成功を収めた人には「さらに成功」が舞い込みやすくなる!?『マタイ効果』

成功を収めた人には「さらに成功」が舞い込みやすくなる!?『マタイ効果』

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ビジネス・マーケティング

■『マタイ効果』とは?

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成功者は信頼を得て次のチャンスを得やすくなる現象を意味する『マタイ効果(Matthew Effect)』

つまり、「成功した人は注目され、さらに成功する可能性が高まる」ということです。

◆提唱したのは?

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この『マタイ効果』は、アメリカの社会学者である、ロバート・K・マートン 氏によって1960年代に提唱されました。

元々は、「高名な科学者は、そうでない科学者よりも大きな評価を受ける」という現象を指して使われた言葉でした。

名称の由来は、新約聖書の『マタイによる福音書』の中に出てくる「持っている者は与えられてますます豊かになり、持っていない者は持っているものまで取り上げられるだろう」という言葉が由来になっています。

■『マタイ効果』のメリット

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『マタイ効果』のメリットとしては、以下が挙げられます。

●「エース社員」にはチャンスがより巡ってくる
●企業の「持続的な成功」と「安定」をもたらす可能性が高まる
●顧客や消費者から「信頼」を得やすくなる
●「ロイヤルティ」が向上することも
●「選択と集中」で人材育成を効率化
●人材獲得に「優位性」が生まれる

◆「エース社員」にはチャンスがより巡ってくる

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「従業員」にフォーカスすると、仕事で成果を出した従業員は、より多くの機会を得ることができるため、さらに成果を出すチャンスに恵まれ、昇進などのキャリアアップにつながりやすくなるというメリットが生じやすくなります。

◆企業の「持続的な成長」と「安定」をもたらす可能性が高まる

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「企業」にフォーカスしてみると、成功した社員やチームが持続的に成功を収めることで、企業が事業や経営の安定性を維持しやすくなるのもメリットの一つと言えます。

◆顧客や消費者から「信頼」を得やすくなる

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市場(マーケット)でシェアを獲得し業績を上げている企業は、知名度や認知度とともに、企業や取り扱う商品・サービスの「ブランド力」も高まりやすくなります。

知名度や認知度、ブランド力が高まれば、その分業績も高まり、より多くの広告費を投入できるようになるため、さらに「ブランド力」が高まります。

結果、高い「ブランド力」を背景に顧客や消費者から信頼を得やすくなる、というわけです。

◆「ロイヤルティ」が向上することも

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企業集団に所属するハイパフォーマーの存在によってチーム全体としての成果が出ることで、ほかのメンバーにとっての「やりがい」になり、組織に対する「ロイヤルティ(忠誠心や愛着)」の向上につながります。

◆「選択と集中」で人材育成を効率化

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これまで多くの企業では「優秀な人材を選んで育成する」手法がとられてきました。

ハイパフォーマーになり得る候補者を選抜し、その人材に社内のリソースを集中して育成することで、その人材にさらに成功が舞い込むという、『マタイ効果』を意図的に発生させようとしていたというわけです。

このように「選択と集中」で人材育成をすることで、限られたリソースであっても効率的に人材教育ができるようになります。

◆人材獲得に「優位性」が生まれる

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さらに「ブランド力」が高まることになれば、求職者からも選ばれやすくなり、多くの応募者を引き寄せることで、結果的に優秀な人材を獲得しやすくなります。

■『マタイ効果』のデメリット

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『マタイ効果』は成功者に偏向する現象であることから、複数のデメリットが生じてしまうことになります。

●「公平性」が損なわれてしまう
●「過剰に評価」されてしまうケースも
●「ほかの社員」のモチベーションが低下

◆「公平性」が損なわれてしまう

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成功を収めた人はさらなるチャンスや成功を得やすくなる『マタイ効果』。

ハイパフォーマーな従業員には、高いパフォーマンスを発揮する機会などを得やすくなるため、「それ以外の従業員」と比較すると「格差」が生じてしまうことになり、公平性に疑問符がついてしまいます。

つまり、成長しやすい環境に身を置く社員は、(当たり前ですが)ほかの社員よりも成長しやすく・評価されやすくなります。

一方で、成長機会の乏しい環境に配置された社員は、相対的にも成長・評価されにくくなり、時間の経過とともに能力に大きな差が生じてしまうかもしれません。

◆「過剰に評価」されてしまうケースも

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「成果を上げる従業員」というイメージによって、本来の能力よりも高い評価を得てしまうことも

◆「ほかの社員」のモチベーションが低下

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「公平性」が損なわれてしまうことで、従業員間で環境・意識ともに「不平等感」が大きくなってしまい、本来は能力が高い従業員が不遇な立場から退職してしまうなどのリスクが生じてしまいます。

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