からだの奥底からこの痛みを取り出して君に見せたい
そんなことができたならこの世界に言葉なんて生まれなかっただろう
遠く離れてしまった君に歌うこともできなかったのかな
ならば僕は歌い続けよう
音となって光となって雨となって雪となって君の奥底まで水のように染むように
もしも光になれたなら君におはようと言えただろうか
もしも音になれたなら君に想いを届けることができただろうか
もしも夢になれたなら君を優しく抱くことができただろうか
もしも雨になれたなら君の窓を優しくノックすることができただろうか
雪となって毎年君に逢えただろうか