これまでのシステム成績(2022年7月29日)

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今週は先週末と比較して、日経平均株価は0.39ポイント、システムに採用した全38銘柄の株価平均は0.93ポイントの反落となりました。
また、システム採用銘柄株価のプラス割合は2.63ポイントの減少となり、47.37%(18銘柄)まで後退しました。

一方、システム成績は0.38ポイントの続落となり、平均資産増減率はマイナス1.63%まで後退しました。
順張り系が1.35ポイント、逆張り系が0.37ポイント、その他系が1.76ポイントの下落となりましたが、オシレータ系は0.29ポイントの上昇となっています。

チャートを見ると、順張り系は底練り、逆張り系とその他系は反落基調、オシレータ系は横這いとなっています。
また、日経平均株価とシステム採用銘柄株価は上昇一服となっています。

7月29日時点で買い保有状態のシステムは20システムに増加し、全体の52.63%となりました。火曜日には16システムまで減少しましたが、木曜日には21システムまで増加しています。

個別システムでは、増減率がプラスでかつインデックスに勝っているのは、13システムのまま変りません。また、インデックスとは関係なく、増減率がプラスのものは、42.11%の16システムまで減少しました。

資産増減率で見ると、味の素が48.70%で首位、トヨタ自動車が38.43%で2位、アンリツが24.48%で3位のまま変わりません。 
一方、株価上昇率は三菱自動車が52.02%で首位を奪取し、国際石油開発帝石が49.50%まで回復するも2位に後退、アルプスアルパインが27.47%で3位に入りました。

日経平均株価は、先週末比113.02円の反落となり、28千円手前で足踏みしています。なお、ザラ場では一時28千円を回復しました。
次図に7月29日時点の最適トレンドラインを示します。

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今週は、直近に緩い下降トレンドと急峻な上昇トレンドが発生しました。先週末時点の直近下降トレンドは、勢力を落として3番目に後退していますが、ほぼボックストレンドとなっています。

さて、2週間ほど前には1ドル140円に迫っていた為替ですが、その後の急激なドル安進行によって、今週末には133円台まで値を戻しました。
次図に、ドル円のトレンドラインを示します。直近ではトレンドラインをやや割り込んでいますが、強固なトレンドは崩れていません。

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ユーロは対ドルで一時1.00を割り込みましたが、現在は1.02程度まで戻しています。ユーロドルの変化率は2%程度ですが、その間のユーロ円の変化率も同程度であり、ドル円の変化率はその倍以上もあります。
すなわち、これは単純なドル安ではなく、円高の要素も同程度以上ある、ということです。

単に急激な円安が是正されつつある、という見方もありますが、円が買い戻されるにはそれなりの理由があります。
日銀などによる市場介入の可能性は低く、むしろ「日本」を買うために円が必要だから、外国人によって円が買われているのではないかと考えます。

ここで言う「日本」とは、日本企業の株式であったり、日本の不動産であったりします。
安くなった「日本」を買うためには、大抵の場合、日本円が必要です。それを為替市場で調達すれば、当然、円高に動くことになります。

これが日本にとって悪いことかどうかは分かりません。ただ、かつて日本が同様に米国の企業や不動産を買収しまくった時代がありましたが、それは結果的に米国の競争力を復活させる要因の一つとなったかもしれません。

日本という国は、基本的には、四方を海に囲まれた単一民族の国家です。それゆえ、団結すると大きな力を発揮しますが、変化に弱いという側面があるかもしれません。
バブル崩壊後の日本の歩みは、正に大きな変化の波に飲み込まれ、もがき続けた結果なのではないかと思います。

日本が外国に買われるということは、裏を返せば、日本は多様性を受け入れざるを得ない、ということです。
そのことが吉と出るか凶と出るかは、あくまで私たち日本人次第ということになるのではないでしょうか。


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