【腸育ブログ⑨】腸内環境改善との戦いは終わらない
腸育コンシェルジュの近藤じゅんこです。
腸内環境を整える腸育、腸活が流行していますが、この取り組み、いつまで続ければ良いのか、ご存じですか?
身体に良い生活習慣を取り入れて、腸内フローラが整ったらゴール、そんな風に思っている方がいるのですが、正解は“一生”です。
腸に悪い食事を避けて、腸に良い食べ物を積極的に入れて、適度に運動をして……そんな毎日で腸内環境をコツコツ整えても、・扁桃炎や気管支炎、副鼻腔炎、膀胱炎など細菌感染症にかかり抗生物質を処方された
・仕事や恋愛、育児などで強いストレスを抱えている
など、抗生物質を飲んだり、ストレス感じたりするだけで、腸内細菌は減少してしまいます。
もちろん、食生活が乱れたり、運動不足だったり、という生活に戻ってしまえば腸内細菌が減少、多様性の維持もできません。特に抗生物質は、細菌を殺す抗菌薬のため、腸内へ深刻なダメージを与えます。
抗生物質=万能薬、だと思っているケースがみられますが、風邪などウイルス性の病気には効果がありません。
「過去に貰った抗生物質を、風邪の時に飲む」
という行為は、効き目がないだけでなく、せっかく育てた腸内環境をリセットしてしまうため、絶対に避けてください。
過度なストレスも、腸内に悪影響を与えます。
腸に良い生活をいろいろ試しているけれど、便秘や下痢が改善されない、痩せやすい身体にならない、そんな悩みを抱えているなら、ストレスという根本原因の改善を優先しましょう。
「ストレスを抱えているけれど、相談する相手がいない」
「ストレス軽減のために、何からはじめれば良いのか分からない」
という場合は、お力になります。
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