一級建築士が語る!家づくりの流れからこだわりまでのポイント~間取りのアイデア編2/3~
どうもこんにちは。一級建築士の日向端です。
ハウスメーカー→工務店→設計事務所と経験を経て、二級建築士、一級建築士、設備設計一級建築士まで取得している現役の設計士です。
昨今、家づくりのレベルは全体的に上がってきていて、安かろう悪かろうだった分譲住宅でさえ、メーカーによっては注文住宅をしのぐ品質となってきています。
ただ、そんな中でも私が出品しているサービス
において、やはり多いのが家づくりのトラブルに関する内容です。家づくりの一般的な内容はネットの普及や街中の相談窓口で情報収集できるようになってきているものの、まだまだ問題は後を絶たないようです。そこで、実際に現役の建築士の目線で、一般的な内容とは全く違った視点から家づくりの話をしようとしたのがこのブログです。
こんな時に専門家なら・・・、あんな時に建築士なら・・・どう考えて行動・設計しているのか?これから家づくりを考えている方や設計士になりたいと思う方の参考になればと思います。
前回に引き続き、それでは2回目を発表していきます。【良かったと思うランキング第7位】玄関木製建具日本ならなじみのある木の建具で、京都や金沢、川越などの風情ある家屋がある家では玄関の扉が木製となっています。時間が経つにつれ、色が白→薄茶→茶と変化し、味わいのある良いものになってくるのですが、やや問題が多いのが難点。まず、木が自然の物なのでメンテナンスが必要。雨で濡れたら拭く。ほこりがたまったら掃除をする。そうしないと、雨染みができたり、動かなくなったりと不具合が出てくる。それができるかどうかでお客様には提案したほうがいい。また、気密性が既製品よりも悪い
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