売れたのに、利益がわからない。ハンドメイド販売の在庫・利益管理
発送通知を送り終えて、やっとひと息。注文が入るのはうれしい。でも、「今回の販売で、いくら利益が残った?」と聞かれると、すぐには答えられない。制作、撮影、出品、梱包、発送。ひとりで進めていると、数字の記録はどうしても後回しになりがちです。売上の通知は届いても、原価や手数料、送料を引いた結果までは、ひと目で見えないことがあります。そんなとき、まず整えたいのは「次の1件が売れたら、利益と在庫を確認できる記録」です。売上9,000円でも、販売利益は9,000円ではないたとえば、1点3,000円のピアスが3点売れたとします。次の金額は、管理表の入力サンプルに入っている架空の例です。・売上:3,000円 × 3点 = 9,000円・販売原価:1,200円 × 3点 = 3,600円・販売手数料:合計900円・送料:合計600円この場合、販売利益は 9,000 − 3,600 − 900 − 600 = 3,900円です。「売上9,000円」と「販売利益3,900円」。同じ注文でも、次の値付けを考えるときに必要な数字は違います。管理表では、販売数量・売上合計・1個あたりの原価などを黄色の欄に入力します。▼ 販売入力の一部。基本版の実物ファイルを使った架空データです。手数料と送料も記録すると、その販売の利益を確認できます。▼ 同じ販売記録の計算結果。1行目の販売利益が3,900円です。ここでの「販売利益」は、売上から入力した販売原価・手数料・送料を引いた金額です。家賃・広告費・税金などをすべて差し引いた最終利益や、口座残高ではありません。手数料と送料の金額も、この例の仮定です。利益が見えると、
0