なぜ……②(こんな広告見たことありませんか?)
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コラム
野菜に合うワイン。
チーズに合うワイン。
ハーブに合うワイン。
肉に合うワイン。
魚に合うワイン。
キャビアに合うワイン。
こんな広告に私は違和感を覚えます。
例えば野菜、野菜を生で味付けなしでそのまま召し上がる方いらっしゃいますか?全くいないとは言い切れませんが、生野菜でもドレッシングとかかけますよね。
ではチーズとワインは合うのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。モッツアレラチーズを例にしてみましょう。クリーミーで皆に愛されているモッツアレラチーズですが、そのまま食べるには味が薄いです。ワインと合わせるとワインの味が勝ってしまいます。反対にブルーチーズでは、ブルーチーズの強すぎる味と香りでワインが負けてしまいます。
肉や魚も同様で味付けなしで召し上がるマニアックな方を除いては、塩やソースで味をつけますよね。
つまり、食材単体ではお酒と合わせられないということです。そして、どの食材も味付けによって合わせるワインが変わるということです。これで少し前回の話とつながりますね。
こういった広告は間違いとは言いませんが、違和感がありますね。
じゃあキャビアとシャンパンはどうなんだ?と思う方はぜひ次回を楽しみにしていてください。