横ですいません

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コラム
IPAと呼ばれるビールを知っていますか?

IPAとはIndia Pale Aleの略です。

PaleとAleの説明はまたの機会にするとして、Indiaですね。

なぜインドなのかというところをお話ししますね。

その昔、インドはイギリスの植民地でした。当然インドにたくさんのイギリス人がいるわけです。イギリスではパブの文化が根付いておりビールやウイスキーは日常的に飲まれていました。しかし、当時のインドは、お酒を造る技術がほぼありませんでした。材料となるものも当時のインドにはありませんでした。でも飲みたいじゃないですか。気持ちはとてもわかりますね。ということで本国からインドに船で運ぶことを試みます。しかしインドとイギリスのあの距離です。冷蔵技術のない当時、100%ビールは腐ります。しかし、インドで頑張ってるあいつらにビールを飲ませたい!と強く意気込み知恵を絞ります。そしてたどり着く2つの答え。アルコール度数を上げて除菌効果を高めよう。しかしそれだけでは足りない。もう一つ、除菌効果のあるホップを大量に入れるのです。こうすることでインドにビールを運ぶことに成功したのですね。

この名残は現在のIPAにもあり、ホップのフルーティな香りと高めのアルコール度数が特徴です。ちなみに写真はイタリアのIPA。ソムリエの授業でテイスティングしたものです。ビールの授業もあるんですよ。
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