必ず自分で試します。

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コラム
ネット通販の仕事に携わりすでに10年が経過しただろうか。
その間、いくつもの知恵を絞っては、多数ある競合店との差別化を図ってきた。 今やそれが蓄積され、ネット通販運営上のこだわりとなる。
その中のひとつとして
「取り扱う商品は必ず手にとって触れる、すべてを自分で試す」
ことははずせない。 
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今現在携わっているネット通販の取り扱い商品は、主に食品であるが食品なら自分で調理して食べる。自分で調理することにより不便な点、良い点が把握できる。そして自分でやるからこそ料理が苦手レベルでの味も確認できる。見映えは決していいものではないが商品の良さや悪さは体にインプットされていく。取り扱う商品数が莫大な数であろうが日々この作業をこなしていく。 
それによりカスタマーの問い合わせには柔軟な対応が可能な上、多種多彩な販売方法を見い出すことができるのだ。物理的でないメリットを付け加えると取り扱う商品と触れ合うことにより心が伝わり商品自体が営業して歩いてくれる。 又、このような作業は、ただ単に商品知識を高めるだけでなく多方面に渡って知識を習得することもできる。例えば、調理して試す時には、野菜の切り方や味の引き立て方、原材料に関する知識などたくさんの情報入手もできるから 自分のモチベーションも高まる。

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だが、残念なことにこのような面倒な作業は、効率化を図ることに邁進する企業にとっては無駄と判断しがちである。ある意味そのような企業が運営するネットショップが存在するおかげで、企業が省く無駄、面倒を強みに変えることができる。その強みは現在、運営を行っているネットショップにも大きく反映している。何故ならそれなりの実績を残しているからである。数字があるかぎり言っていることに間違いはないだろう。無駄とか面倒だと言ったいる者に限って自らの実績は乏しい。企業にしても同じことがいえる。そのようなネットショップが消滅してゆくのも何件も見てきた。
多数の競合を相手に個人でネットショップを開設するなら そういった競合店の弱点を見抜いてゆけば勝算はあるということだ。

どん底から這い上がってきただけに大企業であろうが有名店であろうが捨て身でやってきた。だから自分なりのこだわりに誰も文句は言わせない。
いや言ってほしくないのである。
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