こんにちは!ゆんすけです!
私はココナラでは「簿記」、「FP」、「数学」について指導をおこなっていますが、たまに「資産運用」について書きたいと思います。
今回はインフレとデフレについて書いていきたいと思います。
①インフレについて
インフレとは、一般的に物価が持続的に上昇する現象を指します。したがって、相対的に貨幣の価値が下がることになります。
なぜ、このようなインフレの主な要因は、需要と供給のバランスの崩れや、生産コストの上昇などが挙げられます。需要が供給を上回り、商品やサービスに対する需要が高まると、価格が上昇します。
最近の日本のインフレは後者の円安やウクライナ・ロシア戦争などの影響で生産コストが上がりインフレになっています。
インフレーションの程度は、インフレーション率で表されます。インフレーション率は、ある期間における物価の上昇率を示し、年率で表されることが一般的です。日本はこのインフレ率を2%を達成を目標にしています。
多くの国はそのインフレ率を程よい数値にするために、中央銀行が政策金利を操作して行ないます。日本でいう中央銀行は日本銀行です。日本銀行が政策金利を上げたり下げたりすることでインフレ率2%を達成するために動いています。
②デフレについて
デフレとは、物価が持続的に下落する経済現象を指します。一般に景気後退や経済の不安定さを伴い、経済主体にさまざまな課題をもたらすことがあります。
デフレが起きる要因は様々ありますが主な要因2つを紹介します。
1つ目は需要不足です。景気後退や不況の時期には、企業や個人が支出を抑制し、商品やサービスへの需要が低下します。これにより、企業は価格を引き下げてでも販売を促進しようとしますが、経済全体が需要不足に陥り、物価が下落します。
2つ目は債務デフレーションです。債務デフレーションは経済における負債が増加し、その債務が返済に圧力をかけることでデフレーションが引き起こされる現象です。金利が高かったり、資産価格が急激に下落すると、債務者が借金を返済するために資産を売却する必要が生じ、これが資産価格の低下を招き、デフレーションを促進します。
③最後に
現在は、生産コストの上昇のもとでインフレが起きています。
そのために、現在の日本銀行は政策金利を上げるかもしれません、ただ日本は不景気であり容易に政策金利を上げることができません。
今後の日本銀行の動向には注目です。