恋心はいつも迷宮入り-第7話:真実への扉 ― 叩けない心-恋愛占い師 くじりんと恋愛カウンセラー
翌朝、オフィスで彼とすれ違った。「おはようございます」彼は変わらぬ笑顔で返してくれる。――その笑顔に胸が温かくなる一方で、昨日聞いた“噂”が頭をよぎる。(本当に、あの人と付き合ってるのかな?)確かめたい。でも聞けない。もし本当だったら、どうすればいい?言葉を飲み込むたびに、心がざわついていく。夜、喫茶店。真奈はカップを両手で包み込みながら、ぽつりとつぶやいた。「……聞きたいんです。でも、勇気が出なくて」「事件発生〜!」くじりんがテーブルの上でくるりと回る。「“勇気が出ない事件”だね!」蓮は静かに頷いた。「恐れるのは当然です。真実を知れば、傷つくかもしれない。でも、噂に振り回されるより、確かめた方が心は前に進みます」「……分かってるんです」真奈はうつむく。「でも、怖いんです。本当にそうだったら、私……」蓮の視線は優しいまま。「勇気は、恐れがあるからこそ生まれるんです。真奈さんが一歩を踏み出せる瞬間を、私たちは一緒に待っています」くじりんもにっこり笑う。「大丈夫! ドアを叩く音は、ハートの中から必ず聞こえてくるよ🌈」迷宮の扉は目の前にある。けれど、真奈の指先はまだ、そのノックをためらっていた。💡 第7話の学び1. 「怖さ」は勇気の裏返し真実を知るのが怖いのは、それだけ相手を大切に思っている証。恐れと勇気は表裏一体。恐れがあるからこそ勇気は生まれる。2. 噂にとどまると心は停滞する確認しないまま噂を抱え込むと、ずっと不安と妄想に支配される。事実を知ることは勇気がいるが、前に進むためには必要なプロセス。3. 勇気は「一気に出す」ものではなく「育てる」もの自分のタイミングで少しずつ試すこ
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