職場で何かとこちらの意見を否定しようとしたり、こちらと張り合って打ち負かそうとする人がいたりします。
会議があっても「自分の意見を言ったら、また否定されるんじゃないか・・・」
なんて思うと、そういう人が怖くなったりするものですよね。
そうなると、言いたいことも言えず、窮屈な思いをしています。
ですが、対抗心むき出しの人の心理を理解すれば、必ずしもこういう人を恐れる必要はないと分かります。
実は、対抗心をむき出しにしてくる人は深層心理では自身がなくいつも不安だったりするんです。
他人と自分を比較する癖があって、いつも勝ち負けにこだわっています。
だから、同僚が仕事がうまくいっている姿を見ると素直に応援することができないんです。
対抗心をむき出しにされるということは、心の奥底ではあなたには勝てないと思われている可能性があります。
自分を他人を比較する人は、自分より格下で追い越される心配もないと思う人を対抗すべき相手とみなさないからです。
そんな劣等感があるから、負けている自分に価値を感じられず、あなたを打ち負かそうと必死になっているんです。
そういう相手には「この人は不安になっているんだなぁ」くらいに思って、張り合おうとする態度はそのまま放っておけばいいんです。
あなたはあなたのやるべきことをやっていれば大丈夫。
いずれ差が開いてくれば、自然とあなたを打ち負かすことを諦めるようになります。
草野球で周りよりうまくなろうと思っている人でもメジャーリーガーに勝とうとは思わないようなものです。
それに、たとえあなたが負けたとしてもあなたの価値は変わりません。
相手の自己満足で終るだけです。
恐れる必要はない相手なのでスルーしておいて大丈夫です。
勝ち負けにこだわっている人の勝負には乗らないほうがいい。