ワインへの第一歩

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ビジネス・マーケティング
ワインの知識が、コミュニケーションの大きな武器に
「ビジネスの共通言語はワイン」とか
「教養としてワインを身につけることは、ワインのみならず幅広いジャンルを包括的に学ぶことにつながる」とのこと。
地理、歴史、言語、文化、宗教、経済、投資など、ワインの知識は各分野に横断的に関わっているので、ワインの知識を知ることで、国際的な問題や教養さえも得られ、コミュニケーションツールとしての大きな武器になるのだとか。
特に欧米では、最強のツールと言えるほど重要」とのこと。
政治や宗教はもちろん、多種多様な人種が暮らし、考え方もさまざまな欧米では、時事問題を気軽に話すのが難しいのが現状。ビジネスの場面でもインサイダーの意識が強いため、仕事の話も敬遠されがちなのだそうです。
そこで選ばれる話題が、スポーツ、アート、音楽、映画、そしてワイン。日常的にワインに親しむ欧米では、特にエグゼクティブなポジションの人との会話になればなるほど、ワインが話題に上がってくるそうです。
今回は、「そうはいっても、ワインの知識なんて全然ない!」「何から学べばいいかもわからない」という人のために、本書から「超初心者向けの基礎知識」をいくつか紹介しましょう。
最低限知っておきたいぶどうの品種
<赤ワインで使われる主な品種&基礎知識>
●カベルネソーヴィニヨン
世界で最も生産量が多く、ほぼすべてのワイン産地で栽培されている品種。タンニンを豊富に含み、濃厚でしっかりした味わいが特徴で、さまざまなワインに幅広く使われている。
●ピノノワール
フランス・ブルゴーニュ地方原産で、栽培が難しく繊細なぶどう品種。一方で、世界一のワインと言われる「ロマネ・コンティ」にも使われる、ポテンシャルの高い品種でもある。基本的に他品種とのブレンドはせず、単一で醸造される。
●メルロー
栽培面積で世界2位。気候に対する柔軟性があり、産地を選ばない品種として知られる。その栽培のしやすさから、世界中のワイン醸造化に支持され、フランスのボルドーを始めアメリカ、イタリア、チリ、アルゼンチン、オーストラリアなどほぼ全域で栽培されている。
<白ワインで使われる主な品種>
●シャルドネ
幅広い地域で使われる白ワインの王道品種。産地によって味わいが大きく異なるのが特徴。冷涼な気候のブルゴーニュやシャンパーニュ地方ではミネラルと酸味が豊富なワインが作られ、日射量の多いカリフォルニアやチリでは、トロピカルフルーツのようなふくよかな味わいとなる。
●ソーヴィニヨンブラン
カジュアルな白ワインから超高級白ワインまで幅広く使用される品種。温暖な地域から冷涼な地域まで環境適応力が高いため、産地によって個性が際立ち、その味わいの違いを楽しめるのが魅力。
●リースリング
冷涼な気候を好み、ヨーロッパ北部のドイツを筆頭に隣接するフランスのアルザス地方などで使われる白ワイン向けのぶどう品種。辛口から甘口まで幅広い白ワインに使われるほか、極甘口の貴腐ワインや遅摘みワインにも使用される。
まずは、ベースとなる品種を特に頻度の高いモノを中心に紹介させて頂きました。

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