■『共感性羞恥』とは?
『共感性羞恥(きょうかんせいしゅうち)』とは、他人の恥ずかしい状況を「自分ゴト」のように捉え、自分まで恥ずかしさを感じてしまう心理現象のことです。
つまり、他者の状況や感情に「共感」し、「羞恥心」を感じてしまう現象と表現することができます。
■『共感性羞恥』の発生例
この『共感性羞恥心』は、日常生活からビジネスシーンまで、さまざまな場面で発生する事象です。
代表例としては、以下のようなケースが挙げられます。
●テレビ番組でお笑い芸人が「スベっている」のを見た時
●飲食店の店員の「ミス」に遭遇した時
●SNSで「痛い投稿」や「炎上」を目撃した時
●プレゼンを「失敗した」のを目撃した時
◆テレビ番組でお笑い芸人が「スベっている」のを見た時
例えば、バラエティ番組で、出演するお笑い芸人が「スベった」シーンを見て、居たたまれない気持ちになってしまう時。
テレビ画面の中の出来事であるのに、まるで自分がその場にいるかのように感じてしまい、思わずチャンネルを変えてしまう人もいるかもしれません。
◆飲食店の店員の「ミス」に遭遇した時
飲食店で店員さんが注文を間違えてしまったり、食器を落として割ってしまうなどのミスに遭遇した時。
◆SNSで「痛い投稿」や「炎上」を目撃した時
知り合いやフォロワーが、SNSで「痛い投稿」をしていたり「炎上」しているのを目撃した時。
このように、顔が見えない相手の言動に対しても『共感性羞恥』を感じることがあるのです。
◆プレゼンを「失敗した」のを目撃した時
ビジネスシーンでいえば、同僚がプレゼンを失敗しているのを目の前で遭遇した時。
■『共感性羞恥』を感じることによるメリットも
他人の「恥」や「失敗」を見て自分も恥ずかしくなる『共感性羞恥』には、デメリットだけでなくメリットもあります。
●「共感力」が高く相手の気持ちを汲み取れる
●他人の「恥」や「失敗」を教訓として活かすことができる
◆「共感力」が高く相手の気持ちを汲み取ることができる
『共感性羞恥』を抱きやすい人は、「共感力」が高く相手の気持ちを汲み取れるという長所を持っていると言えます。
多くは性格的に穏やかで優しく、さまざまな事象に対して繊細に感じ取れる感性を持っています。
◆他人の「恥」や「失敗」を教訓として活かすことができる
他人の「恥」や「失敗」を自分ゴトとして恥ずかしく思えることで、自分自身が「望ましくない言動を選択せずに済む」というメリットもあります。
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