これまでのシステム成績(2022年7月15日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は0.94ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は0.22ポイントの続伸となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は2.63ポイントの減少となり、44.74%(17銘柄)まで後退しました。

一方、システム成績は0.16ポイントの反発となり、平均資産増減率はマイナス1.15%まで回復しました。
順張り系は0.72ポイント、逆張り系は1.10ポイントの下落となりましたが、オシレータ系が0.74ポイント、その他系が2.01ポイントの上昇となっています。

チャートを見ると、順張り系は下落継続、逆張り系は上昇一服、オシレータ系は横這い、その他系は再上昇となっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は回復基調となっています。

7月15日時点で買い保有状態のシステムは19システムのまま変わらず、全体の50.00%のままです。木曜日までは買い優勢が続いていましたが、金曜日に中立まで戻しました。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、15システムのまま変りません。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、50.00%の19システムのまま変わりません。

資産増減率で見ると、味の素が52.11%で首位、トヨタ自動車が33.33%で2位、アンリツが22.52%で3位を維持しました。 
一方、株価上昇率は三菱自動車が36.14%で首位を奪い、国際石油開発帝石が34.33%で2位に陥落、武田薬品工業が27.16%で3位を維持しました。

日経平均株価は、先週末比271.28円の続伸となり、再び27千円に迫ってきました。
次図に7月15日時点の最適トレンドラインを示します。

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新たなトレンドの発生や消失はありませんが、先週発生した直近下降トレンド22は同24まで勢力を落としています。今週の上げで下押し圧力がやや後退したように見えますが、中期的には24千円近辺を目指す動きは存続しています。

さて、円安の流れが止まりません。14日には遂に1ドル139円台を付け、140円到達はもはや時間の問題となりました。
これを日経平均同様、トレンドラインで示すと次図になります。

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今年3月以降のドル円上昇(円ドル下落)に対し、直近3本及び勢力上位3本のトレンドラインが、全てこの期間に集中しています。
これを見る限りは、9~10月頃に1ドル150円に到達するかもしれません。

150円と言うと、1990年のバブル期まで遡ることになります。この年の変化幅は36.3円ほどでした。今年の最安値に36.3円を加えると、149.8円ほどになります。
可能性としては、1ドル150円はけして無理な数字ではないことが分かります。

ちなみに、1985年以前には1ドル200~250円もしていました。そこから輸出を中心に競争力をつけ、わずか5年ほどで一気にバブルの絶頂期を迎えました。
バブル崩壊以降は円高傾向が長く続き、デフレ継続の大きな要因の一つと言われています。

一方、ユーロはドルに対して歴史的な安値水準にあり、ユーロ円の推移はドル円とはやや様相を異にします。
次図に、ユーロ円の価格推移とトレンドラインを示します。

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ユーロ円は、比較的広いレンジ内でアップダウンを繰り返しながら、上昇傾向を維持しています。
しかし、支配トレンドは未だ中期上昇トレンド1~3であり、直近上昇トレンド5及び8が破られるようだと、上昇トレンド1~3まで下げる可能性があります。

ただし、ユーロがこれ以上ドルに対して大きく下げないようであれば、ユーロ円が下げるためにはドル円も下がる必要があります。
その場合、ドル円はいずれピークを迎え、円安に歯止めが掛かるかもしれません。

結局、ユーロ円が直近上昇トレンドで反発して150円を目指す動きになれば、それに合わせてドル円も150円を目指す動きが強まります。
もしもユーロがドルに対して更に下落するならば、ユーロ円、ドル円共に、個々のトレンドラインに最も適応した動きとなる可能性が高まります。


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