最初にPCCS円環を描きます。今回、読まれているあなたがPCCSカラーサークルは正しく描けることを前提としています。PCCS円環が覚えられないよーという方について、こちらもちょっとした覚え方はありますので、また別の機会に書くかもしれません。ただし、色彩検定1級を取るために、PCCSは基本中の基本ですので、コツもなにも覚えるしかない! という側面はあります。
【STEP2】色料の3原色(Yイエロー、Mマゼンタ、Cシアン)
視覚的にPCCSの頂上(8番目)がYであるところから始めます。ともかく頂上から始めるって覚えます。そして、
YMCは素直な正三角形だと覚えておきます。ということは、PCCSは24番まであるので、24÷3=8 8番ずつ移動させることになります。よって、8+8=16番目がCシアン、16+8=24番目がMマゼンタになります。
【STEP3】光の3原色(Rレッド、Gグリーン、Bブルー) またPCCSの頂点に立ち戻ります。8番Yイエローから4番進めたところが12番Gグリーン、16番Cシアンから3番進めたところが19番Bブルー、24番Mマゼンタから3番移動したところが、3番Rレッドになります。
ここは、
4・3・3 というフレーズで覚えます。”
4・3・3” これなら、なんとなく覚えやすいでしょ?
【STEP4】心理4原色(Yイエロー、Rレッド、Gグリーン、Bブルー)
さらにまた頂点に立ち戻って、8番Yは動かず●点を付けます。
4つ動かして記した12番Gも動かさず●点を付けます。
3つ動かした19番Bブルーと、3番Rレッドは1つ戻します。戻した番号に●点を付けます。
”3つ動かした色は、1つ戻す!” と覚えましょう。
こうして付いた4つの●点が心理4原色(Yイエロー、Rレッド、Gグリーン、Bブルー)になります。
いかがでしょうか? こんな感じで、これら原色はセットで、紙に書いてしまうのが間違いがなくて良いです。試験本番でも、配られた問題用紙には、問題の後に空白のページがありますので、そこにPCCS円環を描いて、ついでにこれら原色の位置もメモしてしまいましょう。そうすることで、気持ちもだいぶ落ち着いてきます。