これまでのトレンド推移(2024年1月19日)

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マネー・副業
運用システムが決定するまで、日経平均株価とドル円のトレンド推移のみ報告いたします。なお、運用システムの決定による年初来成績の報告は、2月第1週末を予定しています。
何卒、よろしくお願いいたします。

日経平均株価は、週初に一時36千円を超え、終値でもバブル後最高値を更新しました。しかしその後は3日続落となり、上昇もここまでかと思われましたが、金曜日に一時600円超の大幅高で、直近最高値を更新すると共に、先週末のSQ値を上回りました。
結局、終値でもバブル崩壊後最高値を更新し、日本市場の底堅さを示す結果となりました。

この上昇劇の背景には、国内投資家の出遅れ感や売り方の恐怖感といった心理的要因の他に、外国人投資家の積極姿勢がうかがえます。
特に、最近は中国市場における日経平均EFTの爆買いが取りざたされており、それによる同構成銘柄への資金流入が株価を押し上げているように感じます。

直近までの日経平均株価推移とそのトレンドラインを、次図に示します。

システム成績複利240119G6.png

株価は、2009年以降君臨してきた強固な上昇チャネル1~3を大きく上抜け、新たな領域に突入しつつあります。
それを下支えしているのが、昨年10月から続く上昇トレンド19ということになりますが、勢力的にはそれほど大きくはありません。

直近には緩やかな下降トレンド23も発生しており、しばらくは高値圏でのもみ合いが続く可能性もあります。
また、直近の株価急騰により、昨年初めからの株価上昇による上昇トレンドが、後半の株価低迷を乗り越え、再び勢力を増してきた可能性もあります。

そこで、直近3本のトレンドの代わりに、4~6本目のトレンドを表示し、次図に示してみました。

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2022年末から続く上昇トレンド12は、前述した昨年初めからの株価上昇に伴うトレンドで、これまでも何度か姿を見せては消えてきました。
このトレンドに基づいて考えると、今年の3月初めには日経平均株価が38千円に達する可能性があります。

また、上昇トレンド13もしくは15に従うというシナリオでは、今後上昇率が鈍化していくものの、3月初めには36.6~37千円まで到達するかもしれません。

一方、下落シナリオでは、昨年後半の高値水準である33.5千円前後が下値目処になりそうです。これは、出会い線の水準ということで、しばしば強固な下値支持線になることが知られています。

ドル円は、週末に掛けて148円台までじりじりと上昇してきました。昨年11月に付けた直近最高値の更新まで、あと3円余りに迫っています。
もしも昨年末までに買われた円の少なくない部分が、外国人投資家により年明けからの日本株買いに使われたとすれば、直近の株価急騰は納得できるものがあります。

直近までのドル円推移とそのトレンドラインを、次図に示します。

システム成績複利240119G7.png

直近にレンジ幅の広いの下降トレンド7があるものの、それ以外は上位4位までの勢力の上昇トレンドが占めています。
ドル円は概ね、これらの上昇トレンドのレンジ内で推移しており、安定感を保っています。

トレンドを見る限り下値は限定的で、春先までに直近最安値の140円台を割り込む可能性は低そうです。
また、高値目処として、トレンド的には3月初めに160円近くまで上昇する可能性もありますが、ファンダメンタル的にはそこまでの上昇理由は見出し難いのが現状です。


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