これまでのシステム成績(2023年3月3日)

これまでのシステム成績(2023年3月3日)

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マネー・副業
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今週は日経平均株価が1.73%(473.99円)の反発となり、ベンチマーク20銘柄平均株価も2.48ポイントの大幅続伸となりました。
一方、システム平均成績は0.21ポイントの続落となり、年初来成績はプラス0.43%まで後退しました。その他系は0.51ポイント増となりましたが、それ以外が全て減少しています。

チャートを見ると、運張り系にはようやく下げ止まりの兆しが見えてきています。それ以外は、概ね横ばい傾向が続いています。
一方、ベンチマーク20銘柄平均株価は上昇基調を強め、日経平均株価の昨年末比7.01%高まで、あと1.69ポイントほどまで迫っています。

個々の銘柄毎に見ると、4183三井化学が4.37ポイント、5959岡部が4.03ポイント、7581サイゼリヤが9.20ポイントの株価上昇となったのに対し、システムは売り持ちで同程度の成績下落となっています。

一方、システム成績が株価上昇を上回ったものは、わずか5銘柄に留まりました。その平均値も、たった0.84ポイントに過ぎません。
3月2日時点では、買い持ちがわずか7システムとなっており、株価急伸過程でのシステムの弱点が顕著に表れてしまいました。

日経平均株価は先週末の予想に反して、28千円目前まで上昇しました。今週末夜間の日経平均先物が大幅に上昇していることから、週明けの株価は少なくとも朝方に、28千円を突破する可能性が高まっていますが、もちろん引け時点でどうなるかは分かりません。

直近トレンドはいずれも弱く、今後の推移を占うには力不足です。このまま上方にレンジブレイクアウトするのか、あるいはボックストレンドを継続するのか、もう少し様子を見る必要がありそうです。

ドル円は、先週に引き続き、上昇(円安)基調が鮮明になっています。直近上昇トレンド1は更に勢力を強め、再び140円台を狙う動きとなっています。
中期上昇トレンドは、仕切り直しからのレンジ調整が続いています。

さて、今年のシステム運用銘柄についてですが、今回は5110住友ゴム工業についてご紹介します。この銘柄を用いたシステムは2019年11月29日に設計し、以降、仮想運用を継続しています。最適パラメータは8年ほどに渡って安定していますが、現在の設計基準における最適パラメータとは異なっています。
次図は、同銘柄のRSI順張りシステムの資産カーブです。

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今年に入ってこれまでの収益率は、複利で+6.77%と好調ですが、株価も7.20%の上昇となっています。
3月2日以降、システムは売り転換しており、直近の株価上昇が明暗を分けています。

平均リターンは18.54%ですが、2021年には株価が5割以上変動したことで、システム成績にも多大な影響を与えました。
単利資産カーブでは急増後の急落で、結局行って来いの状況になっただけのように見えますが、複利で見るとその影響がよく分かります。

次図に、このシステムを複利運用した場合の資産推移を示します。資産残高は、起点日以降30年弱で80倍強になっていますが、現時点でドローダウンから回復していません。

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1年前の直近ドローダウンでは、最大44%ほどの資産減少に見舞われました。このドローダウンはシステム設計後に生じていますが、幸いシステム崩壊に陥ることなく、現在も機能を継続しています。

このシステムは、過去には50%超のドローダウンに2回見舞われていますが、それを含めたシステム設計になっているため、ドローダウン耐性は案外強いのかもしれません。
ただし、その影響のため累積損益率はあまり大きくはなく、年率リターンは平均リターンを2ポイントほど下回る16.50%となっています。

次図に示す累計損益チャートを見ると、株価水準はここ30年ほどでほとんど変わっていないにも係わらず、累計損益は大きく積み上がっています。
買いと売りとがほぼ同水準となっており、バランスよく機能していることが分かります。

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チャートを見ると、このシステムは買いの時に長く保有する傾向にあり、株価の急増急減に合わせて資産も大きく増減していることが分かります。
この傾向を緩和することが出来れば、もう少し安定した運用が可能になるかもしれません。

ところで、最近話題のチャットGPTをちょっと試してみました。チャットGPTは、平文で質問すると、文章で答えを返してくれるAIですが、非常に自然な回答が得られるため、その能力に感心する人も多いことでしょう。
しかし、その回答の正確性については、疑問を感じる場合が多いように感じます。

一般的な事柄については、私自身が検証することは困難なため、ちょっと意地が悪いですが、私が係わってきた仕事の内容について、質問してみました。
まず、システムトレードについて問い合わせたところ、一応、まともな回答が得られました。

その上で、「KFシステムクリエイターとは何ですか?」と質問してみると、「株式会社kabuファンが開発したトレードシステムであり、・・・」といった、もっともらしい答えが返ってきました。

更に「KFデータマネージャとは何ですか?」と問うと、やはり「株式会社kabuファンが開発した株価取得ツール・・・」などと回答します。
それらのシステムやツールの内容は、概ね半分くらいは合っているのですが、違うところも見受けられます。

最初は、私が開発したそれらのシステムやツールが、第三者によって私の知らないところで売られているのではないか、とも思いましたが、「株式会社kabuファン」を検索してみてもヒットしません。

そこで、「KFシステム研究所について教えてください」と質問すると、「KFシステム研究所は株式会社kabuファンの研究部門です」などという回答があり、まったくのでたらめであることがはっきりしました。
ちなみに、「Kフローとは誰ですか?」と聞くと、「私はその人を知りません」と返ってきます。

このように、チャットGPTは、知らないことに対して「想像で」回答することが分かりました。まさに「呼吸するように嘘をつく」わけです。
「株式会社kabuファン」というのは、「KF」から勝手に連想して作り上げた架空の会社であると「想像」できます。

流石に個人的なことを尋ねるのはアンフェアだと思い、20年以上前に製品化に携わった「iDshot」や「HSドライブ」について質問しました。
これらは、それぞれ三洋電機とソニーから発売された製品であり、ググればきちんとトップページに出てきます。

その結果は、ある意味衝撃的でした。iDshotはスマホアプリの一つと説明され、HSドライブに至っては、日立製作所が開発したディスクドライブとされました。
このことから、チャットGPTは知らない略語については、適当にありそうな会社名を当てはめて回答する傾向があることがはっきりしました。

また、日を改めて何の予備質問もない状態で、「KFシステムコントローラとは何ですか?」と質問すると、機械工学系のシステム制御装置であるといった回答が得られました。

その上で、「KFシステムクリエイターとは何ですか?」と再び質問すると、今度は機械工学系のシステム開発装置であると回答され、先日とは異なる結果が得られました。会社名も全くの別物でした。

このように、チャットGPTは事前の質問に誘導される傾向があるようです。例えば、事前にトレードについて質問した後、たぶん知らないことを尋ねると、トレードに関する回答を「作文」してきます。

このことから、チャットGPTの学習過程は、外部からの誘導を受けやすいという危険性が垣間見えます。
一部の識者らが指摘しているように、フェイクニュースの拡散などに利用される恐れは、十分にあるということです。

なお、チャットGPTに質問形式で投稿すると、それに対する「回答」が得られますが、定義文を投稿すると、それを受け入れて御礼を返します。
ただし、過去の学習結果を塗り替えるのは容易ではなく、指摘した事柄に対してその一部しか認めようとしません。

そのため、KFシステムクリエイターはKFシステム研究所が開発したシステムということは受け入れましたが、KFシステム研究所はKフロー株式会社の一部門という扱いです。
面倒なので、それ以上は追求していませんが、あまりしつこくすると嫌われるかも知れません。

今後のチャットGPTに期待することは、以下の通りです。

①知らないことは知らないと正直に答えて、正解を尋ねる。素直に聞く。
②あからさまな作文をしない。知ったかぶりをしない。
③せめて検索サイトの上位に載っている情報くらいは、把握しておく。
④安易に誘導されない。勝手に前提条件を決めつけない。

なんか、子供に言うことと同じですね。チャットGPTはまだまだ子供ということでしょうか?


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