テイスティング?味を判断する一例

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一般的に正しい「テイスティング」の仕方とは?
クライアント接待の場では、ホストとしてテイスティングを任されるケースがあるかもしれません。正しいテイスティング方法を知っておくと、大事なクライアントを前にしても堂々とスマートに振る舞えるでしょう。
ワインの味は、甘味、アルコール度数、酸味、タンニン、ボディの5つの要素から成り立っています。これらの個性や特徴を見分けるのがテイスティングです。おいしいかまずいかではなく、「状態をチェックする」ためであることを心得ておきましょう。
ワインのテイスティングは、見る→香りを楽しむ→味わうの手順で進めます。英語では「The “S” Step」といい、「See(見る)」「Swirl(グラスを回す)」「Sniff and Smell(香りをかぐ)」「Sip and Swish(ひとくち口に含む、口内をワインで覆う)」「Swallow or Spit(飲む、もしくは口から出す)」という手順です。
新しいワインであれば色と香りで判断し、じっくりテイスティングする必要はありません。若いワインは明るく澄みきっていますが、品質に問題がある場合は濁っています。香りも好き嫌いではなく、不快な香りではないか確認しましょう。
古いワインの場合は、酸化していないかどうかもチェックします。劣化・酸化しているワインは明らかに香りも味も不快なので、すぐにわかるはず。判断に迷った場合はソムリエに確認し、判断をゆだねましょう。
HOW TO TASTING(STANDARD)
「See(見る)」
ワインの色合いや輝き、清澄度を確認します。まず白いものを背景にグラスを傾け、色の濃淡の度合いを見ます。
大事なのは、濁りがないか。濁っている場合は劣化、酸化している可能性があるので要注意。この後の手順で、違和感がないか確認しましょう。
「Swirl(グラスを回す)」
グラスを正井、粘着度を確かめます。グラスの内面にワインの滴跡がしっかり残るほど粘着性は高く、アルコール度数が高いとされています。
「Sniff and Smell(香りをかぐ)」
グラスを傾け香りをかぎます。ワインの香りは、ぶどう本来の香りと発酵段階で生まれる「アロマ」、発酵後に樽や瓶内での熟成中に生まれる「ブーケ」の2つに分けられます。それぞれが持つ香りの個性を楽しみ、違和感がないかチェックしましょう。
「Sip and Swish(ひとくち口に含む、口内をワインで覆う)」
「Swallow or Spit(飲む、もしくは口から出す)」
ワインを一口含んで、口内全体で味わってみましょう。甘味は舌の前方で、酸味は舌の両サイドで、タンニンは歯茎で、アルコールは喉の奥で、そしてボディは後味の長さや飲んだ時の感触で判断しましょう

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