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借入期間50年の住宅ローンは使えるのか?

ここ数年の資材高騰や人手不足により住宅価格が高騰していることはご存じの通りです。従来、住宅ローンの返済期間は概ね最長35年が一般的でしたが、この住宅価格の高騰を受けて特に、若年層向けに返済期間が50年と極めて長い住宅ローンを取り扱う金融機関が少しずつ増えています。返済期間が長いということは、毎月の返済額を抑えられるのが魅力であり、借りやすくなりますが、返済が長期にわたるため不安に思っている人も多いと思います。そこで今回は、返済期間50年の住宅ローンについて考えてみたいと思います。 返済期間50年の住宅ローンのメリット1、毎月の返済額を抑えられる 返済期間50年の住宅ローンのメリットは、何といっても月々の返済額を減らせることです。毎月の返済負担が減れば、浮いた分は生活費や教育費など別の支出に充てることができます。特に若年層で収入が低いうちは、住宅ローンの返済で生活を苦しくなるケースも少なくありません。しかし、返済期間を50年に設定すれば、借入額次第ですが、毎月の返済額を大きく減らせる可能性があります。出産資金、教育資金など、今後のライフイベントにかかる費用も準備しやすくなります。                                        2、若くても住宅ローンが組める 返済期間50年の住宅ローンは若年層向けのプランです。前項の通り、返済期間が長いほど毎月の返済額は少なくなるため、収入に対する返済負担率を下げることができます。住宅ローンの審査では、年齢や年収、勤続年数だけでなく、返済負担率が重視されます。例えばフラット35の場合、年収400万円以下の場合の返済負
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「インドネシア高速鉄道のワナ!」

やっぱねぇ~、だから言わんこっちゃナイのじゃ~!「インドネシア政府」もね~、十年前くらいじゃけど、安倍政権の時に、「インドネシア政府」と「日本政府」が、「ジャカルタ~スラバヤ」の「高速鉄道」の敷設計画をしていたのじゃ。そして、「ジャカルタ~バンドン」の「第一区間」を最初に敷設して~、それから最終駅の「スラバヤ駅」までの長~い「高速鉄道」を完成させたいということで、両国で、敷設案を練っていたのじゃ。そこにね~、なんと「中国」が「一帯一路政策?」なのかなんか知らんけど、「横やり?」を入れてきたのじゃ。そこで「インドネシア政府」は、「両天秤(りょうてんびん)」にかけて「日本」、「中国」と、どっちにするか?と比較したのじゃ。そこで・・・・・・・・・日本・・・61億ドル・・・2023年開通中国・・・55億ドル・・・2019年開通・・・う~ん。もう、日本の負けじゃ。・・せっかく「日本政府」が最初に検討し、高速鉄道の計画を立てていたのに、何故か、中国が「大仕事の横取り?」をしたのじゃ。だけどね~、それが、後の「大事件」を起こすのじゃ。日本の仕事を奪った中国じゃけど、その後の結果が、まあ~、も~、エライ事になっておるのじゃ。「ま~、中国政府ならね~、なんかわかる気するよ~。でも、インドネシア政府も何考えてんねん!」という結末が待っていた!やっぱね~「世界的信用?」のナイ?「中国政府?」じゃ。だって共産党じゃもん。「一党独裁」じゃからね~、変化することのナイ「国家」じゃ。「人材」のみが「変化」するということじゃ。「体制」が変化しないことには、「な~んも変わらない」ぜよ。しかも最近は「習近平独裁」
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「住宅ローンは”地獄の借金”だ!」

東京で、安っぽい「マンション」を買ったのが最初で、21才ころかしらん。場所は池袋じゃ。職場は東京「大手町」じゃった。電車は地下鉄「丸の内線」でイッキに到着という便利の良さ。池袋駅からマンションまで「徒歩10分?」位かな?職場も「大手町駅」から「徒歩1-2分」位かしらん。その「1DK=6帖洋、3帖台」という小さな「城」じゃった。値段は約1000万(諸費用込み)じゃったね~。^^たかぃ~。おそらく20年払いのローンで、月6万払いのボーナス払(年2回)は、約10万位だったと思うね。金利は驚きの「8%以上?」はあったよ~な気がするぜよ。ひぃ~!高ぇ~!!^^;ま、少なくとも「6%」位かしらん。ふぅ~。今の金利「1%」とかって、考えられんよ。あの頃は、まだ若かったので、「後先考えない時代」じゃった。しかも相手は「百戦錬磨」の「不動産業者」じゃ、場所は「高田馬場駅」のちかくの「平和ホームズ?」じゃった。^^その不動産会社に行ったときに「あれ?なに?”司法書士”って、こんな簡単な仕事で、2万?も短時間で稼げるんじゃね~」って変な感動を覚えたのを記憶しているね。ま、それはイイとして~、当時の金利とか「元利均等」か「元金均等」かでかなり「総返済額」って変わるけどボクのケースで「1000万を20年?払い」とすると~、おそらく金利6%、とか金利8%でちょい変わるけど、まあ、元金の2倍?というのも大げさだけど、やっぱ「元金の倍位」を支払う「感じ」だという気がするね!^^;だって「1000万」借りて「20年」で払う。それに「金利が6-8%」じゃ。ひぃ~!^^;当時21才じゃったから、支払い終了が「41才
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住宅ローン金利に動きあり!我々はどう動くべきか?

我々が住宅を購入する時に、多くの方は住宅ローンを利用すると思います。 あるデータによると7割くらいの方は変動金利を選んでいるそうです。固定期間は2割、全期間固定は1割の割合みたいですね。 それに、今後1年間で住宅ローンの金利が上がると考えているひとが4割、変わらないと考えているひとが5割、低下するもしくは検討がつかないと考えているひとが1割という感じのようです↓ (出典)2023年6月30日付 住宅金融支援機構のプレスリリースところで変動・固定・全期間固定って何?という方はこちらを確認してください。 最近住宅ローンに影響を与える日銀の動きに変化が出てきていますので、住宅を購入した人やこれから購入する人は住宅ローン金利をどう考え、対処したらよいのか、について私の考えを共有したいと思います。 借りる方の状況によって結論は2つに分かれます! 結論❶ 手元資金に余裕があり金利上昇リスクを取れる人は、しばらく続く変動金利のメリットを受け取る。あとで説明しますが、しばらく変動金利の低金利は続くと予想しています。 この予想に基づいて今変動金利を選択している私は、結論❶の戦略を取ろうと思っています。 自分としては金利上昇のリスクは取れる状況です。というのも手元資金が金利情報で返済ができなくなるほど危機的状況ではないからです。 私の場合、ゼロ円マイホーム(賃貸併用住宅)で、賃貸3戸が満室の時には住宅ローンの全額を支払っても、3万円ほどお小遣いがもらえる状況です。 しかも、今会社都合で異動したことにより自宅部分も貸し出していて17万円超の追加の家賃収入があります。つまり住宅ローンを支払ってもなお2
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皆様も、潜在意識を〇〇されているかもしれません!?

皆様いつもありがとうございます。 いきなりですが、 日本人って 海外に比べ、 良くも悪くも 貯金が大好きですよね! それは小さい時から 「貯金は大事」 と親や学校から 何度も教えられ、 潜在意識に 刷り込まれているからです。 じゃあなんで こんなにも 「貯金しときなさい」 と教育されているのか その理由を ご説明します! その原因は、 日本がまだ 戦時中だったころまで さかのぼると言われています。 当時 武器や兵器に莫大な費用が 必要だったため、 その資金調達の1つとして 「国民のお金を  ゆうちょに預けさせて  そのお金を資金にしよう」 としたそうです。 だから、その時の日本は 「みんな頑張って  将来のために貯金しよう!」 と国民を 洗脳したんです。 その時の洗脳が 未だに代々受け継がれていると 言われています。 (洗脳って怖いですね。) 銀行側からしたら、 金利もほぼゼロで 資金を集められるわけなんで、 これ以上美味しい 資金調達の方法は 無いですよね。 銀行の決算書なんかを 見たことがある方は 分かると思うんですが、 私たちが預けたお金は "借りたお金" として記載されます。 つまり私たちが 「銀行にお金を預ける」 という行為は 銀行側からすると、 「国民からお金を借りる」 となるんですよ。 なので当然、 もし、銀行が破産してしまえば、 「銀行の借金=僕たちのお金」 は破産手続きにより、 無かったことになります。 それって よく考えてみると、 私たちからすると かなりもったいないですよね。 だって、 申し訳程度の金利で 銀行側にお金を "貸してる" 訳ですから。 銀行に
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住宅購入 住宅ローンはいくらまで借りられる?~借入金額を計算してみる~

金利とか数字が超苦手でずっと避けて通ってきたため、この業界入った当時は、知識を付ける為、ひたすら金利の計算をしている夢を何度か見ました・・。どーも、ponchです('ω')住宅購入をする場合、多くの場合が金融機関から住宅ローンの借り入れをします。ただ、実際自分はどのくらいの金額の住宅ローンを組めるのか?と疑問に思った方も多いはず!ということで今回は、住宅ローン 自分はどのくらい借り入れができる?というテーマで、金融機関がどのようにして借入金額を決めているかご説明したいと思います!金融機関によって基準は異なりますが、ざっくりこんな感じで計算しているよ!と参考にしてみてください!こちらの記事と併せて読んでみてください!住宅購入 毎月の支払から借入金額を計算する~ライフプランを考える~近年は大変多くの情報に溢れています。相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォームよりお問い合わせください!お仕事のご依頼・ご相談はこちら!住宅ローン 用語集借入の金額の掲載をする前に、簡単に住宅ローンを借り入れする際に、出てくる用語を簡単におさらいして
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為替と外貨建て保険

7月14日10時すぎ、現在の為替レート1ドル=137.52円。6月30日段階では145円だったのに、約8円も円高に・・・先月、私はとある外貨建て保険に加入しまして(一時払い)その時のレートがちょうどそれくらいだったので、悔しい・・・!!という想いです(泣)月払いだったらあまり関係ないんですけどね。なんですが、外貨建て保険に加入するときに気を付けるのは為替だけではありません!(商品による)「為替と金利」この2つが重要になってきます。為替の上がったり下がったりで差損が生じますが、金利も同様で金利の差で生じる「市場価格調整」です。これが結構肝なんですよね。そして、皆さんなかなか理解しにくいところなんですよね。とっても簡単に言うと、金利が高いときに買って低くなった時売ると得になる現象です。(超ざっくり)(ちなみに私が加入したものの金利は5.19%だったので、市場価格調整に期待といったところです。)結構「今為替が微妙だから保留に・・・」という方も多くいるのですが、市場価格調整についてもっと多くの人が理解しているといいなと思います。外貨建て保険(一時払いでも月払いでも)を勧められているけどぶっちゃけ、いいか悪いかわからないという方も、セカンドオピニオンとしてもぜひ活用いただければと思います。
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ネイピア数のラクチンな定義がある?

プロフィールにも書いているのですが、私は大学生の方を対象にした学習相談を行っています。いわゆる TA みたいなやつです。その中で興味深いお話があったので、少し考察してみたいと思います。まずはネイピア数 e についてですが次の数列の極限として定義するのが一般的です。 a_n = (1 + 1 / n)^n よく複利の話と絡めて紹介されることが多いですね。1 万円預けると一年後に 2 万円になるとします。この時、半年で引き出したとすれば 1 万 5 千円貰うのが妥当でしょう。そして、受け取ったお金を同じ金利で預けるともう半年後には(1 + 1 / 2)^2万円になります。この分割をより細かくしていった時の極限を考えているのです。ちなみに、こんなに手間をかけて金利を生かそうとしても e = 2.7... ですから 1.3... 倍ほどの旨味しかないんですね。そして本題のお話は以下のようでした。「指数関数、対数関数の微分に関する事以外の性質は全て知っているとする。この状況でネイピア数を以下の方法で定義しよう。(2^h - 1) / h → M  (h → 0)という M を考える。2^(1 / M) という数字を考えるとこれはネイピア数を定義したことになる。」一見すると確かに新しい方法で楽にネイピア数が定義できたように思えます。ところがよくよく見ると次の部分が不透明です。(2^h - 1) / h の h → 0 での極限 M は本当に存在するのか?ネイピア数をあらかじめ定義しておくならば lim (1 + 1 / n)^n = e である事や対数関数の連続性、指数法則を用いて M
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アップルの新サービスって?

こんにちは皆様。アップルの新預金サービスが話題になっているみたいだ、預金金利4.15%になるってほんまか??金融機関って普通預金でお金を集めて、それをリスクの少ない無い取引先に一寸高い金利で貸して儲けている。アップルの金利って何処から出るの、アップルが何処かにお金貸すの?それともお金集めて、アップルの運転資金にして儲かった部分から金利を出すの?何だか私には分からないお金の流れがあるみたいだ、お金を扱う所の動きは解りまへんな。この預金サービス、アップルカードってのを持って無いと使えないみたい、携帯で口座開設も出来て、と為ると携帯電話はアイフォンか。アイフォンへの取り込みが理由だとすると、それって美味しいの~、って考えちゃう私は変なのかな。今の所、日本ではそのサービスは無い、安心してくださいまだですよ、の状態だ。日本では金融機関を作るのは難しいから簡単では無いよね、勿論何処かの金融機関を買い取って始めちゃうかもしれないけどね、アメリカの会社だからな。聞いたところだが、イオンがイオン銀行を作るのって、随分前から計画していても、金融庁からの許可は簡単では無かったらしいから、アップル銀行は無いんだろうな。こんな所で外圧には負けないよね、国内の企業にもなかなか金融免許ださない国だもんね。簡潔に銀行口座開設できるってのは良いけど、これ犯罪の時に資金洗浄に使われない??アメリカでは社会保障番号だけで何でもできて、他人に成り代わってしまったりするみたいだけど。こんなの考えてるのは私だけかな?いつも、有難う御座います。
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変動金利は本当に変動するのか?

こんにちは。人生で一番高い買い物の一つである住宅の購入ですが、その際に多くの方が住宅ローンを利用されると思います。 どこで借りるか、いくら借りるかなど決めなければいけないことも多い中、金利を変動金利にするか固定金利にするかというのも選択しなければならないものの一つです。 足元ではアメリカの利上げが続き、円安が進行。ついに日本も金利が上がっていくのか?というような考えもあります。そのような状況だからこそ、改めて金利とは何なのか、どのように決まるのかなど金利に関する仕組みを簡単に説明させていただいた上で、(あくまで個人的な見解として)選ぶなら変動金利と固定金利のどちらなのかということをズバリ発表させていただきます(笑) 変動金利と固定金利のメリット・デメリットは少し探せばどこにでも載っていますが、じゃぁどっちがいいのとなると「ケースバイケース」というようなものばかりですよね。 銀行員としての知識や経験を踏まえ、雑学も含め色々と記載しますので、これから住宅ローンを借りる方のお役に立てれば幸いです。 【金利とは】 そもそも金利とは、銀行からお金を借りることに対して払う手数料のようなもので、一定のルールの中で自由に決められるようになっていますので、貸し手である銀行によっても違えば、借り手によっても違います。不動産を購入するときに「住宅ローンの返済は家賃を支払うようなもの」と言われたり、考えたりしたことがあると思いますが、それは概ねその通りです。 家賃を払えないという人がそれほど多くないのと同じく、住宅ローンが返済できなくなる人というのはそれほど多くありません。銀行にとってリスクの小さな貸
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三為業者のメリット(1)

こんばんは、不動産契約アドバイザーの長岡です。10/22に掲載のブログの続きとなります。 今回は、業者Bが三為契約を行うメリット(1)について解説いたします。 ※【(1) 業者Bは、Cさんから不動産を購入するのに(仕入れをするのに)必要な資金の調達を省ける。】の解説ブログとなります。↓ 一般的に、どこの業界でも、商品や材料等の仕入れを行うために銀行から融資を受ける(場合がある)かと存じます。 不動産業界の場合、物件の仕入れを行うために、返済期間1年(程度)のプロジェクト融資を受けることが多く、その場合、「仕入れから1年以内に販売する必要(買主を見つける必要)がある」ということになります。 当然、「業者Bが融資を受ける=融資諸費用の負担が発生」ということになります。銀行にもよりますが、具体的には、以下の費用が掛かります。 ※前回の事例のとおり、Cさんとの売買金額2,500万円(借入金額2,500万円)を前提に解説いたします。 ア)1年分の利息 銀行にもよりますが、プロジェクト融資の場合、金利は2~3%(程度)となりますので、金利2.4%だった場合、2,500万円×2.4%=60万円が1年分の利息となります。今回は、ジャスト1年後に売却した(買主を見つけた)という想定で60万円の負担とします。 (仮に、仕入れから3ヶ月後に売却できた場合は、60万円÷12ヶ月×3ヶ月=15万円程度の負担となります。) イ)融資事務手数料 金利と同様に、銀行によって事務手数料が変動しますが、一般的には、税込5.5~7.7万円程度ですが、今回は、5.5万円とします。(中には、融資額の税込1.1~3.3%
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【FPが解説】住宅ローンは誰に相談する?相談する人を間違えるとあとで後悔するかも。

現役銀行員、1級ファイナンシャルプランニング技能士のFPまっくです。住宅購入を検討している、もしくはもう既にどの銀行に申し込むか悩まれているかた。当然住宅ローンは人生で初めてという人が大半だと思います。いくら借りれるの?金利はなにを選択すればいいの?など、わからない事だらけです。一番やってはいけないのは、すべてが勧められるがまま自分で考えず決めてしまう事です。人生で一番高い買い物は住宅の購入です。その大事な事をなんとなくで進めてしまうと、あとで知らなかった!こんなはずではなかった!では済まされません。では、その住宅ローンの相談は誰にすればいいのか?どのように判断すればよいのか?私が銀行員の目線で、経験に基づいて解説させていただきます。不動産業者の営業マンに相談する家を購入しようとしたら、まず最初に向かう先は、、そう不動産業者ですね。条件のあう住宅を探して、では購入申し込みという段階で住宅ローンの話が出てきます。自然な流れで営業マンに住宅ローンの事をあれこれ相談すると思います。では、その営業マンに住宅ローンを相談するべきか?ひとつ言えるのは、不動産の営業マンは住宅販売のプロであり、決して住宅ローンに対して十分な知識を持っているとは限りません。なかには経験豊富な営業マンもいらっしゃいます。しかし、あくまでも住宅ローンは購入していただくための手段の一つとなるので、極端な話、家を買ってもらう事が第一優先の説明になりがちです。場合によりますがそのお客さまのためにならない事を説明される可能性もあります。例えば金利は変動と固定はどっちがいい?と質問したらほぼ間違いなく”変動金利”と答えます。
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アカデミック考察(その2)金利が下がると債券価格はどう変化するのか?

国や政府、企業が資金調達のために発行する債券。元本が保証されている金融商品だと言われていますが、実際は債券価格が市場金利の動向により変動するとともに、変動に伴って投資収益を変えると言われています。第2回のアカデミック考察では、金利が下がった場合、債券価格がどのように変わるかについて解説します。債券と金利は反比例の関係結論から言うと、債券の市場価格と金利(利子率)は反比例の関係です。債券にはクーポン付きの利付債券とクーポンなしの割引債の2種類がありますが、いずれも債券と金利は反比例の関係にあります。つまり、この反比例の関係を問いに当てはめると、金利が下落する場合は、債券価格は、上昇するのです。さらに、この関係性を、計算式に表すと以下の通りになります。金利と債券価格の関係性をわかりやすくするため、債券は、満期がなく、毎期の利払いが永久に続く永久債券に設定しました。その上で、債券価格はP、金利はi、毎期に支払われる利息はdと表現しました。P=d/(1+i)+d/(1+i)*2+d/(1+i)*3+...さらに、右辺は、毎期の利息dが、1+iの比率で割り引かれて無限に続く等比数列であるため、P=d/(1+i)+d/(1+i)*2+...=d/iと表せます。これにより、債券と金利の関係は、分子を分母で割る反比例の数式であることがわかりました。債券と金利の反比例の関係を表した数値例新たに設定した数値例では、発行時の債券価格が100円、利率は3%とします。この場合、反比例の計算式は、100=3/iとなるため、i=0.03。つまり、金利は3%という計算結果となります。続いて、金利が2%に低下し
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残念な人の住宅ローンの返し方!…とにかく繰上げ返済は考えもの!?

みなさん、借金するって、なんだか「悪い」イメージってありませんか? ぼくもいままでそんな印象を持ってました。 もちろん借金の種類にもよりますが、不動産に関して言うと、住宅ローンを借りる、借りてるとしたら「イタイなー…」と思うでしょうか? 住宅ローンを利用する時、高額になるんで、借入期間や借入額をどうするかみなさん悩みます。 そりゃ、もちろん早く返した方が、金利も含めた総返済額が少なくて済むので「得」という考え方もありますが、果たしてこの低金利、団信もついた住宅ローンを無理して、早く返す必要ってあるんでしょうか!?退職までには完済したい!ほとんどの人が返済が終わりたい時期として意識するのは、退職時(60~65歳前後)でしょう。 でも、みなさん住宅ローンって、何年まで組めるかご存知ですか!? なんとフラット50が、今段階で代表的な商品ですが、50年まで組めちゃうんです。 また40年も今ではふつう。 …ていうことは、65歳で完済と考えるとマックス40年返済するとして、25歳で家を建てる計算です。 25歳というと、大学卒業して就職してやっと落ち着いたかぐらいなんで、その歳で家を建てる人って少ないですよね。 つまりほとんどの方が60歳前後を意識しながら、それ以下の返済年数にするか、もしくは頑張って繰上げなりして返済してるんです…なんで返しちゃうの?もったいない!人生の節目、ライフステージでいろんな費用が必要になってきますよね。 たとえばこどもの教育費や、車も買わなければいけないし、家もリフォームが必要になる。 現金で都度用意できればいいけど、住宅の購入資金で自己資金を使ってしまい、学資ロ
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住宅ローンを選ぶ前に知っておくべき用語~変動金利?団信?元利均等?~

金融の用語を全然理解していないときに、実質利回りが○%で~とかサラッという奴に若干イラっとしていました。が、そんなサラッという奴になってしまった自分に現在若干イラっとしています。どーも、Ponchaです('ω')住宅ローンを選ぼうとした際、知らない用語がいっぱい出てきて、わけがわからない!よくそんなお話を聞きます。聞きなれない用語なのでついつい後回しにしがちです。しかし、住宅ローンの種類を選ぶうえで用語自体を暗記する必要はありませんが、どういうことなのかちゃんと理解をしておくが大事です。ということで今回は、住宅ローンを選ぶ前に必要な用語を理解しましょう!という勉強回の記事です。ここの記事を参考にしながら住宅ローンの選定をしてみてください!近年は大変多くの情報に溢れています。相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。お部屋探し・不動産購入といった不動産仲介業を行っていますので、住宅購入・投資用不動産を検討されている方はお気軽に連絡ください!気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォームよりお問い合わせください!金利って?皆さん、金利とは何かを説明してください!と言われて即答できますか?ちょっと考えてしまう人も多いのではないでしょうか?知っているようで意外とフワッと感覚で覚えている方も多いと思いま
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「住宅ローンは何を選ぶべき?」

現在、日本には5,000以上もの住宅ローン商品があると言われています。1つの銀行でも数種類の住宅ローン商品がありますので、すべて詳細に調べて、自分に合った商品を探すというのは到底無理な話です。 なぜなら、申込人の収入に制限を設けている場合や、購入(建築)する地域を限定している金融機関もあり、いくら良い商品だからと言っても、自分の年収や購入する物件の場所によっては利用できないこともあるからです。また民間の住宅ローンでは店頭金利という定価みたいな金利から申込人の属性によって1~2%程度ディスカウントされ、申込人や窓口業者によって提示される金利も異なってくることを知っておきましょう。つまり同じ金融機関から、同じ住宅ローンを借り入れしても、人によって金利や保証料など融資条件が異なるということです。
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住宅ローン金利 みんなが選んでいるのは?

 (独)住宅金融支援機構が20年4月~21年3月に住宅ローンの借り換えをした1,000人を対象に、インターネットでアンケート調査を実施しました。 その結果が、「変動型」が引き続き増加し50.2%だった。「固定期間選択型」も前回調査から増加し41.5%。「全期間固定型」は8.3%に減少しました。 金利タイプ別の借り換え理由は、すべての金利タイプにおいて「金利が低くなるから」(構成比:変動型60.2%、固定期間選択型48.0%、全期間固定型50.6%)がトップ。次いで「返済額が少なくなるから」(同36.3%、同28.7%、同31.3%)となった。なお、固定期間選択型および全期間固定型では「今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから」が変動型よりも高くなった。 過去の金利推移から見ても現在のゼロ金利は異例の金利だと思うのですが、やはり理由にあるように取り合えずは一番金利の低い物を選択し、上がりだしたタイミングで長期固定に切り替えていく考えが多いのかなと。 それにしても全期間固定の割合がこんなにも低いのは驚きでした。未来の金利上昇に備えられることもそうですが、住宅ローンの支払い金額が安定することはとてもメリットがあるように思うですが、やはり他の金利タイプと比べて高くなってしまうこと、金利上昇が確定のものではないので選択するのは勇気が必要なのでしょうか。
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はじめての資産運用~初級編~

こんばんは!Atsuwo_ssmです。資産運用と聞くと、あまりなじみのない方からすると、・一部の人しか勝てない・ギャンブルというマイナス面が思いつくほうが多いと思います。私もその一人でした。。。さまざまなものがインフレしていくことを考えると、資産運用を視野に入れたほうが、将来はより豊かになります。簡単ではありますが、①初級②中級③上級と段階を追って、とお伝えしていければと思います。お付き合いいただければ、幸いです。目的を明確にする今までのブログでも書いていますが、「何のために○○をする」という明確な目標を立てておきましょう。目的なく資産運用の手段を探していると、悪質な手口に引っかかることがあります。投資を始めたと思っていても、やっているのは投機(ギャンブル)だったということは相談者の方の中でも少なくありません。※ギャンブルすべてが悪いということではありません。目的と合致していない「投機」は身を滅ぼしかねないからです。せっかく新しいことにチャレンジしようとする素晴らしい気持ちを、正しい道へ導いていきましょう。誰でも知らないうちにしている資産運用皆さんどこへ現金を預けていますか?という問いに対してほとんどの方が、「銀行」と答えるのではないでしょうか。(信用金庫なども含んでいるものとします)銀行に預けているだけでは、この低金利の時代増えないというのは薄々気づいているかもしれませんが、元本保証されて少しづつ増えていくというのは、非常に安全な資産運用になります。(銀行などが倒産した場合は、1000万円まで補償されます)なので、堅実な方で元本を減らさずにコツコツと運用していくという条件に合
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住宅ローンで損をしないための4つの方法

家を建てる時、家を買うとき、キャッシュではなく、 住宅ローンを利用しようと考えている方は、 その住宅ローンをする金融機関や商品をどうやって選んでますか? 多くの方は、担当してくれた不動産業者にお任せで、お願いし 住宅ローンを組むことが多いのではないでしょうか? もしかすると、長い年月をかけ、数百万円ものお金を損をする、 又は、すでに損をしているのかもしれません。 そうならないために、ここでは、4つの方法を書きたいと思います。 ① 金利を比較する 金融機関によって、金利は違います。 フラット35の適用金利は、金融機関により、約1.2%前後も 違いがあることも。 今まで、取引のない金融機関でも住宅ローンを組むことは可能です。 今では、インターネットでも調べることが出来るので、 積極的に調査しましょう。 ② 頭金を増やす 金融機関によっては、頭金を入れることにより、優遇金利を適用 してくれたりするところもあります。 住宅ローンは期間が長いので、金利が少しでも下がることで、 返済額が大きく変わるのです。 当然審査も有利に進むことが多く、頭金があるのとないのとでは 大きな差になります。 ③ 返済期間を短くする 年数は自由に選択できます。 30年とか35年とか決まった年数でとか、5年刻みで、 必ずしも住宅ローンを組む必要はありません。 返済期間は、自由に設定できるのです。 返済期間が短くな
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住宅ローンが返せなくなったら

もしものとき、 返済が厳しくなったら、どうしよう そんな時の対応を、今回は書きます。 住宅ローンは長期にわたりますので、その間に、勤めている会社 が倒産したり、リストラにあったり、そこまでいかなくても、給与や賞与が下がったり、自営業の方でも廃業したりと様々なことが、 起こる可能性があります。 そして、住宅ローンの返済が厳しくなったとき、 まずは・・・ 条件変更で対応しましょう 条件変更の対策 ① 返済期間の延長してもらう ② 一定期間、返済額を減額してもらう ③ 返済額を抑えるための借り換えをする フラット35や機構融資で借りている場合は、 まずは、住宅金融融資支援機構に相談してみてください。 上記の3つの変更をすることが可能です。 また、組み合わせて利用、出来る場合もあります。 尚、機構融資の場合は、手数料がかかるので、確認してください。 35年返済の方でも、さらに延長が可能になります。 但し、総返済額が増えることや審査もあり、審査結果により利用できないことがありますので、支援機構に相談、確認をしてくださいね。 住宅ローン返済中は、色々なことが起こるものだと、考えておきましょう。 例えば・・・・ ①ゆとりをもって返済可能な金額で、住宅ローンを組む ②生活の予備費を蓄えておく。 ③住宅ローンにセットできる所得補償保険に加入 ④期間短縮のための繰り上げ返済をしすぎない 住宅ローンの返
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米住宅ローン業者の倒産相次ぐ、金利急上昇受け融資額が減少

 米住宅ローン業界で、貸出金利の急上昇を受けて倒産する業者が相次いでいる。こうした倒産の波は、約15年前の住宅バブル崩壊以来で最悪になる恐れがある。   今回は金融システムを揺るがすほどのメルトダウンは起きていない。過剰融資の水準が当時とは異なる上、大手銀行は世界金融危機後に住宅ローン事業から手を引いたためだ。それでも、一連の倒産は、業界全体で従業員のレイオフが急増し、一部貸出金利のさらなる上昇につながる得る規模にはなりそうだと市場関係者は見込んでいる。 現在米国の住宅ローン金利は6%まで上昇しています。水準としてサブプライムローンで問題が問題となった2007年に到達しています。当時との大きな違いは、今金融危機が来ても緩和できる程のFFレートが無い点です。特に日本はすでにゼロ金利ですので、国民や企業を救うための弾丸はありません。もし次の金融危機がこのまま到来すると、理論上は世界を助ける手段はないということになります。
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金利を見て投資詐欺に遭わないマーケット感覚を身につける

はい、どうも。さてトレーダーや証券会社の人々がまず朝確認するのが米国と日本の2年と10年金利です。このブログを書いている24年3月6日現在だと、米国2年4.54%、10年が4.13%、日本の2年金利が0.18%、10年金利が0.714%ほどです。この金利をベース(ベース金利)にすべての利回り系の金融商品や住宅ローン金利(短期金利)が決まってきます。現在、ドル建の債券や定期預金が高利回りで人気ですがすべてベースとなっているのはこの市場金利です。(正確には10年金利はマーケット、2年のそれは政策金利に連動しています)よくSNS上の広告に月利5%!とか年利30%!とか怪しいものが散見されますが、マーケットの金利を知っていたら100%詐欺とわかるでしょう。またドル建てや円建ての社債を購入したりすすめられた際に、このベース金利にどれくらい金利が上乗せされているのか(リスクプレミアム)また国債なら引かれているのかを考えることが金融リテラシー向上に役立ちます。金利は基本、毎日変動しているのでネットをたたけばリアルタイムの値が確認できます。ある程度の知識があれば金融詐欺的な商品の見分けは一発でつくので、初心者の方はまずマーケットの金利を見ることから初めてはどうでしょうか。では。
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【資産運用】インフレとデフレの解説

こんにちは!ゆんすけです!私はココナラでは「簿記」、「FP」、「数学」について指導をおこなっていますが、たまに「資産運用」について書きたいと思います。今回はインフレとデフレについて書いていきたいと思います。①インフレについてインフレとは、一般的に物価が持続的に上昇する現象を指します。したがって、相対的に貨幣の価値が下がることになります。なぜ、このようなインフレの主な要因は、需要と供給のバランスの崩れや、生産コストの上昇などが挙げられます。需要が供給を上回り、商品やサービスに対する需要が高まると、価格が上昇します。最近の日本のインフレは後者の円安やウクライナ・ロシア戦争などの影響で生産コストが上がりインフレになっています。インフレーションの程度は、インフレーション率で表されます。インフレーション率は、ある期間における物価の上昇率を示し、年率で表されることが一般的です。日本はこのインフレ率を2%を達成を目標にしています。多くの国はそのインフレ率を程よい数値にするために、中央銀行が政策金利を操作して行ないます。日本でいう中央銀行は日本銀行です。日本銀行が政策金利を上げたり下げたりすることでインフレ率2%を達成するために動いています。②デフレについてデフレとは、物価が持続的に下落する経済現象を指します。一般に景気後退や経済の不安定さを伴い、経済主体にさまざまな課題をもたらすことがあります。デフレが起きる要因は様々ありますが主な要因2つを紹介します。1つ目は需要不足です。景気後退や不況の時期には、企業や個人が支出を抑制し、商品やサービスへの需要が低下します。これにより、企業は価格を引き下
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金利が上昇した場合どうすればいいですか?

「5年ルール」と「125%ルール」金利の動きがこの1年くらい激しくなってきましたね。 2023年4月に日銀の総裁が黒田さんから植田さんに代わり日銀の動向は注意してみておく必要があると思います。 市場を支えるためとはいえ、そもそもが異常なマイナス金利を導入したり、異次元の金融緩和(お金ばらまき)を維持してきた黒田さんに対し、植田さんは、本来の役割としての金利操作による適切な介入ができるように「異常」な状態から「正常」な状態に何とか頑張って戻そうとしているって感じですね。ところで、長期金利と短期金利で今は別々の動きをしています。 それは日銀の対応が長期と短期で異なるからです。 まず長期の場合。 長期金利の代表である10年国債金利は、日銀はイールドカーブコントロール(YCC:Yeild Curve Control)導入で10年国債金利に上限を設けています。 2022年12月にその上限を0.5%に引き上げ、 2023年7月には上限を1.0%に事実上引き上げました。 これに応じるように、住宅ローンの固定金利もどんどん上がってきています。 以前、私のケースでみずほ銀行の長期金利を追跡していた時の様子をこちらの記事でも紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。 『住宅ローン金利は今後どうなる?』 『住宅ローン金利は今後どうなる?(続報1)』   続いて短期金利の場合。これは、日銀もまだ大きな動きは見せておらず変化はありません。 一般の銀行も、競争原理の中で日々低金利でお客さんを獲得しようとしているので変動金利は未だ低いままです。 正直、今後変動金利が上がっていくのか、は分かり
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住宅ローン金利は今度どうなる?(続報1)

以前に、「住宅ローン金利は今度どうなる?」というタイトルでブログを書きました。こちらです↓ 『住宅ローン金利は今後どうなる?』   住宅ローン金利に動きあり!どう動くべきか? 我々が住宅を購入する時に、多くの方は住宅ローンを利用すると思います。あるデータによると7割くらいの方は変動金利… リンク ameblo.jp 今日はその続報です。 少し遅いですが、9月22日に出た「日銀の追加緩和見送り」のニュースです。 実際に日銀が公表した「当面の金融政策運営について」という文書がこちら↓ k230922a.pdf (boj.or.jp) この文書は、日銀のHPにあります↓ 金融政策に関する決定事項等 2023年 : 日本銀行 Bank of Japan (boj.or.jp) 不動産投資家にとっては、金利動向はとても重要。 日銀の金利政策をもとに、市中銀行(一般の銀行、みずほ銀行や千葉銀行、信用組合、信用金庫など)が金利を決めるからですね。 それに、不動産投資家でなくてもマイホームを購入する人にとっても、日銀の政策は影響してきます。 マイホーム購入時にほとんどのひとが利用する住宅ローンで「変動金利」を選ぶ人は7割と以前のブログでも書きました(上記リンク参照)。 変動金利も、日銀の短期金利がもとになって決まるので注意しておきましょう。 さて、前置きはこれくらいにして、、、、 日銀のニュース「追加の緩和修正見送り」についてです。 「緩和修正見送り」=「金融緩和政策」の修正を見送る。 つまり、金融緩和政策をこのまま続ける、ということですね。 具体的には以下のような政策を継続予定です。 長期金
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良い借金と悪い借金の違いを知ること

どうも、ヒロフキンです。借金ってもちろんイメージ悪いですよね。どんなものがあるでしょうか?・住宅ローン・自動車ローン・銀行ローン・クレジットカードローン・消費者金融・などなど。。。違いは、何を買うのかということと、借りたときの金利です。借金には良いタイプもあります。それは借金して買う物があなたの”資産”である場合です。住宅ローンで購入する家の住宅価格が上がっていくのであれば、それは良い借金です。不動産投資もそうです。購入した結果、あなたに借金以上のお金をもたらしてくれるのであれば、良い借金です。一方、自動車ローンは一般的には悪い借金と言えます。理由は、買った瞬間に価値が下がるからです。買ったその日に売りに行っても、驚くほど低い価格でしか売れません。例え走行距離が1kmでもです。もちろん、例えばあなたが車が大好きで、心が豊かになったり、家族の移動を快適にしてくれるという価値を車が持っているということがあるから人は借金をしてでも買うわけですが、今話しているのはあくまで金銭的なリターンの話です。最悪なのはクレジットカードのローンや、消費者金融ですね。金利が非常に高く、しかも借りたお金は日々の生活で消えてしまいます。な~んにもあなたの資産になりませんから。一般的にクレジットカードローンの金利は10%~20%です。これまた一般的な株式投資のリターンは7%程度です。なので、今あなたが現金を持っていたらそれは株式投資に回すのではなく、金利の高い借金を返済したほうがいいということになります。住宅ローン金利は固定でも1%台ですからね。余剰資金を住宅ローンの返済には回さず、株式投資に回したほうがT
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指標に上下に振れる日替わり相場。。

来週の米CPI・FOMCを控えてドル買い持ちの調整売りが続く中、新規失業保険申請が26.1万件と予想23.5万件を大幅に上回ったことを受けて、労働市場の予想以上にい結果が嫌気された。長期金利は3.81%台から3.71%台に低下し、ドル円は139円を割れて138.81円まで下落しました。本日は米経済指標の発表もなく、週末でもありアジア時間帯・欧米市場も来週の重要指標や重要イベントFOMCを控えて様子見感が強まり、動意限定となりそうだ。ただし138円台は先週以来の水準で、本邦実需勢も実質ゴトー日となり、それなりの買い意欲はありそうです。地合いはまだ上向きであるものの、来週のFOMCなどを見極めてからでも遅くはないかね。ドル円ポジションは様子見です。テクニカル的にドル円の下値は6月1日安値138.43円とし、上値の目途は一目均衡表の転換線139.68円を意識し、株価・長期金利を睨む展開だと思います。
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利上げ続く、ドル円は押し目待ち。。。?

今週は、RBA、BOCと予想外の利上げが続きました。市場予想からみれば予想外でしたが、経済指標などをみると必ずしもそうでなかったように思います。後講釈になってしまいますが、カナダの利上げの可能性は少なくはなかったでしょう。 まず、オーストラリアの状況をみると、先月31日に発表された5月の月次消費者物価指数(CPI)は、前年比6.8%上昇と前月(6.3%上昇)からインフレが加速しています。また、RBAは、先月16日に公表された、前回開催分のRBA理事会の議事録で、政策金利の据え置きも検討されたが、インフレ上昇率が2025年半ばになるまで目標レンジ(2~3%)の上限に鈍化しないとの中銀予測から、25bp(ベーシスポイント)の利上げが決定したことを表明していました。 一方、カナダも4月の消費者物価指数(CPI)は、前年比4.4%上昇と前月(同4.3%上昇)を上回り、10カ月ぶりに上昇率が拡大。また、2023年第1四半期の実質GDP成長率は、前期比年率3.1%増とカナダ中銀が4月に公表した金融政策報告書で予測していた成長率(2.3%増)を上回っていました。 どちらも少なからず利上げの可能性がありました。正直、私もRBAの利上げは予想外でした。一回は様子を見るのではと考えていました。ポジションは、なかったのですが、持っていたらやられました。RBAでやらかした分、BOCは・・・と思っていましたが、もしかしたらといった程度です。 ただ、値動きという面でみると、今週は米消費者物価指数や米連邦公開市場委員会(FOMC)の前週ということもあり、やや大人しいです。いまのところドル・円は139円台と1
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先週、雇用統計が発表になりましたが・・・

発表からしばらくの間、私も見ていました。ただ、即効性が高い指標だからでしょうか、どうも「マダラ模様」という風に感じました。また、マーケットもその辺を汲み取ったのでしょうか、あまり動かない状態が続き、また、仕事場の雨漏り対応に追われて疲れもあったのでこれは週明けの動きを見てからだな・・・と思って寝たら深夜に動くという・・・まあ、あのまま見ていたとしてもリスクテイクは難しかったかもしれませんが・・・何となく、アメリカの長短金利が上昇した分、ドル高へ動いたという感じでしょうか。しかし、あの指標であんなに金利が上昇するものなのでしょうか・・・ということを考えると、やはり相場はアメリカの金利高そのものを織り込む動きへ向かっているのかもしれないなぁ・・・という風に感じたのでした。世界的に株高の状況が演出されていますが、この先いったいどうなるのでしょうね・・・アメリカはリセッション入りが確実ですし、日本も景気が良いようには到底思えません。その中で株高というのはいったい何を織り込もうとしているのでしょう・・・せっかくの指標発表で今後のベクトルが決まるようなら・・・と思っていたのですが、どうも何も見えてこなかった・・・ということなのかもしれませんね。全体的に見ると、対円は円安へ、対ドルはドル高へ向かいそうな雰囲気です。そして、対円の通貨ペアの中ではポンド円・オージー円が先導しているように見えます。サテライト通貨が先導している時は、何となくそっちに動くような経験を多くしていますので、そうすると円安、アメリカの金利の動きを見るとドル高、円安+ドル高ということはドル円を買っておけばよいのか・・・そうい
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月末調整で長期金利低下

月末前日の米債券市場では月末の資金流入で長期金利が下落、為替市場では財務省・日銀・金融庁の3者会談が開催されたことで、警戒感からドル買い持ちの調整売りが出るきっかけとなりました。米経済指標の発表では5月消費者信頼感指数が上振れとなってドル買いとなり、ドル円は140.11円まで上昇したものの、5月ダラス連銀製造業指数が予想-18を大幅に下振れる-29.1となったことを受けてドル売り優勢となりました。その後も月末直前でドル買い持ちの断続的な売りが観測されて昨年高値151.95円と今年の安値127.23円の半値戻し139.59円を瞬間割りこみ139.57円まで下げましたが、その後は下げ渋りとなってます。本日は月末で本邦実需FLOW中心となりそうです。米経済指標で注目されるのは・5月シカゴ購買部会景況指数 予想47.2で4月実績は48.6・4月雇用動態調査(JOLTS) 予想940万件で3月実績は959万件・ベージュブック(地区連銀経済報告)ドル円は昨年高値151.95円と今年の安値127.23円の半値戻し139.59円や139.00円とし、上値は140.00円を抜けると141.00円を意識し、株価・長期金利を睨む展開と思いますが、円がらみのヘッドラインや米関連のトピック等もありそうで、月末のフローも加わりチャートやトレンドを無視した動きも想定されますので、基本は今日明日はトレードしないという事も一つのルールに加えても良いかと思います。
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相場環境、すごいことになってきましたね・・・

FX市場でそれほどボラティリティが高まっているわけではないのですが、何となく全体的に大きな「うねり」の前のような雰囲気を感じているのは私だけではないような気がします。ドル円は141円に迫ろうかという動き、ユーロ円はドル円にやや遠慮気味ですが、それでも151円目前ということで5月2日の上ヒゲを攻める動き、円安へ進めば進むほど日銀のYCCの解除の可能性が高まるというのに・・・そして、不思議に思うのは、あれだけ円安へ動くと生活がぁ・・・とメディアが声高に叫んでいたというのに、今回はほとんど誰も、何も叫んでいないこと。。。これはいったいどういうことなのか・・・一方、アメリカは債務上限問題が何となく片付きそうな雰囲気になったと思ったらNASDAQがスゴイことになっていますね・・・イールドカーブの逆イールドはどんどん広がるばかりで、もうこれリセッション入りが確実だと(ずっと前から)思っているのですが、その先の金利低下を織り込むことで今の株高は本当に説明が付くのでしょうか・・・ということで、目先のボラティリティ以上に少し先のマーケットには地鳴りのような動きが待ち受けているのではないか・・・そんな気がしています。週明けの動きを見ている限りでは、対円は円安方向への流れが続いているように見えます。ただ、ドル円は実体線と長期の移動平均線の乖離が6円を越えてきていますので、少し過熱感が見られ始めているように思います。大きな下落は望みにくいかもしれませんが、下がったところを調子に乗って買うようなトレードを繰り返していると、捕まってしまう可能性が高まっているのではないでしょうか。対ドルはドル高を予想してい
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ドル円140円に向かうか。。。。

ドル円がレジスタンスをブレイクしそろそろ140円に到達しようとしています。今のターゲットはトレンドラインの平行線チャネルの上限である140.70辺りでしょうか?昨日のレジスタンスもサポートとして機能しているのですが、137.50を下回らなければ買いからでもいいかなと思って見ていますが、米経済関係で振り回されてる感がありますので、様子を見ながら小刻みに15分足でのトレードもありかなと思ってます。ただし中長期的にはどこかで少し大きめの下げが来ると思ってはいます。しかし今は下げを狙わずに基本的には下がったところはロング。そして日足で長い陰線ができたら少し注意してショートに転換していく、こんなイメージでいます。ユーロドルはサポートラインを切りましたが、下落の勢いはあまりないですね。こちらは1.0800-1.0850のゾーンではうりたいところ。そのあたりまで戻ってほしいと思ってみています。個人的にはAUDUSDですね。0.65665のサポートを切ってきています。日足での移動平均線からの乖離が気になるので戻ったところの売りでしょうが、0.6600くらいまで戻ってくれると嬉しいですね。
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米債務上限問題とFRBの政策は依然として不透明ですね

今年のFOMC投票権を保有するミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は22日、6月のFOMCでの政策決定について、利上げ継続か見送りか「紙一重だ」としました。ただし、FRBが6月に利上げを見送った場合でも、「利上げサイクルの終わりではない」と強調。情報をさらに集めた上で、7月のFOMCで利上げを再開する可能性に含みを持たせました。カシュカリ氏は、6月見送りの場合に7月の利上げ再開の可能性を残すことが「最も重要だ」としました。 2024年のFOMC投票権を保有する、アトランタ連銀のボスティック総裁は22日、追加利上げを決定する前に「少し」待つことに抵抗感はないという見解を示しました。また、「どのような動向となるかを見極めるために少々待つことを快適と感じる」とし、6月13・14日のFOMCで金利を据え置く用意があるという考えを改めて示しました。 このように、FRB関係者は6月の利上げ見送りに慎重な姿勢を見せているものの、現時点ではまだ判断できないようであります。6月13日にはCPIが発表されます。それを見て決めるのでしょう。一方、米債務上限問題は大詰めを迎えてます。デッドラインが近づいています。そろそろ方向性が出てこないと厳しい感じがします。この問題が解決すると、市場に覆いかぶさっていた霧が晴れることになります。勿論6月のFOMCの結果を見るまでは、市場も動きづらいでしょうね。 イエレン米財務長官は22日、マッカーシー下院議長(野党共和党)ら議会指導者らへの書簡で、最新のデータや税収などの状況を踏まえ、連邦政府の借入限度額である「債務上限」が引き上げられなければ、早ければ6月1日にも政府
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米債務上限問題の解消で市場環境が変化しました

米債務上限問題への楽観的な見方が広がり、反発しました。米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題を巡り、バイデン米大統領とマッカーシー下院議長(野党共和党)ら議会指導部が16日協議したものの、物別れに終わりまし。しかし、バイデン氏はこの日「合意に達することを確信している」と強調した。また、マッカーシー氏も17日、債務上限問題で21日までに合意することが可能との見通しを表明。これらを受けて債務不履行に対する悲観的な見方が後退しました。一方、17日の米国債は利回りが上昇し米国の連邦債務上限引き上げに向けた協議を巡る慎重な楽観論や、長期金利上昇への期待感が強まったことが背景、ただし、連邦政府は6月1日にも支払い不能になる可能性があり、合意形成までの時間が限られているとして、市場は依然として神経質になっています。米1年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドは160bpと小幅拡大しました。16日には155bpまで縮小していました。金融政策への期待がより反映されやすい短期債の利回りは、長期債の利回りよりも高い傾向にあります。このところ発表された一連の比較的堅調な経済指標は、金利が長期間にわたって高水準で推移し、6月のFOMCでの追加利上げもあり得るとの見方を後押ししてます。フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、6月FOMCで米FRBが金利を据え置く確率を77%と予想。1週間前のほぼ100%から低下した。9月に利下げが行われる確率は39%となり先週は53%でした。もっとも、米債務上限問題への懸念が解消されれば、短期金利が低下する可能性があり、そうなると、ドル安が加速
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米当局、タカ派発言でドル円続伸

昨晩の米4月小売売上高は前月比+0.4%と予想+0.8%を下回り、ドル円は一時135.62円まで下落。しかし4月鉱工業生産は+0.5%と予想±0.0%を上回りました。その後米5月NAHB住宅市場指数も50と予想45を上回ったことを背景に、徐々に買戻しとなりました。またその最中にクリーブランド連銀メスター総裁やリッチモンド連銀バーキン総裁、更にニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁などが追加利上げへの見方を示したことで、136.68円まで上昇しました。本日7:49現在は136.40円前後で推移。本日は米住宅関連指標が発表されるものの、バイデン大統領と議会指導部との協議が予定されており、そちらに注目。6月1日で米国がデフォルトに陥る前に、ギリギリまでパフォーマンスが繰り広げられるような気がします。バイデン大統領はG7に出席後、米国に帰国するとの報道。豪州でのクアッド会議は出席しません。ドル円の地合いが強く、テクニカル的に下値の目途は昨日安値135.62円とし、上値の目途は節目の137.00円を視野に、株価と長期金利を睨む展開となりそうかな。
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ドル高かぁ・・・

先週金曜日は、対円で円安へ、対ドルでドル高へ動きました。対円で一番目立ったのは何と言ってもドル円です。10日の陰線を完全に包んで高く引け、やや強引かな・・・と思わなくもないのですが、実体線が短期・中期の移動平均線の上側に顔を出し、3本の移動平均線が上昇傾向を示していることを考えると、これは緩やかな上昇トレンドへの回帰を期待させる動きとなっています。一方、ドル円と対比するとユーロ円の戻りは鈍いと言わざるを得ず、150円を越えてガンガン買われていた頃の勢いは全くなくなってしまいました。その動きはポンド円も同様、そして、オージー円に至っては、円安と言えないほどの小さな陽線・・・ここまで対円の通貨ペアで濃淡が出る日も珍しいような気がします。一方、対ドルはユーロドル・ポンドドル・オージー米ドルともに陰線で下落、明確にドル高へ動きました。ユーロドルのチャートを見ると、短期・中期の移動平均線がデッドクロスを形成し、実体線が短期・中期の移動平均線の下側で下落、サポートとして機能しそうに見える長期の移動平均線も、チャートがこういう形になってくると売り方のターゲットとして機能する可能性が高いかもしれませんね。アメリカの債務上限問題やインフレの状況、また、信用不安といったファンダメンタルズを考えるとドル高シナリオというのはイマイチ納得感が(個人的には)持ちにくいのですが、先週金曜日のチャートを見ると、これはドル安・・・というシナリオを描くのはかなり難しくなったような気がします。目先は、ベースの直近相場観としてドル高をメインに据える必要があるような気がします。
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訳わからない相場環境。。。。

昨日は、対円はドル円を除いて陰線で円高へ、対ドルはいずれもドル高へ動きました。「円高+ドル高」に加えて「ドル円が陽線」ですので、最強通貨はドルということになりそうですね。金融不安がくすぶっていますので折に触れ円高へ動くのは分からなくもないのですが、インフレ指標が落ち着きを見せ始めていて金利が下がる中にあって、なぜドルが買われるのか・・・昨日の動きは、どうも私の理解を越えてしまっているようです。ドル高についても、多少というレベルであれば誤差の範囲内という見方もできるのですが、昨日のユーロドル、ポンドドル、オージー米ドルのチャートを見るにつけ、「これで買いとは(とてもじゃないけど)買えない」という判断を下すのが妥当のように思いました。アメリカの金利は下向きだと思いますし、FRBは政策金利の引き上げを停止する時期に差し掛かっているのは間違いないと思います。そこに金融不安とインフレ指標のブレが重なって、マーケットがコンセンサスを描きにくくなっているのかもしれませんね。しかし、金融不安だと言っても、株価の推移を見ている限りではそんな雰囲気は全く感じられませんし、何て言うのでしょうね、オーディエンスは色んなものを見せられているのだけれど、どうもどれが正しいのかが見えにくい・・・そんな状況なのかもしれません。チャートを見る限り、対円はドル円以外で売るのかどうなのか、対ドルは、ドル円以外で売るのかどうなのか、という感触ですが、個人的には少し読みにくくなったなぁ・・・という印象です。マーケットの「次」の動きが何をベースにしているのか、それが読めるようになるのを待ちたいという気持ちも、正直なところ
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市場はドルを売りたがっていたのか?

おはようございます。 昨日のドル円は米CPIの結果を受けて発表直後に135.28円から134.72円へ急落、その後も30分程度で134.28円へと下げ幅を拡大しました。米国債は発表後に2年債が4.05%台から3.92%台、10年債が3.51%台から3.44%台と利回りが急低下、午前2時の10年債の入札でも応札倍率が2.45倍と前回の2.36倍を上回り、それぞれ3.87%台、3.42%台まで更に低下し、ドル円も134.11円の安値をつける展開となりました。ここまで金利が下がると当然の結果なんですが。。。 本日もこの時間ドル売りとなり、133.89円まで値を下げています。 CPI自体は以下の結果で物価が大幅に低下したような感じではなかったのですが、ここまで反応するということは、市場では、理由はどうあれ債券を買いたい人とドルを売りたい人がたくさんいたのではと思いました。 CPI総合 結果 前月比+0.4%/前年比+4.9%(予想:+0.4%/+5.0%、前回:+0.1%/+5.0%) CPIコア 結果 前月比+0.4%/前年比+5.5%(予想:+0.4%/+5.5%、前回:+0.4%/+5.6%) これで本日のPPIも多少でも下振れしたら下に行くのでしょうか。 現在の予想は以下の内容です。 PPI総合 予想:前月比+0.3%/前年比+2.5%、前回:-0.5%/+2.7% PPIコア 予想:前月比+0.2%/前年比+3.3%、前回:+0.1%/+3.4% 個人的には、昨日の動きが極端だっただけに、そこまで反応しないかなと思っています。
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方向感のない相場・・・

ロンドン市場が祝日休場・また特段の経済指標もない中、週末にイエレン財務長官が債務上限問題で議会にデフォルトに陥ると警告していたことは既に報道されていたものの、例年行われてきたことで最後には回避されるとの見方でアジア市場での反応がなかったが、NYK勢は素直にリスク回避の円買いドル売りで135.20円付近から134.64円まで下落しました。APPLの起債で米長期金利が上昇したようです。 市場の注目は11日に発表される4月米消費者物価指数CPIですね。よって様子見感が強く方向感もありません。 本日も米経済指標は乏しく・・・バイデン大統領が上下院のリーダーと債務上限問題を話し合う予定です。 テクニカル的にドル円の下値は昨日安値134.64円や一目均衡表の基準線134.18円として、上値の目途は一目均衡表の転換線135.47円を意識し、株価・長期金利を睨む展開となるかと思います。
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ドル円は、そろそろ試し買い?

ECB理事会は、0.25%の利上げとなりました。米地銀発の金融不安があるので、しょうがない面もあると思いますが、先週、あれだけECBの理事達がインフレを警戒する発言をしていたのに関わらず、0.25%?って感じでした。ラガルド総裁は理事会後の会見で、インフレ抑制に向け利上げを「停止しない」と強調していましたが、マーケットの反応は冷ややかでした。これでユーロドルは、4月以降、1.1100の手前で3回潰されたことになります。4月12日以降、1.09-1.10台のレンジ相場となっており、相場がなかなか育ちませんね。上抜ければ、勢いが出る可能性は高くなったとも言えますが、FOMC、ECBとビッグイベントが続いたのち、ちょっと残念です。一方、円絡みは良く動きます。ドル・円は133.51付近まで下落しました。これで先週の金曜日の日銀金融政策決定会合後の上昇を帳消しにしました。ただ、いまのところ133円割れは回避され、134円台前半に戻しています。お休みの関係上、スワップが付かないタイミングで円買い攻勢されたかなというイメージです。いまのドル円のスワップを考えたら、ショートで攻めるのは、あくまで短期と考えた方がいいかと思います。ポジションを持ってみればわかると思うのですが、ショートで突っ張るのは、スワップがキツイです。ドル円がこのまま下を試すかと言えば、どうかな?って思っています。133円バックの買いもいいかと思っています。ここまできたら、雇用統計の結果もみてもいいですが、その前に再度、133円台半ばに突っ込むなら試し買いくらいはしようと考えています。ただ、問題なのは、米地銀の話で相場が動いて
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さて、日銀どうなるか・・・

昨日の動きを見ていると、まるでトレンドを感じさせない動きとなっていました。もちろん、日銀の金融政策決定会合の結果公表が控えているという事情を考慮したとしても、あれだけアメリカの金利が上昇したのに、あるいは、あれだけアメリカの株が買われているのに・・・ということを考えると、もう少しFXも動いてもよいのでは・・・という風に感じました。私は、水曜日にドル円が陰線、ユーロ円が陽線を引いたことで少しだけユーロドルを買い持ちに傾けてみましたが、う~ん、全く上手く行きませんでした。と言うか、元に戻ってきてしまうので、買われたところでしっかり利食わないといけない相場なのでしょうね。どの通貨ペアもトレンドらしいトレンドを感じさせるものはないわけですが、敢えて言うなら、やはりユーロ高・ポンド高でしょうか。ユーロ円もユーロドルも高い位置をキープしていますし、実体線と移動平均線の関係を見ても売りでガンガン攻める状況からは遠いと思います。ポンド円・ポンドドルも同様です。この4つの通貨ペアの中では、ポンドドルが一番キレイなチャートを描いているように見えますね・・・ということで、日銀がいきなりサプライズを打ち出してくる可能性は低いと思いますが、これとて結果を見てみないと何とも言えませんし、仮に現時点で結果が(自分だけ)分かっていたとしても、マーケットの動きを事前に予想することは不可能ですので、結果とその後のマーケットの動きをよく見て相場観を組み立てる必要があるように思います。そういう意味では、やはり対円のリスクテイクは十分な注意が必要で、ポジションマネジメントの観点で言えば、円の絡まない通貨ペアの方が今はリ
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トレンドが続かない相場環境

先週木曜日にユーロ・ポンドが買われ、チャート的にも明確に上放れの状況・・・いよいよかな~と思っていたのですが、何と金曜日は完全に逆噴射・・・ユーロドルはまだ前日の陽線のゲインを失っただけで済みましたが、ポンドドル・ユーロ円・ポンド円は前日の陽線のゲインを失うだけに留まらず、大きく下押しして取引を終えています。もちろん、まだチャートが陰転したとか、そういう印象を与えるものではありませんが、こういった足形の形成を目の当たりにすると能天気に「ユーロ・ポンドへの資金流入が続く」といった考えは、現時点ではもはや「妄想」と言っても過言ではないでしょう。金融不安の嵐も過ぎ去ったのかなと思ったら再燃していますし、これはまた確実に円高要因となります。不安が現実化するかどうかはその時点になってみないと分からないので、そういった意味でもこの金融不安は、チャートを「攪乱」するものと考えられますよね・・・あるべきレートよりも円高に振れる動きが、ホンモノなのかどうなのかの判断が全く読めませんから。。そういう観点でも、本当に厄介な相場だな・・・という印象です。現時点で明確なトレンドが存在している通貨ペアは見当たりませんので、また新しくトレンドの端緒を見つける旅に出るよりないわけですが、可能性という観点で言えば、オージーの下落、あるいはユーロ・ポンドが再評価されて買われる・・・この辺が想定できるシナリオと言えるかもしれません。ホント難しい相場が続いていると思います。。。
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長期金利高止まりか。。。。

欧州時間帯に英国の3月消費者物価指数(CPI)が0.8%と予想0.4%を上回ったことを受けて、CROSS円買いでドル円は買いが強まり一時135.13円まで上昇しました。その後NYでは134.29円まで下落したものの、長期金利の上昇に伴い134.86円まで戻した。一目均衡表の雲の上限134.33円(20日時点)を超えており、これがサポートとなっています。基本的に米国の金融政策と日銀の金融政策の違いが顕在化しており…この視点で米国は来月で利上げ打ち止めとなるのでしょうか。また日銀は緩和政策を維持とは言うものの、来週の日銀金融政策決定会合と植田総裁の記者会見を注視。さらにFOMCが日本のゴールデンウイーク中になる予定であることから、ドル円は方向感もなく米経済指標の結果次第で、米長期金利の動きに連れる展開となりそうだ。市場は高値水準のレンジ相場となりそうです。本日の米経済指標は、4月フィラデルフィア連銀景況指数新規失業保険申請件数3月中古住宅販売件数3月景気先行指数またFRB高官の講演での発言に注目。ウォラーFRB理事クリーブランド連銀メスター総裁ボウマンFRB理事本日はゴトー日とあってドル不足は多めの模様です。
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予想外なプラスに転じたNY連銀製造業景況指標

先週のCPI・PPIの悪化からNY連銀製造業景況感が予想-18.0から予想外の+10.8と5カ月ぶりのプラスに転じました。また、4月NAHB住宅市場が予想44を上回り45と4か月連続で上昇しました。これを受けて米10年国債利回りの上昇と共にドル円は133.84円からじり高基調となり、一目均衡表の雲の上限134.48円を超えて134.57円まで上昇しました。本日は日本時間に中国の重要な経済指標、1-3月期GDP総計・3月小売売上高・3月鉱工業生産・3月固定資産投資が発表予定であるが、低調な指標は織り込み済み。米経済指標は3月住宅着工件数・建設許可件数が発表予定。いずれにしても米経済状況に注視であり、来週後半の日銀金融政策決定 会合に於ける金融政策に変化はないものの、海外勢の敏感な思惑に注視。特にYCCへの言及に・・・・。
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米国PPI大幅下落後米株は上昇、米長期金利は反発、米ドル指数は続落、ドル円も132円まで急落

米国の3月PPI(生産者物価)は0.5%のマイナスとなり、過去3年で最も大きな下げとなりました。ガソリン価格の下げが寄与しているようです。米株は大きく反発上昇、米長期金利は反発、米ドル指数は大きく続落、ドル円はPPI発表直後に132円台すれすれまで大きく売られました。昨日のメジャー8通貨の内、勝ち組では豪ドルとニュージ―ドルが断トツの最強通貨となり、それらにカナダドルが続きました。スイスフランは横ばいでした。一方、負け組では2日連続で米ドルが断トツの最弱通貨となり、それに円、ポンド、ユーロと続いています。昨日の米ドルは終日売られました。ドルインデックスは101.553から101.006へと3日連続で大きく下落しました。タイムサイクル的には依然として4/6-18の底値圏に向かった値動きのようです。エリオット波動的には、下降B波の内の下降e波の(おそらく)最終局面にいます。一方、ユーロドルは4/11-20の天井圏に向かって上昇しているところです。エリット波動的には10/13から上昇B波のなかの上昇e波の最終局面にいるようです。昨日のドル円は東京、ロンドンと横ばいでしたが、PPI発表後大きく売られました。ドル円は昨日の21:00に133.392円の高値を付け、22:00に132.020円の安値をつけています。ドル円の一日の値幅は137.2ピップスと比較的大きな値動きでした。50日、100日の移動平均を再び下に切って引けています。タイムサイクル的には4/10-19の天井圏が終了、4/17-27の底値圏に向かって下落しそうです。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了して現在下
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インフレの期待値上昇や日銀の大規模緩和継続

英国・欧州市場がイースターマンデーで祝日休場の中、ニューヨーク勢は先週末の3月雇用統計の結果が概ね堅調であったことや、NY連銀の3月インフレ調査でインフレ期待1年が前月より上昇したことからドルが強含みました。1年4.7%(2月4.2%) 、3年2.8%(2月2.7%)、5年2.5%(2月2.6%)また、日銀植田新総裁の就任記者会見で「大規模緩和政策は継続」と予想通りの発言ながら、改めてこれに反応した米系短期HF勢の仕掛けからドル円は132.70円付近から一気に133.87円まで上昇しました。引き続きインフレ関連の米経済指標結果に注視。特に明日の3月消費者物価指数に注目で予想前月比+0.2% 前年同月比5.1%。本日は特段の米経済指標はないが、アジア時間に中国の消費者物価指数と生産者物価指数が日本時間10時30分に発表予定。NY時間は米3年国債入札のみ。テクニカル的にドル円の下値の目途は132.50円とし、上値は節目の134.00円を意識し、株価・長期金利を睨む展開と思います。
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結局ドル安へ動くのでは・・・

昨日は、アメリカの金利が急低下する中でドル安が進行、対ドルで見た場合、ポンドが一番強くて次がユーロ、オージーと円が追随といった形でした。金融不安の勃発はあったにせよ、これだけアメリカの逆イールドが恒常化する中で金利が圧倒的に低下する様子を見るにつけ、リセッション入りが強く意識されてきたと考えるのが合理的ではないでしょうか。FRBの意向を無視して金利のマーケットが突っ走っているというよりも、金利のマーケットがFRBの早期利下げを催促するような展開になっていくかもしれないなぁ・・・という風に感じました。また、リセッション入りする(かもしれない、いや、その可能性が高い)通貨が買われる道理はありませんので、そうするとドル安・・・ということになるのではないのかな。対ドルのチャートを見ると、ドル円やオージー円はまだ踏ん張っていますが、ポンドドル・ユーロドルは戻り高値を越えてきていますし、文字通りファンダメンタルズとテクニカルの向きが一致するようなイメージなのではないでしょうか。原油高で金が買われていますので、こういう時は通常、インフレが意識されやすいのですが、今の状況ではそういった懸念よりもリセッション入りの方がより強く意識されている・・・そんな理解でよいのかなと思います。ということで、目先はドル安にポジションを傾けるということでよいとは思うのですが、とは言え、週末には雇用統計が控えていますし、いったんそれまでにクローズしないといけませんね。いずれにしても対ドルのチャートで上値追いの勢いを感じさせるのは、繰り返しになりますがポンドドルとユーロドルですね。目先はこの2つの通貨ペアで上側のリス
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冴えない米経済指標に金利急低下

サウジが週末にいきなり5月から原油生産量を減産とOPECプラスと共に発表、世界の需要の4%相当に当たるとサウジはもうすでに米国の思惑通りには動かない。ゴールドマンサックスは年末の原油の価格は95ドルまで上昇するとの見通しを発表している。これで米国の中東でのPOWERは急落したことがさらに顕在化下しました。この裏では中国がフィクサーとして暗躍している。加えてロシアもい・・・・世界の動きは政治的に凋落が激しい米国と独裁色を強化した習近平率いる中国との戦いが続きそうですね。米経済も3月ISM製造業景況指数が46.3(予想47.5)と低下、2月47.7をも大きく下回り米長期金利が急落。また3月PMIが予想49.3と結果49.2と下回りました。本日の米経済指標は2月製造業受注・2月耐久財受注・2月JOLT雇用動態調査などに注目。米国のインフレが ピークアウトの兆しか??今週末の欧州はGOOD FRIDAY…米国は祝日とはならないが株式・債券市場が休場となるりますが、その他は通常の公共機関通常通りです。テクニカル的にドル円の下値の目途は一目均衡表の転換線131.70円とし、上値は節目の133.00円を意識し、株価・長期金利を睨む展開となるかな〜
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落ち着かない相場環境

おはようございます。今日は寝坊をしてしまったベルクです。でも特に影響はありません←仕事をしろ^^;ドル円は現在131.30円近辺まで上昇しています。本日は3月の最終応当日ということもあり、9時55分の仲値にかけてドル買いが強まりそうです。しかし、ここが過ぎると少し行き過ぎもあるので調整に入るのではと思います。なお、昨日のバーFRB副議長の上院議会証言は、「SVBが破綻したのは経営陣がリスクを効果的に管理しなかったこと」と述べて「杜撰な経営の教科書的事例」との見解を示しました。その上で「監督・規制を強化する」と発言しています。そのため、今後銀行の貸し出しの厳格化や貸しはがしなどが出てきそうです。また、バイデン大統領は、金融システム不安は「まだ終わっていない」と発言しており、まだまだこれらの動きに振り回されそうです。なお、昨日は欧州の金融機関の株価が下落、その背景にはフランス検察が大手の一部フランスの銀行を税制不正の疑いで強制捜査に入ったと報じられたことも下げの要因のようです。とりあえずドル円は戻り売り方針で見ています。先ほどオーストラリアの2月のCPIが発表になり、前年比+6.8%(予想+7.2/前回+7.4%)で発表後に豪ドル円は87.79円、豪ドル/米ドルは0.6689ドルまで急落しています。
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【最新】住宅ローンランキング 2023/03/20 現在

価格.com掲載の住宅ローン 人気ランキングです。住宅ローンを比較・検討する際に参考にしてみてはいかがでしょうか。1位 auじぶん銀行 変動金利0.289%「がん診断保障」+「全疾病保障」がついに登場! 「がん診断保障(50%)」の保障内容は“そのまま”で、すべてのけが・病気をカバーする「全疾病保障」を金利上乗せなしで付帯!2つの保障がセットで付帯されるのは、ネット銀行初!※住宅ローンに関する注意事項は、以下「公式サイトを見る」からauじぶん銀行ウェブサイトより必ずご確認ください。2位 住信SBIネット銀行  変動金利0.410%「団体信用生命保険」だけでなく、「全疾病保障」も金利上乗せなしで付帯。保険料なしで団体信用生命保険と全疾病保障が基本付帯です。さらに女性の方限定で、通常の「全疾病保障」に加えて「ガン診断給付金特約」が無料で付帯されます。保証料・一部繰上返済手数料も0円。※当商品は三井住友信託銀行の商品であり、住信SBIネット銀行が三井住友信託銀行の銀行代理業者として販売しています。3位 みずほ銀行 変動金利0.375%~0.675%ネット住宅ローンはPC・スマートフォンから来店不要で契約手続きが完結。ライフイベントに応じて返済額の見直しができるみずほ銀行ならではのサービス、万が一の病気やケガ・災害に備えたローン商品や保険が充実!ローン取扱手数料型を利用の場合、保証料は借入金利に含まれます。4位 PayPay銀行 変動金利0.349%ネット銀行ならではの金利。書類はスマホで提出可能。団信の選択肢も充実。審査に必要な書類はアップロードで提出でき、事前審査申込から契約まで
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SVBの破綻も時間が解決かな~

SVBの破綻をきっかけに、雇用統計の記憶を完全に吹っ飛ばすような形の動きに発展してしまうとは人間の不安心理というのはいつの時代も小さくないということなのでしょうね。 今回の動きをリーマンショックと対比する人も多いのですが、個人的にはかなり違和感を覚えています。あの時は、かなり前から金融不安が続き、最後の最後にリーマン・・・という流れでしたし、そして、資金のことを考えると「本当にドルが足りなくなってしまった」という感じでしたが、今回はそういう状況からは遠いです。また、当時は今のようにSNSがそれほど普及していなかったことで正確な情報の伝播に時間がかかり、これが不安を増幅させてしまった可能性は否定できないと思うのです。また、金融不安という言葉に免疫を持たない参加者が増加しているという点も、不安を増大させる方向へ作用する可能性が高いかもしれませんね。 今、マーケットに必要なのは「時間」だと思います。アメリカの2年債金利があんなに下落した局面を私は見たことがありません。利上げどころか利下げをも織り込みに行くような反応は、正直言って「やり過ぎ」だと思いました。そのためでしょうか、昨日は若干ですが金利が上昇を見せていますし、株価も少し落ち着いた動きになってきていますので、もう少し時間が経てば・・・ということなんだろうと思います。 相場の方は、時間の経過で落ち着きが広がれば・・・やはり対円は、円高へ動いた是正で円安方向へ、対ドルは金利の引き上げに若干歯止めがかかるかな・・・と考えると、ドル安方向へ動くという考えに妥当性が高いかもしれません。ただ、その動きが継続性を伴ったものになるかどうかとい
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米銀破綻とFRBの対応に注目ですね

2月の米雇用統計によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月から31万1000人増加しました。前月(50万4000人増)から鈍化したものの、市場予想を大きく上回り、米労働市場の堅調さを改めて示す形となりました。失業率は3.6%と、0.2ポイント上昇した。業種別の就業者数は、新型コロナウイルス禍からの持ち直しが続く娯楽・接客が前月比10万5000人増。人員削減が報じられている情報産業は2万5000人減でした。平均時給は前年同月比4.6%増。伸びは前月から加速しました。 バイデン米大統領は10日、2月の雇用統計について「米経済が正しい方向に向かっている」状況を示したという認識を示しました。バイデン大統領は「労働市場を離脱していた人々が戻ってきている」と指摘しました。さらに、インフレがこのところ鈍化していることに言及し、米消費者物価指数(CPI)が良好な内容となることを楽観しているとしました。 IT企業やベンチャー企業を主要顧客とするSVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレーバンクが10日、経営破綻しました。米連邦預金保険公社(FDIC)は動向を管理下に置き、預金を保護する措置を取りました。保有する債券などの売却損を出したことで、財務不安が高まり、預金流出が加速していた。2008年のリーマン・ショック後の銀行破綻ケースとしては過去最大規模。FRBの急激な金融引き締め政策を背景に債券価格が下落(金利は上昇)している。市場では、銀行が保有する債券の含み損に対する懸念が広がっています。 FDICによると、預金保険の保護対象となるのは、1口座当たり25万ドルまでで、
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長期金利堅調

パウエルFRB議長が一昨日上院でタカ派的な発言とは裏腹に「利上げペースは決まっていない」との発言を受けてドル円は一時136.48円まで下落後したましたが、市場のスタンスは押し目買いのスタンス。。。明日のBOJ金乳政策決定会合と米2月雇用統計の結果待ちの状況。基本的には様子見で調整の下押しは打診買いで臨む。テクニカル的にドル円の下値の目途は昨日安値の136.48円、上値目処は昨日高値137.91円や節目の138円となり、この水準を睨む展開となると思います。
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パウエル議長議会証言タカ派発言

注目のパウエル議長の議会証言によると、「最新の経済指標が予想を上回り、内容も強いため、利上げペースを加速させる用意がある」との発言があったため、金利が上昇し、短期間で上昇し、長期間で下落する逆イールド現象が起こり、1981年8月以来の状況になりました。この逆イールド現象は景気後退を示唆しています。ドル円は一時137.19円まで上昇する前に、通貨OP市場で下向きのドルPUT買いのデルタヘッジ売りにより、135.55円まで下落しました。その後、米国の短期勢がパウエル議会証言後に再び上昇させ、137円まで押し上げました。本日は、NFPの前哨戦となる2月のADP雇用統計、1月のJOLT雇用動態調査の発表が予定されており、予想を下回るかどうかが注目されています。また、パウエルFRB議長は下院での議会証言が引き続き予定されていますが、昨日の発言の繰り返しと思われ、影響は限定的かな。。。。さらに、市場の関心は既に週末の米国2月の雇用統計とBOJの結果に注目しており、ドル円の下落があれば打診買いスタンスは継続しますが、週末の結果を見極めるまでは、円が強まる可能性もあります。
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金利水準の引き上げに慣れることも必要です

全米リアルター協会(NAR)が発表した1月の中古住宅販売仮契約指数は前月比8.1%上昇し、2020年6月以来、2年半超ぶりの大幅な伸びとなりました。ただし、住宅ローン金利が再び上昇しており、住宅市場の好転を遅らせる可能性がある。市場予想は前月比1.0%上昇だった。上昇は2カ月連続。4地域すべてで上昇した。前年同月比では24.1%低下した。NARは「住宅販売活動は今年第1四半期に底打ちし、その後徐々に改善するとみられる」としました。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、今週の30年もの住宅ローン固定金利は先週で6.50%と前の週の6.32%から上昇。上昇は3週連続で3カ月ぶりの高水準を付けました。それでも、米住宅市場の改善傾向は徐々にみえてきてます。金利上昇でクレジット部分にやや懸念が出始めているとのデータもありますが、個人消費が大きく落ち込むほどの金利上昇ではなく、現在の金利水準に消費者も企業も徐々に慣れていかなければならない。慣れてしまえば、経済の成長力も徐々に回復していくだろうと思います。FRBのジェファーソン理事は27日、「米国における幅広いサービス部門でのインフレはなお高水準だが、賃金の伸びが鈍化すればこうした部門の価格も鈍化する可能性がある」とし、また、「モノ(財)のコアインフレは低下し始めている。いくつかの指標では、住宅サービス部門のインフレが今後数カ月で低下する可能性があることが示唆されている。住宅を除くサービス部門のコアインフレを取り巻く不確実性は高まっている」と指摘。そのうえで、「住宅を除くコアサービスのインフレ見通しは名目労働コストの伸び
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米金利は上昇も固定観念を持たずに見ましょう

1月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前年比5.4%上昇と、前月の5.3%から伸びが加速しました。所得の堅調な増加を背景に消費支出は回復し、FRBが夏を通じ利上げを継続するという懸念が強まる可能性があります。前月比でも0.6%上昇。前月の0.2%上昇から伸びが拡大しました。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前年比4.7%上昇と、前月の4.6%から加速。前月比も0.6%上昇し、伸び率は前月の0.4%から拡大してます。これは2022年8月以来最大の上昇幅となります。 個人消費支出(PCE)は前月比1.8%増と、前月の0.1%減(速報値0.2%減から上方改定)からプラスに転じました。市場予想は1.3%増しでした。増加幅は2021年3月以来の大きさとなりました。インフレ調整後の個人消費は1.1%増で、これも21年3月以降で最大の伸びとなりました。FRBのジェファーソン理事は24日、「労働需給の不均衡が続いている状況を踏まえれば、インフレの鈍化がゆっくりしたものにすぎない」との見通しを示しました。また、「労働集約型の事業が大半を占めるサービス分野ではインフレが引き続き、根強く高い」と警戒。FRBが最近注目してます、住居費を除いたコアサービス部門の物価高の大部分が、「労働需要が供給や、名目労働コストの伸びとより良く均衡するかどうか次第だ」としました。さらに「賃金の伸びは最近、いくらか減速し始めたが、持続的な形でインフレが2%に向け低下するのに見合った水準とするには依然として高すぎる」と強調しました。 堅調な経済指標とFRB当局者のタカ派的な発言を背景に金利先高観が高
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FOMC議事要旨利上げ継続

ドル円は注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表で利上げ継続が適切でインフレリスクも上昇との見方が大勢となり、また50bps利上げ支持を受けて長期金利上昇後は調整で上げ渋りとなりました。その流れで朝方は134.93円から134.70円までじり安後は134円台後半でもみ合いです。本日は日本が天皇誕生日で東京市場が祝日休場とあって市場流動性が低下する中、本邦実需の売りが135.50円から買いが134.00円からそれぞれ観測されているます。ただ明日の午前中に日銀植田総裁の所信声明で当面の金融政策を維持するのか否か、一部日本国債市場ではYCCの廃止などの思惑もあり、FOMC議事要旨の内容から利上げ長期化の可能性との見方が強く下値も限定と思われます。本日の米経済指標は、米1月シカゴ連銀全米活動指数や、米10ー12月期GDP改定値、米新規失業保険申請件数などが予定されている。また7年国債入札予定も留意です。テクニカル的にドル円の下値はの目途は昨日安値134.37円や節目の134.00円。上値の目途は昨日高値135.06円や21日高値135.23円を意識し、株価・長期金利を睨む展開と思います。
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連休明けの堅調な米経済指標に金利上昇しましたね

米NY市場の3連休明けの経済指標を受けて長期金利上昇に連れてドル円一時135.23円まで上昇。●2月製造業PMI速報値が」47.8(予想47.2)と予想を上回り、非製造業PMI速報値も50.5と(予想47.5)と2022年6月以来の50台を超えたことを背景にFRBの利上げは一段と長期化するとの思惑で長期金利の上昇を受けて135円台へ。2年国債入札がいまいちであったこともあり、10年国債利回りは3.9584%台に上昇しました。ただその後発表された1月中古住宅販売件数が予想410万戸から400万戸と下回ったことを受けてやや調整がでるものの、大きな影響はなく限定となりました。米中古受託の販売件数は経済指標として一時代は中心となっていた。。。米国は収入が増えると住宅の買い替えが強くなり景気をみる判断としてインフレの参考指数としてまた見直されています。さて本日は明日が日本の天皇誕生日で祝日のため東京市場は祝日休場です。米系短期勢の市変え次第とはなりそうですが、長期金地の上昇からドル円の下押しの買いスタンスが続きそうで上値を探る展開となりそうです。テクニカル的に下値の目途は昨日安値134.15円。上値は昨日高値135.23円を意識し、上値を探りながら株価・長期金利を睨む展開かなと。
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堅調な経済指標で金利上昇

堅調な米経済指標を受けて長期金利が急騰しドル円も134.36円まで上昇しました。 1月小売売上高が前月比+3.0と予想+2.0を上回り、また1月NY連銀製造景況指数-5.8と予想-18.0の悪化程でなく、2月NAHB住宅指数も42と予想37を上回ったことなどを背景に市場はFRBの金融引き締めが長期化との観測から10年国債利回りが3.80%台に上昇しました。 日米金利差の拡大との見方から円売り基調が強まりました。 本日も引き続き米経済指標に注目ですね・・・1月住宅着工・建設許可件数・2月フィラデルフィア連銀景況指数・1月生産者物価指数・新規失業保険申請件数、またFRB高官メンバーの講演もあり発言に上下に振れそうです。 指標が引き続き堅調となれば、1月6日の高値134.77円を窺う動きとなりそうですね。だ。
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インフレとの闘いは続くのか・・・

注目のCPIが発表になりましたね。数字の評価はともかくとして、マーケットの動きとしては最初はドル安、次に円安、またもドル安・・・と、風見鶏が首の向きを頻繁に変えるような感じに私には見えました。こういう時は恐らく取引終了を待って、あるいは取引終了間近になってみないと、最終的な通貨の強弱は分からないのでは・・・と思いました。 そして、結局どうなったのかと言うと、「円安+ドル安」ですね。対円は陽線で上伸、対ドルも陽線で上伸となりました。そして、円とドルの対比で言えば、ドル円は陽線で上伸、つまり、「一番弱い通貨は円」ということになります。1日だけの動きで言えば対ドルで見るといずれも陽線でドルよりも強いわけで、円を売って買う対象としてはオージーあるいはポンドがよいのかなと思わなくもないのですが、個人的にはドル円の上値余地が大きいのではないかと考えました。それは、ドル円のチャートが6日の戻り高値を越えてきたからです。もちろん、ポンド円もオージー円も昨年12月の水準まで戻してきていますので、こちらも有望ではあるのですが。 ということで、なぜアメリカのCPIが発表になって円が売られるのか、そのメカニズムは私にはよく分かりませんが、マーケットがそのような動きを見せた以上は仮にこれがトレンド性を伴った動きに発展する可能性を考えると、やはり対円で売り先行スタンスを取るというのがオーソドックスなストラテジーになるような気がします。 それにしても、アメリカのインフレはなかなか収まりませんね。これだけ金利を引き上げても、まだコアで5%以上のインフレ・・・まだ少しインフレとの戦いが続きそうな雰囲気になってき
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