色彩検定について(5) 今回の1級検定ポイント
こんにちは、カラーツリーです。 前回は、私の使ったテキストと問題集をご紹介しました。今回はそのつづきから書きます。【なぜ1級2次問題集を使わなかったか】 こちら、著者『色彩活用研究所 サミュエル』となっている本で、ネットで『色彩検定1級2次問題集』と検索するとトップに現れる有名な問題集です。そしておそらく色彩検定1級2次で、もっとも最近刊行された問題集です。しかし、この本をもってしても、私の入手した現物の奥付は、(2012年第3版発行)となっており、およそ10年前です。 10年前と現在とでは、出題傾向が大きく変わってきています。収められた問題の中には、現在の検定の例題となる物もたくさんありますが、それらを選り分けるのが、まず大変に思えたことが、私がこの問題集を使わなかった理由の1つです。 もう1つ理由は、直近2年分の過去問をやってみて、試験の傾向がある程度つかめたので、その傾向に沿った基本的な事をきっちり覚える方に、時間を割きたかったからです。【今回の1級試験の大事なポイント】 とここで、話を再び、1級1次試験に戻します。ここから、ちょっと踏み込んだお話です。 ご存じの方も多いと思いますが、色彩検定の公式テキストは、2020年に改訂されています。そのため、新旧テキストで取り上げられている項目には、違いがあります。 試験は基本的にテキストから出題されますが、2020年度冬期試験までは、旧テキストを持っている方にも配慮して、旧テキストには書かれておらず、新テキストのみ書かれている内容は、出題はされませんでした。 今回の2021年度冬期試験からは、その制約が外れますので、注意が必要
0