色彩検定1級2次対策 PCCSー慣用色名

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 こんにちは、カラーツリーです。

 引き続き、1級2次試験への対策についてお話します。
 色彩検定1級で苦労したのは、やはり2次試験。中でも最もてこずったのが慣用色名-PCCS値(トーン記号)の暗記でした。

 「色の由来から最もふさわしい慣用色名を答え、その慣用色名に最も近い色のPCCS値を答える」これは、色彩検定1級2次の定番問題です。

 この中で、前段(色の由来から最もふさわしい慣用色名を答える)は、まだいいんです。色の由来と色名は、なんとなく想像が付くものも多いですから。

 例えば、「日本最古の植物染料の一つだったと考えられている、枕詞として万葉集にも用いられている言葉を色名にもつ色」の答えは、「茜色」です。これは言葉と言葉が結びついてますので、キーワードやキーフレーズとの関連付けが容易で結果、覚えやすいと思います。しかし、「茜色」が「dp2」というのは、単純に記号との結びつけになるので、覚えにくいのです。(ちなみに、この問題は、2019年度1級2次試験に出題されました。)

 さらに上記の問題は、別名、芋づる式問題とも呼ばれ、最初の解答を間違えると、その後の解答も全て間違えてしまうリスクが、とても高くなります。
 これが1級2次の恐ろしいところです。

【私の攻略法】
 なんとか効率的に、確実に憶えられないかと悩んだ私が取った攻略法が、写真に載せております「PCCS円環に慣用色名を配置したサークルチャートを使って記憶する方法」です。個人的には、この方法で憶えてきたからこそ、限られた時間で1級2次を攻略でき、一発合格に繋がったと分析しています。

【メリット】
 一言で言えば、慣用色名とPCCSの関係を、場所的に憶えることで、記憶への定着を促進します。
 また、2次試験ではほとんどの方が、試験開始直後にPCCS色相環を余白に手書きされると思います。その時に、本チャートを使っていれば、慣用色名がどのあたりにあるか、パッと頭に浮かびます。

 慣用色名とPCCS値の関係を書いた資料は、ネット上にも沢山ありますが、それをサークルの形にまとめた資料は私の知る限りありませんでした。
 思いついて実践したのは、もしかしたら私だけかもしれませんが、それを作ることはもちろん可能です。誰でも作成できます。作成しながら覚えるという手もありますね。でも、そのあたりの時間を省きたい。早く効率的に覚える手段が欲しいという方は、ココナラで本コンテンツを詳しい使用法とともに販売してますので、是非ご検討ください。

 読んで頂いてありがとうございました。
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