今週は日経平均株価が0.22%(59.65円)の続落でしたが、ベンチマーク20銘柄平均株価は0.19ポイントの続伸となりました。
一方、システム平均成績は0.02ポイントの続落となり、年初来成績はプラス0.63%まで後退しました。その他系は2.10%増と検討しましたが、それ以外が全て減少しています。
チャートを見ると、運張り系の成績下落が著しく、逆張り系は高止まりが続いていることが分かります。
システム全体の過半数を占めるオシレータ系は、じりじりと上昇基調にあるものの、未だプラスに転じていません。
日経平均株価は続落したものの、依然高値水準で推移しており、昨年末比5.21%(1,358.98円)高となっています。
システム及びベンチマーク銘柄は、大幅に出遅れたままです。
個々の銘柄毎に見ると、1821三井住友建設が2.40ポイント、5959岡部が3.31ポイント、9432日本電信電話が2.45ポイントの株価上昇となったのに対し、システムは売り持ちで同程度の成績下落となっています。
一方、7211三菱自動車が1.37ポイント、7581サイゼリヤが2.51ポイントの株価下落となったのに対し、システムは売り持ちで同程度の成績上昇となっています。
また、9020東日本旅客鉄道は0.33ポイントの株価上昇に留まったのに対し、システムは3.07ポイントの成績上昇となっています。
日経平均株価は調整の度合いを強め、今月中の28千円台回復はかなり難しくなりました。勢力は弱いながらも、直近に新たな下降トレンド15が発生し、一旦は下を目指す展開になるかもしれません。
最もありがちなパターンとしては、3月末までにフラッグもしくはペナントを形成しての、4月以降の上放れでしょうか?
もちろん下放れの可能性もありますが、上昇トレンド1~3がすぐ下に控えているため、上放れよりは難しそうです。
ドル円は、上昇(円安)基調が鮮明になってきました。直近上昇トレンド1は勢力を強め、再び140円台を狙う動きとなっています。
また、中期上昇トレンドは、仕切り直しからのレンジ調整で、ドル円推移を上手く吸収しています。
さて、今年のシステム運用銘柄についてですが、今回は4452花王についてご紹介します。この銘柄を用いたシステムは2019年10月24日に設計し、以降、仮想運用を継続しています。最適パラメータは7年ほどに渡って安定していますが、現在の設計基準における最適パラメータとは異なっています。
次図は、同銘柄の回帰順張り逆システムの資産カーブです。
今年に入ってこれまでの収益率は、複利で+11.73%と好調を維持しています。株価は2月に入って下落基調にありますが、売りと買いがうまくかみ合って、収益を伸ばしています。
ちなみに、平均リターンは18.03%ですが、ここ3年ほどはそれを下回る収益となっており、平均回帰が期待されます。
このシステムを複利運用した場合の資産推移は、次図のようになります。資産残高は、起点日以降30年弱で、100倍ほどになっています。
2019年後半から2020年末に掛けて目立つドローダウンがありますが、それでもその大きさは30%程度に留まっています。
システム設計当初から、すでに深いドローダウンに入り込んでいたことが分かります。
しかし、その後もシステムに手を加えることなく運用を継続し、1年半ほどでドローダウンから回復しています。
現在も同程度のドローダウンの最中にありますが、直近において半分以上を戻しています。
次図に示す累計損益チャートを見ると、上記ドローダウンの様子が分かります。株価は2020年以降、急激な下落基調にあり、システムはその途中から売りポジション中心に転換したことで、急回復を果たしました。
ここ1年ほどは、株価は下げ止まりつつも行って来いの推移となっていますが、一見、システム成績は好転していません。
しかし、単利や複利などの「率」で見ると、明確な回復基調にあることが分かります。
ところで、先日、銀河鉄道999などで知られる漫画家、松本零士氏が亡くなりました。
実は、宇宙戦艦ヤマトが最初に放映されたころから同氏の大ファンで、当時は様々な著作を買い漁りました。
近所の貸本屋で、ボロボロになった同氏の初期作品の単行本を見つけて、店主に無理を言って買い取った経験があります。たしか虫プロから出ていた「電光オズマ」だったと思います。
また、ある程度の年齢になって以降は、漫画ゴラクや漫画アクション等に連載していた、いわゆる大人向け作品なども、単行本を見つけ次第、手当たり次第に購入していました。
特に4畳半シリーズものが大好きで、「男おいどん」では物足りない気持ちを満たしていたように思います。
大4畳半シリーズとSFが融合した「ワダチ」には大きな感銘を受け、宇宙や地球についていろいろと想いを巡らせたことを、今でも鮮明に覚えています。
私自身、子供のころから極度のド近眼だったこともあり、ワダチやおいどんには、大いに感情移入していました。
もちろん、「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」、「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」、「Queenエメラルダス」などといったメジャー作品も好きでしたし、ロシアによるウクライナ侵攻に絡めて取り上げられることも多い「戦場漫画シリーズ」も大好きでした。
また、変わったところでは、昆虫を擬人化した「インセクト」や、少女漫画作品「トラジマのミーめ」なども記憶に残っています。
そう言えば、ドラマ化された「光速エスパー」も、同氏の作品でした。
同氏の作品は漫画に限らず、ハヤカワ文庫SFの表紙や挿絵を手掛けていたりもしており、その影響もあって同シリーズを読み漁った時期もありました。
既に内容は覚えていませんが、同氏が手掛けたC・L・ムーアの作品群が好きでした。
一時期、著作権訴訟などで世間を騒がせたこともありましたが、松本零士氏は間違いなく私の人生に多大な影響を与えた著作家です。
氏のご冥福をお祈りすると共に、多くの素晴らしい作品たちに感謝いたします。
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