桜咲いたら

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コラム
日本に一千年を超える樹齢の桜が3本あります。
一つめは福島県の三春滝桜。滝桜というようにしだれ桜、ベニシダレザクラという種類だそうです。
桜の花が滝のように咲いて、見る者を圧倒するとか
ちなみに樹齢は1000年を超えるそうです。

二つめは山梨県の山高神代桜。これは樹齢2000年 
日本最古にして最大の桜です。
2000年前というと日本では弥生時代。海外ではローマ帝国初期に当たります。それ以来、どれだけの文明が栄え滅び 何人の人が産まれ夢み、希望と
絶望の狭間で去っていったのでしょうか?

三つめは岐阜県の根尾谷淡墨桜。
花の色が淡いピンクから白へ、散り際に淡墨色へと変化することから
この名前が付けられたそうです。
この桜木は樹齢1500年。
1500回以上そうして花を咲かせ散らせています。

桜の花を見ていると「春だー」と感じます。
気がつけばいつしか日も伸びてきた。
緑色の草も黄色いたんぽぽも生えてくる。
寒くて凍える日も消えていく。
心が少し明るくなるようです。
それは多分私だけでないと思います。
千年前の人もそう感じたのではないかな?
そして千年後の人も。

もう何千年も前から桜は日本人に春を告げてきたのですね。
この後、また何千年も春の初めのほんのひととき花を咲かせ
散らせ続けるのでしょ。
その永遠を
今年も見に行こうと思います。

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