これまでのシステム成績(2021年10月1日)

これまでのシステム成績(2021年10月1日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は5.38ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は6.56ポイントの大幅下落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は、76.32%(29銘柄)に減少しました。

一方、システム成績は3.62ポイントの大幅下落となり、平均資産増減率はプラス7.97%に後退しました。
順張り系が9.07ポイント、逆張り系が3.89ポイントの下落となりましたが、オシレータ系は0.23ポイント、その他系は0.69ポイントの上昇となりました。

先週まで好調だった川崎汽船が131.62ポイントの大暴落となり、全体を3.46ポイント、順張り系を8.77ポイント押し下げました。

チャートを見ると、順張り系と逆張り系が急落しましたが、オシレータ系とその他系は下げ止まっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は、急落しています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、8システムのまま変わりません。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、52.63%の20システムに減少しました。
川崎汽船が大きく下落しながらも首位を維持、昭和電工が2位、住友ゴム工業が3位に返り咲きました。川崎汽船は、年初からの運用益の4割を失いました。

さて、自民党総裁選は、大方の予想通り決選投票で岸田氏が河野氏を破り、新総裁に就任しました。
その過程でやや意外だったのは、1回目の投票で河野氏が1票差ながら2位に沈んだことと、議員票では高市氏にも及ばなかったことです。

その理由については、既に多くの識者の方々が解説しているように、安倍前首相の強力な関与があったことと、選挙戦終盤における河野氏への期待後退によるものとが考えられます。
河野氏は党員票において、47都道府県の内39都道府県で岸田氏を上回りながら、総数では過半数にすら達しませんでした。

そして、岸田新総裁が打ち出した党役員や新閣僚の面々は、国民の期待とは裏腹に、図らずも安倍・麻生色の強いものとなりつつあるようです。
もっとも、これは麻生派顧問の甘利氏が、総裁選で岸田氏陣営に就いたことや、安倍氏の後方支援があったことなどから、当初から予想の範疇ではありました。

結局、二階幹事長を追い出すという点においては、公約通りとなったわけですが、その代わりにより強力な妖怪たちを呼び込んでしまった、ということになるのでしょう。
菅政権は、第5次安倍内閣などと揶揄されたものですが、岸田政権は第6次安倍内閣となってしまうのでしょうか。

もっとも、党役員人事はともかくとして、岸田新内閣の任期は当面1か月強しかありません。総選挙後に初めて国会が召集された時点で、それまでの内閣は総辞職するという「決まり」があるからです。

そして、新たに選ばれた国会議員によって新首相が選ばれ、新たな内閣がつくられることになります。
もちろん、総選挙で自公が過半数を維持すれば、岸田氏がそのまま首相の座に就くことになるわけですが、それは選挙結果次第ということになります。

すなわち、今回の第1次岸田内閣にて選ばれた閣僚は、必ずしも第2次岸田内閣で留任するとは限らないわけです。
そうは言っても、たった1か月余りで大臣の首を挿げ替えるというのは、なかなか難しいことでしょうから、選挙で落選でもしない限りは、そのまま留任となるのではないかと思います。

しかし、もちろん理屈では裏技的な布陣も考えられます。例えば、選挙に向けては国民受けの良い閣僚を抜擢し、総選挙後の第2次岸田内閣で切り捨てる、ということです。
そういう意味では、河野氏をワクチン担当大臣に留任させ、選挙後に当該大臣職そのものを無くしてしまうということも考えられたわけですが、広報本部長という党役員での処遇はやや意外なものでした。

石破氏については、元々何の肩書も与えられていなかったわけですから、敢えて手を差し伸べることにはリスクが大きすぎるでしょう。
問題は小泉氏ですが、取り敢えず総選挙までは環境相留任とするのか、ここで見切りをつけるのか、岸田氏の胆力が問われるところです。

麻生氏については、自民党副総裁と言うことで世間からの批判的な見方もありますが、取り敢えずは上手く鈴を着けたな、という印象です。
これによって、副総理や財務大臣と言った要職からの引き剥がしに成功しました。

いずれにしても、岸田新総裁には、今回と次回の2回のチャンスが与えられています。両方を見据えた上で、来年以降に生きてくる布陣を敷いていくことが求められます。
第6~7次安倍内閣にならないよう、自身の信念を貫いていって欲しいと願います。

また、今回敗れた河野氏の失速の大きな原因は、政策を詰め切れなかったことです。そのために、発言がブレたり失言が目立ったりしました。
3年後を見据えて、小泉氏や石破氏らと政策研究会を設立するなどして、自らの考えを整理し、キッチリと裏付けを取って、マニュフェストに落とし込んでいく作業をして欲しいと思います。

もしも、その内容が、自民党に受け入れられないものであるならば、党を割って出ることも選択肢の一つとして考えるべきです。
極右や極左が世界を危うくすることは、昨今の世界情勢を見れば明らかです。これからの政治には、新たな中道を目指していただきたいと思います。

最後に、退陣する菅首相についてですが、わずか1年余りの任期ではありましたが、実務的には大きな成果を出した場面もありました。
新型コロナウイルス禍の状況が、あと2~3か月前に現状程度に落ち着いていれば、今回の退陣はなかったかもしれません。

しかし、デルタ株の流行を遅らせることは出来ても、早まらせることは出来なかっただろうため、やはり今回の退陣は必然だったのでしょう。
また、安倍前政権の負の遺産を引きずっていたことも、大きな重しとなっていたように感じます。いずれにしましても、お疲れ様でございました。


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