Pythonで本気の為替分析【番外編】

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番外編について

記事を書いている際にQuandlというサイトを知り、ご紹介したいと思いましたので「番外編」という形で書くことにしました。日本ではさほどメジャーじゃないかな? と思うのですが、海外ではかなり有名なようですね!
かなりしっかりした運営がされているようで、有償のデータもあるようですがその分プロ仕様といった感じです……!

前回の記事はこちら↓

Quandlとは?

トレードなどのためにデータ分析をする際、特にファンダメンタルズ分析などをされる方は、為替レート以外にも色々なデータを参照される場合が多いかと思います。
最近知ったのですが、Quandlというサイトが経済・金融関係の膨大なデータを提供しているようです。
通常の為替レートのほか、トレーダーにとって有名な実効為替レート、日経平均株価、 JASDAQ平均、日本の個別株データというメジャーなものから、国際収支統計、対内外直接投資、対内外証券投資、CFTC建玉明細、OECD景気先行指数といったものまで。
有償のデータもありますが、多くは無料です。
登録なしでも使えるようですが、取得回数に制限があるようです。無料で登録するとAPIが発行され回数制限なしでかなりたくさんのデータが使えるようになるみたいですね(*‘ω‘ *)

Quandlのインストール

pythonで扱う場合には、pipでインストールすることができます。
(pipenvで仮想環境にインストールしています)
pipenv install quandl
インストールしたら、importをして使うだけ。サンプルでドル円のレートを取得してみます。

データの表示

import pandas as pd
import quandl as q

data = q.get('BOE/XUDLJYD',api_key='※ここにAPIキー※')

data.info()
tail = data['Value'].tail()
average = tail.mean()

print(tail)
print(average)
b1-1.png

無事に表示できました(´∀`*)
残念ながらtickデータは無いようなのですが、それでも色々な指標が見られるのはとても便利ですね……!
逆にシステムトレード中心で、バックテストなどのデータ分析をするのならば高精度のtickデータが必要です。
tickデータの入手方法はこちらの記事をご覧ください↓


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