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「独学」ワインエキスパート2ヵ月で合格した勉強法

2022年8月に ワインエキスパート 1次試験に合格しましたのでその勉強法を書いていきたいと思います。 毎年ワインエキスパートの試験は7月後半から8月末まで実施されています。 合格までの道のりを時系列で書いていこうと思います。 6月~ 5月までは色々と予定があり勉強ができなかったので、実際に始めたのは6月に入ってからになります。 まず勉強するにあたり参考書を購入しました。 一番初めに購入したものは「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き〈2022年度版〉」 こちらの教材は必須かとおもいます。 試験の問題は後述する「ソムリエ教本」から出題されます。 しかし、このソムリエ教本は分厚くとても読みずらいです。 それに対してこちらの参考書は重要箇所がよくまとまっていて読みやすかったです。 この参考書を6月中に何周もして知識をつけてください。 ワインエキスパート試験は覚えることが多くてはじめはかなりきついと思いますが、何回もやっていけば覚えていくので頑張ってください。 ちなみに、よく「試験範囲が多いため、マイナー国は捨ててよい」という方もいらっしゃいますが、近年の試験では、マイナーな国からもまんべんなく出題されていますので捨てずに重要なところだけでも勉強しておくことをお勧めします。 テキストの知識がある程度ついたら「ワイン受験.com」に登録してください。年間5500円と有料ですがCBT試験対策、知識の確認、自分の偏差値測定、ができますのでお勧めです。 私は6月に入り入会しましたが、受験を決めている人は1年間有効ですので早くから入会したほうが良いです。 ワイン受験.co
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キャンティワインのグレード別種類解説 – ワイン愛好者必見!

はじめに キャンティワインはその独自の味わいで知られ、多くのワイン愛好者に愛されています。 しかし、初心者にとってはそのグレードの違いが理解しにくいこともあります。 この記事では、キャンティワインのグレード別の種類を分かりやすく解説していこうと思います。 美味しいワイン選びの手助けになれば幸いです。 キャンティワインとは?キャンティワインは、イタリアのトスカーナ地方で生産される赤ワインです。 その特徴は果実味と芳香、そして独特の酸味にあります。 しかし、キャンティには異なる3つのグレードがあり、それぞれが異なる特性を持っています。 キャンティの基本的な種類 1. キャンティ 一般的なキャンティは、手頃な価格でありながら十分な品質を持っています。 フルーティーでありながらも心地よい酸味があり、多くの料理との相性が良いのが特徴です。 初めてキャンティを試すなら、まずはこちらがおすすめです。 2. キャンティ・クラシコ キャンティ・クラシコは、キャンティの原産地であるクラシコ地域で生産されたワインです。 通常のキャンティよりも高い品質が期待でき、豊かな風味が魅力。 価格帯はやや高めですが、その味わいは一度試す価値があります。 3. キャンティ・リゼルヴァ キャンティ・リゼルヴァは、長期熟成させた上質なワインです。 複雑な味わいや深いコクが楽しめ、ワイン愛好者にとっては特に贅沢な選択肢と言えるでしょう。 特別な日の食事にふさわしい逸品です。 キャンティワインの選び方 キャンティワインを選ぶ際には、自身の好みや用途に合わせて選ぶことが重要です。 料理との相性や予算も考慮しつつ、異なるグレ
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WSET参考書購入方法

まずは独学で勉強したい、違う言語のものを購入したいという方は、WSETの公式サイトから取り寄せれば購入できます!購入までの流れ購入するにはまずWSETの公式ショップにアクセスします。 現在はLevel2とLevel3が購入できます。 料金はポンド表記になっていて執筆時点では以下の通りです。ほしいLevelのものを選択すると次に教科書の言語を選択できます。 基本は英語または日本語になると思いますが他にもたくさん種類があります。カートに追加したら支払い画面に進みます。 必要事項を記入したら送料が表示されます。東京であれば£18.81となっています おそらく日本全国一律かと思います。到着まで注文から約2週間で商品が届きました。 Fedexで国際郵便で届きます。 テキストはB5サイズで少し小さめです。
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WSET受験を考える

ワインエキスパートも合格し、次なる資格としてWSETの資格取得を考えています。 英語は割と勉強してきた方なので英語で受験しようと思います。 どのレベルにするかWSETにはレベルがいくつかあって、ワインエキスパート合格後であれば、Level2かLevel3かという感じです。 Level3がワインエキスパートと同レベルだということですので、そこを目指します。料金料金について、WSETは完全独学で資格取得することができず、講座を受講しなければいけません。 この受講料が高い、、、 また、私は地方に住んでいますのでオンライン講座一択です。私は英語かつオンラインで受講したいと思ってますので2択になります。 Level3ですと約20万ほどかかってしまいます。 このお金をどう捻出するかもひとつの問題となってきそうです。 作戦Level3英語受験を目指すにあたって、まだちょうどいい講座が開設されていない、かつお金もないのでLevel2の英語テキストを取り寄せて、まずそこから勉強し、講座がでたタイミングでLevel3に申し込もうと考えてます。 テキストも2週間ぐらいで手に入ったので、入手方法等次の記事にまとめたいと思います。
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イタリアンレストランのイラスト

イタリアンレストラン葡萄房様よりイラストのご依頼を頂きました。お店のメニューやエプロンなどに使用されます。人物はソムリエの方の似顔絵となっています。作成はIllustratorを使用し、印刷しやすいように背景を透過したpng,jpg,aiデータを作成してお渡ししました。今回は出品している特定のサービスのご利用ではありませんでしたがご対応させて頂きました。もしご依頼内容に近いサービスが見つからなくてもまずはお気軽にご相談ください。今回のようにご対応可能なものでしたらご相談の上お受けいたします^^レストラン関係では手描きのイラストを用いたメニューやポップのデザインを承っております。ご興味ございましたら是非ご覧ください。
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「ワインセラー」について

皆さんこんにちは。新倉です。 いつも拙いブログを読んで下さる皆さんありがとうございます。 今日は、ワインを愉しむ為に必須「ワインセラー」について書いていきます。 夏は30℃以上の高温が続き、冬は0℃以下、湿度も季節ごとに大きく変わる日本では、ワインを常温で保管するのは好ましくありません。  更にワインをキレイに熟成させるとなると、絶対的に不可能です。  そんな日本において、ワインの保管・熟成に適切な環境を提供してくれるのがワインセラーです。  今回の記事では、まずワインセラーとは何かといった初歩的な情報を整理していきたいと思います。 【ワインセラーとは】 ワインを保存、熟成するためのワイン専用の保管庫を差します。 ヨーロッパのワイナリーでは通常、地下に設えられたカーヴでワインを熟成させています。年間を通して一定の温度と湿度を保ち、日光の当たらない薄暗く静かな地下のカーヴ・・・まさに最良のワインの保管庫です。このようなカーヴを持たない日本では、ワインの劣化を防ぐためにワインセラーが必要になります。 ワインセラーに求められるものは、以下の6点です。 1. 温度は常に12~15℃ 2. 湿度は70~75% 3. 振動がなく静か 4. 日光が当たらない暗所 5. 臭いがこもらず風通しが良い 6. 横に寝かせて保管可能 現在、比較的安価なものもたくさん販売されていますが、厳密には「ワインセラー」ではなく、「ワインクーラー」と呼ばれるものが多いようです。 この2つの明確な定義はないようですが、一般的に加湿機能や温度調節機能(冷却だけでなく加温)が 備わっているものを「ワインセラー」、冷
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飲食店オペレーションの重要性と3つの改善ポイント

皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。 いつも拙いブログを読んで下さる皆さんありがとうございます。 一般的な飲食店を経営するうえで、オペレーションの最適化は重要な戦略です。 今日は、「オペレーション」について書いていきます。 飲食店において、ホールやキッチンで「誰がどの作業を、どんな手順でするか」を前もって決めておかなければ、現場をスムーズに回すことができません。 お客様を待たせすぎてしまったり、目に見えて手際が悪かったりすると、たちまち印象が悪くなってしまいますので、円滑なオペレーションの構築は必要不可欠といえるでしょう。この記事では、飲食店オペレーションにおけるマニュアルの重要性と、 3つの改善ポイントについて解説します。 飲食店オペレーションにおけるマニュアルの重要性 効率的な飲食店オペレーションの実現には、マニュアルの存在が重要になってきます。そんなマニュアル作りの重要性は、以下の3点に集約されます。 業務品質の担保 説明の標準化 スタッフ教育レベルの平準化 業務品質の担保 マニュアルを作成し作業を言語化することで、スタッフ間の認識のずれをなくし共通の理解を生み出すことができます。 それぞれが違う解釈をして、異なるやり方で作業を進めてしまうと、業務効率が下がるだけでなく、 接客や料理の質もその時々でバラバラになる危険性があります。 誰がやっても均質のサービスを提供することは、飲食店の安定経営には欠かせない要素です。 説明の標準化 オペレーションをマニュアルに落とし込み、文章や図式を通じて展開することで、 スタッフが何をどこまで理解したかを把握しやすくなります。 複数の
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店舗にファンを作る為に

皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)ですいつも見て頂きありがとうございます。今日は昨日の「リピーターの重要性」に続いてそれらに関係する店舗のファンをつけるという視点やそれらがもたらすものについて書いていこうと思っています。皆さんはライフタイムバリューという言葉を知っていますか???まずそれらを知って頂いてそれらがいかに需要なファクターなのかをご説明していきます。LTVの向上リピーターを獲得すると、LTV(顧客生涯価値)の向上に繋がることもメリットの1つです。LTVとは、「Life Time Value(ライフ・タイム・バリュー)」の頭文字をとった言葉で、1人の顧客が生涯にわたってその企業にもたらす利益を表す指標です。リピーターを獲得し、LTVを向上させることで、営業コストを抑えながら利益を上げることができます。LTVの向上は、安定して継続的に利益を出すことや、経営効率アップに大きく影響するので、重要視しましょう。LTVを向上させるための施策は様々ありますが、その中でもチャットボットの活用がお勧めです。LTVやLTVの向上施策について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓サービスに不満を感じる(クレーム対応の重要性)リピーター獲得とならない大きな理由は、顧客の求めるものを提供できていないからです。基本的なことですが、商品やサービスに対する不満があった場合はリピーターとはならないでしょう。ただし、顧客が不満を感じるのは商品やサービスに対してだけとは限りません。商品やサービスに対しては十分に満足していても、スタッフの対応や配送サービス、支払い方法といった点に不満を抱いているケー
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リピーターの獲得の重要性

皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。フォローや応援して下さると励みになります。先日「売上」に関してNOTEを書かせて頂いたのですが、 今回はその中でも非常に重要なファクターである「リピート率」「リピータ―」についてです。 売り上げアップのためには、新規顧客の獲得だけではなく、リピーターを増やすための施策が欠かせません。事業やサービスを運営する人のなかには、リピーターが増えないと悩む人も多いのではないでしょうか。 リピーター獲得には様々なメリットがあり、事業拡大にも大きく貢献します。 今日は全2回に分けて、リピーター獲得のメリットや顧客がリピーターになる要因、そして獲得のためにどうしたら良いかを解説していきますね。 今日は主にリピーターに関して明日はリピーターにおける効果について書こうと思っています。 リピーター獲得は売り上げへの近道 売り上げアップを目指すのであれば、リピーター獲得に注力することがおすすめです。まずはその理由と、顧客の状態に応じた3つの段階について紹介します。 顧客状態には3つの段階がある 顧客状態は、以下の3段階に分けられます。 ・一般客 ・流行客 ・優良客 一般客は購入頻度の低いユーザーを指します。新規顧客も一般客に含まれます。 流行客は、セールやキャンペーンといったタイミングで購入に至ります。継続的なリピーターと違い、一時的なユーザーであることが特徴です。価格や割引率が購入のきっかけとなっている為、 単価が高額であっても利益率は低めとなることが多いです。 その中で、何度も購入してくれるリピーターが優良客となります。既存客のなかで優良客の割合は多くありま
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ワインボトルの抜栓方法

こんにちは皆さん。新倉(シンクラ)です。 今日は最近Twitterなどでもワインボトルの抜栓に苦戦しているというTwitterを良く拝見しワインの抜栓方法についてご紹介していきます。ワインラバーの方々からすればなんてない内容だと思うのですが、 知人が主催するTwitter上の#ニューワイン会のメンバーも興味を持っていたようなので、改めて簡単に紹介していきます。今回はパニエ(ワインの籠)ではなく立てて開けるヴァージョンにしています。 ある種の技術というか慣れなので、文字に起こすと判り難い部分もあると思います。 今日は、ワインの抜栓の基本的な方法を7段階のステップに分解してポイント別に解説していこうと思います。 ワインボトル抜栓方法 Step1 ボトルネックの出っ張りの下の部分にまずは半周、ソムリエナイフの刃で切り込みを入れる。(ボトルを持って切り込みを入れる際はナイフの刃と指でボトルが持ち上がるぐらいしっかりとボトルを持つ事が大事です。) Step2 ソムリエナイフを持ちかえ、もう半周切り込みを入れる。(ナイフを持ち換える際に逆手にし要領はStep1と同様に) Step3 切り込みを入れた部分から上に向かって縦方向に切り込みを入れ、キャップシールの上部を取り外す。(切り込みが綺麗に入っていれば縦に切り込みを入れなくてもキャップシールを外すことも可能です。) Step4 ソムリエナイフのスクリューの先端をコルクの中心に当て、垂直に刺し込む。(スクリューを差し込む際は人差し指を添えると感覚が掴みやすいです。) Step5 コルクの中心にまっすぐになるように調整しながら、スクリューを刺
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売上の基本

皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。フォローやお仕事の依頼を是非お待ちしております。緊急事態宣言や緊急事態宣言が大阪や東京等に未だに広がっていて、 飲食店の「売上」を左右する大切な問題で早く決着してほしいものですね。 今日は、「売上」について書かせて頂きます。 売上高は次の式で算出していくのが一般的です。 売上高(円)=客数×客単価×リピート率 飲食店の売上が伸びない、経費を削減したい、そんなときは、経営の基本となる経営数値をもとに、売上高の予測・分析やFLコスト(原価・人件費)の見直し、損益分岐点の改善などを図る必要がありますね。しかし経営数値の活用方法がわからないという声もしばしば。そこで、飲食業の経営数値の見方や売上・利益アップにつながる基本的な考え方を考察していきたいと思います。 飲食店経営の基本となる数値と活かし方 飲食店の経営を考えるうえで大切な経営数値には、売上高、FLコスト、損益分岐点の大きく3つがある。それぞれ以下のような意味とチェックすべきポイントがある。 売上高 どれだけの売上があるかを示す。客数と客単価の増減が重要です。 FLコスト 食材費(原価)と人件費にかかるコスト。店舗の売上割合で原価率と人件費率をあわせて60%以内におさえることが望ましいとされています。 損益分岐点 売上高とコスト(固定費・変動費)からどれだけの売上があれば利益が生まれるかを示した分岐点。損益分岐点を超えれば黒字・下回れば赤字になる 経営数値というと難しそうだが、基本が理解できれば、経営への取り組みに活用できる。ひとずつ説明していきます。 客数とは1日あたり何人の客が来ている
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ワインとチーズ

皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。今日はタイトルにある通り「ワイン」と「チーズ」について考えていきたいと思います。 皆さんはどんなチーズがお好きですか? ワインとチーズは鉄板の組み合わせですが、合わせるワインとチーズによっては、お互いのおいしさをより生かすことができます。 ただ、世界中には市販されているだけで1000種類以上のチーズがあるといわれ、ワインにぴったりのチーズを選ぶのはなかなか難しいです(泣) そこで今回は、ワインに合うチーズの選び方をご紹介していきたいと思います。 ワインに合うチーズの選び方 それではまず、ワインに合うチーズの選び方についてお伝えしていきます。 ポイントをしっかり押さえて、難しく考えずワインとチーズを楽しみましょう。 ① マリアージュの5原則に沿って選ぶ マリアージュとはワインと料理の相性のこと。 原理原則を知れば間違いのないチーズ選びが出来るはずです。 ソムリエ試験にも出て来るような定番ってイメージですね。 ワインと同じ原産地のものを選ぶ まずワインに合うチーズの選び方として、チーズ専門店では同じ原産地のものを選ぶことがポイントであると教えてくれます。同じ土壌で育った、"ブドウ"で作るワインと牛やヤギのお乳で作る"チーズ"は好相性。 同じ地域ものが見つからない場合は、同じ国・近隣諸国というように範囲を広げていきましょう。 ワインの特徴と似ているものがおすすめ同じ特徴を持つワインとチーズの組み合わせも好相性です。 例えば、コクのある重めのワインには、香りやクセのあるウォッシュチーズや、 熟成の進んだハードチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ
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ワインペアリングの見つけ方・考え方

こんにちは皆さん新倉(シンクラ)です。ワインのマリアージュを探すためには、ワインや料理における深い知識が必要となります。 もちろんペアリングにも高度なテクニックが求められますが、基本的な部分はワイン初心者の方でも挑戦することができるのでおすすめです。ワインと料理をペアリングさせる方法を紹介しましょう。 ・共通点で合わせる ・対照的なもの合わせる ・格を合わせる それぞれ、簡単に説明していきましょう。 ・共通点で合わせる 共通点があるものであれば、“色を合わせる(赤ワインには茶色系のソースなど)”、“香りで合わせる(白ワインの柑橘系の香りに柑橘ソースを合わせるなど)”、“風味で合わせる(スパイシーな風味のワインにはブラックペッパーが効いたものなど)”が定番です。 また、ワインの産地と食材の産地を合わせる、ワインのボリューム(強さ)と同じボリュームの料理を合わせるというテクニックもおすすめです。 ・対照的なもの合わせる 似た部分を探して合わせるペアリング法とは逆に、対照的なものを合わせるというのもひとつのテクニックです。塩辛いタイプの料理に甘さが感じられるワインを合わせるなど、逆の個性を持っている組み合わせもおすすめ。 また、すき焼きなど甘さを感じさせる料理にすっきりとした果実味の強い赤ワインを合わせる、といった方法もあります。 ・格を合わせる ワインには高級ワインとカジュアルなワインがあるように、食事との品格を合わせるという方法もペアリングテクニックのひとつです。ただし、高級ワインに高級食材が必ずワインが合うわけではなく、あくまでペアリングしやすい組み合わせであることが前提である
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ペアリングとマリアージュの違い

皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。今日はタイトルにある通り「ペアリング」と「マリアージュ」の違いについて考えていきたいと思います。 最近レストランなどでよく見かける「ワインペアリングコース」といったメニュー。 この、“ペアリング”という言葉。一体どんな意味なのかご存知でしょうか。 ワインにはほかに、“マリアージュ”といった言葉もあり、混合して覚えてしまっている方もいるかもしれません。 ペアリングとは??まずはペアリングの意味、ペアリングコースについてお伝えしていきます。 ペアリングとは、“そのお酒と相性がよい食材または料理との組み合わせ”を指した言葉。ワインペアリングであれば、“そのワインと組み合わせのよい料理を楽しむ”という意味合いになります。 そもそもワインは料理との相性を重要視するお酒のひとつ。 そのため、レストランなどワインを提供する飲食店では、その店舗独自のおすすめのペアリングが提案されています。 つまり、冒頭に出てきたワインペアリングコースというものは、“お店が提案するワインと相性のよい料理との組み合わせを楽しめるコース料理”といったメニューなのです。 マリアージュとの違いは? ワインと料理の相性といえば、“マリアージュ”といった言葉をイメージされる方も少なくないでしょう。 事実、ワインについては詳しくないけれど“マリアージュ”という言葉は知っている…という方も少なくありません。 また、ワインを勉強し始めた方の中にも多いと聞きます。 そのため、“マリアージュとペアリングは同じような意味の言葉”と思われている傾向にあるようです。 ペアリングもマリアージュもワイン
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人生を豊かにする靴磨き

営業マンしかりサービスマンでなくても靴を磨くことによって、たくさんの素晴らしい事が起こり ただ足元が美しくなるということ以外にも、その人の人生にまで良い影響を及ぼす素敵なことがあると信じています。   オシャレは足元からとはよく言いますが、 やっぱり綺麗に手入れされた靴をお召しの方ってとっても素敵に見えますよね。 不思議なのが着ているものがすごく高いスーツでなかったとしても、綺麗に手入れされた靴を履いているだけでそう見えてしまいます。 逆に仕立ての良さそうなスーツだったとしても、靴が汚れていたり傷んでいたりするとそれだけでなんだか残念に見えてしまう…。それくらい靴が見た目に及ぼす影響は大きなものです。  なんだかんだ人は外見で判断されることが多いので、靴ひとつで見た目の評価が下がってしまうのは少々もったいないんじゃないかなと…。 営業マンの手入れされた革靴がきっかけで話が弾んで商談が決まったなんて話も聞いたことあるし、目上の方々は案外人の靴を見てるのかもしれません。 この場合「オシャレかどうか」ではなくて、「細かいところに目が届くか」もしくは「自己管理ができるか」などと言った、その人の『誠実さ』とか『ひととなり』を見られているのでしょう。 ビジネスマンの方は是非意識されたいところですよね。 実は経済的 靴を消耗品だと考える人はきっと世の中にたくさんいらっしゃると思います。 もちろんそれは人それぞれなので否定するつもりはありません。 でも革靴の場合、手入れをして修理をして大切に使うことで10年も20年もその靴を履き続けることができるので、実はそっちの方が案外経済的だったりするので
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ワインの世界の一つの基準「パーカーポイント」ってこんな事。

皆さんこんにちは皆さん新倉(シンクラ)です。今日はワインの世界の「パーカーポイント」について少し書いていきたいと思います。 ワインの帝王と呼ばれたプロフェッショナルで、最も影響力のあるワイン評論家ロバート・パーカーという人がいます。 ロバート・M・パーカー・Jr.は、世界で最も影響力があると言われるワインの評論家の先駆者です 。 パーカーポイントという100点満点の評価法を考案し、ワイン界にひとつの指標をもたらしました。 近年、ワイン評価という分野において世界で最も影響力のある人物であると言われています。 ワイン好きな方や贈り物にワインを買おうとしたときなどに「パーカーポイント(PP)」や「ワインアドヴォケイト(WA)」という言葉を目にしたことがあるのではないでしょうか? パーカーポイント(PP) ワインを100点満点で評価した際の得点のことであり、ロバート・パーカー氏がその評価方法を考案した。 ワインアドヴォケイト(WA) パーカーポイントでワインを評価してまとめた、ロバート・パーカー氏によって創刊されたワイン評価誌。 パーカーポイントやワインアドヴォケイトでの点数は、ワインの価格さえ左右する存在です。 100点満点方式でわかりやすい「パーカーポイント」によってワインを評価したロバート・パーカー氏。 彼が創刊したニュースレターの名前が、「ワインアドヴォケイト」です。このワイン評価誌の特徴は、なんといってもスポンサーを付けずに赤裸々な評価をすること。 その独立性と、パーカー氏の正確なワイン評価で厚い信頼を得ています。 ワインの世界にも、事実に基づき、権威に屈することのない、消費
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ワインの「温度」って何度が適正???

皆さんこんにちは皆さん新倉(シンクラ)です。今日はワインの「温度」について少し書いていきたいと思います。 ワインは繊細な生きた飲み物です。ただあまり難しく考えすぎないでほしいなぁと思っています。 基本となるスタンダートは理解した上で、個人個人の嗜好に合わせてこの様な理由があってこのようにしてみたと自分や一緒にワインを愉しむメンバーと愉しい時間を過ごして頂けたら何よりです。 それぞれのワインに個性があり、その魅力を十分に引き立てる保存に適した温度“保存温度”と味わうのに適した温度“飲みごろ温度”があります。 ワインの保存に適している温度は、赤・白などのスティル・ワインやスパークリングともに共通で、一般的に12℃~15℃とされています。一方、“飲みごろ”と言われる温度帯は、ワインの種類はもちろん、 たとえば、同じ赤ワインであっても、品種や銘柄によって異なります。 深く理解していけば行くほど、原料であるブドウの育成に影響する産地の個性や自然条件までも、ワインの味わいに影響を及ぼしていきます。昔は、白ワインは良く冷やして赤ワインは常温でと言われていましたが、あれは正確にはヨーロッパの気候での前提になります。ヨーロッパの多くは北海道よりも北側の緯度に位置し日本の様な梅雨は、ほとんどありませんので、日本の様な四季がはっきりし梅雨や真夏日が連日続く機構においては最適解ではないと現在では多く言われています。一般的にワインのセラーの標準保存温度は後述が基本とされる事が多いです。 ① スパークリング・ワインの飲みごろ温度 スパークリング・ワインの場合、5℃~8℃の低い温度で冷やすと、泡が抜けにくく
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夏に飲むべきワイン「ロゼワイン」

皆さんこんにちは皆さん新倉(シンクラ)です。 今日はロゼワインについて少し書いていきたいと思います。 皆さんにとって「ロゼワイン」はどんなイメージでしょうか???ロゼはピンク色が特徴的なワインで、日本では「春にお花見をしながら飲みましょう」というのが多くのプロモーションを占めていたと思います。 勿論それは間違いではないと思いますが、私は是非皆さんに夏にキンキンに冷やして飲んで頂きたいと思っています。 なぜなら、フランスではテラスで飲む飲み物といえばロゼワイン。夏にはロゼワインが「居酒屋で生ビール」くらい定着しています。 それはずばり、ロゼがもつ「リラックス」効果によるものでしょう。 ロゼワインには、赤ワインの渋いタンニンや白ワインのシャープな酸はなく、まろやかで飲みやすい。 そしてなによりグラスに注いだ時の色が美しく、眺めているだけでも気分がよくなる。フランス人が夏のヴァカンスにロゼを飲むのは、何にも考えずにリラックスして飲めるからだと言われています。 以前からワインを勉強や趣味の一環として愉しまれていた方々には ロゼワインの選び方や楽しみ方って難しいと考えている人も多そうです。 ロゼワインには濃淡様々な色合いのものが存在し色合いの濃淡を基準に是非ロゼワインをチョイスしてみて下さい。 これが私からみなさんにお伝えしたい、いちばんのポイントです。 淡い色あいのロゼは、ブドウの色素の抽出が控えめで白ワインに近い味わい。色が濃くなるにしたがって、味わいもしっかりとしてきて赤ワインに近づいていきます。ですので、白に近い味わいの気分の時は、淡い色のロゼ。 ちょっと赤ワインが飲みたいという
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ワインショップの上手な付き合い方

こんにちは皆さん新倉(シンクラ)です。 近頃はカジュアルな雰囲気のワインショップも随分増え、スーパーやコンビニでもワインが買えるようになりました。品質の高いアイテムも多いですし、ワインショップへの敷居も向かいに比べ身近になりました。昔はネットショップは危ないと言われていましたが、RAKUTENさん等に大手酒屋さんが参入した事も影響し、以前に比べリスク少なく上質なワインを愉しめるようになったぁと思っています。 今回は、長くワインに関わらせて頂いた経験をもとに、実店舗のワインショップを上手に利用する方法をお伝えしたいと思います。 まず最初は同じお店を利用してみることをお薦めします。 お店は空調がきちんと管理されていて(一般的なお店よりちょっと涼しく感じるくらいがベスト)、ある程度ワインの種類が揃っているお店が良いでしょう。  希望に合うお店が見つかったら、お店の人に声をかけてみましょう。店員さんと仲良くなれば色んな相談もしやすくなります。 どんなワインが欲しいのか、出来るだけ詳細に伝えられると良いのですが、その時にワインの専門用語を使わなければ、と気負う必要は全くありません。 夕食のメニューを伝えて、それに合うワインをでもいいですし、毎日少しずつ飲むので抜栓してから出来るだけ日持ちするワインが良いとか、贈り物にするのでエチケットがお洒落なものが良い等、ワインの味わい以外の希望も案外あるでしょう。 大事な事は、最初に予算をはっきりと伝えることです。 それは決して恥ずかしいことではありません。 ワインショップやソムリエの役割は、予算内でお客様の希望に出来るだけ見合うワインを選ぶことなの
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ワイングラスの役割

こんにちは皆さん新倉(シンクラ)です。今日はワインに関するグラス豆知識を綴らせて頂きます。私の仕事は飲食店主に様々なレストランの新規開業や既存のレストランのスタッフさんの教育プログラムを作ったり業務改善・ワインリストを製作する事なのでそこで非常に重要なワイングラスについて書いていきます。ここ数年、ワイングラスについて特に談義されているのは「持ち方」です。 グラスは、ワインが注がれる部分をボウル、その下のボウルを支える細いスティック状の部分をステム、グラス全体を固定するプレート(フット)で構成されています。 日本では一般的にステムを持つことがマナーとされる場合が多いですが、国際的にはボウルの部分を持つのが一般的です。いわゆる石原裕次郎さん持ちですね(笑) ステムを持つと手の熱でワインが温まってしまうのを防ぐことができるためテイスティングする際には推奨されていますが、パーティーなどの場では安定感に欠け、こぼしてしまう原因になってしまいます。 立食パーティーなど移動することが多いシーンでは、なるべく安定感を重視してボウルを持つようにし、温度を急激に上げたくないときはステムを持つなど、その場に応じて使い分けしてみると良いでしょう。 グラスを選ぶ際のポイントは「薄手」のグラスがおすすめです。 その理由としては唇に当たる部分が薄ければ薄いほどワインの口当たりが良くなり、驚くほど美味しく感じるためです。 そんなポイントも抑えながら、もっと具体的にワイングラスを選ぶときに気を付けてほしい要点をご紹介します。 初めてワイングラスを購入するときに何脚も揃えるのは少しハードルが高いですよね。 そんな
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レストランで一目置かれるお客様となる為に

皆さんこんにちは。大阪のレストランコンサルタントを始めました新倉(シンクラ)と申します。初めてレストランを訪れるとき大なり小なり緊張を伴います。 今日はタイトルについて綴らせて頂きます。 レストランの多くはお客さんの来店に合わせ材料を仕入れて サービスは、お客様から伺った事前情報を基に万全を目指して施一杯の準備をしています。 その中で、予約するという事はお店とお客様の約束を意味しています。 大切な人のとの約束をもし守らない人が居たらあなたはどう思いますか??不快になると思います。 そうならない為にポイントをいくつかお伝えしたいと思います。お店のスタッフを味方につける事が非常に重要です。 その上で特に大事な3点をお伝えさせて頂きます。① 時間通りの来店。(遅れる場合は必ず連絡を入れる)② 男性はジャケットを着用。靴は革靴出来ればチキンと磨く。 ③ 基礎知識を勉強してもお店に偉そうにしない。 他にもポイントは存在しますが 上記の3点に気を付けるだけでも、エスコートすべき相手にもレストランからも一目置かれ、ひいてはビジネスにおいても良い事が起こるはずです。そんな方はいらっしゃらないと思いますが、特に3つのポイントを高い確率で外してしますとレストランにとってあなたは「良くないお客様」「面倒なお客様」と認識をされ、その後のレストラン利用において幸運は訪れないと確信しています。 なぜならレストランのスタッフも人間で感情に左右されるからです。 本来の姿はお客様がレストランを選ぶようにレストラン側もお客様を選んでいるからです。 あくまで対等な関係性から生まれる「等価交換な約束」であるべきなので
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運も実力のうち⑧~ソムリエが語るウイスキーの話~

融資を受ける際、必ず事業内容を言わなければならないですが当時、蒸留所を建設しウイスキーを造るといっても融資は中々してもらえません。政孝は北海道に工場を建設し、表向きはリンゴジュースを造る会社としてスタートします。こうすることで寿屋(サントリー)に対して競合しませんよというアピールに。そしてウイスキーを熟成の間、リンゴジュースを売ることで難を凌いでました。創業時の会社名、大日本果汁株式会社。ここからも表向きの事業が分かりますね。そして後に、ニッカウヰスキー変わっていきます。肝心のウイスキーですが、当時の日本人の趣向に合わずサントリー同様あまりうまくいきませんでした。少しずつ認知されていき人気が出てきます。そして宮城に2つ目の工場を建設し、ウイスキーづくりを加速させていきます。国内でのニッカウヰスキーの地位は不動のものになります。そして政孝が亡くなったあと世界に認められるウイスキーとなったのです。頑固に信念をもってウイスキーを造り続けた結果、現在のジャパニーズウイスキーの礎となり現在は世界中で飲まれています。この素晴らしい物語は、いくつか書籍となっておりますが、今回はこの写真の本を参考にさせて頂きました。今回のシリーズはこれで終了です。ウイスキーへの認識が少しでも深まってもらえると嬉しいです。
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運も実力のうち⑦~ソムリエが語るウイスキーの話~

スコットランドで2年間、猛勉強をしウイスキーづくりを徹底的に盗んできた政孝。帰国後、摂津酒造に戻り働きますがウイスキーづくりは叶いません。摂津酒造をやめることとなります。そんな政孝にとある人物が近づきます。鳥井信治郎という人物です。彼は「寿屋」という会社の社長で政孝を自社に入れます。ちなみに、「寿屋」はのちのサントリーです。寿屋は摂津酒造と古くから取引があり、政孝の姿も目にしていました。神戸港に見送りにも来ていました。鳥井は政孝にウイスキーづくりを依頼します。そしてある蒸留所が完成します。山崎蒸留所です。そして満を持してサントリー第一号のウイスキーが発売されます。しかし、これが大失敗。全然売れないんです。さらに、本格ウイスキーを造りたい政孝とサントリー経営陣の意見がすれ違い始めます。後に金融恐慌の影響もありビール工場の工場長も兼務しその後、寿屋を退社。政孝には様々な葛藤がありましたが、独立を決意します。スコットランドにいるころから政孝は北海道こそウイスキーづくりに適した土地と考えていました。後に北海道の余市に蒸留所を構えるのですが、ウイスキーの熟成には何年もかかります。さらに、寿屋をやめてすぐウイスキーを造るということは、鳥井に対して喧嘩を売るに等しい行為でした。角を立てたくない政孝は競合しないという意思表示をします。政孝のとった行動は、次回に続く。
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運も実力のうち⑥~ソムリエが語るウイスキーの話~

さあ、最後の国となりました。その国とは、日本です!!日本のウイスキーは前述の4か国のウイスキーほどの歴史はございませんが、世界に認められたウイスキーなので是非紹介させてください。日本のウイスキーを語るには欠かせない人物が一人います。その名は竹鶴政孝です。「マッサン」という彼を題材にしたドラマがありましたね。彼なくしては今のジャパニーズウイスキーはありません。今回は主に彼の話をしていきます。日本のウイスキーが世界で評価され始めたのは2000年以降です。「シングルカスク余市10年」がブラインドテストでスコッチやバーボンを抑え世界最高評価を受けます。このころからジャパニーズウイスキーが世界から注目を集めます。そんな日本のウイスキーですが政孝が学生のころ、それはそれは粗悪なものでした。アルコールの香料や甘味料が含有されたものでイミテーションと呼ばれていました。学生の正孝は醸造学を学んでおり、卒業後「摂津酒造」という会社に入社します。第一次世界大戦中は武器の火薬製造にアルコールが必要であったため摂津酒造は大儲けをしていました。その従業員ということで、政孝は兵役を免除されます。社長の阿部は政孝の兵役免除を知り、あることを提案します。スコットランドでウイスキーの製法を学んでこないか?阿部はイミテーションでは満足できない時代が来ると予想していました。本格ウイスキーを造りたいと考えていたところで政孝に白羽の矢が向きました。留学資金もすべて援助するというのですから、政孝も驚きです。二つ返事でOKし、スコットランドへ向かいます。神戸港から旅立つ政孝、そこにはとある運命の人物が見送りに来ていました。
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入社一年目に意識し、将来二年目以降に指導できるよう努力をする項目(8~13)

入社一年目に意識し、将来二年目以降に指導できるよう努力をする項目(8~13) 今日は前回の続きでタイトルの続きを綴らせて頂きます。 8. スタッフみんなで「しあわせな職場をつくる」 人生を豊かにする大切な思い お互いに何でも言い合える仲間と一緒に、成長しながら協力し合えるチームを作り、笑顔で楽しく明るい毎日を送りたい スタッフ同士の不仲な様子や職場内コミュニケーション不足、日々の仕事に楽しみを見出せていない職場事情は、お客様に伝わっている 隠そうと思っても隠しきれるものではありません  現場と職場事情は表裏一体。職場が変われば、現場も変わる 人としてのあたたかみのある所作が場の空気を変える。心を配ろうとする姿勢が場の空気を変える 一人一人が「何をどうしたいのか」思い合わせる 一人一人が自分の出来ることを仕え合わせる 自分一人ではできないことをお互いに支え合わせる 9. 業績が出ないお店が陥る罠 広告やチラシ、ネットを通じた集客策を講じる → いっこうにリピートもせず業績が下がる一方 お店の事を知って頂き、リピーターにする事の本当の目的を知らない、わかっていないことが多い(何をしないといけないか考え行動する) シンプルで当たり前のことの積み重ね(目の前のお客様一人一人を大切にするという原点)を行う 広告やチラシ、ネットを通じた集客をするのであれば、その原点をコツコツ積み重ねてどこまでも磨きをかけられるかが業績を左右する 10. リピート率9割を超える店舗をつくる(基本コンセプト) 基本コンセプトをつくる(店舗の業態を加味して) どんなお店にしたいのか? スタッフ全員に「どんな店に
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運も実力のうち⑤~ソムリエが語るウイスキーの話~

今回はカナディアンウイスキーの話です。カナダのウイスキーは18世紀ごろ生産が始まりました。穀物が過剰生産となり余った分でウイスキーを造り始めました。ただ、当時のウイスキーはお世辞にも良品とは言えず、かなり粗悪なものだったと言われています。現在はもちろん素晴らしいウイスキーを造っていますし、もちろん現在の法律では、当時造られたものはカナディアンウイスキーとは認められません。そんなカナディアンウイスキーですが、他のウイスキーにはない特徴があります。それは全くウィスキーとは関係のない香味液を規定量内で用いる場合があるということです。香味液はワイン、ブランデー、シェリーが例に挙げられます。これによって、とてもフルーティーで芳醇なウイスキーとなります。このように個性的で高品質なカナディアンウイスキーは、何がきっかけで大きく成長したんでしょうか?アメリカの禁酒法です。この時代にアメリカに盛んに密輸をし、成長のきっかけとなりました。たくさん造ると技術や効率もどんどん上がっていきます。そして第2次世界大戦後、このフルーティーなウイスキーは世界中で好まれます。品質も高く、世界で人気が高まりました。ということで前回のクイズの答えはカナダからウイスキーを密輸でした。これまでスコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダが出てきましたが5大国なのであと1か国ですね。どこだと思いますか?
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運も実力のうち④~ソムリエが語るウイスキーの話~

5大ウイスキー3か国目はアメリカです。アメリカのウイスキーは衰退しきってから徐々に復興してきました。そして何かが衰退すると、何かが発達するものです。アメリカンウイスキーは移民してきたスコットランド人やアイルランド人によってもたらされました。アメリカ独立後ウイスキーに対し重税が課せられます。本当に政治家重税大好きですな。製造業者は税金から逃れるため、当時独立13州外だった内陸のテネシー州やケンタッキー州へ移動しました。この辺りはトウモロコシの生産に適していたためバーボンウイスキーの製法が確立されます。南北戦争後は生産量が増大し国内で大きく発達していきます。1920年の連邦禁酒法により多くの蒸留所は閉鎖に追い込まれます。取り締まりは厳しく、密造もスコットランドほど発達しませんでした。1933年には撤廃されましたが、州ごとには禁酒法を残している場合もあり、そして第2次世界大戦の影響もあり復興が軌道に乗ったのは1950年以降でした。スコットランドの重税も、アメリカの禁酒法もそうですが、昨日まで飲めたお酒を今日から飲めませんとなると人間辛いものです。我慢は長続きしませんから。アメリカは密造もままならない。こうなると頼る手段は一つ!密輸です!!さて問題です。アメリカの人々は何をどこから密輸していたでしょうか?
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業績を上げ続ける(リピート率9割を超える)店舗のつくりかた4

業績を上げ続ける(リピート率9割を超える)店舗のつくりかた今日は連日のタイトル第四弾です。全ての要素を25のコンテンツに分けたシリーズものです。 全5回でタイトルのコンテンツをご紹介しています。 引き続き頑張って毎日ブログ頑張りますので、お付き合いいただけると非常に喜びます。 17. 安心な空間をつくる、音にこだわる 目と耳と鼻で感じ取る安心感、その音にこだわる お客様は入口に入った瞬間から、目や鼻や耳によって無意識のうちに、その場の安心感を皮膚感覚で感じとる 聴覚に対する思いやりやこだわりに敏感になる(椅子を引く音、シルバーグラスの音、スタッフ間の会話、足音ほか) BGM選曲、機材、ボリューム感 18. おもてなしの質が透けて見える瞬間 グラスの持ち方、器の持ち方、トレーの持ち方 ほうきやチリトリの持ち方 ダスターの持ち方 釣銭の受け渡し方 など 19. おもてなしとは目配り気配り心配り 気持ちは見えないけど、気配りは見える 心は見えないけど、心配りは見える 20. さりげなくお客様に視線を向ける 視野を高くして視野を広くする 圧倒的に視線が高く、視野が広い=つまり目配り力が圧倒的に違う 気配りや心配りの前に必要なことは、目配り力 視野が広くなれば、動く範囲もスピードも変わる(スポーツ感覚で全体を見渡すトレーニング=俯瞰力) スタッフの動きが機敏になる、話しかけやすくなる、呼ばれる前に行動できる(圧倒的な察知力) 視野が広くなってくると行動範囲やスピードまで劇的に変わってくる(疲労も軽減できる)
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運も実力のうち③~ソムリエが語るウイスキーの話~

5大ウイスキーの2つ目、今回はスコットランドのお話です。蒸留の技術はアイルランドから入ってきたようです。アイルランドと同じくビール文化の国です。良質な水が豊富で、ジンという蒸留酒はイギリス発祥です。スコッチウイスキーの転機は大きく2つあります。まず1つは酒税です。当時の国王はあるとき、ウイスキーにとんでもない税金をかけます。税率は15倍だったという説もあるようです。日本の消費税っぽく言うと、税抜き1000円、税込み15000円です。この目的はフランスとの戦争資金捻出のためだそうです。こうなると正攻法でお酒を造るととんでもない税金をかけられます。こんな高額な税金をかけられると、こっそりばれないように造りたくなるものです。そうです。密造が発達していったのです。一時期は消費されているウイスキーの半分以上は密造だったそうです。この時代に密造業者の製造技術が大きく発展し、品質は正規業者を凌駕したと言われています。ちなみに、現在はもちろんそんな高い税金がかかっておりません。酒税法改正のきっかけは、当時の国王があろうことか密造のウイスキーを愛好してしまい、王が密造酒を好むことはあってはならないと税率を引き下げたと言われています。2つ目の転機は、ぶどうの壊滅です。当時のヨーロッパ上流階級の間では主にワインやブランデーが愛好されていました。そしてフィロキセラという病気がヨーロッパ全土のぶどうに感染しほぼ全滅に追い込みます。ワインの生産はできなくなります。同時にブランデーの生産もできません。それに代わるものとしてウイスキーが爆発的な人気を博しました。結局みんなお酒飲みたいんですよね。ちなみに現在で
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運も実力のうち②~ソムリエが語るウイスキーの話~

前回はウイスキーの5大国というお話をしました。この5つの国とヨーロッパ諸国はとても密接に関係しています。まずお話しするのはアイルランド。アイリッシュウイスキーももちろんですが、ギネス、キルケニーなどビールが有名な国です。ラグビーが盛んで、試合のある日は夕方からのみはじめ、試合終了後夜中までビールを飲み続けるなんてこともあるみたいです。ビールとウイスキーが文化であることが分かります。さて、このアイルランドですがウイスキー蒸留の技術はここから始まったといわれています。修道僧が中東の香水造りを応用したことが始まりみたいです。年月を経てアイリッシュウイスキーの評価は高まり、一時6割の世界シェアを誇っていました。ここからの衰退というのが今日のお話です。まずは2度の世界大戦、これはウイスキーだけでなく世界中のお酒が衰退しました。そして、主な輸出国であったアメリカの禁酒法。これはかなり痛いですが、これもまた他のお酒も影響を受けます。何より影響があった出来事はイギリスからの独立戦争です。これの報復措置によりイギリスおよびその植民地への輸出が皆無に。さらに、とある出来事がきっかけでスコッチウイスキーが大飛躍。もう出る幕ありません。ほぼ壊滅的な状態ではありましたが、現在は復活を遂げています。アイリッシュウイスキーは飲みやすいものが多く初心者にはとてもお勧めです(個人的な意見です)。次回は上記のとある出来事からお話ししますね。
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業績を上げ続ける(リピート率9割を超える)店舗のつくりかた2

業績を上げ続ける(リピート率9割を超える)店舗のつくりかた2 今日からは前回の続きをつづっていきます。 4. 人としてのあたたかさが伝わってくる目と笑顔と言葉 安心感が広がり、空気感を変える挨拶 そして言葉によってその相手にまで笑顔が伝染し、その空間全体に安心感が広がっていく 5. 足を運んでくださったことに対し、最大の感謝でご挨拶する 心のあり方が見える挨拶 お客様に対する入口の挨拶の違い 最大限の歓迎感謝の気持ちや心までお客様の目にハッキリと見えるくらいの所作ができているということ ちょうど良い加減の挨拶、おごそかでなくゆるすぎることもない挨拶は、人としてのあたたかさとやさしさを感じるもの ちょうど良い加減の挨拶から、絶大なる安心感と心地良さと信頼感が付与される 挨拶にはその店舗のもてなす姿勢の全てが凝縮されている 6. 入口から清潔感のあるお店 感謝とおもてなしの心があらわれる入口 入口にはお客様への感謝の思いやおもてなしの姿勢がはっきりとあらわれる 不信感がつのるお店(入口の清潔感、小さなゴミやほこり、テーブルベタつき、テーブル椅子の脚や床の隅々のほこり) お客様の目につきにくいところが汚れている → 厨房も汚れているかも → そのような商品が提供されているかも → もうこの店には来ない 7. 最も影響力のある「看板」 ピシッとしている(ほこり汚れ、お客様の目線や角度を気にしている、いつもピカピカ、メニューのゆがみ・大きさ、文字の大きさ・見やすさ) 8. お客様に対する歓迎感謝を感じられる入口挨拶 わざわざ時間と労力をかけて足を運んでくださった事を想像すれば、きっと言葉
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業績を上げ続ける(リピート率9割を超える)店舗のつくりかた

業績を上げ続ける(リピート率9割を超える)店舗のつくりかた 今日からは少しタイトルについて書いていきます。 業績を上げ続ける方法を振り返ってみると 結論として 物事の原理原則はきわめてシンプルであり、ノウハウやテクニックではない不変の真理なのだと確信できます。 その原理原則は、当たり前のような小さな習慣をコツコツ積み重ねる事が、想像をはるかに超える大きな結果に結びつくという事です。 年齢も性別も学歴も国籍も業種業界も何も関係なく誰もができる最高の社会貢献は、やさしさ溢れる笑顔です。 こうした笑顔が社会に広がれば、どれほど私たちの社会も日本の未来も豊かになるだろうと思います。 我々が笑顔溢れる豊かな社会を創造する一端を担えればと願い、 業績を出し続けるスタッフ・チームを育成し、リピート率を高め、繁盛店を作り出す。 そしてまた出店の話を頂け、個人も成長し、会社も盛栄する。 仕事の報酬は、仕事であると考える事だと思います。 大きく分けると ① 具体的な行動とシナリオをデザインする ② 常に毎日ブラッシュアップする項目(現場に蔓延する何気ない所作) が特に重要だと思っています。 それらを少し細かく25項目ほどに分け少しずつご紹介していこうと思います。 1. 繁盛店から感じる息吹 店舗にある看板やメニュー、POPなどからも息吹を感じる テーブルを整え終えた後、調味料やメニューをお客様が見やすい位置にいつも直す(息吹をあたえる) 息(自らの心)がモノや商品やお店に吹き込まれ、繁盛店のオーラを出す 自ら考え動き、にこやかに準備をしはじめる 開店準備や掃除の時間をイキイキ、にこやかにする お客
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飲食店レストランにおける「サービスマン」について

今日はいつもと少し違うレストランにおけるサービスマンについて皆さんにとって「サービス」についてどう思われますか?私の主観ですが、現在の飲食店「レストラン」において「美味しくないお店」を探す方がひょっとしたら難しいと思います。その中で、「サービス」いわゆる「ホール業務」が非常に重要だと考えています。どんなに美味しい料理やワイン等が存在していても、そこに人が介在しお客様の時間や空間を最適に彩るサービスマンが居るからこそレストラン飲食店は素晴らしい思い出となるのです。だからこそ、特にアッパーなレストランは付加価値となるのだと思っています。そしてお客様の記憶に残るのだと思っています。サービスマンが出しゃばっても傍観するだけでも意味はなく、お客様や料理人よりも知識も本来はあるのが当たり前だと思っています。ただ状況によってはお客様やスタッフをたてる事も必要です。普段使いのお店でも高級なお店でも本質は一緒です。サービスマンとは自分という商品を世の中やチームに売り込む自分の営業マンだと思う事が良くあります。有名な方々は多くいらっしゃいますが、私を含め99%の方はそうではないと思います。ただ料理を運んだりする事は、私の中で「サービス」ではありません。ただ運んだりコミュニケーションをするだけなら近い将来私たちの仕事は「ロボット」に変わられるでしょうきっと。そうならない為に、知識や様々な事を吸収し成長していくからこそ「やりがい」を感じてきました。最終的に「サービスマンとしての本質」に顧客の方やお金がついてくると思います。料理人を目指す方は多いですが、正直最初から「サービスマン」を目指す方はすごく少な
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降り注ぐアイデア

皆さんは仕事でどのくらい無茶ぶりされますか?会社員であれば上司、取引先、お客様などから主に言われるのではないでしょうか。私のようなサービス業では主にお客様から無理難題を言われることが多いのですが、上司からも数々の無理難題を受けてまいりました。そのうちの一つが、「ねえ、泡盛でオリジナルカクテル作れない?」いつ必要かと聞くとどうやら明日……上層部の思い付きというやつです。こんなこと日常茶飯事ですが、この時は困ってしまいました。恐らく経験豊富なバーテンダーならささっと造りますが、当時の私はほとんど泡盛を飲んだことがないので頭を抱えました。とりあえず泡盛をテイスティング……私のオリジナルカクテルの作り方がいくつかあります。それを駆使し、何とか間に合わせました。洋酒ばかり扱ってきた私が、日本原産の酒を勉強しようと強く実感した瞬間でした。
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トラピストビール

この写真激レアビールなので自慢させてください(笑)このビールですが、トラピストビールといいますが聞いたことありますか?トラピストとはカトリックの修道会です。その修道院にて醸造されたビールをトラピストビールと呼びます。トラピスト修道院は日本にも存在し、そこで作られたものが地元の名産品になったりしています。そんなトラピストビールですが、大企業と連携し大量生産をしている場合もあります。Chimayというベルギービールが有名ですね。そういったビールを含めトラピストビールを製造している修道院は何と世界に12か所。たった12か所です。その約半分はベルギーに集中しています。なぜベルギーに集中しているかというと、キリスト教の儀式が関係してきます。キリスト教会の儀式に欠かせないもの、それはワインとパンです。イエスキリストの最後の晩餐の時の言葉で、パンを手に取り「これは私の体である」そして、ワインを手に取り「これは私の血である」と言って、弟子たちに分け与えたそうです。クリスチャンの方、間違っていたらすいません。ぶどうの育つ地域ではワインを儀式で使うことは全く問題ありません。しかし、ぶどうが全く育たない地域もあります。ベルギーもその地域の一つです。そこで代用されたのがベルギーの名産品のビールです。儀式のために修道院でビールを造るようになったのがトラピストビールの始まりです。トラピストビールを製造しているのは世界に12か所ですが、その中の一つがイタリアにあります。ローマ郊外にある教会でトレフォンターネという修道院です。Chimayのようなビールを除けばトラピストビールは基本的に現地でしか買えません。イ
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人生で一番おいしい○○

人生の中で一番おいしいと思える物って何かありますか?色々とあって選びきれないかとは思いますが、この写真の料理はとても印象に残ったので是非紹介させてください。イタリアに訪れた際、食べておいた方が良いものといえばトリュフです。トリュフは香りが豊かで、料理を引き立てつつトリュフの香りを楽しみます。スライスしたものをかけるのが一般的です。トリュフの収穫季節ともなれば、各地でトリュフ祭りです。香り高いトリュフ料理と香り高いワインは相性抜群です。でも~、せっかくイタリア来たんだし~、どうせなら~、トリュフメインで楽しめる料理ってないのかな~?なんて考えていたら教えてもらいました。トリュフを全力で楽しめる、トリュフが前面にしゃしゃり出た料理。レストランにて出てきたのは、なんと目玉焼き。超シンプルな卵料理。今まで食べた目玉焼きで一番おいしい。こんなにもトリュフをしっかりと味わえる料理があるんだと感動しました。もちろんワインとの相性も抜群。とても幸せな気分で、最高の夜でした。
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ワインへの第一歩

ワインの知識が、コミュニケーションの大きな武器に 「ビジネスの共通言語はワイン」とか 「教養としてワインを身につけることは、ワインのみならず幅広いジャンルを包括的に学ぶことにつながる」とのこと。 地理、歴史、言語、文化、宗教、経済、投資など、ワインの知識は各分野に横断的に関わっているので、ワインの知識を知ることで、国際的な問題や教養さえも得られ、コミュニケーションツールとしての大きな武器になるのだとか。 特に欧米では、最強のツールと言えるほど重要」とのこと。 政治や宗教はもちろん、多種多様な人種が暮らし、考え方もさまざまな欧米では、時事問題を気軽に話すのが難しいのが現状。ビジネスの場面でもインサイダーの意識が強いため、仕事の話も敬遠されがちなのだそうです。 そこで選ばれる話題が、スポーツ、アート、音楽、映画、そしてワイン。日常的にワインに親しむ欧米では、特にエグゼクティブなポジションの人との会話になればなるほど、ワインが話題に上がってくるそうです。 今回は、「そうはいっても、ワインの知識なんて全然ない!」「何から学べばいいかもわからない」という人のために、本書から「超初心者向けの基礎知識」をいくつか紹介しましょう。 最低限知っておきたいぶどうの品種 <赤ワインで使われる主な品種&基礎知識> ●カベルネソーヴィニヨン 世界で最も生産量が多く、ほぼすべてのワイン産地で栽培されている品種。タンニンを豊富に含み、濃厚でしっかりした味わいが特徴で、さまざまなワインに幅広く使われている。 ●ピノノワール フランス・ブルゴーニュ地方原産で、栽培が難しく繊細なぶどう品種。一方で、世界一のワイン
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アプリソムリエ?

こんにちは皆様。今日は雨が降らないうちにジム、朝からジム、次女がお休みだから三人でジムに急ぎ足。今日は筋トレの日(ジムでトレッドミルだけの日もある)特にキツイ足トレの日、でも久しぶりだから3つだけ(こういうのがイケないんだな)スミスマシンで30㎏のスクワット、アブダクション(たぶんこんな名前)で内ももとお尻のトレーニング。3人交代で器具を使うので、いきおい空き時間が出来る、この空き時間、効果的な使い方がない、無いなりに何とでもなるのだが、人間の性か、つけっぱ内のテレビに見入る。殆どのご家庭では、絶対にテレビをつけっぱなしにはしない、ところがここでは1つくらいは消していないテレビがある。今日も見ていると、娘が素っ頓狂な声を出す、「アプリソムリエだって。」アプリソムリエ?素っ頓狂にもなる、星の数ほどあるアプリのソムリエ?次女はソムリエ試験を受けたことがあるので、「スマホを一杯並べて、このテロワールはどこで、トップノートは仄かにフローラル、次に来るのは鉄の香り、最後に鉄が強くなってとかやっているのを想像する。」とはやす。三女は「アプリソムリエが通るのなら私はプログラミングアーティストって名乗る。」と言って居る。何と言っても我々は良いんですがね。解らない職業がたんまり作られている。アプリソムリエもプログラミングアーティストも頑張ってください、私は昔ながらのアプリの先導役とかプログラミング打つ人で良いよ。いつも、有難うございます。
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壁に教科書

ソムリエの最終試験ですが、決して自信満々というわけではありませんでした。というのも私、暗記を大の苦手としています。日本のソムリエは暗記が全てみたいなところがありますので(筆記試験合格しないとテイスティング試験に進めないため)、私にはかなり難しい試験になると思います。本当に日本のソムリエはすごいですね。さてイタリアの試験の話ですが、前半の試験は筆記(選択問題)とテイスティングでした。筆記は恐らく半分も取れなかったでしょう。しかし、味覚には少し自信があるのでテイスティングで何とかカバーできたという感じでした。後半の口頭試問も緊張から思うように答えられず、メンタルをボロボロにされ落ちたと覚悟しながら、その事実を忘れるように残りのイタリア滞在を楽しみました。現実逃避です。この写真はイタリア20州の主要ぶどう品種が記載された壁の飾りです。とても見やすく覚えやすいですが、これを見つけたのは、帰りのローマの空港。もっと早くこいつに出会いたかった。と思いながら撮影しました。
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衝動

皆さん好きなビールはありますか?ビールってどれもおいしくて選べと言われても迷ってしまいます。どのビールもおいしいですもんね。そんなビール大好きな私ですが、定期的に衝動的に飲みたくなるビールがあります。そのビールとはキルケニーというビールです。アイルランドのキルケニーという街で生まれたビールです。微発砲の炭酸にきめ細かい泡、味はとてもまろやかで少し酸味があるのが特徴です。機会があれば一度試して欲しいところなのですが、日本では少しレアなビールです。東京でも中々見つけられませんでした。大阪では1件のバーでしか見つけられておりません。しかも、販売はドラフトビールサーバーのみ。そうです、瓶や缶での販売がありません。ローマにてそんなことを考えながら歩いていると、ふらっと一軒ののバーに入りました。メニューを見るとなんとキルケニーがあるではありませんか。これは運命!!即決でオーダーです。そのバーには5日のローマ滞在で5回お世話になりました。
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縛り

ソムリエの能力があると、中々楽しいものです。私は田舎の港町出身の為、たまに魚介類が無性に食べたくなる時があります。イタリアにいる時はトスカーナの内陸部にずっといたので、あまりシーフードに出会えませんでした。ソムリエの試験後、ヴェネツィアに行く機会がありました。その日の夕食、ホテルのレストランにて魚介ばかり食べてやりました。そこで起こる遊び心。ワインは白を飲まないようにしてみよう。という無駄な縛りで楽しみました。1杯目はヴェネツィアのクラフトビール、2杯目はトスカーナのロゼ、最後は地元のヴェネト州の軽い赤を頂き、最高のペアリングを楽しめました。この能力があると結構お客さんをビックリさせたりできるんですよね。この料理に合うワイン、君に任せる!赤しか飲まないけど魚料理に合わせて!こんな無茶ぶりもよく言われます(笑)こうやって喜んでもらえると楽しいですね。これだからソムリエはやめられない。
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白い山

皆さんはモンブランは好きですか?タイトル通り白い山という意味の栗のケーキです。イタリアにもモンテビアンコというお菓子が存在します。こちらも白い山という意味です。どちらも栗のケーキなのですが両者には明らかな違いが。皆さんがよく目にするモンブランは生クリームの上に栗のクリームがあしらわれています。基本茶色、物によっては黄色かったりしますよね。そしてモンテビアンコは、栗のクリームの上に生クリームを円錐状にあしらいます。そう真っ白なんです。なぜそんな違いがあるのか。どちらもモンブランという実在する山がモデルとなってます。フランスとイタリアの国境にまたがる山です。同じ山ですがフランス側から見るとなだらかで、ごつごつした岩肌が見えます。逆にイタリア側から見ると鋭角で真っ白な雪がかかっているのです。同じようなデザートでもこうも違うのはとても面白いですね。写真はモンブラン登頂時撮影したものです。
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なぜ……⑥(本気で考えたこと)

イタリアのソムリエは一通り授業を受けた後、最終試験があります。前半筆記試験とテイスティング。後半は口頭試問です。後半の試験は試験官によって内容が変わるみたいです。私の場合は、ワインをテイスティングし口頭で分析し、あとは先生の質問攻めに答えるという感じでした。中にはワインリストを事前に造るといった試験もあるらしいです。面白いですね。そんな口頭試問の最初の問題、、、”食前酒で日本酒を飲む場合、何度で提供しますか?”いや日本酒とか授業でやってねーし!(笑)こういった割と意地悪な質問攻めを何とか乗り越え無事、資格を獲得することが出来ました。こういう質問をされると、飲みたくなるんですよね日本酒。ということで帰国後早速、日本酒を飲みに近所の居酒屋へ。そこで本気出して考えてみた。日本酒に合う最強の食べ物。イタリアソムリエ協会の心得は・一方が目立つのではなく料理とお酒両方が調和していること・ワインにあって日本酒にない特徴を捉える・日本酒にあってワインにない特徴ももちろん捉える以上を踏まえ導いた最強のペアリングは……天ぷらです!!!!天ぷらと日本酒、よくある組み合わせですがこのメソッドで考えると非常に優れたペアリングということが分かります。この答えにどうやってたどり着いたか知りたい方、ぜひご質問ください。料理をお酒に合わせることも、お酒を料理に合わせて選ぶことも可能です。常日頃、なぜおいしいかをひたすら考えている私です。このシリーズはひとまずこれで終わりです。面白いテーマがあればまたシリーズ化します。どうしても聞きたいことがあるという方や、興味を持っていただいた方、ぜひこちらもご検討をお願いしま
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なぜ……⑤(一見合わないものも)

You Tubeでこんな動画があります。最悪の組み合わせ、数の子とワイン。色々な方がこういった動画を作られていますが、中にはソムリエの方もいらっしゃいます。すべての動画に共通している盲点。それは、食材(数の子など)のみで組み合わせてしまっているということ。意外にも日本のソムリエも陥る盲点なんです。では、私が実際に普段やっているペアリングの一例です。塩辛+海苔+ご飯→シチリアロゼ明太子+ごま油+ご飯→南イタリアの白(Ciro Bianco)納豆+卵+ネギ+ご飯→プロセッコ塩辛、明太子、納豆、すべてワインに合わなそうな印象を受けますが、この理論でいくと合わせられないものなどありません(笑)こう考えると、フレンチやイタリアンのコースでパンがついている理由も分かりますし、お肉やお魚料理についている付け合わせも注目して、ますます食事を楽しめそうですね。
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なぜ……④(寿司に合うワインは広い)

私はワインの勉強のため2ヶ月弱イタリアにおりました。それだけ海外にいると日本食が恋しくなるものです。ローマにはテルミニという大きな駅があります。そこにはフードコートがありまして連日にぎわっています。ピザ屋やビールバー、ワインバー、ラーメン、持ち帰りのチーズやお惣菜など様々なお店があります。日本のフードコート同様、どの席で何を食べてもいいので私はワインバーに持ち込む食材を物色していました。そうするとお寿司を発見!中身はイカ、エビ、マグロ、イクラなど。早速ワインバーへ持込み。そして、私が選んだのはウンブリア州のスプマンテ。シャンパーニュと同じ製法のワインです。2杯目はシチリア州のロゼ。スプマンテでイカやエビなどの白身のもの、ロゼで赤身魚や魚卵系を。素晴らしいペアリングを堪能しました。ちなみにシャリは見事なアルデンテでした(笑)寿司のペアリングもシャリや醤油があるからこそ成り立つペアリングです。そして、ネタによって合わせるワインが大きく変わります。漬けマグロやアナゴなどは軽い赤でも行けるでしょう。白身の魚は白やロゼワインと本当に幅広いです。こう考えると日常、私たちが食べる物もワインと合わせられます。さて皆さん、ご飯のお供といえば何ですか?
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なぜ……③(合うと思っている人は多い)

イタリアのソムリエは料理とワインの相性を10段階で評価します。1~3は料理とワインのバランスが悪く、組み合わせることで不味くなってしまう状態。4~7は料理またはワイン一方が強調されるが、不味い状態ではない。8~10はバランスがとれていて非常に調和している状態。とザックリこういう基準で評価していきます。イタリアの考え方は、どちらかが引き立つではなく両方バランスよく調和し、さらに美味しくなることが最高のペアリングと言えます。ということを踏まえ、キャビアの話。キャビアは塩漬けしています。かなりしょっぱいですね。この塩辛さに対応できるまろやかなワイン。正直ありません。さらに香りも強い。キャビア単体ではとてもじゃないけどワインと合わせられません。別の話で、サラミとビール。良い組み合わせって思ってる方も多いでしょう。しかし、サラミの塩味と風味の強さは残念ながらビールでは対応しきれません。その風味を流し込むために、沢山ビールを飲みませんか?それでお腹いっぱいになってしまう方も多いのではないでしょうか?生ハムもチーズもサラミもキャビアも、単体では合わせられない。そして、そういうものには必ず付け合わせがある。だからこそ最高のペアリングとなる。この考え方で実践したペアリングを次回紹介します。
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なぜ……②(こんな広告見たことありませんか?)

野菜に合うワイン。チーズに合うワイン。ハーブに合うワイン。肉に合うワイン。魚に合うワイン。キャビアに合うワイン。こんな広告に私は違和感を覚えます。例えば野菜、野菜を生で味付けなしでそのまま召し上がる方いらっしゃいますか?全くいないとは言い切れませんが、生野菜でもドレッシングとかかけますよね。ではチーズとワインは合うのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。モッツアレラチーズを例にしてみましょう。クリーミーで皆に愛されているモッツアレラチーズですが、そのまま食べるには味が薄いです。ワインと合わせるとワインの味が勝ってしまいます。反対にブルーチーズでは、ブルーチーズの強すぎる味と香りでワインが負けてしまいます。肉や魚も同様で味付けなしで召し上がるマニアックな方を除いては、塩やソースで味をつけますよね。つまり、食材単体ではお酒と合わせられないということです。そして、どの食材も味付けによって合わせるワインが変わるということです。これで少し前回の話とつながりますね。こういった広告は間違いとは言いませんが、違和感がありますね。じゃあキャビアとシャンパンはどうなんだ?と思う方はぜひ次回を楽しみにしていてください。
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なぜ……①(序章)

物事には必ず理由があります。チーズの盛り合わせやハムの盛り合わせをお店で注文したことありますか?パン、ドライフルーツ、グリッシーニ、野菜、こういったものが必ずついていると思いませんか。そして、それらがなぜついているのか考えたことありますか?ソムリエになる以前、私は考えたこともありませんでした。皆さんは考えたことありました?あるって人は、中々の探求心です。イタリアのソムリエは、なぜおいしいかを徹底追及します。ソムリエ協会のメソッドに沿って論理的においしい理由を解説するんです。ソムリエの最初の授業でこう言われました。「ソムリエは魔法使いではない。訓練を積んで身につける技術だ」そんなイタリアソムリエ協会のソムリエがこの理由を徹底解説していきます。次回お楽しみに。
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これを家で食えたなら……

食えます。なんて言ってみたい。ごらんのとおりナポリスタイルのピザです。これを作るには絶対に必要な物があります。もちもちの生地、何とか再現できます。トマトソースも再現できます。材料も手に入ります。では何が足りないか。それは、300度を超えるオーブンです。一般的な家庭用のオーブンは250度が限界です。業務用のピザ窯は400~500度で1分ほどで一気に焼き上げます。こうして焼き上げないとふわっとした焼き上がりにならないのです。せめて300度は超えたい。一般家庭でこんなものなかなか手に入りません。しかし、アマゾンなどで小型のピザ釜が売ってるではありませんか。ちょっと高いですが、買った時はまた報告いたします。いつかやりたいベランダでピザとワインペアリング。
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たまにはこっちの話も

いつもイタリアの話ばかりしている私ですが、フランスにも足を運んだことがあります。フランスも言わずと知れたワイン大国ですが、ぶどうが育たない地域があるのをご存知ですか。それは、ノルマンディー地方。ここは冷涼でブドウが育ちません。この辺一帯はリンゴの産地です。この地域で有名なお酒といえば、カルヴァドスですね。リンゴから造る蒸留酒です。そしてノルマンディー地方からブルターニュの方へ少し外れてしまいますが、かの有名なノルマンディー上陸作戦を語るには外せない、モンサンミッシェルもあります。戦争や歴史と合わせてワインを学ぶのも面白いものです。モンサンミッシェルの名物といえばオムレツです。世界一ふわふわだったことは今でも忘れないですね。
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横ですいません

IPAと呼ばれるビールを知っていますか?IPAとはIndia Pale Aleの略です。PaleとAleの説明はまたの機会にするとして、Indiaですね。なぜインドなのかというところをお話ししますね。その昔、インドはイギリスの植民地でした。当然インドにたくさんのイギリス人がいるわけです。イギリスではパブの文化が根付いておりビールやウイスキーは日常的に飲まれていました。しかし、当時のインドは、お酒を造る技術がほぼありませんでした。材料となるものも当時のインドにはありませんでした。でも飲みたいじゃないですか。気持ちはとてもわかりますね。ということで本国からインドに船で運ぶことを試みます。しかしインドとイギリスのあの距離です。冷蔵技術のない当時、100%ビールは腐ります。しかし、インドで頑張ってるあいつらにビールを飲ませたい!と強く意気込み知恵を絞ります。そしてたどり着く2つの答え。アルコール度数を上げて除菌効果を高めよう。しかしそれだけでは足りない。もう一つ、除菌効果のあるホップを大量に入れるのです。こうすることでインドにビールを運ぶことに成功したのですね。この名残は現在のIPAにもあり、ホップのフルーティな香りと高めのアルコール度数が特徴です。ちなみに写真はイタリアのIPA。ソムリエの授業でテイスティングしたものです。ビールの授業もあるんですよ。
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失敗だってあるさ、人間だもの

イタリアのソムリエのクラスは私も入れて生徒三人でした。皆ワイン大好きですぐに意気投合、20代大学生、30代会社員、50代主婦という中々面白いメンバーでした。そんなある日、久しぶりにハンバーガーでも食べようかと近くのレストランへ。もちろんボトルでワイン飲もうってなりますよね。このとき絶賛、フードペアリング勉強中でした。そして、ワインは私が選ぶことに。勉強したての知識を総動員し選んだワインは……Barbera d'Alba!!!何かわからない方は検索してみてください。ピエモンテ州の赤ワインです。まず、計算違いだったのはパテが意外とパサパサ(笑)ジューシーさがないと赤は中々合わせられません。少しワインの味が強く残りました。失敗。でもワインは誰と飲むかが重要だと思うので、楽しい仲間と飲むワインは格別でした。
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発酵とはロマンである

ひとえに発酵といっても色々な発酵があります。皆さんはどんな発酵食品が好きですか?チーズ、みそ、納豆、ヨーグルト。実に様々なものがありますが、ワインに於いて起こり得る発酵はご存知、酵母によるアルコール発酵。そして状態が悪い場合に起こる酢酸発酵。そしてもう一つ重要な発酵がマロラクティック発酵。ちょっと何言ってるのかわからない。(サンドウィッチマン風)マロラクティック発酵って3回言う早口言葉あってもいいかもしれないですね。話を戻します。このマロラクティック発酵はいわゆる乳酸発酵です。ワイン内に乳酸を発生させ、グッとまろやかにします。この写真はアルコール発酵が終了した出来立てほやほやのキアンティ。奥の壁に見えるセメントタンク内に貯蔵されています。醸造家が数値を分析し、どの程度マロラクティック発酵をすべきか判断します。菌も生きているのでとても丁寧な作業です。ロマンが深い!
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レディーファーストについて

レディーファーストについて レストランにおいてレディーファーストはエレガンスの基本の一つかもしれません。 今日は「レディーファースト」について少し書いていこうと思います。 TPOに応じて男性に必要とされる当然のマナーとして 近年では「女性が部屋に入って来たら男性は立つ」などのレディーファーストの行動理念は、欧米においても古い世代のものになりつつあります。 男性が連れの女性をエスコートする際のマナーとしてだけではなく、型どおりであれば良いということでもなく、状況により臨機応変に動くことが望ましいとされています。 道路を男女で連れ立って歩く際は車道側を男性が歩き、女性を事故や引ったくりから守る。 エレベーターでは扉を押さえて女性を先に乗せる。降りる際も扉が閉まらないように気をつけて女性を先に通す。 扉は男性が開け、後に続く女性が通りきるまで手で押さえて待つ。 高級レストランで案内が付くときは、女性を先に通して男性が後ろを歩く。 案内などが付かないレストランでは男性が先に立って席を探す。 ロングドレスの女性は座ってから椅子を引きにくいことがあるので、 座りやすいよう男性が椅子を引き、女性が座りやすいように椅子を戻す。 女性が中座する際、男性は一緒に立ち上がる。席に戻る際にも同様に立ち上がり、座るのを待つ。格の高い女性が立ち上がる際は、その場の男性全員が立つ。 レジでの勘定は、どちらの負担であるかにかかわりなく男性が行う。 女性から招待を受けている場合は例外である。 自動車などの乗降の際においては、特に女性がロングドレスにハイヒールという装いならば、 運転する男性が助手席に回ってドアを
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運も実力のうち①~ソムリエが語るウイスキーの話~

スポーツのレギュラー争いというのは、時に運も必要です。ケガで離脱しているうちにポジションを取られてしまうこともあります。健康でいないと、実力があってもレギュラーになれない場合があります。お酒の世界でも同じようなことがあるのです。偶然が重なり発達し世界中で愛されるお酒はたくさんあります。逆においしいお酒でも地酒でとどまってしまうなんてこともあります。今回はウイスキーで上記の話を掘り下げます。突然ですが、ウイスキー5大国というのが存在しますがどこの国かご存知ですか。この5大ウイスキーがどうやって世界に出たのか。次回からたっぷりお話しします。
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イタリアとシャンパン

イタリア人はかなり頑固な性格です。ワインはフランスよりイタリアだという人も多いです。しかし、シャンパーニュだけはとても敬意を祓っているみたいで、イタリアソムリエ協会にもシャンパン専門のセミナーもあるくらいです。そんなイタリアにも、シャンパーニュに劣らないスパークリングワインの産地があります。フランチャコルタというミラノの東にあるベルガモという都市の近郊にある産地です。ブドウ品種も製法もシャンパーニュそっくりです。ただ歴史がまだ浅いです。しかし品質は全く劣りません。ぜひ一度賞味ください。
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締めシャン

締めシャンという言葉をご存知でしょうか。食事の締めにシャンパーニュを飲むということですね。食事を爽快な気分で終わる。なんて贅沢なのでしょう。ちなみにこちらの写真は朝シャンの様子です。最高に気持ち良いのですが、昼頃眠くなりすぎて後悔します。観光などで楽しみたいという方はお勧めしない飲み方です。
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異文化を知るのは楽しい

皆さんはお好きな飲み会コースありますか?私が最近気に入っているのは、アイリッシュパブでビールを飲み、ワインのあるホルモン屋に行き、最後は葉巻と蒸留酒という飲んだくれコースです。イタリアではアペリティーボという習慣があります。夕方4時ぐらいから、バルに行きお酒を頼むとちょっとしたおつまみが出てきます。1杯引っ掛けてディナーに行く流れですね。この時間帯に散歩をしていると、テラスで出来上がっているおじさんたちをたくさん見かけます。異国の文化や習慣を体験するのって本当に楽しいですね。
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コピー能力

ソムリエというのは、言ってしまえばサービススタッフです。お店の規模にもよりますが基本的に調理は担当しません。私は料理素人ということになります。しかし結構、人を観察するのが好きでして。キッチンスタッフの動きを見て、色々な料理完コピして家で再現しちゃいます。鍋振りとかもそれで覚えました。夢はピザのコピー。しかしそれには石窯が必要です。頑張ります。写真はアクアパッツァとタコのマリネ。
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余すことなく

イタリアにはグラッパという蒸留酒があります。グラッパの最大の特徴はワイン造りで絞ったブドウの搾りかすを使います。かすといっても、ワイン造りでは極優しいソフトプレスでブドウを絞ります。なので果汁はかなり残った状態です。しかし雑味などがかなり残った状態でもあります。この残り果汁をプレスし発酵、蒸留を経てグラッパとなります。蒸留すると雑味はほとんど無くなってしまいます。このような製法なのでワイン造りのついでにグラッパも造っているワイナリーも多いです。写真はバルバレスコのグラッパです。食後にデザートと楽しみたいですね。
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