いつもブログをご覧いただいている方、ありがとうございます。
まだ実績ゼロの私の文章を、こうして読んでくれる人がいる。そのことに、毎日、助けられています。
今日は、「大丈夫」が口癖になっているあなたへ伝えたい事」に向けて書きます。
つらいのに、「大丈夫です」と言ってしまう。本当はしんどいのに、つい笑ってごまかしてしまう。誰かに頼ればいいのに、どうしてもそれができない。
もし、あなたがそういう人なら。少しだけ、聞いてください。
■ 「大丈夫」が、口癖になっていないか
弱音を吐くのが苦手な人には、ある特徴があります。
「大丈夫です」。
たとえば、職場で「最近仕事どう?」と聞かれたとき。
本当は、もう限界が近いのに、反射的に笑って、「いやー、大丈夫です」や「うまくやってるよ」と見え張って答えてしまう。
心の中はぐちゃぐちゃなのに、表向きは何ともない顔をしてしまう。
心配をかけたくない。重いと思われたくない。「こんなことで弱音を吐くなんて、情けない」と思われたくない。だから、つい、自分のつらさに、フタをしてしまう。
私も、ずっとそうでした。しんどい時ほど、「順調です」や「平気です」と、強がってしまう。
弱っているところを、人に見せるのが、怖かった。見せたら、弱い人間や相手に心配かけると思われる気がして。
だから、無理してでも仕事に打ち込み、客に笑顔で心配かけるような事はプライドが許さなかった
でも、そうやって「大丈夫」を繰り返しているうちに、だんだん、自分の本当の気持ちが、自分でも分からなくなっていく。何がつらいのかも、よく分からないまま、ただ毎日が辛い。その積み重ねがいちばん怖いことかもしれません。
■ 弱音を吐けないのは、あなたが弱いからじゃない
ここで、一つだけ、伝えたいことがあります。
弱音を吐けないのは、あなたが弱いからじゃありません。
むしろ、逆です。
これまで、誰にも頼らずに、自分一人で、なんとかしてきた人。人に迷惑をかけないように、ずっと気を張ってきた人。そういう、強くあろうとしてきた人ほど、弱音の吐き方を、いつの間にか、忘れてしまうんだと思います。
ずっと「ちゃんとしなきゃ」と、自分に言い聞かせて、踏ん張ってきた。だからこそ、「助けて」の一言が、どうしても言えない。
それは、あなたが、これまで真面目に、必死に、生きてきた証拠なんです。弱いんじゃない。むしろ、強くあろうと、頑張りすぎてきただけ。まずは、それだけは、分かっていてほしいんです。
■ でも、一人で抱えるには、限界がある
ただ、どんなに強い人でも、一人で抱えられる量には、限界があります。
弱音を、ずっと飲み込み続けていると、心の中に、それがどんどん溜まっていきます。コップに、水を一滴ずつ足していくように。最初は平気でも、溜まりすぎると、ある日、ほんの小さなことで、ふっと、あふれてしまう。
自分でもよく分からないまま、急に涙が出たり。理由もなく、何もやる気が起きなくなったり。朝、起き上がるのが、やけにしんどくなったり。それは、あなたの心が、「もう、いっぱいだよ」と、教えてくれているサインなんだと思います。
弱音を吐くのは、甘えじゃありません。コップにギリギリまで溜まった水を、少しだけ捨てて、また歩けるようにするための、大事なことなんです。
ずっと我慢して、最後にあふれて倒れてしまうより。途中で、誰かに少しだけ、こぼせたほうがいい。そのほうが、結局は、ずっと長く、自分を保てます。
■ 吐き出せたとき、何が変わるのか
実際に、ためこんでいたものを、誰かに話せたとき。何が変わると思いますか。
正直に言うと、問題そのものは、すぐには解決しないかもしれません。状況も、たぶん、その場ですぐには変わらない。
でも、不思議なことに、「人に話す」だけで、心の重さは、確かに変わります。
頭の中で、ぐるぐると同じところを回っていたもの。それを、言葉にして、外に出す。たったそれだけで、「あれ、自分はこんなことで悩んでいたのか」と、少し距離を置いて、自分を眺められるようになる。何がいちばんつらかったのか。本当は、どうしたかったのか。それが、ぼんやりとでも、見えてくる。
一人で抱えていたときは、ただ「重い」としか感じられなかったものが、話すうちに、少しずつ、形になっていく。そして、その形が見えると、「じゃあ、また明日、ここから少しだけやってみるか」という、小さな力に変わることがあるんです。
話すことは、弱さじゃなくて、自分を回復させるための、一つの方法なんだと思います。
■ 知っている人には、言えないこともある
とはいえ、身近な人には、言いにくいことも、ありますよね。
家族には、心配をかけたくない。友達には、カッコ悪くて言えない。職場の人には、なおさら、弱いところを見せられない。
近い人だからこそ、言えない。次に顔を合わせたときのことを考えると、本音なんて、とても出せない。「あんなこと言わなきゃよかった」と、後で気まずくなるのも怖い。その気持ちも、すごく、分かります。
だからこそ——「何の関係もない、知らない人」に話すほうが、かえって楽なときが、あるんです。利害も、しがらみも、明日からの関係もない相手。そういう相手だからこそ、誰にも言えなかった本音を、飾らずに、そのまま、こぼせる。
■ 最後に
私は今、「ただ、話を聴く」電話相談のサービスを、やっています。
特別なことは、何もしません。否定も、説教も、しません。アドバイスを押しつけることも、しません。ただ、あなたが、誰にも言えなかったことを、安心してこぼせる場所でありたい、と思っています。
電話で、1分だけでも、かまいません。名前も、言わなくて大丈夫です。「何から話せばいいか、分からない」——その状態のままで、大丈夫です。あとは、こちらから、ゆっくり、お聞きしていきます。
「大丈夫」と言い続けて、疲れてしまったとき。身近な人には、どうしても言えない何かを、抱えてしまったとき。よかったら、私のところに、こぼしに来てください。
弱音は、吐いていいんです。あなたが、これ以上、一人で抱え込まなくて済むように。
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