コピーを書くとき、私はできるだけ一文を短くするようにしています。
理由は単純です。
短いほうが読みやすいからです。
そして、もう一つ。
短い文章にはリズムがあります。
私は文章を書くとき、志賀直哉の文章を一つの手本にしてきました。
文章を書くとき、志賀直哉を手本にした
志賀直哉の小説を読んでいて、いつも感じることがあります。
一文が短い。
だから、すっと読めます。
難しい言葉を並べているわけではありません。
それなのに、情景が浮かびます。
登場人物の感情も伝わってきます。
私は文章を書くとき、
「これだ」
と思いました。
長い文章で説明しなくてもいい。
短い文章を積み重ねればいい。
それ以来、コピーを書くときも、一文をできるだけ短くすることを意識しています。
短い一文にはリズムがある
文章は、声に出して読むと違いがよく分かります。
例えば、
私はこれまで多くの文章を書いてきましたが、文章を書くときに最も大切にしているのは、読者にストレスを感じさせず、最後まで自然に読んでもらえるような文章にすることです。
少し長いですよね。
これを分けてみます。
私はこれまで、多くの文章を書いてきました。
文章を書くときに、大切にしていることがあります。
読者にストレスを感じさせないことです。
最後まで、自然に読んでもらう。
それを意識しています。
こちらのほうが読みやすい。
声に出してみても分かります。
短い文なら、途中で息を入れられます。
そして、次の文章へ自然に進めます。
これが文章のリズムです。
コピーライティングでも同じ
コピーは、小説以上に「読まれる時間」が短い文章です。
広告を見る。
LPを見る。
SNSを見る。
読者は忙しい。
そこで一文にいろいろなことを詰め込むと、読む側が疲れてしまいます。
だから私は、
一文に一つ。
これを意識しています。
例えば、
このサービスは、文章を書くのが苦手な方でも、ヒアリングをもとに読者に伝わる文章を作成できるサービスです。
これを、
文章を書くのが苦手ですか?
大丈夫です。
ヒアリングします。
そこから文章を作ります。
短くすると、かなり印象が変わります。
情報を減らしたわけではありません。
伝え方を変えただけです。
長い文章を短くする方法
では、どうすれば一文を短くできるのか。
難しいことではありません。
まず、文章を書きます。
その後で削ります。
「〜ですが」「〜ので」「〜ということ」などが続いていたら、文章を分けてみる。
一文の中に複数の内容が入っていたら、分ける。
不要な修飾語を削る。
そして最後に、声に出して読む。
これだけでも、かなり変わります。
特におすすめなのが、
「この言葉は本当に必要か?」
と考えることです。
必要なら残す。
不要なら削る。
文章は、それだけでもかなりすっきりします。
短く書くことは、情報を削ることではない
ここは誤解されやすいところです。
短い文章を書くからといって、情報量まで減らす必要はありません。
例えば、
商品にはAとBとCの3つの特徴があり、それぞれについて詳しく説明すると……
と長く書くのではなく、
特徴は3つあります。
Aです。
Bです。
Cです。
これでも情報は伝わります。
むしろ、こちらのほうが頭に入りやすい。
短くするのは、情報を捨てるためではありません。
情報を整理するためです。
AI時代だからこそ、一文を短くする
最近はAIで文章を書く人が増えました。
AIに文章を書かせると、非常に丁寧な文章が出てきます。
説明も詳しい。
構成もきれい。
しかし、ときどき長すぎます。
メールでもそうです。
相手から問い合わせが来た。
それに対して、必要なことだけ返せばいい。
それなのに、相手の相談内容をもう一度整理して、理由を説明して、箇条書きにして、最後に提案まで入れる。
これでは「返信」ではありません。
ちょっとしたコンサルティングです。
文章がきれいでも、自然とは限りません。
丁寧だから伝わるわけでもありません。
短くても、必要なことが伝わればいい。
私はそう考えています。
文章は、足すより削るほうが難しい
文章を書くとき、最初から完璧な短文を書こうとする必要はありません。
まず書く。
そして削る。
一文を短くする。
不要な言葉を削る。
声に出して読む。
それを繰り返す。
すると、文章にリズムが出てきます。
志賀直哉の文章から学んだのも、まさにそこでした。
長く説明しなくても、伝えることはできる。
コピーも同じです。
短い。
分かりやすい。
そして、心に残る。
私はこれからも、そんな文章を書いていきたいと思っています。
LPは「何を書くか」だけでは決まらない
LPの文章は、ただ長く書けばいいわけではありません。
何を伝えるか。
どの順番で伝えるか。
そして、どんな言葉を使うか。
そこまで考えてLPの構成とコピーを設計します。
→ コーチ・コンサル向けLP構成&コピー設計します