月の光
月の出を見たことがあります。大きな満月が山の端から登ってくるのを眺めていました。すごく神秘的でした。日の出 太陽が登ってくる時ほど劇的ではありませんがとても綺麗でした。なんでも月は少しづつ地球から離れていってるそうです。年に3,8センチほど月の軌道は広がっているとか。45億年前 月がまだできたばかりの時は 今より2万2500キロメートルも地球に近く 17倍も大きく見えたそうです。17倍も大きな月 凄いですね。見てみたかったです。 どうして月ができたかというと「ジャイアント・インパクト説」というのがあってどこかの惑星が地球のぶつかって 引きちぎられた一部が月になったという説が有力です。もともと月と地球は一つだったのかもしれないですね。昔「ルーツ」というアメリカのドラマがあってアメリカに奴隷として連れて来られたアフリカの少女が月を見上げて「あの月は アフリカで見た月と同じ月かしら」とつぶやくシーンがなんだか忘れられない。太陽は眩しくて見つめられない。けれど月の光は心に差し込む。心の闇をそっと照らしてくれる。泣き言を言いながらやって来た。でも向き合っているものを諦められない。味方はいない。けれど月の光がそっと「大丈夫よ」と囁いてくれる。
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