学歴は判断の一つであり全てではない。

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コラム
会社には一人くらい高学歴のすごいヤツがいるものです。

バリバリ仕事をこなす姿を見て、「あの人に比べて自分は・・・」と落ち込むこともあると思います。

でもあなたはそんな人と比べる必要はないし、決して劣等感を持たなくていいんです。

高学歴というのは、その人のステータスの一つにすぎません。

高学歴だから全てがうまくいくわけでもありません。

どんな秀才でも一人の人間ができることは限られているし、あなたのほうが優れていることもきっとあります。

とはいえ、「仕事のできる高学歴の人は何をやらせてもすごいよなぁ、自分なんて足下にも及ばない」

なんて思ったことはありませんか?

これ、実はすごくみてちゃってるだけって可能性があるんです。

人はある一つの分野で優れた特徴を持った人のことを他の分野でも優れていると勝手に判断してしまう傾向があるんです。


・例
女性のAさんは仕事で周りから過剰な期待をされることに悩んでいる人でした。

Aさんは有名大学を卒業していて、容姿端麗だったこともあり、いつも周りから「デキる人」だと思われ、たくさんの仕事を任されていました。

しかし、実際にはAさんにも苦手なことがたくさんありました。

細かい数字の計算が苦手で書類のミスが頻繁にあり、他の人より書類作成に長い時間がかかっていました。

ですが、苦手なことを素直に周りに相談できないままで、周りから「この人はデキるだろう」

と思われていることがAさんにとってはとても苦痛だったのです。

そのため、ある日からAさんは自分が苦手なことを思い切って周りに伝えるようにしました。

自分が得意なことを率先して引き受け、その代わり苦手なことは別の人に代わってやってもらうことで気持ちが楽になっていきました。

そのうち周りの人も「Aさんも決して完璧なわけではなく、できないこともある」という認識になり、

上司から指示される仕事はなるべくAさんの得意分野に合ったものをチョイスしてもらえるようになりました。

その他、高学歴で仕事ができても、異性からはモテない、だらしなくて部屋が汚い、運動は苦手、なんてことも珍しくありません。

あなたが知らないだけで、みんなと同じように相手は意外とコンプレックスを持っていたりするものです。

高学歴の人と自分を比較せず、あなたは自分の強みを活かして仕事をすればいい。






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