今回の<色の色々>シリーズは『茶色』の続き。
前回の『茶色』は、「小麦色」「らくだ色」「くちば色」という種類の『茶色』を見ていきました。
色々な種類の色があり、初めて「くちば色」と出会ったりと刺激のあるお話でした。
前回のお話はこちら↓
今回は4種類の『茶色』を見ていきましょう!!
【茶の色々】
ベージュ
流行色としての歴史が深く、自然素材のナチュラルカラー。
13世紀のフランスで、染色していない自然のままの毛織物の色として誕生。
19世紀には流行色として広まり、高級な色のシンボルとなった。
今でもファッションなどでも取り入れやすい、お馴染みの色。
セピア
郷愁誘う色。
イカスミからできていた!
ギリシャ語で「甲いか」という意味で、イカが墨を出す墨汁嚢を乾燥させて細かく砕いて作る粉末絵の具の名前。
古くから使われていた顔料で、古代からインクとして使われていた。
栗色(くりいろ)
栗の皮のような色。
派生色豊かな日本の伝統色。日本人と栗には深い歴史があり、縄文時代の三内丸山遺跡(青森県)には、栗が栽培されていた跡が残っている。
栗にまつわる色名は豊富で、蒸した栗の実の色を「蒸栗色(むしくりいろ)」や、染色の色名として「栗梅(くりうめ)」など、派生色の種類の多さに歴史の深さが表れている。
チョコレート
世界中から好まれる、板チョコよりも先に誕生。
チョコレートの原料のカカオ豆は、1502年に中南米からスペインにコロンブスが持ち帰って広まった。
チョコレートはカカオに砂糖を混ぜて飲む飲料として嗜好され、1737年に色名へ。
板チョコは19世紀に売り出されている。
【おまけ】
サングラスのレンズは『茶色』がオススメ!
1.遠くにあるものを捉えつつ、強い光を遮断する。
2.遮光性の高さと周囲の見やすさが重宝されていて、肌に馴染みやすい色。
3.色が暗すぎるレンズは瞳孔が開いて多くの紫外線を取り込んでしまうので、紫外線を透過させない機能のあるレンズを選ぶのがポイントだそう。
「セピア色の思い出」というのは、経年劣化した白黒写真の色が由来。
色褪せた風合いのことを「セピア」という様になり、現在では懐かしさをイメージする色として愛されている。
【まとめ】
『茶色』はどの地域でも歴史があり、古くから使われている色。
今回は海外からの『茶色』が多かったですが、各地域で色々な『茶色』がありました。日本では「栗色」が深い歴史ある色で、前回の「くちば色」も多かったですが、「栗色」からも派生色が多いのは、それだけ身近で好まれて使われていたという歴史があるからなのだと感じました。
『茶色』は安定や落ち着かせる効果があるので、くつろぎたい時や落ち着く場所に活用するとよいかも!
『茶色』の色彩心理のお話はこちら↓
今回はいかがだったでしょうか?
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