こんにちは、ハルと申します。
普段は、社内向けの生成AI実務活用勉強会の企画支援や、実務で使えるGoogle Workspace(スプレッドシート/GAS)の業務自動化をサポートしています。
社内でのAI勉強会や研修を検討されているご担当者様から、次のようなご相談をいただくことがあります。
「社内向けのAI勉強会を開きたいが、スライドをまとめる時間がない…」
「専門用語が多く、非エンジニアの社員に伝わる構成が作れない…」
「文字ばかりのスライドになってしまい、実際の業務でどう使うかが伝わらない…」
生成AIを実務に取り入れる際、操作手順や用語の解説だけに偏ってしまうと、受講者が「難しそう」「自分の業務には関係ない」と感じてしまい、研修後の実践につながりにくくなります。
今回は、受講者が迷わず翌日から業務で試せるようにするための「研修スライド作成の3原則」を整理しました。
原則1:最初の3枚で「自分の業務にどう関わるか」を示す
AI研修の資料作成で起こりやすいのが、冒頭からモデルの仕組みやパラメータ数、技術的な背景の説明が続いてしまうケースです。
受講者がまず知りたいのは、理論そのものよりも「今日の勉強会で自分の日常業務がどう変わるか」です。
スライドの導入では、以下の構成を意識します。
・身近な業務を題材にする
メール文案の下書き、議事録の要約、定型文の言い換えなど、参加者が日頃行っている作業を具体例として取り上げます。
・作業の変化を視覚的に見せる
これまで手作業で時間をかけていた作業が、AIの補助によってどのような流れに変わるのか、手順の対比を示します。
「自分の仕事でも使えそう」と感じてもらうことが、研修への関心を高める第一歩です。
原則2:文字の羅列を避け、要点と図解で整理する
スライドに説明文をびっしりと書き込んでしまうと、受講者は文字を追うことに集中してしまい、解説や要点が頭に入りにくくなります。
・1スライド1メッセージを基本にする
そのスライドで最も伝えたい結論を1つに絞ります。
・要点を箇条書きで3行程度にまとめる
長い文章で説明せず、キーワードを簡潔に示します。
・手順や比較を図や枠組みで示す
左右の比較や矢印によるフロー図を使うことで、話の流れを直感的に把握しやすくします。
原則3:後からそのまま使える「入力の型」を用意する
研修を聞いた直後は理解できたつもりでも、自席に戻ると何を入力すればよいか分からなくなってしまうことがあります。
研修後の実践を助けるためには、参加者が手元に残して見返せるテンプレートを組み込んでおくことが有効です。
・指示文(プロンプト)の基本枠組み
「前提・目的」「入力データ」「出力形式」の3枠に分けた記入例を用意します。
・よくある注意点と修正例
曖昧な指示と具体的な指示の比較を並べ、修正のコツを示します。
・安全に使うための社内ルール・確認事項
機密情報の入力制限や出力内容のファクトチェックなど、業務で遵守すべき確認手順を明確にします。
社内研修・勉強会向けスライド資料の作成について
「自社の業務に合わせたAI勉強会スライドを用意したい」
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