これまでのシステム成績(2022年7月22日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は3.91ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は3.01ポイントの大幅続伸となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は5.26ポイントの増加となり、50.00%(19銘柄)まで回復しました。

一方、システム成績は0.09ポイントの反落となり、平均資産増減率はマイナス1.25%まで後退しました。
順張り系は0.97ポイントの上昇となりましたが、逆張り系が0.44ポイント、オシレータ系が0.38ポイント、その他系が0.68ポイントの下落となっています。

チャートを見ると、順張り系は下げ止まり、逆張り系は頭打ち、オシレータ系は横這い、その他系は上昇一服となっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は急回復しています。

7月22日時点で買い保有状態のシステムは19システムのまま変わらず、全体の50.00%のままです。先週同様、木曜日までは買い優勢が続いていましたが、金曜日に中立まで戻しました。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、13システムに減少しました。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、47.37%の18システムに減少しました。

資産増減率で見ると、味の素が49.63%で首位、トヨタ自動車が34.91%で2位、アンリツが26.58%で3位のまま変わりません。 
一方、株価上昇率は国際石油開発帝石が39.72%で首位に返り咲き、三菱自動車が39.25%で僅差の2位に後退、武田薬品工業が27.41%で3位を維持しました。

日経平均株価は、先週末比1,126.19円の大幅続伸となり、27千円を大きく超えて28千円に迫ってきました。
次図に7月22日時点の最適トレンドラインを示します。

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今週は先週末時点の直近下降トレンド24と上昇トレンド23が消失し、先週末時点の下降トレンド20が大幅に勢力を落として直近トレンドに繰り上がりました。
それ以外には、過去のトレンド2本が復活しています。

直近には急峻な上昇トレンドが発生しているように見えますが、EERの明確なピークが出現していないため、トレンドとはなりませんでした。
各トレンドの傾きは緩く、26千円と28千円の間でボックスを形成しつつあります。

さて、大昔のパソコンゲームで、宇宙空間に漂う隕石(正確には小惑星?)をロケットを使って破壊する、といったものがありました。
この時のロケットの動きは、Aボタンを押している間だけ加速し、離したら等速直線運動、Bボタンを押している間だけ減速する、というものだったように記憶しています。

これは真空(宇宙空間)における実際のロケットの動きを模したものであり、抵抗や摩擦がないためにAボタンを離しただけでは減速されないわけです。
方向転換にも遅延が働くため、慣れないと意図しない方向に向かったりして、非常に難しい操作を強いられました。

実際の世界においても、何かが瞬時に伝わるということはなく、大なり小なり、ある程度の加速度を通じて対象に働きかけます。
通信の世界では、その加速度はほぼ無限大と見なせなくもないですが、物質世界ではそうは行きません。

一般に、何かを成そうと意図して行動に移してから、その効果が表れるまでには、少なくない時間が掛かる場合がほとんどです。
これは経済活動においても言えることです。強力な加速は重要ですが、コントロールを誤ると暴走につながります。

地球温暖化においては、最近になって再び、人類の活動によるものだという確証はない、という論説が話題になっています。
それが人間活動によるものか、政治的なアピールに過ぎないのか、そんなことはどうでもいいのです。

重用なのは、原因はともかくとして温暖化が急速に進んでいる、という事実と、現在それによる影響を受けているという可能性、そして、今後はもっと影響が大きくなるだろうという予測です。

地球では過去においても温暖期はありましたし、寒冷期もありました。その都度、その時の生態系に大きな影響を与えたことでしょう。
そのような中で、環境に適応していった種もあったでしょうし、滅んでいった種もあったことでしょう。

でも、だからといってその理屈を現在の人間社会に当てはめて良いわけがありません。人類はこれまでの環境下で文明を発達させ、人口を爆発的に増やし、寿命を飛躍的に延ばしてきました。
種としてこれからも存続していくためには、後戻りはできません。

現在の異常気象が地球温暖化によるものかどうかは、現時点では分かりません。
しかし、それが分かった時点で動いたのでは、明らかに遅すぎます。ロケットが急に減速できないように、温暖化を急に止めることはできないのです。


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