新年のご挨拶

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マネー・副業
2024年は波乱の幕開けとなりました。

1月1日夕方の能登半島地震では、最大震度7という猛烈な揺れが襲い、各地に大きな被害を与えました。私の住む地域でも、報道では震度6弱という揺れを観測したようですが、我が家では体感的に震度4まで行くか行かないか程度の揺れで済みました。

また、翌2日には羽田空港滑走路上で、地震被災地への支援物資を運ぶ海保機が着陸してきた旅客機と衝突し、搭乗員5名が死亡するという痛ましい事故がありました。
不幸中の幸いにも、衝突で炎上した旅客機の乗客乗員に死者は出ず、奇跡的な脱出劇が注目されました。

年明けの株式市場はというと、大発会で一時770円余り下落するなど、市場は大混乱となりましたが、その後は大きく戻すなどして落ち着きを取り戻しました。
更に翌週に入ると株価は連日の大幅高となり、バブル崩壊後最高値をあっさりと更新し、昨年末に対して2,112.94円(6.31%)もの大幅高となっています。

直近までの日経平均株価推移とそのトレンドラインを、次図に示します。

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株価は上値目処としてきた上昇チャネル1~3をあっさりと上抜け、新たな秩序を作り出そうとしているかのようです。
直近の上値目処は34,800円ほどであり、株価はそれを800円ほどオーバーしています。これが今後是正されていくのかどうかが注目されます。

株価は12日にも520円余りの上昇となりましたが、私が監視しているポートフォリオでは、半数以上が下落していました。
これは、日経平均採用銘柄に代表される優良企業に、資金が集中していることを物語っています。

報道などでは、今年から始まった新NISAの影響が取りざたされていますが、外国人投資家の動きも活発化しているように感じます。
実際には様々な要因が複合的に絡んで、株価急騰を演じているのでしょう。

外国人にとっては、株式市場と並んで為替市場も気に留める必要があります。
今、1万ドルの資金を元手に、東京市場に上場している会社の株式を購入したとします。その際、ざっと150万円分の株式を購入できます。そして、それが2倍になった時に売却すると、300万円が戻ってきます。

その時、為替相場が円高に動いて、1ドル100円ほどになっていたとすると、300万円をドルに戻せば、元金の3倍に当たる3万ドルの資金が得られることになります。

今後、日米の金利差は縮小し、円高に向かうと予測されています。外国人視点で見れば、今の東京市場は非常に魅力的に映るに違いありません。大安吉日と一粒万倍日が同時に来たようなものです。

その為替市場では、今年に入って円安基調で動いています。
直近までのドル円推移とそのトレンドラインを、次図に示します。

システム成績複利240112G7.png

昨年末まで下落を続けていたドル円は、上昇トレンド1及び2に跳ね返されて、再び高値更新を目指すかのように見えます。
しかし、直近下降トレンド5が常に上値を抑えており、今後上昇の勢いが鈍ってくると、再び下落に転じる可能性は十分にあります。

さて、今年の運用システムについてですが、現時点にてまだ決定していません。一応、候補銘柄の絞り込みまでは完了しているものの、ポートフォリオのバランス調整や追加システムの適用など、まだまだ検討・検証しなければならないことが多々あります。

今月中には、これまで同様、仮想運用を開始したいと考えていますが、ちょっとどうなるか分からない状況です。
また、昨年運用したシステムの個々の詳細成績についても、ご紹介できないまま年を越してしまいました。今後の対応については、未定とさせていただきたく存じます。

冒頭にも述べましたように、2024年は波乱の幕開けとなりました。株式市場も年初から大荒れの展開となっています。
今年初のSQ値が幻で終わったこともまた、今後の波乱を予感させます。

何はともあれ、システムトレードでは、与えられた条件下で、日々のシグナルに従い、粛々と売買を繰り返していくしかありません。
その結果として、市場の波乱に動じない、安定した収益が得られるものと信じます。

当ブログや出品サービス共々、2024年もまたよろしくお願いいたします。


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