染。 environmental destruction=環境破壊。 environmental protection=環境保護。 environmental preservation (あるいはconservation)=環境保全。 pollution=公害。 pollutant=環境汚染物質。 air pollution=大気汚染。 water pollution=水質汚染。 industrial wastes=産業廃棄物。 p.p.p.=polluter pays principle。汚染者負担の原則。 food chain=食物連鎖 ecosystem=生態系。 species=種。 extinction=絶滅。 the warming of the earth=地球の温暖化。 greenhouse effect=温室効果。 fossil fuel=化石燃料。 auto exhaust=(車の)排気ガス。 nuclear power plant=原子力発電所。 carbon dioxide=CO2。二酸化炭素。 chlorofluorocarbon=フロンガス。 ozone layer=オゾン層。 ultraviolet rays=紫外線。 skin cancer=皮膚がん。 tropical rain forest=熱帯雨林。 desert=砂漠。 desertification=砂漠化。 deforestation=森林破壊。 acid rai
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大学受験|英文読解のサポート方針

1.多くの受験生の現状初めて指導する生徒。長文読解の問題を解いた後、どんな内容だったかを説明させてみると、あまり覚えていない生徒が多いです。そして、「っていう感じ」というように、説明をごまかすのが通常です。また、英文和訳をさせてみると、主語を正確に訳していなかったり、一部の単語が無視されていたり。意味の分からない日本語のまま、提出する受験生も多いです。こうなってしまう原因として、普段のテストなどで、途中点を拾う答案作成に慣れてしまっていることが挙げられます。2.私たちのサポート方針今の実力よりも、ちょっと難しい文章に、一緒に挑戦しましょう。そして、単に問題を解くだけではなく、「何が書いてあったのか」を、自分の言葉で説明してみましょう。 リテラフルでは、そういった口頭のやり取りを通して、正確に理解して、端的に説明できるようになる、そういう訓練を行います。3.このサポートのメリットこういった訓練を通して、丁寧に読んで、早く正確に理解する脳に変わっていきます。そのため、英文読解だけでなく、現代文の成績も安定していきます。また、未知のテーマ・苦手なテーマに慣れることで、大学受験の本番でも失敗しづらくなります。さらに、社会人になってからも、資料を丁寧に読んでしっかり理解しますから、レベルの高い仕事につながります。 ぜひ、こういった勉強をしていってもらえればと思います。 4.さいごに 「自分ができるところ」から丁寧に取り組めば、「早く正確にできる」ことは、着実に増えて行きます。その習得スピードが早くなるように工夫し、頑張るモチベーションをサポートするのが、私たち教える側の仕事だと思っていま
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テーマ別英文読解~科学論⑤

13    Computers are among the fastest and most useful instruments for sorting and comparing now in use. Computers provide the means for greater speed and accuracy in working with ideas than had previously been possible. With the development of these new tools, it is as if man has suddenly become a millionaire of the mind.    Although man has been growing mentally richer ever since he started to think, the computer allows and will continue to allow him to perform vast “mental” tasks in a relatively short time. Great scientists of the past produced ideas which were the basis for great advances, but their ideas sometimes had to wait for years before they were understood sufficiently well to b
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第46連句

【C.H.Sisson英訳】 Then he moved forward, and I kept behind him. 【Mark Musa英訳】 Then he moved on, and I moved close behind him. 【野上素一和訳】 そこで彼は歩きはじめ、私はそのあとに従った。 【平川祐弘和訳】 すると彼は歩きだした、そして私は彼の後に従った。 【語句】 move forward=前進する。 move on=どんどん進む。 close=~に接して、すぐそばに、ぴったりと。 【解説】  いよいよ「地獄」から始まる霊界旅行の出発です。ちなみに「地獄」の構造は次のようになっています。 地獄の門:「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」 地獄前域:無為に生きて善も悪もなさなかった亡者は天国にも地獄にも入ることが許されず、ここで蜂や虻に刺されます。 アケローン川:冥府の渡し守カロンが亡者を櫂で追いやり、舟に乗せて地獄へと連行していきます。 第1圏:「辺獄」(リンボ)。洗礼を受けなかった者が、呵責こそないが希望もないまま、永遠に時を過ごします。 地獄の入口:冥府の裁判官ミーノスが死者の行くべき地獄を割り当てています。 第2圏:愛欲者の地獄。肉欲に溺れた者が荒れ狂う暴風に吹き流されます。 第3圏:貪食者の地獄。大食の罪を犯した者がケルベロスに引き裂かれて、泥濘にのたうち回ります。 第4圏:貪欲者の地獄。吝嗇と浪費の悪徳を積んだ者が重い金貨の袋を転がしつつ、互いに罵ります。 第5圏:憤怒者の地獄。怒りに我を忘れた者が血の色をした「スティージュの沼」で互いに
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第43連句

【C.H.Sisson英訳】 He commands everywhere, and there he rules, There is his city, there he has his throne: Happy are those he chooses for that place!’ 【Mark Musa英訳】 Everywhere He reigns, and there He rules;  there is His City, there is His high throne.  Oh, happy the one He makes His citizen!” 【野上素一和訳】 主権者は全地域を統括し、治めており、 そこにはその者の都市と高い座があるのだ。 そこに選ばれて住むものは幸福である」 【平川祐弘和訳】 皇帝(かみ)はあらゆる場所に君臨し統治し給う。  そこには皇城があり玉座がある。  皇帝(かみ)に選ばれてその国に行く人はさいわい(さいわい)なるかな」 【語句】 command=命令する。指揮権を持つ。 throne=王座、玉座。 He=宗教に関する文脈ではGodを指します。 【解説】  「天国」のイメージが「市民権を持つ者が住む場所」Cityで語られ、「選ばれた者」が「市民権を持つ者」citizenで表現されている所が日本人に理解しにくい所でしょう。この「市民権」に相当する部分が「神の法」Lawを守ることに他なりません。  ちなみにダンテは1313年に3巻からなる『帝政論』をラテン語で執筆していますが、第1巻の内容を要約すると次のようになます。 「市民
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第40連句

【C.H.Sisson英訳】 And then you will see those who, though in the fire, Are happy because they hope that they will come, Whenever it may be, to join the blessed; 【Mark Musa英訳】 And later you will see those who rejoice  while they are burning, for they have hope of coming,  whenever it may be, to join the blessed― 【野上素一和訳】 また火中にあって満足している者も見るであろう。 それはいつのことかわからぬが至福の人の群に 入る希望をもっているからなのだ。 【平川祐弘和訳】 火の中にあって満足している人々も見るだろう、 いつかわからないが、幸(さち)ある人の群に 入れてもらえるという望みをつないでいるのだ。 【語句】 come to do=~するようになる、~するに至る。 whenever=(譲歩節を導いて)いつ~しようとも。 the blessed (ones)=天国の諸聖人。Musaの英訳ではthe blessedの最後のeの所にアクサングラーヴ(フランス語。イタリア語では「アッチェント・グラーヴェ」と言います)が打ってあります。これは各行10音節で統一しているため(原文は11音節)、blessedをそのまま/blesid/と2音節で発音(形容詞)すると11音節になってしまうの
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第21連句

【C.H.Sisson英訳】 While I rushed headlong to the lower slopes, Before my eyes a man offered himself, One who, for long silence, seemed to be hoarse. 【Mark Musa英訳】 While I was rushing down to that low place,  my eyes made out a figure coming toward me  of one grown faint, perhaps from too much silence. 【野上素一和訳】 私がまさに低い場所へ落ちこもうとしたとき、 長い沈黙のために声が細くなっていると 思われる者が、目の前に姿を現わした。 【平川祐弘和訳】 私が谷底に逃げる途中、  目の前に一人の人が現われた、  長いこと口を利いたことがないらしく声がかすれている。 【語句】 headlong=まっさかさまに。 offer oneself=(チャンスなどが)現われる、生じる、起こる。 hoarse=声がかすれた、かれた(風邪などでのどの表面がざらざらするためにしゃがれ声になる)。  gruff=(しばしば不機嫌で)声がしわがれた、どら声の。 make out=~をようやく見分ける(判読する、聞き分ける)。 figure=姿、容姿、風采、外観。 grown=自動詞の過去分詞が名詞の後に置かれて修飾しています。この場合、a fallen leave(落ち葉)のように「完了的な意味」を表わします
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第19連句

【C.H.Sisson英訳】 And, like a man whose mind is on his winnings, When the time comes for him to lose, And all his thoughts turn into sorrow and tears; 【Mark Musa英訳】 As a man who, rejoicing in his gains,  suddenly seeing his gain turn into loss,  will grieve as he compares his then and now, 【野上素一和訳】 望んでいたものを手に入れた貪欲者が 得たものを失う時になると、思いのすべてを こめて悲しむものだが、 【平川祐弘和訳】 望みの品を手に入れた者が  時が経ちその品を手放さざるを得なくなると  愛惜の念に胸が裂け涙して悲しむが、 【語句】 winning=獲得物。 thought=(理性に訴えて心に浮かんだ)考え、思いつき。  idea=(心に描く)考え。  notion=ideaと同じ意味に使われることも多いが、漠然とした、または不明確な意図・考えを意味することもあります。 tears=涙。 rejoice=~を喜ぶ、うれしがる、祝賀する。 gains=収益(金)、利益、報酬、得点。  No gains without pains.(骨折りなければ利益なし。) turn into=~に変じる、転化する。 grieve=深く悲しむ。be sorryやbe sadよりも文語的で、意味が強いです。 c
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第18連句

【C.H.Sisson英訳】 She weighed down so heavily upon me With that fear, which issued from her image, That I lost hope of reaching the top of the hill. 【Mark Musa英訳】 This last beast brought my spirit down so low  with fear that seized me at the sight of her,  I lost all hope of going up the hill. 【野上素一和訳】 その獣が見る者に与える恐怖のために 私ははなはだ思い悩んだあげく ついに丘の頂上をきわめる望みを捨てた。 【平川祐弘和訳】 それを見た時恐怖のあまり  度を失い、  私は丘にのぼる望みを捨てた。 【語句】 weigh=(人・心の上に)重荷となってかかる、圧迫する。 issue=(血・煙などを)出す、発する。 seize=(~を突然ぎゅっと)つかむ、握る、捕まえる。いきなり力づくでつかむ。  seize the day=carpe diem(カルペ・ディエム、この日をつかめ。)  take=「ものを取る」の最も一般的な語。  grasp=しっかりと握る。 at the sight of=~を見て。 【解説】  ダンテに先立つ「霊界物語」として、ギリシア文学にはホメロスの『オデュッセイア』第11歌にギリシアの英雄オデュッセウスが自分の未来の運命を知ろうとして、妖女キルケーの勧めで冥府に下る話
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第13連句

【C.H.Sisson英訳】 The time was the beginning of the morning; And the sun was climbing in company with those stars Which were with him when the divine love 【Mark Musa英訳】 The hour was early in the morning then,  the sun was climbing up with those same stars  that had accompanied it on the world’s first day, 【野上素一和訳】 時刻はまだ早朝だったので 太陽はあの聖なる愛がはじめて 【平川祐弘和訳】 時は折しも朝明けの時刻で  太陽は星々をしたがえて昇ってきた、  神の愛がはじめて天地の美しい事物を動かした時にも 【語句】 in company (with a person)=(人と)一緒に。 divine=神の、神性の。  The Divine Comedy=「神曲」。  human=人の、人間の。ちなみにダンテの同時代人にして、ダンテに深く傾倒し、最初の崇拝者となったボッカッチョは『デカメロン』(十日物語)を書きましたが、これは『神曲』に対して、『人曲』と呼ばれています。 accompany=(人が別の人に)同行する、ついていく。(事物が~に、同時に)伴う。 太陽=天地創造の時、太陽は白羊宮と共に春に創られたと考えられていました。 美しい事物=被造物。ここでは天体を指します。 【解説
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第10連句

【C.H.Sisson英訳】 When I had rested my weary body a little, I took up my journey again on that stretch of desert, Walking so that my firm foot was always the lower. 【Mark Musa英訳】 I rested my tired body there awhile  and then began to climb the barren slope  (I dragged my stronger foot and limped along). 【野上素一和訳】 疲れたからだをしばらく休めたあとで 私は人気のない丘の斜面を歩きだしたが、 確かな足は常に低いほうの足であった。 【平川祐弘和訳】 疲れた体を少し休めた後、  私は人気のない浜辺を歩きだした、  前へ踏みだす足取りは確かではなかったが。 【語句】 rest=休養させる、休ませる、安らかにさせる。 weary=疲れた、疲労した。 take up=(仕事・趣味などを)始める、従事する。 stretch=(距離・時間の)長さ、一続き。(陸地・海などの)広がり。 desert=砂漠(wasteと違って、水が無く、不毛であることを強調)。(何か好ましい性質が)欠けた(不在の)場所(主題・時代など)。 firm=ぐらつかない、しっかりした。 awhile=しばらく。 barren=(土地が)不毛の、作物の出来ない。 slope=坂、斜面。 drag=(重いものを)引く、引っ張る。
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第3連句

【C.H.Sisson英訳】 So bitter it is, death itself is hardly more so; Yet there was good there, and to make it clear I will speak of other things that I perceived. 【Mark Musa英訳】 a bitter place! Death could scarce be bitterer.  But if I would show the good that came of it  I must talk about things other than good. 【野上素一和訳】 その森の難渋なことはほとんど死にも近い。 だが私は彼地で享けた幸運を述べるため、 そこで見た他のことをも話すことにしよう。 【平川祐弘和訳】 その苦しさにもう死なんばかりであった。  しかしそこでめぐりあった幸せを語るためには、  そこで目撃した二、三の事をまず話そうと思う。 【語句】 bitter=つらい、苦痛な。 hardly=ほとんど~ない。余裕が全くないことを表わし、ほとんど否定の意味に近いです。  scarcely=hardlyと大体同じ意味だが、hardlyの方が普通に用いられます。  barely=hardly, scarcelyより否定的な意味は弱いです。 good=利益、幸福、福利。  the greatest good of the greatest number=「最大多数の最大幸福」。 perceive=知覚する、気づく、理解する
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第2連句

【C.H.Sisson英訳】 It is hard to say just what the forest was like, How wild and rough it was, how overpowering; Even to remember it makes me afraid. 【Mark Musa英訳】 How hard it is to tell what it was like,  this wood of wilderness, savage and stubborn  (the thought of it brings back all my old fears), 【野上素一和訳】 ああ、それを話すのはなんとむずかしいことか 人手が入ったことのないひどく荒れた森のさまは 思い出すだに恐怖が胸に蘇えってくるようだ。 【平川祐弘和訳】 その苛烈で荒涼とした峻厳な森が  いかなるものであったか、口にするのも辛い、  思いかえしただけでもぞっとする、 【語句】 rough=(海・空・天候など)荒れた、荒天の。 overpowering=(感情など)圧倒的な、抵抗しがたい、強烈な。 afraid=~を恐れて、恐がって。  afraid=気の弱さ・臆病を暗示。  fearful=性質的に臆病で、不安の心が強いことを示します。 savage=(米)(土地・場所など)(自然のままに)荒れた、荒涼とした。 stubborn=(問題など)扱いにくい、手に負えない。(石・木材など)硬い。  stubborn=頑固な、強情な。強情で自分の考え方を変えない。  obstinate
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第1連句

【C.H.Sisson英訳】 Half way along the road we have to go, I found myself obscured in a great forest, Bewildered, and I knew I had lost the way. 【Mark Musa英訳】 Midway along the journey of our life  I woke to find myself in a dark wood,  for I had wandered off from the straight path. 【野上素一和訳】 私たちの人生行路のなかば頃 正しい道をふみはずした私は 一つの暗闇の森のなかにいた。 【平川祐弘和訳】 人生の道半ばで  正道を踏みはずした私が  目をさました時は暗い森の中にいた。 【語句】 obscure=~を覆い隠す、暗くする、曇らせる。(人の)光輝を奪う、(人を)顔色なからしめる。  vague=(言葉・観念・感情など)漠然とした、あいまいな、はっきりしない(⇔distinct)  ambiguous=不適切な表現のために2つ以上の解釈が成り立ち、あいまいである。  obscure=表現が不的確で、またはあるものが隠されていて不明瞭な。 bewilder=当惑させる、うろたえさせる。通例受身で用い、「当惑する」「まごつく」の意になります。  be embarrassed=恥ずかしさ・不安な気持ちで当惑する。  be baffled=まごついたために適切な行動が取れない。 wander=迷う、迷い込む。本道か
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従来の「文型理論」のメリット・デメリット

 まず、世界中でほとんど日本でだけ、「5文型理論」が100年以上も採用され続け、「英文法の中心」の如き位置を占め続けてきたのは、それなりの理由があります。1つには、このパターン分類が「恣意的」(したがって、いくらでも他の理論が構築できてしまいます)であるにせよ、ある程度の整合性を持った理論に基づいて頻度が高いものを抽出しており(といっても筆頭に来る第1文型はむしろ頻度はきわめて低く、細かく分類すれば、5文型の典型パターンよりももっと頻度が高いパターンが出て来ます)、英語学習者にとっての「実用性」があるということです。したがって、「初学者」はたいていこの「文型理論」を徹底的に学ぶことから始めて、英語の基本構造を理解するというプロセスと通ってきたのです。これはこれで学習効果がある方法であったと言えます。  ところが、学習が進んでいくと必ずぶつかる疑問が、「例外が多すぎる」「整合性が貫徹されているとは言えない」といった点です。ここで「研究者」は「整合性」や「文型の根源的意味」を求めて再構成を図ろうとするのですが、なかなか成功しません。「学者」達が苦労して作り上げた「7文型理論」や「8文型理論」も「5文型理論」を補完することに目的があり、より整合性のある説明をするために「文型」を増やしていったと言えます。ここで従来の文型理論の限界をも指摘しておく必要があるでしょう。 ①従来の「文型」理論は厳密に言えば、「単文における述部構造の分類」を基本としています。実際には様々な「構文」があり、「複文」へと複雑化していき、一般的「文法」よりも個別的「語法」の方が影響が大きかったりするので、従来の「文
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「英文法」は半年、1年かけてじっくりやるよりも「1ヶ月」でざっと終えて何度も「反復」した方がよく、即効性があるのは「問題ラッシュ」

●「反復」のメリット=1巡目は説明だけ、2巡目は説明と練習問題まで、3巡目はさらに応用・実践問題までというように、「1回のハードル」を下げていけば「反復」が容易になり、いち早く「全体を見通す」ことができ、「達成感」も得られます。「丁寧な1回」よりも「いい加減な10回」の方が記憶の定着率がよく、これはあらゆる「暗記法」に通ずることです。大体、多くの英文法書は20~30単元でまとめてあるので、「1日1単元」でやっていけば、「1ヶ月」で1巡目完了です。 ●「問題ラッシュ」=大学受験ならやるべきものは自ずと決まっており、基礎レベルなら1000問以上の『Next Stage』等で仕上げ、実戦レベルなら『英文法ファイナル問題集 標準編』、上位難関レベルなら『英文法ファイナル問題集 難関大編』などで仕上げるのが定番です。これも1巡で良しとせず、3度、4度と繰り返した分だけ「得点力」となります。実は「英文法」は時間のかかる「英語力」養成の中で最も早く結果が出る分野なのです。  【読むと英語の総合力を上げるヒントが得られる本】 『外国語上達法』(千野栄一、岩波新書) 『英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語』(斎藤兆史、中公新書) 『英語達人塾 極めるための独習法指南』(斎藤兆史、中公新書)
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「英文法」は「英文」を読むための「魔法」である。

 西洋における言語学はホメロスの詩を正しく読むために興ったのであり、「文法」はその1つの成果です。「品詞」という概念もその中で生まれてきました。中世においてはgrammar「文法」は「魔法」も意味し、「これを学べば何かウジャウジャと書き連ねてある書物というものが読める」ということで不思議で仕方がなかったらしく、これがglamour「魅力」「魔力」の語源となっているのもここから来ています。すなわち、「会話」をするのに「文法」を学ぶ必要はありませんが、「読書」をするためには不可欠の知識となり、「文法力」は「ボキャブラリー力」(単語・熟語・慣用句などの語彙)と合わさって「読解力」に結実するのです(実は「文法力」「ボキャブラリー力」に加えて「論理的思考力」という第三の力が必要になります)。これはどんな言語を学ぶにおいても同じであり、「仏文法」は「仏文」を読むための「魔法」となり、「独文法」は「独文」を読むための、「漢文法」は「漢文」を読むための、「古文法」は「古文」を読むための、それぞれ「魔法」となるのです。そして、「読解力」はそのまま「作文力」のベースとなることは言うまでもありません。 「十五、六歳の学生に、文法書と辞書をあたえて適当な指導をあたえれば、二、三年後には英米の読書階級が読むような本でも正確に読むことができる。」(渡部昇一)→文法書と辞書と思考力があればよい。 「いわゆる受験英文法をマスターしそこなった人間の知性は信用しがたい」(渡部昇一)→誰でもできる。【Time flies like an arrow.(時は矢の如く飛ぶ=光陰矢の如し)は「文法」的には5通りに読める?
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各種構文について

 「文法」が基本だとしたら、「構文」が実践です。①時間・天候・距離・明暗・寒暖・状況のit It is cloudy today.(今日は曇りである。) ②it is~for・・・to-構文(・・・が-するのは~だ、it=形式主語、for以下=真主語、to不定詞=意味上の主語。人間の性質を表わすkind, good, nice, careful, careless<不注意な>, clever<頭の回転が速い>, foolish, stupid<愚かな>, wise<賢明な>などの場合には意味上の主語を表わすのにofを用いる。) It is easy for us to read this book.(私達がこの本を読むことは易しい。) It is very kind of you to help me.(私を援助下さってありがとう。) ③it~for(あるいはof)・・・to―構文(・・・が-するのは~だ、it=形式目的語、for, of以下=不定詞の意味上の主語、to不定詞=真目的語) I think it necessary for her to go there.(彼女がそこへ行くことが必要だと私は思う。) I think it unwise of him to live alone.(彼が1人で住むのは利口ではないと思う。) ④強調構文(it is, thatを除いた語で完全な文ができるのが強調構文、そうでなければ形式主語) It was at the station that I met her.(強調構文:私が彼女に会ったのは駅だった。) It is certain
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関係詞とは何か

 関係詞は日本語に無い概念で、少々ややこしいので注意が必要です。関係詞には関係代名詞(接続詞+代名詞の働き)・関係形容詞・関係副詞(接続詞+副詞の働き、具体的には=前置詞+関係代名詞と考えたらよいでしょう)の3つがあります。  関係代名詞が導く節は、その前に来る名詞(先行詞)を修飾する形容詞節です。格変化があることに注意しましょう。 I must thank the boy. He found my wallet.→I must thank the boy who found my wallet.(主格:私の財布を見つけてくれた少年にお礼を言わなければならない。) That is the boy. His sister is in your class.→That is the boy whose sister is in your class.(所有格:あれはその妹さんがあなたのクラスにいる少年である。) I like the book. My aunt gave it to me.→I like the book which my aunt gave me.(目的格:私はおばが私にくれたその本が好きだ。)  関係代名詞whatはその中に先行詞を含んでいるので、その導く節は名詞節となります。I can’t understand what(=that which) he says.(彼の言うことは理解できない。) She is not what(=the woman who) she used to be.(彼女は昔の彼女ではない。)  さらに関係代名詞whatは名詞の前につけ
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接続詞とは何か

 接続詞は語・句・文をつなげる働きをし、対等接続詞(等位接続詞、and, but, orなど、文と文を結ぶ時、それぞれの文を対等節と言います)と従属接続詞(文と文を主と従の関係で結び、それぞれを主節、従属節と言います。従属接続詞によって導かれる従属節は名詞節か副詞節となります。従属節の動詞の時制は主節の動詞の時制の影響を受けますが、これを「時制の一致」と言います)の2つがあります。要注意なのが副詞節で、これが分詞構文にもつながってきます。 【対等接続詞】not A but B(AではなくてB) it is true~but…(なるほど~だが、しかし…)=indeed~but… 命令文, and~(…しなさい、そうすれば~) 命令文, or~(…しなさい、さもないと~) 【副詞節】①時・場所を表わす副詞節  時を表わす接続詞としては、when, while, as ,since, till, until, after, before, once(いったん~すれば), directly(~するとすぐに), as soon as, the moment(~するとすぐに), the instant(~するとすぐに), every time(~するたびごとに), by the time, no sooner~than, scarcely (あるいはhardly)~when(あるいはbefore), not~untilなどがあり、場所を表わす接続詞としてはwhereがあります。 It is ten years since my father died.(父が亡くなってから10年になる。)
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前置詞とは何か

 前置詞は名詞語句の前に置かれて、形容詞句・副詞句を作るために前置詞と呼ばれます。よく特定の動詞とリンクしてその後に来る(これゆえに動詞のニュアンスが広がるので、コア・イメージを持っておく必要があります)ので、後置詞と言いたくなりますが、そうではありません。前置詞の後に来る名詞語句を「前置詞の目的語」といい、目的格を取ることに注意しなければなりません。また、2語以上が結合しているものを特に群前置詞と言いますが、頻出のものが多いので、イディオムとして覚えておきましょう。 【前置詞のニュアンス】above(~より上に)~below(~より下に)の反対、over(離れて真上に、かぶさるように真上に)、on(接して上に、壁の上もテーブルにくっついて下もon)、under(離れて真下に) across(~を横断して、~の向こう側に) among(~の間で、3つ以上の間)~between(2つのものの間で) at(~時に、<狭い場所>に)~on(日・曜日)、in(月・季節・広い場所) by(~のそばで、~によって) during(~の間に、~じゅう、特定の期間を指す)~for(単なる時間・期間を指す) for(~のために、~を求めて、~にとって、~に向かって、~の間) in(~に、~の中に、~経って、<言語で>)~into(中へ向かう動作を表わす) of(~の、~のうちで、~について)~「~について」は普通about on(~の上に、~に接して、~を使って) since(~以来、~からずっと、現在完了の継続を表わす文に使うことが多い) till(~まで、ある時までの動作・状態の継続を表わす
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冠詞とは何か

 冠詞とは名詞の頭にくっつくもので、日本語にはない品詞なのでちょっとやっかいです。この中に数(単数か複数か)とか特定の名詞か不特定の名詞か(theが付くか付かないか)などといった情報がつまっているのですが、これは単なる名詞の付属物(形容詞の一種)などではなく、英語の論理そのものを表わしているとさえ言われています。例えば、I ate a…a….a…hot dog!とあれば、「何食べたんだっけ?えーと、こんなの1つ食べたな、何て言うんだっけ?えーと、えーと、そうだ、ホットドッグだ!」ということになります。言いたい内容がまずあって、それは1個で(数の認識、aで示される)、それから名前が特定されるというプロセスが出てきます。これがI ate the hot dog.となれば、何か特定のホットドッグということになり、それは話し手・聞き手がすぐに分かるものであるはずです。例えば、それまでの会話で「実はジェーンにホットドッグをもらったんだよ」といった内容があれば、何か不特定のホットドッグ1個を食べたのではなくて、「例の、あのホットドッグを食べたんだよ」という意味になります。  実は英語が相当できると言われる人でも、最後まで間違えやすいのは冠詞や単数・複数の問題だとされます。これは単に単語・熟語を知っているとか、文法・語法に通じているという問題ではなくて、感覚そのものが問題になってくるからです。したがって、最初から完全を期すことなど難しいと思って、基本的な考え方を理解しておくとよいでしょう。冠詞には不定冠詞a(後に続く名詞が母音から始まる場合はan)、定冠詞the(「ザ」、後に続く名詞が母音か
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名詞とは何か

 「名詞」とは、端的に言えば、「ものの名前」と言ってよいでしょう。幼児の言語習得過程を見ても、最初に覚えるのは「ものの名前」です。それは「わんわん」「ブーブー」であったりするのですが、間違っても「早い」とか、「走っている」とかとしゃべり始める子供はいません。そうして、1語発話→2語発話→文章表現と、だんだん表現が高度化してきます。つまり、言語習得は「名詞」から始まると言ってもよいでしょう。この「もの」は当然、「人、物、事」など幅広くとらえることができます。三重苦(見えない・聞こえない・しゃべれない)のヘレン・ケラーに対して、サリバン先生が水をヘレンの手にかけては手のひらに「水(water)」と書き、ある日、その意味するところを悟ったヘレンが驚きの声を上げたことは有名な話です。「ものには名前がある!」ということです。そういえば、『旧約聖書』創世記にも、神がアダムに命じて、あらゆるものに名前をつけさせた、という記述が出てきます。「ものに名前がある」ということは何でもないことのようですが、その「もの」をはっきりと認識し、自らの意識下に置いたということを意味します。  例えば、カエルは動いているものは見えるが、止まっているものは視界に入らないという生理学的特質があります。したがって、目の前をハエが飛んでいると、舌を出してこれをつかまえるのですが、「これはハエだ、エサだ!」と認識しているわけではなく、動いているから目に入り、本能的に取りあえず捕まえて飲み込んでいるというのが本当の所のようです。ハエが地面にいて動かなければ、カエルにとってはいないのも同然なのです(カエルは静止しているハエを
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「熟語」「慣用句」は「語法」として問題演習で覚えるのが効率的です。

「単語」が特定の「熟語」「慣用句」を形成しますが、これらはパターン化されていますので、理屈で考えるよりもクイズのように問題を多数こなしていくことが最速で知識を増やしていく道となります。 answer to~=~に答える。 be covered with~=~で覆われている。 be filled with~=~でいっぱいである。 be interested in~=~に興味がある。 be known to~=~に知られている。 be made of~=~で作られる(材料の形が製作物にとどまっている場合)。 be made from~=~で作られる(材料・原料が変形して元の形をとどめていない場合)。 be surprised at~=~に驚く。 be amazed at~=~に驚く(surprisedより強い)。 be astonished at~=~に驚く(amazedより強い)。 be frightened at~=~にひどく驚く、ぎょっとする。 be shocked at~=~にショックを受ける。 be delighted with (at)~=~に喜ぶ。 be pleased with (at)~=~が気に入る、~を喜ぶ。 be satisfied with~=~に満足する。 be disappointed in~=~に失望する。 be excited at (about)~=~に興奮する. be injured in~=~でケガをする(事故、暴力など)。 be hurt in~=~でケガをする(一般的)。 be wounded in~=~でケガをする(武器や刃物など)。
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まず、2000語前後の「中核単語」を駆使できるレベルを目指しましょう。

 「英語力」は最終的には「単語力」「ボキャブラリー(語彙)力」であるということは、多くの英語の名人・達人達が口を揃えて言う所ですが、「高校基本語」になると3000語を超えるようになり、大体このレベルから「出来る人」「出来ない人」の分かれ目になってきます。  実は、「中学基本語」と「高校基本語」を合わせた中で、「中核単語」とでも言うべきものは大体2000語前後とされ、英英辞典などでも大体2000語前後の単語で何十万もの英単語が説明されています。つまり、2000語前後の単語を駆使できるようになれば、あらゆる英語での説明が可能になるということです。文化人類学のフィールドワーカー達も大体これぐらいの単語を覚えた上で、現地社会に飛び込んでいくのが普通なのです。実際、東大受験合格者でも暗記した英単語数がずば抜けている人がそれほど多いわけではなく、むしろ中核単語の反射神経をアップして、あとは連想力・類推力を自由自在に駆使して、問題対応している人がほとんどです。ちなみに、アメリカの教養人達がよく読むニューヨーク・タイムズなどで使われている語彙は約2万5,000語であり、シェークスピアが使った語彙も約2万5,000語で、これが教養人の語彙レベルを示すとされますが、これはそれぞれの専門や興味・関心に応じて語彙を増やしていけばいいわけで、目標とする必要はありません。
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読解力アップに効果的な「図式化」とは「コンセプト化」と「視覚化」である

 「論理の力」をアップさせるキーワードは「一言で言えばどういうことか」「端的に言えばどういうことか」ということですが、これは「コンセプト化」(conceptualization、概念化。概念=短い言葉の中にたくさんの内容が圧縮されたもの)を駆使することに他なりません。では、そのためにはどうしたらいいかというと、それは「目で見て考えるようにする」ということがコツとなります。ちょっとした問題でも頭の中で整理して考えを進めていける人は、なかなかいるものではありませんが、取りあえず何でもかんでも書いてみて、図示して整理するクセをつけると、驚くほど論理力がアップしてきます。  実際、抽象論理の代表である数学でも、方程式をグラフで表わすと、視覚的になってイメージしやすく、理解がグッと深まることは誰でもよく経験することです。そして、こういう「視覚化」(visualization)に慣れてくると、それを頭の中でできるようになり、こうなってくると議論や面接、問題整理などに強くなってくるのです。 【例:近代化の構図】 宗教改革(the Reformation)、ルネッサンス(the Renaissance)     ↓ 絶対主義国家(absolutism state)      ~絶対王権(absolute prero  gative) 近代化(modernization)=合理化(rationalization)     ↓ 近代国家(modern state)      ~主権(sovereignty) 近代法(the modern law)、近代民主主義(the modern democra
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日本語で教養ベースの知識を増やして、「深読み」「先読み」を可能にする

●時事本・ネット・新聞による知識・教養の増大  例えば、「酸性雨」(acid rain)が出てきて、これは自動車の排気ガスや工場の排煙に含まれる硫黄酸化物や窒素化合物による、pH5.6以下の酸性の雨のことであると知っている人であれば、他にも「二酸化炭素」(carbon dioxide)などによる「温室効果」(greenhouse effect)で起きる「地球温暖化」(global warming)やフロンガスによる「オゾン層破壊」(ozone layer depletion)の話が出てくるかなとか、「森林の減少」(deforestation)とか「砂漠化」(desertification)などまで発展していくかなとか、簡単に次の予測がついてしまいます。こうした知識は英語で習得するよりも、日本語で先に知ってしまう方がはるかに手っ取り早いものです。そのために最も有効な媒体は「時事本」「ネット」「新聞」なのです。 ●英語メディア活用プログラム ①日本の5大紙(読売、朝日、毎日、産経、日経)の中で比較読書する(読売と朝日、朝日と産経、読売と日経、朝日と日経といったように傾向が違うものを組み合わせる)~視点の多様化・複眼化のため。 ②日本の新聞とその英語版とを比較読書する~日本語紙で事件のあらましを知り、英語紙のヘッドライン(見出し)と写真で「ああ、あの話か」と先読みが出来るようにする。 ③ニューヨークタイムズ日曜版やファイナンシャルタイムズ(日本でリアルタイムで読めるネイティブ用英字紙)を取る~最初の1ヶ月は頻出単語をインプットするため、毎日100語ぐらい辞書を引く。これは辞書を引かな
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英語学習第二の心:より「全体」を見渡せば、英語を見下ろすことが出来る

「体験談の有効性」=どんな試験勉強でもそうですが、「成功者の体験談」にまさる有益情報はありません。ただ、英語が苦手な人であれば、「英語が得意な人の体験談」はヒントに満ちているものの、自分には真似出来ないこともあり、むしろ「自分と同じように(あるいはもっと)英語が出来ない所から出発して、そこから試行錯誤して出来るようになっていった人の体験談」が最も有効性があると言えます。そこから「こんな自分でも出来るかも」という思いが芽生えてくるのです。 「英語に関する日本語本」=英語・英文法の歴史、他の外国語との比較、語源物語など、いわゆる英語の参考書ではなく、「英語」というものについていろいろな角度で取り上げた本を「日本語」で読めば、より「全体」の中で英語をとらえることができ、山のようにそびえる英語を「見上げる」のではなく、「見下ろす」ことが可能になってきます(「心理的優位」に立つということです)。
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英作文は役に立つの?

 英語は大学受験では要中の要であり、大学のレベルは英語のレベルで決まると言ってもいいほどですが、その勉強上の難点はとにかく時間がかかることです。かなり本格的に取り組んでからでも結果が出る(力がついてきていると実感したり、実際に成績が上がったりする)までに、半年ぐらいかかるのが普通なのです。この半年間を忍耐してしのげるかどうかということは、英語の勉強を続けていく上でネックとなるものですが、この期間を早める上で有効な方法が実は英作文なのです。  英作文をいざやってみると、手持ちの単語・熟語・文法・構文上の知識を総動員してもまだ足りず、英和辞典・和英辞典・文法書を引っ張り出して、あれこれ調べながら、持てる能力を総動員しても最初は完答することはなかなかできないでしょう。添削を受ければボロボロに修正されること、請け合いです。ところが、こうした一連の作業が自分の能力を強制的に引き出し、半年ぐらいかかるところを3ヶ月くらいに短縮することが可能になってきます。実際の大学入試問題でも英作文の比重はそれほど多いわけではありませんが、短期間に英語力のアップを図る上では欠かせない勉強方法なのです。  日本人であってもすぐれた文章の書き手はそうそういるものではありません。英語人であっても、すぐれた英語の文章の書き手とは限らないものです。英作文を鍛えておくと、将来的には大きな武器になることでしょう。
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英文読解のスピードを上げるには?

 「英語が早く読めたら」とは誰もが思うところです。しかし、日本語で書かれた本を読むスピードが遅い人であれば、英語の文章を読むスピードがさらに遅くなるのは当たり前です。日本語よりも英語が早く読めるくらいでしたら、英語が母国語と言ってもいいわけですから。日本語で書かれた文章でどのような物が早く読めるか、考えてみたならば、それはある程度知識を持っていて、先が読める(次にどのような内容が来るか、想像がつく)物であると言えるでしょう。関心領域であれば誰でも早いスピードで読むことができ、全く知識の無い分野であれば、どんなに優秀な人でもゆっくりと読むしかないわけです。 したがって、我々が日本語を話せるからといって、どのような日本語の本や文章もスラスラ読めるかというとそれは内容の問題であり、日本語の能力とは別の問題があることが分かります。同様にどんな英文もスラスラ読める人がいるわけではありません。にもかかわらず、「英語ができる人=英語がペラペラ話せて、英語の新聞や雑誌をスラスラ読める人」というイメージが、日本人には根強くあり、「自分はそんな人にはなれないよ、なれるはずもないよ」と根深いコンプレックスが沈殿していくのです。自分で自分の首を締めてしまっている人、自分で勝手にハードルを上げてしまって自身が越えられなくなっている人は、けっこういるものです。  逆説的ですが、英語を読むスピードを上げたければ、日本語を読むスピードを上げましょう。1週間に1冊の本も読めないようで、英語を読むスピードが上がるはずもありません。また、関心領域から読書を広げていって知識量を増やしていきましょう。知識量と読書スピー
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英文法がちんぷんかんぷんなら?

 言葉のルールが「文法」なので、英文法を知らずして、英語の理解はあり得ません。よく、「日本の英語教育は英文法偏重で間違っている。それが証拠に中・高6年間、大学4年間も加えれば10年間も英語を学んでいるのに、一向にしゃべれるようにならないではないか」と言われますが、これは目的論と方法論の違いがあるのです。英語を話せるようになるためにには、当然、英語環境に入るのが一番です。日本であればネイティブと会話し、英語以外使わないような授業を受けるしかなく、理想的には生活圏を英語圏に移すのがベストです(大体、8ヶ月くらいで日常生活は大丈夫とされます)。何度も耳に入るものほど定着し、聞き取れるものだけがしゃべれる(聞き取れないものをしゃべることは不可能です)わけですから、子供が言葉を習得するプロセスを考えれば容易に理解されます。ところが、大人の場合、こうした自然な言語習得のプロセスに加えて、子供よりも格段にすぐれた「論理的思考力」「理解力」といった能力を持っています。このため、文法を通じた構造的理解が有効になってくるわけです。  実際、子供でも日常会話は3歳くらいでもかなりしゃべれたりしますが、高度な内容を読み書きできるわけではありません。それには最低でも10数年を要するでしょう。文法が力を発揮するのはこの領域なのです。欧米に留学した日本人が会話で苦労するのは常ですが、ペーパーテストでは好成績を取ったり、時にアメリカ人の英語を直したりする人すら出てくるのは、まさにこの文法の知識によるのです。そういう意味では、批判の多い大学受験英語も、一定レベル以上の知的活動をする人には基礎学力として有効なので
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必要な英単語数についての諸説

(1)オグデンとリチャーズという言語学者が研究の結果、「イギリスでの日常会話の九五パーセントまでは、わずか七五〇語の単語で行われている。」と発表したのです。そして、これをBasic English「基本英語」と名づけました。   さらに興味あるのは、「動詞としては、十六でじゅうぶんである。」という言葉です。十六のvital verbs「必須動詞」と名づけられた単語をあげますと、be, have, go, come, get, make, give, keep, let, put, say, see, seem, send, take, doです。   ぜんぶ中学校で習っているはずです。日本人なら七五〇語どころではなく、何千語の英語を知っています。さらに、外来語として日本語化したものも多いので、その数はもっと増えます。となると、英単語の知識に関するかぎり、英米人と日常会話をするために、これ以上覚える必要はありません。・・・   「基本英単語七五〇語」を基礎に、あとはその活用法を学ぶ方がいいという私の考えは、けっして低級なカタコト英会話のすすめではありません。それでりっぱに通用する英語のすすめであり、しばしば「よい英語」を語り、読むことができるのです。(『竹村健一英語教室』竹村健一、光文社) (2)本書執筆のために、あらためて過去の入試問題をつぶさに調べて確認できたのは、受験生がどこの大学を受けようと、どこでも繰り返し出題される、いわば“常連”の単語があり、それらを含め受験において必要とされる単語は、おのずから決まっているということでした。その数はおよそ1800語で、それだけ知って
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英単語は覚えなきゃダメ?

 英語の力は最終的にはボキャブラリー(語彙)力ということは、多くの英語の名人・達人達が口を揃えて言うところです。では、早速単語帳を買ってきて、1日20個くらいをメドにどんどん覚えていけばいいかというと、これが実に多くの人が挫折した道でもあるのです。 実は単語にもレベルがあり、大体1000語前後の中学校基本語なら半分以上は日本語化していることもあり(ペン、ブック、デスクなどもこれに含まれます)、これは丸暗記した方が早いのです(実際、ほとんど苦労はいらないと言ってもいいでしょう)。ところが、高校基本語になると3000語前後になり、大体このレベルから出来る人、出来ない人の分かれ目になってくるのです。  結論を先に言えば、単語帳は使わず、問題や文章で知らない単語・熟語に出会う度に辞書を引き、そこに線を引いておいて印を必ず残しておくのです。1日20個ずつ英単語を覚えたとして、3000語が終わるのは何と150日後です。150日前の記憶などとどこかへ行ってしまっているのが普通でしょう。しかも、その後には2000語前後の高校準基本語が待っているのです(大体、ここまでのレベルで大学入試英語の95%はカバーされるとされます)。しかも、単語帳で覚えた単語は生きた文脈の中で捉えたものではないので、英文を読んでいて初めて出会った時、すぐに意味がひらめくかというと、それはなかなかあり得ないことなのです。時間がかかるようでも、生きた文章の中で単語や熟語に出会い、「辞書を単語帳化する」のが一番の早道です。1回や2回出会っただけで単語を覚えることができる人は天才ですが、さすがに10回も20回も出会った単語は辞書
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辞書は何を使ったらいいの?

 英語の勉強を始める上で絶対に必要なものが辞書です。いわゆる「辞書とお友達になる」ということですが、今は電子辞書とネット辞書が主流です。実は何事によらず自習ができるかどうか、ということは大きな分かれ目になります。自習ができる(自分で勉強ができる)、できないの違いを0と1の違いとすれば、それは1と100(その道の達人)との差よりも大きいのです。そして、その自習を可能にするのが辞書という必須アイテムなのです(さらに辞書を使いこなす上で不可欠の知識が「発音記号」です)。 では、実際にどのような辞書が使いやすいかというと、中学校レベルの辞書は早く卒業する必要があります。高校や大学受験で使用するレベルは最低必要なので、5~6万語以上の単語数は欲しいところです。実際に「文法中心主義」「文例中心主義」の立場に立って、英語学習を進めていく上で、豊富な文例を持った辞書の存在は不可欠なのです(最終的には英語コーパスを駆使するという方法になりますが、最初は辞書を徹底的に使いこなすのが基本です)。 さらに日本の国語辞典に当たる英英辞典の活用も勧められます。『オックスフォード』『ロングマン』『コウビルド』などメジャーなものがいくつかありますが、ここで重要なのはこういった英英辞典では大体2000語程度の基本単語で何十万語もの英単語を説明しているということです。こうした基本単語による説明を知る上で、きわめて有効なのです。
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やっぱり英語は必要?

 英語に苦しまない人はいません。外国語なのですから、当たり前です。たまに「英語が好き」とか、「言葉に関心がある」という人もいますが、もしも最初からそうだったとしたら、むしろ珍しい人達であると言えるでしょう。興味や関心はあくまでも知識がある程度蓄積され、理解が深まらない限り、本当は生じないものなのです(「全然知らないけど大好き」などということは、他のことでもあり得ないでしょう)。  英語を学ぶのはほとんどの場合、必要性を感じるからです。好きになったり、興味が湧いてきたりするのは、その勉強の途上で起きることなのです。ですから、勉強するに当たっては、まず、その必要性を明確にしないことには長続きすることは期待できません。何事も動機が肝心ですが、これは途中で必ず嫌になったり、投げ出したくなるのが自然だからで、そうしたマイナス感情の中でなおも取り組んでいけるとしたら、明確な必要性の自覚に基づいた動機の確認という原点に返ることによってのみ可能だからです(気持ち的にはウンザリ状態になっているわけですから)。  ここで1つはっきり言えることは、「これからますます英語がいらない社会になっていく、なんてことはまずあり得ない」ということです。「英語なんか使えなくったっていいさ。日本語だけでも、別に自分は特に不自由しない」とウソぶくことは簡単ですが、そういう人でも「英語が使えないより、使えた方がいいでしょ?」と聞かれれば、「そりゃ、もちろんですよ」と答えるに決まっています。本音ではみんな、「できれば英語を使いこなしたいな。なるべくならラクして、てっとり早く、さっさとできないものかな」と思っているのです。
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テーマ別英文読解~科学論⑧

22   The human body was meant to have a midafternoon nap, according to a new consensus among sleep researchers who are studying the biological rhythms of sleep and alertness.    The judicious use of naps, sleep researchers now say, could be the key to maintaining alertness in people like truck drivers and hospital interns, whose urgent need for alertness must often battle with building drowsiness. Studies are also finding that an afternoon nap can significantly increase mental alertness and improve mood, particularly in the large number of people who sleep too little at night.    This interest in naps has grown almost accidentally, as researchers sought to track the cycles of sleepiness
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環境問題読本⑫~現代社会・地学・生物・化学の4教科にまたがり、国語・英語でも取り上げられる学際的テーマ、それが「環境問題」です。

12、環境問題に関する英文② 【例文5】    Scientists have recently reported that the polar ice is melting, due to a rise in atmospheric temperatures known as the “Greenhouse Effect.” According to Melvin Calvin, who won a Nobel Prize for earlier research, the carbon dioxide given off when coal and oil are burned is accumulating in the atmosphere and causing temperatures to rise. As a result, the ice covering the North and South Poles is melting and may eventually lead to a rise in sea levels which could flood many areas of the world, including New York, London and Tokyo.    The “Greenhouse Effect” is just one of many fundamental changes which are taking place in the environment. Tropical rain forests which too
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テーマ別英文読解~科学論④

10    Though the old order of society and many of the institutions coming down from former days seemed, in the eighteenth century, to be permanent, a new attitude of mind was spreading among thoughtful people which was to influence every aspect of life――political, economic, social, religious, and artistic.    Before the eighteenth century, men in general showed a great respect for the past. They believed that former ages were better than the present, for the evils of the past were little known, whereas present evils were to be seen on every side. Thus perfection was to be found in the achievements of past times, and men aspired to write as good books, paint as beautiful pictures, or lead as
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第45連句

【C.H.Sisson英訳】 Lead me now, as you have promised to do, So that I come to see St Peter’s Gate And those whom you represent as being so sad.’ 【Mark Musa英訳】 lead me there to the place you spoke about  that I may see the gate Saint Peter guards  and those whose anguish you have told me of.” 【野上素一和訳】 のがれるためあなたのいう場所へつれていってください。 聖ピエトロの門とあなたの話された場所にいる まことに悲惨な者たちを見ることができるように」 【平川祐弘和訳】 いまいわれた場所へ私をお連れください、  どうかサン・ピエトロの門や  あなたが話されたいとも悲惨な者どもをお見せください」 【語句】 lead=(人を)導く、案内する。先に立って、人を連れて行く。 guide=人に付きっきりで案内する。 direct=道順・方向などを人に教える。 conduct=人をある場所に連れて行く。 so that=(目的の副詞節を導いて)~するために。 come to do=~するようになる、~するに至る。 St. Peter=聖ペテロ。キリストの「第1弟子」にして、「12使徒」の1人です。イエスが大祭司カヤパの中庭で死刑を宣告された時、ペテロは3度イエスを否定してその場を逃れたため、復活したイエスがペテ
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第44連句

【C.H.Sisson英訳】 I said to him: ‘Poet, now by that God, Who is unknown to you, I ask your assistance: Help me to escape both this evil, and worse; 【Mark Musa英訳】 And I to him: “Poet, I beg of you,  in the name of God, that God you never knew,  save me from this evil place and worse, 【野上素一和訳】 それで私は彼にいった、「詩人よ、あなたの ご存じなかった神の御名にかけてお願いします。 この悪い場所とさらにもっと悪い場所とを 【平川祐弘和訳】 そこで私がいった、「詩人よ、お願いでございます、  あなたが生前御存知でなかった神の御名により、  どうかこの悪やこれ以上の悪を私が免れますよう 【語句】 Poet=無冠詞なのは「呼びかけ」で用いられているからです。イチローも盗塁でアウトになった時、塁審に対して、’Oh, man!’とやっていました。 assistance=手伝い、助力、援助。 escape=(追跡・危険・災難などを未然に)逃れる、免れる、うまく避ける。自動詞のescape fromが「自分を現実的に捕らえて(追って)いるものから逃れる」という意に用いられるのに対して、他動詞用法ではそういうものから「未然に逃れる」ことの意味が主となります。  avoid=意識的・積極的に危険・不快などの恐れのあるも
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第42連句

【C.H.Sisson英訳】 Because the Emperor, who reigns up there, Since I was one of the rebels against his law, Does not wish me to enter into his city. 【Mark Musa英訳】 because that Emperor dwelling on high  will not let me lead any to His city,  since I in life rebelled against His Law. 【野上素一和訳】 というのはその国を治めている主権者は 私がその国の法律にそむいたからといって その国に入るのを許さないからだ。 【平川祐弘和訳】 というのも天上におわします皇帝(かみ)は  私にその掟に背いた前歴がある以上、  人が私ごとき者の案内で王国に入るのを御希望にならぬ。 【語句】 Emperor=皇帝、天皇。 reign=主権を握る、君臨する。 up=(終結・完成・充満などを表わす強意語として動詞と結合)全く、すっかり、~し尽くす。 since=(理由)~だから、~の故に。becauseのような直接的因果関係を示さないので、becauseと書き換えが出来ない場合があります。 rebel=反逆者、反抗者。(政府・権力・慣習などに)反対する、反抗する、反逆する(against)。  rebellion=(政府・権威者に対する)反乱、暴動(against)。不成功に終わった謀反を指す場合が多いです。rebelの名詞形です。
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第41連句

【C.H.Sisson英訳】 Among whom you may climb, but if you do, It will be with a spirit more worthy than I am; With her I will leave you, when I depart: 【Mark Musa英訳】 to whom, if you too wish to make the climb,  a spirit, worthier than I, must take you;  I shall go back, leaving you in her care, 【野上素一和訳】 きみがそこからさらに高い所へ行くことを望み 私よりもいっそう高貴な霊さえ来てくれるなら、 私はその霊にきみを托して立ち去るとしよう。 【平川祐弘和訳】 また幸ある人の住む(天)国にも昇りたいのなら  それには私よりも立派な方がおられるから  別れ際におまえをその方にお任せするとしよう。 【語句】 worthy=価値のある、尊敬すべき、立派な。worthier(比較級)、worthiest(最上級)ですが、2音節語の大多数は-er, -est形とmore, mostの両方を取ることが出来ます。両方取る場合、-erの方が形式ばらない形になりますが、判断に迷う場合はmoreを用いる方が無難でしょう。 leave A with~=(物・子供などを人・場所に)預ける、(人に物を)残す、(伝言などを人に)伝えて行く。 depart=(人・列車などが)出発する。leave, startより形式ばった語です
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第39連句

【C.H.Sisson英訳】 Where you will hear the shrieks of men without hope, And will see the ancient spirits in such pain That every one of them calls out for a second death; 【Mark Musa英訳】 where you will hear desperate cries, and see  tormented shades, some old as Hell itself,  and know what second death is, from their screams. 【野上素一和訳】 そこではきみは絶望の叫びをきくだろうし、 悲歎にくれる昔の霊を見るであろう、 彼らはみな第二の死を歎き悲しんでいるのだ。 【平川祐弘和訳】 そこでおまえは絶望の叫びを聞くだろう、  呵責に悩む古代の人々の亡霊を見るだろう、  みな第二の死を叫び求めているのだ。また(煉獄の) 【語句】 shriek=悲鳴、金切り声、かん高い声。 ancient=昔の、往古の、古代の。  ancient history=古代史(476年の西ローマ帝国滅亡までのヨーロッパ史)。 call out=大声で呼ぶ。 desperate=絶望的な、自暴自棄の。  Desperate diseases (must) have desperate remedies.(重病には思い切った療法が必要だ。) cry=叫び声。 torment=(人を肉体的・精神的に)苦
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第37連句

【C.H.Sisson英訳】 He will pursue that wolf in every city And put her back in Hell where she belongs, And from which envy first let her out. 【Mark Musa英訳】 And he will hunt for her through every city  until he drives her back to Hell once more,  whence Envy first unleashed her on mankind. 【野上素一和訳】 ヴェルトロはまた狼をあらゆる町から狩りだし それをふたたび地獄へ追いこむであろう。 嫉妬が初めてそれを誘いだしたその場所へ。 【平川祐弘和訳】 ヴェルトロがあの獣を町々から駆逐して  ついには元通り奴を地獄へ追いこむだろう、  羨望が狼を地獄の外へ引き出したのだ。 【語句】 pursue=(獲物・犯人などをつかまえたり、殺したりする目的で)追う、追跡する。  pursuit=追跡、追求。 hell=地獄(⇔heaven)。 envy=嫉妬、うらやみ。他人の持っているものを自分も持ちたいとうらやむ気持ち。悪魔が人間に嫉妬を教え、それによって地獄から狼が出て来たとしています。  jealousy=envyより個人的感情で、優越者をねたみ、憎悪する感情。 hunt=狩りをする。~を捜し求める。 unleash=(犬の)革ひもを外す(解く)、~の束縛を解く、~を解放する、~を自由にする。 whence=(非制
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第36連句

【C.H.Sisson英訳】 What he will save is that unassuming Italy For which the girl Camila died, Euryalus, Turnus and Nisus, all of whom died wounds; 【Mark Musa英訳】 He comes to save that fallen Italy  for which the maid Camila gave her life  and Turnus, Nisus, Euryalus died of wounds. 【野上素一和訳】 そして、そのため処女カミルラは死に、 エウリアロ、トゥルノ、ニーソが傷ついた 屈辱のイタリアはついに救われるであろう。 【平川祐弘和訳】 イタリアの雪辱はこうして行なわれる、  エウリュアルス、トゥルヌス、ニススが傷つき、  処女カミラが命を捨てたイタリアだ。 【語句】 unassuming=でしゃばらない、気取らない、高ぶらない、謙遜な。  assume=~を事実だとする、当然のことと思う。(権利などを)我が物とする、横領する。  assumption=(証拠もなく)事実だと考えること、仮定、臆説。(権利・権力などを)我が物にすること。でしゃばり、僭越。 assuming=でしゃばる、僭越な。 die+補語=(~の状態で)死ぬ。dieは「死ぬ」の意の最も一般的な語です。  die of=病気・飢え・老齢などによる死を示します。  die from=外傷・不注意に起因する死を示すが、ofを用いることも多いです。
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ダンテ『神曲』地獄篇第1歌でボキャブラ・アップ:第30連句

【C.H.Sisson英訳】 Look at the animal which made me turn back; Help me to handle her; you are famous for wisdom, For she makes my veins and pulse shudder.’ 【Mark Musa英訳】 You see the beast that forced me to retreat;  save me from her, I beg you, famous sage,  she makes me tremble, the blood throbs in my veins.” 【野上素一和訳】 私が思わず背を向けたあの野獣を見てください。 有名な賢者よ、私をあの獣から救ってください。 あいつは私の血管と脈を震えあがらせますから」 【平川祐弘和訳】 見てください獣を、あれに追われて戻ってきたのです、  先生、狼から私をお助けください、  あいつがいると、脈も血管もふるえが止まらないのです」 【語句】 handle=(人・動物などを)扱う、統御する。 wisdom=賢明、知恵、分別、知識、博識。  wise=賢明な。知識・経験が豊かで、物事を正しく判断し、対処する能力がある。  clever=賢い、才気のある、如才ない。「頭の回転は早いが(しばしば)深さに欠ける」ことも意味し、「ずる賢い」という意味を伴うこともあります。  bright=子供などが頭がいい。 vein=静脈(⇔artery)、血管。 pulse=脈拍、鼓動。 shudder=(恐れ・
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