マンボウ

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コラム
マンボウは飼うのが難しい、と聞いたことがあります。
ストレスに弱く、すぐ死んでしまうそうです。
1億個も卵を産むけれど 育つのは2匹くらい。
他の魚に食べられるというのもあるけど
前に海亀がいるとぶつかりそうになって、驚いて死亡
水面で日光浴をしていると鳥に突かれ死亡
寝ていたら陸地に打ち上げられて死亡
岩にぶつかって死亡
仲間が死んだストレスで死亡
マンボウの最弱伝説は尽きません。

弱い生き物なんですね。
水面を横になってプカプカ浮いているイメージですが
あれは日光浴をしているそうです。
海面と海面下200メートルの深さの所を行ったり来たりしていて
深く潜るのは クラゲを食べるために潜るとか
海の深いところは水温が低いので 海面上で横になって
日光浴で体を暖めるのだそうです。

現在、日本ではいくつかの水族館に飼われていて
泳いでいると水槽の壁にぶつかって死んでしまうので
透明なビニールを張り巡らせたり、八景島シーパラダイスでは
円柱状の水槽に水流を作って、壁にぶつからないように
しているなど工夫を凝らして飼育最長記録を更新しようと
各水族館は頑張っています。
この期を逃さず マンボウを見に行こうと思います。

食うか食われるか 生存競争厳しい海の世界で
なんの反撃の手段を持たない最弱マンボウが
プカプカ水面でお昼寝なんて
なんか悲しくて可笑しい。

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