これまでのシステム成績(2020年11月20日)
今週は、先週末と比べて日経平均株価が0.60%ポイント、表全体の株価平均が1.24%ポイントの上昇となりました。
システム成績は0.38%ポイントの下落となっています。順張り系が0.04%ポイント、逆張り系が1.07%ポイント、オシレータ系が0.74%ポイントの下落となりましたが、その他系が2.41%ポイントの大幅上昇となって、全体をヘッジしました。
チャートを見ますと、順張り系が下げ基調継続、逆張り系とオシレータ系が、やや下げ基調ながらも概ね横這い、その他系が反発傾向となっています。
日経平均株価は一時26,000円台を回復するなど、やや足踏みしつつも上昇基調が継続しています。
個別銘柄では、川崎汽船が今週も大きく上昇し、年初来損益率は100%に迫っています。それ以外では先週同様、日本板硝子が堅調を維持し、フェイス、三菱自動車、NECがそれに続いています。
新型コロナウイルス新規感染者数は、今週に入って連日過去最大を更新し、第三波の到来が強く疑われる事態となっています。GoToキャンペーンも、ここにきて大きな見直しを迫られる事態になりそうです。
こんな状況下でも、株式市場は比較的堅調です。もちろん、その背景にはワクチンの早期実用化に対する期待感もあるのでしょうが、直近よりも経済環境が改善してきているという根拠のない実感があるのかもしれません。
株価は期待で上昇すると言いますが、まさに今は期待で動いている状況です。債券市場などからの大量の資金流入もあって、皆が上げ続ける口実を探しています。
しかし、期待が失望に変わった瞬間、市場は雪崩を打って収縮に向かいます。そうならないことを
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