ワインとチーズ

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皆さんこんにちは。新倉(シンクラ)です。

今日はタイトルにある通り「ワイン」と「チーズ」について考えていきたいと思います。

皆さんはどんなチーズがお好きですか?

ワインとチーズは鉄板の組み合わせですが、合わせるワインとチーズによっては、お互いのおいしさをより生かすことができます。

ただ、世界中には市販されているだけで1000種類以上のチーズがあるといわれ、ワインにぴったりのチーズを選ぶのはなかなか難しいです(泣)

そこで今回は、ワインに合うチーズの選び方をご紹介していきたいと思います。

ワインに合うチーズの選び方

それではまず、ワインに合うチーズの選び方についてお伝えしていきます。
ポイントをしっかり押さえて、難しく考えずワインとチーズを楽しみましょう。

① マリアージュの5原則に沿って選ぶ
マリアージュとはワインと料理の相性のこと。
原理原則を知れば間違いのないチーズ選びが出来るはずです。
ソムリエ試験にも出て来るような定番ってイメージですね。
ワインと同じ原産地のものを選ぶ

まずワインに合うチーズの選び方として、チーズ専門店では同じ原産地のものを選ぶことがポイントであると教えてくれます。
同じ土壌で育った、"ブドウ"で作るワインと牛やヤギのお乳で作る"チーズ"は好相性。

同じ地域ものが見つからない場合は、同じ国・近隣諸国というように範囲を広げていきましょう。

ワインの特徴と似ているものがおすすめ

同じ特徴を持つワインとチーズの組み合わせも好相性です。
例えば、コクのある重めのワインには、香りやクセのあるウォッシュチーズや、
熟成の進んだハードチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノやミモレットがよく合います。
一方、軽めの飲みやすいワインやスパークリングワインには、熟成させないフレッシュなチーズであるモッツァレラチーズ・クリームチーズや若い熟成のセミハードタイプのチーズであるゴーダチーズ・サムソーなどがおすすめです。また、プロセスチーズ(プレーン・スモーク)もよく合います。

酸味の強いワインや貴腐ワインには塩味の強いチーズを
酸味の強いワインやフランスのソーテルヌ・ドイツのシュペートレーゼ・イタリアのピコリットに代表される甘口のデザートワインには塩味の強いチーズが合います。

例えば、酸味の強い白ワインならペコリーノ・ロマーノが高相性。

デザートワインには青カビタイプのスティルトンや、熟成度の高いウォッシュタイプのモン・ドールですね。

ワインと熟成度合いが同じものを

ワインとチーズの相性を考える上で忘れてはならないのが、熟成度。
同じチーズでも作られて間もない若いチーズと何年も寝かされ熟成が進んだチーズでは、味も香りも全くの別物です。
チーズの熟成度合いによってよく合うワインも変わりますが、
同じ度合いで熟成されたものを合わせるのがおすすめです。

目安としては、熟成度の軽い若いチーズはフルーティーな軽めのワイン。
熟成期間の長い深い味わいのチーズには、樽の香りのするスモーキーなワインやビンテージワインというように、ワインもチーズも"重い"か"軽い"で判断するのもいいですね。

香りのよい銘醸ワインに過熟チーズはNG

原料にこだわって作られた上質で繊細な香りが売りのワインを、銘醸ワインといいます。

この手のタイプのワインには、香りを殺してしまうような熟成度の高いチーズを合わせるのはNGです。

以前購入して冷蔵庫に入れっぱなしになっていたチーズが追熟してトロトロになっていた…なんて経験がある方もいるかもしれませが、

過熟したチーズには、濃厚な香りと味に負けない苦みのあるお酒やアルコール度数の高いお酒がよく合います。

ワイン以外に、ブランデーやウイスキー、中には泡盛や焼酎とぴったりのチーズに変身することもありますよ。

 チーズのクセが苦手な人向け!食べやすいチーズを選ぶ

ナチュラルチーズは、クセのある香りが苦手・おすすめといわれて買ってみたら、香りが強すぎて食べられなかったなど、好みが大きく分かれます。
そんな失敗をしないために、まずは日本人に食べやすいといわれる、クセやにおいが穏やかなチーズを選びましょう。

フレッシュチーズがおすすめ

チーズは熟成の過程で独特の香りやクセを増していくため、フレッシュチーズは比較的クセのない商品が多い傾向にあります。

ミルクの風味を感じるモッツァレラやフロマージュ・ブラン、ハーブやフルーツなどを混ぜた様々なバリエーションが楽しめるクリームチーズ、ティラミスにも使用されるマスカルポーネなどがおすすめです。

どうしても迷ったら、盛り合わせ&赤ワイン

ホームパーティーなど、ワインもチーズの好みも様々な人が多く集まるシーンでは、
特定の種類のチーズを用意するよりも、チーズの盛り合わせと赤ワインという組み合わせがおすすめです。

もちろん、白ワインやスパークリングワインと相性のよいチーズもありますが、一般的に白ワインよりも赤ワインの方がどんなチーズにも合うとされています。

ワインもチーズも迷ったら、盛り合わせに赤ワインが鉄板で失敗しない一つの選択肢の一つですね。

ワインと一緒にチーズも皆さんに知って貰えると嬉しいです。

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