ワインに関する最低限のビジネスマナー

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ビジネス・マーケティング
ワインのビジネスマナー
たとえ会話が盛り上がったとしても、ワインのマナーを守れていなければ、イメージダウンになりかねないので注意が必要です。
最低限のワインのマナーを理解しておけば、ビジネスの場など改まった席でも安心です。
●乾杯ではグラスを当てない
乾杯の際にグラスを当てるかどうかは、使っているワイングラスにもよります。しかし、ビスネスディナーやフォーマルな席で使われるものは、繊細な薄手のグラスが多いので、グラスを当てないほうが無難。少しの衝撃で割れる恐れがあるからです。
ただ、グラスを当てて音を出すほうが縁起がいい、と考える国もあります。クライアントや、ホスト役の方がグラスを当てて乾杯していたらそれに従いましょう。
●ワイングラスは脚を持つ
グラスを持つ際は、ステム(脚)の部分を持ちましょう。ボウル(本体)の部分を持ってきれいなグラスに指紋をつけたり、汚したりするのはマナー違反とされます。また、ボウルをわしづかみにして飲むのは相手に不快感を与える場合が多いので注しましょう。
食事とともにワインを頂く際は、ナプキンで口を拭いてから飲み、グラスに食べたものがつかないように気を配りましょう。グラスを汚すのはマナー違反です。女性は口紅にも注意。もし汚れたらそっとナプキンでふき取りましょう。
●グラスいっぱいにワインをなみなみ注がない
ゲストにワインを注ぐ際、赤ワインはグラスになみなみ注がないこと。グラスを回して香りを楽しむことができなくなるからです。大きなグラスであれば、注ぐ量はグラス半分以下が目安です。
白ワインの場合は、ワインの質やヴィンテージによりますが、常にグラスを回して空気に触れさせる必要がないので適量を注ぎましょう。
●急いでワインを注ぎ足さない
ワインは空気に触れさせながら香りや味の変化を楽しむものです。少し減ったからといってすぐに注ぎ足すのは止めましょう。特に空気に触れさせながら変化を楽しむ赤ワインではNG。白ワインの場合でも、冷えたワインを注ぎたすと温度が変化して味も変わってしまいます。
ただ、ゲストのグラスを空にするのもマナー違反とされているので、接待の際はゲストの飲むスピードに配慮しながら、タイミングよく継ぎ足すようにしましょう。
●お酒に強くない場合は事前に伝えておく
ゲストとして招かれた場合、あまりワインに強くないならば一言伝えて少なめに注いでもらいましょう。2杯目を注がれそうになった時、もう十分であればグラスを手で覆うジェスチャーをして断りましょう。
ワインの基礎を知り、ビジネスに活かすきっかけに
ワインの初歩的な知識を紹介させて頂きました。
海外では、ビジネスの潤滑油として、そして交流を広げるツールとして機能しているワイン。海外とやり取りする機会が増えている今、日本でも早晩、ワインが必須知識になるかもしれません。言葉がうまく通じなくてもワインという共通言語があれば、お互いの距離が縮まることも期待されます。もちろん「ワインが好きだから、勉強してみたい」という人の入門として活用下さいませ。
まずは、最初にこれだけを覚えている。知っているだけでも他の同僚よりも一歩二歩ビジネスにおいてリード出来るはずです。

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