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小学校入学までにマイホームが欲しい!~家づくりの期間と流れをご紹介~

我が家には今年の4月から小学生になる娘がいます。 小学校に入る前にマイホーム購入を検討し、無事に新居から本人希望の小学校に通い始めることになりました! 同じように「小学校入学前までにマイホームを!」と考えている方もいらっしゃると思います。 実際に家づくりにかかる期間と流れを、我が家の実例をもとにご紹介します。 動き始める時期や子供の性格によって、取れる選択肢も変わるので、その点もお話しします! 小学校入学までにマイホームが欲しい! 間に合う?1年前の1~2月頃、「来年には小学生か~」と思うと同時に、「果たしてこの賃貸でずっと暮らしていけるのか?」と考え始めました。 実際問題、今以上に大きくなる子供たちと住める賃貸ではなく、いずれマイホームを…という想いはありました。 学校生活が始まると、●学区内で引っ越す(=物件が限られる) ●転校させる(=友達と離れる可能性あり) の2択になってしまいます。 「せっかくできた友達と離れさせたくない…」 「転校が必要になると、子どもも親も負担が大きい…」 こうした思いから、小学校入学前にマイホームを決めることを本格的に検討! ただ、私たちが希望していたエリアは新築マンションがほぼ建たず、土地もあまり出ない地域でした。そのため、どの選択肢を取るかを慎重に考えながら動くことにしました。 我が家のスケジュール(建売購入) 1月 マイホーム検討開始2月~3月 注文住宅を検討&土地探し3月末 建築前の建売を発見4月頭 契約5月 住宅ローン本申込6月 着工7月 上棟10月 引渡し・ローン実行11月 新居へ引越し今年2月 小学校入学説明会家づくりにかかる期間
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賃貸 or 持ち家? 我が家が決めた理由とその後

「賃貸と持ち家、どっちがいいの?」 ある種永遠のテーマとも言える、賃貸か持ち家か問題。これは家を考えるとき、誰もが一度は悩むテーマですよね。 「ローンを組むのが怖いし、賃貸のほうが身軽でいい」 「老後のことを考えると、マイホームを買ったほうが安心」 「子どもが生まれたら、学区のことも考えなきゃ」 こんなふうに、選択肢は家庭によって様々あります。 今回は、そんな「賃貸 or 持ち家」問題について、我が家がどんな経緯で持ち家を選んだのかをお話しします。私は転勤族の夫と結婚。結婚と同時に夫は転勤を言い渡され、妊娠出産子育てを地元関西以外の3カ所で経験。注文住宅の契約破棄などを経験しつつ、2年と少し前、夫の転職を機に関西へ戻り、両親族とは離れた場所に賃貸で住んでいました。 そこから、マイホームを検討し、今は駅近3階建ての建売に住んでいます。 リフォーム営業や間取りプランナーの経験もある私がどんな選択をしたのか。我が家についてお話します! ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです♪「賃貸でいいかな?」と思っていた頃 家を買う前、我が家は転勤族で、数年ごとに引っ越していました。 物は多めでしたが、3LDKや2SLDKの賃貸で1部屋を物置部屋にすれば、特に不便はなし。 「このまま賃貸暮らしでも問題ないかな?」と思っていました。 転職し転勤が無くなってからも、住んでいた賃貸は駅近で便利。 賃貸ならライフスタイルが変わったときに気軽に引っ越せるし、「しばらくこのままでもいいかな」と考えていました。「持ち家もアリかも?」と思い始めたきっかけ そんな我が家ですが、2人目の子どもが産まれ、上の子が身
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こんな状態でもサポートしてもらえるの?

「気軽に相談してくださいね!(^^)!」と言われても、知らない人のところに行くのは勇気がいりますよね。相談に行こうかどうしようか迷っている人から、こんな問い合わせをいただくことがあります。① 何から手を付けたらいいのか全く分からない状態で、途方に暮れています。こんな状態で相談に行ってもいいんでしょうか??はい、大丈夫ですよ!(^^)! まずは、スタートラインからゴール地点までの道筋を詳しく説明しましょうね。 ② 候補物件があるのですが、次にどうすればいいのか分かりません。こんな状態で相談に行ってもいいんでしょうか??はい、大丈夫ですよ!(^^)! まずは、その物件について一緒に考察してみましょうね。 ③ 来週、内覧に行く予定なのですが、不安なんです。こんな状態で相談に行ってもいいんでしょうか??はい、大丈夫ですよ!(^^)! まずは、どこに不安を感じているのか、教えて下さいね。 ④ 買付を入れたのですが、この選択は正しかったのか心配になってきました。こんな状態で相談に行ってもいいんでしょうか??はい、大丈夫ですよ!(^^)! まずは、心配の元をはっきりさせて、どうすべきか一緒に考えてみましょうね。 【まとめ】結局のところ、どんな状態にあったとしても、話したいことがあるのならどうぞ!(^^)! ということです。 相談はいつでも無料 zoom対応も可能です。あなたがどんな状態にあろうとも、 家を買いたいと真剣に考えているのなら、 お話しを聴くことはできます。 会話を交わすことで道が開けることもありますよ。 一歩目を踏み出すのはあなたなのです。 .。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.
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自宅だけじゃもったいない!!収入付き住宅のススメ

あけましておめでとうございます2024年も個人の方、不動産業者様はじめたくさんの方にご依頼いただきました。私の作った間取りで1件でも幸せな家族の形が増えていけばこんなに嬉しいことはありません。2024年も資材高騰のあおりを受け、建物価格がどんどん上がっていきました。マンションほどではないもののこのままでは土地を買って家を建てるなど夢のまた夢になってしまうのでは?と思ってしまいます。そこで昨年依頼の多かった、収入付き住宅について今回はご紹介させていただきます。ご覧いただいている方の中にも土地の大きさや立地によっては住宅ローンなどの負担を大きく減らしてお得なマイホームづくりを検討できるかもしてません!!いかがでしょうか??このように賃貸住宅を併用することで、実質ローン返済負担ゼロでマイホームを建築することが可能です。さらに!!!!①自宅部分が全体の1/2以上あれば、アパート部分も低金利な住宅ローンで借りることができる!!!②東京都で建てる場合、東京ゼロエミ補助金を使えば太陽光の加算と合わせて700万近い補助金を受けられる!!(3住戸すべて水準A取得の場合)これからマイホームを検討される方は是非、収入付き住宅を検討してみてはいかがでしょうか?ご相談お待ちしております!!個人の方はこちら不動産業者様・工務店様はこちら賃貸住宅をご検討の個人の方はこちら賃貸住宅をご検討の業者様はこちら失敗しない土地の購入の仕方はこちら
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家づくりは想像と創造のコラボレーション

改めて言うまでもないのですが 家づくりにおいて プランに取りかかるまえに絶対必要なのが お施主様のご要望のヒアリング。 ヒアリングの時間を設けて たんたんとご要望を聞き取るって感じが多いのではないでしょうか。 でも私はどちらかといえば 質問形式で聞き取るというより 世間話的な会話から 趣味嗜好や価値観を察知できるのが好ましいと思っています。 だってなんか、緊張しません?? 思考回路が複雑に交差してしまうなど自然体でいられなくなる。 身構えてしまうっていうか、なんというか。 わざわざって時間をとられるとね。 こうなると 普段は考えもしないこと、ありもしないことまで あれもこれもと想像してしまって 要望が山盛り盛りになってしまいます。 そしてその抱えきれないほどの要望は 結果、矛盾を生じさせてしまっていることが多いのです。 こうなってしまうと あとでその要望を精査しづらくなってしまいます。 自分たちの想像の世界がまるで底なし沼のようになり 楽しみなはずの家づくりにあっぷあっぷしてしまっているお施主さんの話を 何度も小耳にはさんだことがあり 助けてほしいと相談を受けたこともあります。 もちろん私たち請け負う側はご予算のことも考え なんとか優先順位をつけてくださいとお願いすることになるのですが・・・・ 家づくりって本来、そういう苦しいものではないと思うのです。 もしかしたらこうなるかもって予想するのは大切だけど その前にもっと大切なこと、 暮らしを楽しむ時間、暮らしを楽しむ家族の姿を まずは想像してほしいのです。 私が思うには もし、新しい家で多少の不便や予想しないことがあったとしても
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後悔しない家づくりは壁がない

現在進行形のお施主様の話。 とにかく大きいお家が良いというご要望。 そのためには、他はなんでもいいときた~~~。(><) なぜそこまで大きさを優先するのか… 本当にそれでいいのか??と私は声を大にして叫びたい気持ちを抑え 本来ならその深層心理を探りたいところではあるけど 今回はそれを飲み込んでしまいました。 そのお施主様の身構えた立ち居振る舞いからみて 根掘り葉掘り聞くのは嫌がられそう。 しかも知り合いからの紹介案件ということで なお掘り下げにくい。 私たちもこういう状況に置かれることがあるのです。 後悔しない家づくりをしてほしいと 心から願いお施主様と向き合いたいのですが 最初のとっても大事な段階で鉄壁を作られてしまうと このご時世ですから なかなかそれをこちらから崩すことはできず終いってことも。 特に家づくりは最初が肝心です。 後悔しない家づくりのためには お施主様と設計する側の間に壁なんぞあってはなりません。 言いたいことも言えず 聞きたいことも聞けずに いい家が建つとは私は思えないのです。 しかも最初のこのフラットな信頼関係が成り立っていないと 深層心理からくるご要望を聞き取ることも それ故に実現することが不可能になってしまうのです。 多くのお施主様は建築に関してはプロではありません。 あちこちのモデルハウスの見学に行くうちに 多少の知識を得たとしても 果たしてそれが正解とは限らずです。 自分たちの暮らしにおいて 何が良くて何が良くないかは 家づくりのなかで営業マンでなく自分たちが決めていくこと。 そんなことを考えるとやはり いろんな建築や暮らし方の経験を積
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これ必須!俯瞰する目

家づくりのこととなると 自分の家族中心で色々と検討するのは必要なこと。 そりゃそうですよね~! そこで暮らすのは自分たち家族ですから その目線を持つことは至極当たり前のこと。 自分の家族の暮らし方が この家でいかに効率的に心地よさをアップデートできるかを 検討を重ねていきます。 それがいつの間にか 自分の考えのみが最適解になってしまい ほかの考えが全く受け入れられない状況に陥ってしまうことが多いのです。 これは危ない独りよがりでしかありません。 情報を鵜呑みにする必要はなく 自分の暮らしだからと自分の考えが絶対に正解でもなく 柔軟に情報を取捨選択することも大事。 そのためにはいろんな側面から俯瞰することができなければいけません。 でも、この俯瞰することがみなさん 意外と難しいようです。 俯瞰する=もしかして一旦、冷静になることと置き換えてもいいのかも。 家づくりとなると あれもこれもと矢継ぎ早にいろんな思いがあふれ出し 収集つかなくなりがちなところを とりあえず一旦、落ち着いて~~、はい、深呼吸して~~(^^) 例えると メイクをしているとき 近くの鏡をみてパタパタ、パタパタ、お!きれいに仕上がったわ♪  今日も素敵な自分に満足満足と思いきや お出かけ前に、改めて姿見で全身チェックしてみたら あれ!? 眉、左右でバランスおかしくない?! なんてことありませんか? これと同じなんですよ、家づくりも。 自分たちの家だからと聞く耳もたず、 自分の思いつき、自分の目線だけでしか考えられなくなると 後であちゃ~~ということが起こってくるわけです。 それを防ぐためには 近くで見て、再度ちょ
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色々あってもコントロールが大切!

私がインテリアから住宅設計に舵をきった頃に実感したこと。インテリアの仕事を先にかじっていたからこそ 心底、大切だ~~と思えたことです。 間取りなどの空間計画が大切なことはもとより 打合せを進めるなかで やっぱり色選びってめちゃ大切やん!ってことです。 せっかく練りに練って快適な間取りが完成したとて あちこちに好き放題色んな色を使って 色やイメージが散乱したとっ散らかった空間になってしまっていたら なんと安っぽい落ち着かない家となってしまうことか! 残念ながら 平面(間取り)がうまく整っただけでは 良い家が完成するとは言い切れないのが現実です。まずこのことをしっかり頭に中において 常に打合せに臨むこと。 もちろんできるなら計画段階からイメージを固めておくと SNSに振り回されず途中ぶれぶれになるのを防げるし 担当者ができればきちんと色の知識のある人であればあなたの家づくりのイメージをしっかりとつかんでリードしてもらえるはず。 前にも言ったかもですが「色」は実~に奥が深いのです。ただ単純に見た感じのイメージ的なことだけでなく 心理的にも作用し、科学的にも見え方や作用が変わってくることなど 心地よさ暮らしよさにつなげるべき家づくりだからこそきちんと検討すべきで これがきちんと理解している設計者やコーディネーターさんと 家づくりをすることをオススメする理由。 こういった心理的や科学的な色の知識がなく 感覚的だけで色選びをしていては結局は後悔の種になりかねません。 感覚的だけで、本当の意味で色を上手く操れず 当たり外れがあるような色の計画はすべきではありません。 心躍るような映える色とり
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家づくりのカギを握るのは誰?!

家づくり中のお客様のなかには そんなに洗脳されちゃって大丈夫かい??と感じる人が。 というのも 数社モデルハウスに行かれたのちにお話させていただくことがよくありまぁとにかく あれこれと情報が錯そうしている状態の方が多いのにびっくり。 で、まぁまぁの確率で 間違った受け取り方をしていらっしゃる方があり危なっかしいったらありゃしない。 これ、建築知識のことだけじゃないですよ~。 家づくり資金計画についても同様なのです。 よほどそれぞれの営業マンの営業トークがすごいのか まぁまぁがっつり刷り込まれていらっしゃる。 (ごめんね!営業マンの方たち) 特に良いことばかり話す営業マンには要注意です。 なんでもそうだと思いますが 100%なんて完璧なものなんてないんです。 その人にとってはOKなことも ほかの人にとってはNGな場合もよくある話。 何でもメリットもあればデメリットもある。 本当にあなたやあなたの家族のみなさんに 居心地のいい後悔しない家づくりをしてほしいと心から思っている営業マンなら きっとメリットと同様にデメリットについても きちんと話してくれるはず。 営業マンがあなたやあなたの家族の暮らし方や価値観をまだよく理解していないのにその人の価値観で押し付けられてしまっものを鵜呑みにしてしまっては後悔のない「家づくり」はできません。 その家に暮らすのはあなたとあなたのご家族だから何が自分たちに合っていて何が合わないかを選ぶのは 営業マンでなく あなた方だということを忘れないでほしいのです。 これ、営業マンにも声を大にして言いたい!! あ、余談になりますが いついつまでに契約してくれた
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相性 それも一番大事~♪

家づくりにおいて どこの会社の誰と進めていくかは もしかしたら何よりも重視すべきポイントなのかもしれないという話。 先日、お施主様と打合せをしている中の雑談で こんな話題がでてきました。 そのお施主様は外構デザインのお仕事をされていて その外構のお客様との雑談の内容です。 雑談中の雑談の話だけど こりゃ、とっても大事だと思いしたためるとこにしました。 仮に私が家づくりをお手伝いしているお施主様をAさん Aさんがお仕事で外構デザインをお手伝いされているお客様をBさんとします。 Bさんは、とある注文住宅の工務店でお家を建てられ そのAさんの勤務する外構デザイン会社と打合せ中。 どうやらお二人とも家づくり中という共通点から とある日の打合せの雑談の中で 家づくりで大変だったことが話題に。 Bさん曰く何が大変って 自分の価値観が担当者に伝わらないことだったそうです。 とにかく仕様や色決めは素人の自分にはとても大変だったと…。 ハウスメーカーさんなら 仕様がある程度決められた中から選ぶことになるので 専属のコーディネーターのサポートもあり そこまで大変じゃないと聞きます。 しかし、個性重視の自分らしい家づくりを重視したい方の大多数は 注文住宅という選択をされます。 そしてその醍醐味は決まったものでなく自分にあったものを選ぶことができること。これが、ほかの人とは違う味となり個性となるわけですから それがきちんと認識できている注文住宅会社ならいいのですが なかにはそこを充分に補えてない会社もあるということです。 Bさんが依頼した注文住宅会社は な、な、なんと!そもそもインテリアコーディネータ
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暮らしのおへそ

家づくりにおいて 心身ともにリラックスでき、家族のみんなが集う場所。 そんな場所こそが暮らしの中心=おへそになるのは想像もできるところ。え?! 「暮らしの中心は場所じゃなく私だ」なんて言ってるあなた! こりゃ心を入れ替えてもらわねば いい家づくりどころか いい家族関係は築けませんよ~~!! さてさて、 その家族によって暮らしの中心となる場所はそれぞれ。 例えば 普段から家族みんなで料理をするの機会が多いというなら いつでもみんながワイワイしながら料理を楽しめるように キッチンを中心とした暮らしを考えるのもいいでしょう。 家族みんなが文庫本やマンガを読むのが趣味なら リビングの壁一面に本棚を作って そこを暮らしの中心にするのも良し。 うちはとにかく友達をよんで 大勢でわいわいと食事をするのが大好きというなら ダイニングが暮らしの中心。 いやぁ~、うちは庭でBBQしたり植物をいじったり とにかく庭で過ごすのが好きといういなら 庭とのつながりが暮らしの中心となったっていいわけです。 自然と家族が集まり憩う場所。 そここそが暮らしの中心であるお家の「おへそ」となるわけです。 改めて言うまでもなく 家づくりにおいてはその暮らしのおへそから各部屋への動線をどう繋ぐかが今後の暮らしやすさの要になります。 なぁんだ!そんなに簡単なことかって思われるかもしれませんが 実はこれが思ったより困スムーズにいかないことが多いのです。 なぜなら 敷地や建物の大きさに限度があり 家族ひとりひとりの要望の優先順位も違っていて なかなか優先順位がつけられないことが…。 そこに加えて当たり前のことですが 予算、
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中古住宅購入 売主は誰?

中古住宅を探す際に、ポータルサイトを利用する方は多いと思います。今回はその際に注目していただきたいポイントを一つご紹介します。それは売主が誰かということです。ポータルサイトに掲載されている中古物件は、売主と媒介業者に着目すると下記の5パターンに分類されます。掲載情報の「取引形態」の欄を確認いただき「売主」と表記されている場合、①に該当します。一方で「媒介」「専任」などと記載がある場合は、基本的には②~⑤に該当します。①の場合は、仲介手数料がかかりませんが、②~⑤の場合には、購入時に仲介手数料が必要になってきます。①情報掲載している不動産業者が売主(媒介業者なし)②情報掲載している不動産(建設)業者が売主&不動産業者一般媒介③情報掲載している不動産(建設)業者が売主&不動産業者(専属)専任媒介④一般の方が売主&不動産業者一般媒介 ⑤一般の方が売主&不動産業者(専属)専任媒介※まれに「代理」等その他のパターンの物件もあります。①~⑤のパターンに応じて、問い合わせ時の注意事項や、価格交渉の進め方も変わってきます。ポータルサイトを見られる際には、是非「取引形態」の欄にも着目してみてください。
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土地購入、境界は大事

住宅用土地を購入予定の方に絶対にお伝えしたい注意事項!土地購入にあたって、接道状況、小学校の学区、スーパーや病院までの距離、日当たりなど様々なことをご心配されるのではないでしょうか。もちろん、こういった事項を確認することもとても大切ですが、もっと大事なことがあります!それは境界がはっきりしているかどうかです!驚くことに、個人の不動産業者などでは、令和の時代になっても土地の境界があいまいなままの土地を売却を仲介したり、自ら売主になっている事例があります。具体的な境界の確認方法は下記の通り①現地の敷地の角すべてに境界標がある②その境界標が損傷してしまった場合も、境界を復元することができる精度の高い測量図が存在する(土地家屋調査士にて判断)③境界に関して隣地所有者とのトラブルがない①②③がすべてYESなら問題ないと思われますが、ひとつでもNOがある場合は、不動産業者や土地建物調査士に相談の上、必要な対策を行ってください。これは、実際にあった事例です。境界に関して隣地の方Aさんとの認識違いがあるままの土地を購入し、自宅を建設したBさんが、数年後、離婚のため、自宅を売却することになりました。いざ、自宅を売却しようと、地域の大手不動産業者Dに相談したところ、測量図が古く、現地にも境界杭がないため、改めて測量&境界立会が必要という判断になりました。ところが、境界の認識違いがある隣地のAさんが境界立会にご協力いただけず、2年経過した現在も、Bさんは自宅の売却を開始できずにいます。このように、境界トラブルがある土地は、売却することすらできなくなってしまいます。
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見学の極意  とびつかない!とらわれない!

家づくりの醍醐味のひとつの 住宅設備…例えばキッチンやお風呂選び。 カタログからは分かりにくい 色、質感、サイズ感を実際に体験することができるのがショールーム。特にキッチンは LDKというひとつの空間に置かれるもので しかもお客さんの来る場所となると やっぱり少しでも素敵なキッチンが良いと思うのは 当たり前。 加えて、使い勝手が良くて料理が楽しくなるようなキッチンなら 言うことなし!! きっとみなさん、少なからずこう思っていますよね。 そして高まる気持ちでショールーム見学に行くと ショールームに入ってすぐに目に飛び込んでくるのがハイクラスのオシャレなキッチン。 これに目も心も奪われ ついついグレードアップの罠にかかってしまうという ショールームあるある。 今日はその住宅設備のショールーム見学について 少しお話をしてみたいと思います。 住宅設備関係のショールームには メーカーによって違いはありますが キッチン・ユニットバス・トイレ・洗面台などを見学できます。 予約は施工会社を経由してもらう、もしくはご自身でもネット上で 予約できるようになっているので 来場できそうな日時を調整しましょう。 ちなみに、やはり土日は予約が集中して取りづらくなっているので 可能ならば平日 有休をとったりして見学にいくと ゆったりと落ち着いて説明を聞くことができたりします。 ショールームスタッフの方に具体的な説明を受けるのに必要なものとしては間取り図面。そしてご自身の予算やご要望で これらの条件にあったものを提案してもらうことになります。 所要時間は2時間程度を目安に。 小さなお子さん連れだと少々飽きちゃ
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八分目の家づくり

現在の暮らしの中の困ったをどうすれば解決できるか 家づくりをするとなると 実にあれもこれもと思いつくもの。 今までも そんなになかったんじゃないという状況まで想像しては 要望に足してこられるという・・(苦笑い) これ!本当によくある話なのです。 現実を見られてないというか。 そりゃ夢のマイホームを建てるのですから こうなっちゃうのも仕方ないとは思うのですが 実は現実を見る作業の方が多いのが家づくり。 いや、現実をみてほしい!! 夢ばかりを追いかけると 当然のことながら予算も膨らみ どんどん現実から遠くへ行ってしまい 収集つかない家づくりの蟻地獄へと誘われるのです。 表現が悪いですが足元見られるというか。 先日こんなことがありました。 久々に地元で同窓会があり、 とある同窓生の家づくり当時の話を聞きました。 仮に名前をA君とします。 A君は。実家の土地があったので 諸経費は除いて3500万の家を計画していたそうです。 あれこれあふれる要望に優先順位をつけられずにいたある日、 建築会社の営業担当にこう言われたそうです。 「いくらまで出せますか?」 ぎゃぁぁぁぁぁ~~~!!!! 不動産関係の仕事をしているもう一人と 私は思わず顔を見合わせて 「はまったなぁ~」と苦笑してしまいました。 結局のところA君は 1300万オーバーでお家を建てそうです。 もちろん家を建ててから15年ほどたった今も それなりに出世して給料は上がったけど 住宅ローンが大変と嘆いておりました。 つまりA君は その営業マンのことは信頼していたわけで でも営業マンは 彼が家づくりの要望に優先順位がつけられないのを見越し
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窓で暮らしをデザインする

内観イメージや室内環境だけでなく お家の外観にも大きく関わる「窓」。 窓と言えど人それぞれの考えがあって それプラス周辺、隣地の状況や室内環境、庭など外とのつながり、 これら全てをふまえて 窓の大きさやタイプを選び配置することになります。 実はこれが簡単そうに見えて 意外に悩む材料なのです。 まず窓は生活の居住性をアップする採風や採光のためでもありこれに付加価値をつけるなら 外の景色を楽しめるための役割も。 この景色を楽しむ窓のことを「ピクチャーウインドウ」と言いますが 例えば その地で象徴となるような風景や 近くの緑などの借景が楽しめる立地であれば 是非その景色にスポットライトを当て 窓を通してその景色をどのように切り取るかを検討してほしいと思います。 ピクチャーウインドウからは 窓から広がる景色から四季の移ろいを感じ取れ その地への愛着、子どもの情操教育にも一役買ってくれることにもなりきっと心理的居住性の向上につながるはず。 また別の視点から考えるとしたら窓がどんな大きさでどのように配置されているかによって お家の外観を大きく左右するものでもあるのです。 そう!お家も第一印象が大切なのです! 時々見かけるのですが まるで窓のコレクションのように いろんな大きさの色んな窓があちこちに配置されたお家を見ると たぶん、お家の中からだけで考えた配置だろうなぁと とっても勿体ないなぁと感じてしまいます。 多分その原因は 窓はこうだろと言う固定概念のみで考えてしまっているから。 その反対に 固定概念にとらわれず、ある秩序によって整理されたお家は数多ある住宅の中でもハッと目を引き際立って
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書斎の詳細!

憧れの書斎。 それは狭いがゆえの心地よさを感じる 秘密基地的な場所…。 家づくりのご要望ヒアリングをしていると 「小さくていいから自分の書斎がほしい」が ご主人たっての希望としてお聞きすることが多いです。 ところが 家事、育児で休む暇もない奥様にとっては 一人だけ書斎にこもって 自分の時間を満喫なんぞ許さん!! 一体、いつ使うねん!て感じで 却下されてしまうこともよくある話。 そんな中で、コロナ禍以来 リモートワークという働き方を採用する企業が増え 今までは見送り却下案件であった書斎が めきめきと幅を利かせてくるようになってきました。 とは言え 近年の建築費の高騰化の煽りを受け いままでより一層、予算ありきで進める家づくりでは 面積をコンパクトに抑える必要があり どこにどういう形で書斎を確保するのかが検討材料となります。そもそも いろんな道具や書類、本などを広げる必要のある仕事以外は パソコン+αのスペースが確保できれば ひとまずOKのはず。 贅沢は言ってられないですよね。 ではでは、ほんの小さなスペースでも  きちんとリモートワークに対応できる書斎を確保する方法とは ・寝室の傍に設ける ・リビングの隅っこに確保する ・吹抜け2階のホールと併用する ・階段下を利用する などが考えられます。 リモート会議など 周囲の雑音問題などを考慮して個室である必要性があるなら 1.5帖から2帖程度のスペースを 寝室などの使用時間が限定された部屋の片隅に配置できれば音問題も解決。周囲の音を気にせず集中してお仕事ができる書斎が確保できます。 ともすると扉で仕切ってしまいそうですが そこは思い切っ
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動線計画 どーせーちゅうねん?!

毎日の生活において 家族は家のあちらこちらの場所へ移動を 繰り返し重ねながら生活しています。 それら住まう人の動きを線で結んだものが動線。 そしてその動線は 何本にもなり複雑に交差をしています。 この動線をストレスなくスムーズな動線にすることは 暮らしやすい家づくりには欠かせない作業。 これを動線計画といいます。 例えば 炊事、洗濯などの動線を効率よくするための家事動線、 リビングや寝室、トイレなどへの家族が暮らしの中で移動する線を生活動線、 また帰宅してからの動線を帰宅動線、 その他にお客様が来られた時の玄関からリビングやトイレへの動線は 来客動線と言われています。 家づくりにおいて この動線計画は間取りと密接な関係…というより 間取り=動線計画そのものと言っても過言ではないのです。 ということで 暮らしやすい本当に効率的な動線計画をするには まず家族それぞれの動きの起点となる場所と そこからさまざまな場所への位置関係がポイント。 家での人の動きを分析し検討を繰り返すことによって 効率的な動線を解読していきます。 そしてその動線を充分検討したものを間取りに生かすことで ストレスのない快適な暮らしを実現することができるのです。 例えば 動線が長すぎると毎日の生活の移動に無駄な時間が必要になり その無駄な時間を毎日積み上げてしまうことになります。 また動線が交差しすぎると これもまた生活がしにくく効率が悪くなってしまします。 効率が悪くなるということは無駄な時間を費やすということ。それが一日にするとほんの数分でも 何十年も続くととんでもない時間の無駄使いになってしまいます。この時
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畳の間について たたみ込みます

間取りのお話を進めていると 畳の間の件で多くの方が悩まれます。 心地よい居場所をつくることは 家づくりの最大のポイントですが 自分たちの暮らしに本当に必要かそうでないかをきちんと見極めてほしいもののひとつそれが「畳の間」です。 大きさ?配置場所?そもそも必要??とは言え、 私たちは日本の住宅事情のなかで育ってきたので 畳にゴロンと横になると何とな~くリラックスできるのは実家で座の生活に 慣れ親しんできたという経緯があるのかもしれません。 また赤ちゃんや小さなお子さんがいらっしゃると おむつを替えたり、目の届くところで遊ばせたり、お昼寝させたり 畳の間は何かと便利に使えることもあり 子育て世代は必要性を感じることも。 子育て世代でなくとも取り入れた洗濯モノをたたむまでの 一時置きの場所としても使いたいという方もおられます。 これくらいの利用の仕方だと 正直、2帖+収納の畳コーナーがあれば事足りるとは思いますが 来客時の宿泊スペースとして使いたいとなると 話しが変わってきます。 例えば、そこにお布団を2組敷く必要があるなら 4.5帖の部屋としての機能が必要になります。 そしてそのお布団をどこに収納しておくのかを考えると 4.5帖じゃ済みません。 じゃあ一体、年に何回宿泊する来客があるのか? そもそもほとんど無い宿泊客のために 他の部分を削ってまで畳の部屋の確保が必要なのか? そこに家づくりの予算を費やしてもいいのでしょうか?例えば実家の親が度々泊りに来るとか いずれ親がどちらか独りになったら同居するというなら この畳の部屋も充分生きてくると思います。そしてその場合はリビングからは分
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もうひとつのマイホーム作り

ここ近年は様々な物価の高騰に平行して 建築資材も同様に高騰し 家づくりを考えている人にとって費用がどんどん圧迫され厳しい状況にあります。 こんな世の中ですから 土地から購入する家づくりとなると 思った以上に予算が膨らむことが想像できますよね。 それが原因で 家づくりの際の希望、こだわりを 我慢せざるを得ない場面も。 そりゃ誰だって予算も家づくりの重要な条件のひとつですから当然の話。そこでもう一つのマイホーム実現案として浮上してくるのが 中古の家やマンションを買ってもしくは持ち家の「リフォーム」や「リノベーション」。 そこでまずリフォームとリノベーションの違いを 知っておきましょう。 以前より耳にすることがあった「リフォーム」は その直訳とおり、改良・改善という意味で 経年によって劣化・老朽化した部分を 新築に近い状態に原状回復すると言った意味合いの工事。 そしてここ数年話題になっているのが「リノベーション」。 直訳すると刷新。 これは既存の建物に手を加え既存より価値を高め 現代のライフスタイルに合った住まいにすることです。 リノベーションとリフォームは 建物を改修するとういう点では違いが分かりにくいですが 工事の内容や目的が異なります。 一般的にリノベーションの方が工事規模が大きく 費用も大きくなる傾向に。 これは直訳した「刷新」の名の通り リノベーションでは間取りの変更や水回りの変更など 大きな改修が伴うからです。 部分リノベーションからフルリノベーションまで 改修する面積や内容によっても費用は異なりますが 検討するなら ザっと坪あたり55万~73万程度で計算してみましょう。
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家づくりの節目 上棟に思うこと

上棟とは 家づくりの工事過程のひとつの節目であるお祝いごと。柱や梁など建物の基本の骨組みが完成し 家の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)という 部材を取りつけることを指します。 地域によっては、 棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、建舞(たてまい)などとも呼ばれることもあるようです。通常、この上棟時には 完成した基礎に土台を敷き1階の床下地を貼った状態から屋根の下地までを一日で進めていくことになります。大きなお家であれば 数日かかる場合もあるようですが。 さてさて、 今日はその上棟がありまして 私も朝早くから現地へ行ってきました。 毎回思うのですが、 この上棟が一番見ていて面白いと言うか、 まるでパズルを組み立てるように あれよあれよと言う間に家の外形が出来上がっていくのが とても楽しいのです。 この上棟まで工事がすすんでいくと 今までは、わかりにくい図面上で想像するしかなかった 部屋の大きさや高さ的なことは なんとなく想像がつきやすくなります。 打合せも今までより 数段色々なことが考えやすくなるのではと思います。 そして以前は この上棟の時には「上棟式」といわれる お祝い事の儀式が行われていました。 上棟式の執り行い方には地域性が色々となるようですが一般的には 棟梁がその建物をお神酒や塩、お米でお清めをして 棟木に御幣や破魔矢などを飾りつけます。 現在は施工業者さんによっては 簡略化されていたり上棟式を行わないケースも増えているようです。あえて私の個人的な意見で言うならば 上棟は自分たちの家を建ててくれる大工さんの頑張ってくれている勇ましい姿を見ることが出来る絶好の機
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照明は明るさの証明だけじゃない③

私はいつも、 お施主さんのお家が完成し そこに灯りがともりその下で 家族団欒で過ごしてくださっているかと思うと 嬉しくて心が温かくなり 目がうるうるとなるのを感じます。 そう、照明は暮らしに与える影響だけでなく そこで住まう人の心にもその周囲の人にもあたたかな温もりを与えてくれる役割が。 「灯り」って そういうものだと思うのです。 家族の団欒、囲む食卓の料理、家族の会話や笑う声 時にはケンカしたりするのもどんな時もそっと見守っている。灯りはずっと昔から 私たちの暮らしと切り離せないものなのです。 さて照明計画も住み心地を生み出すものの一つということは 前回からもお伝えしてきました。 そんな灯りの源となる電球には色味があります。 電球色、温白色、昼白色、昼光色と呼ばれるもので ろうそくの炎のようなオレンジがかった温かみを感じる電球色、 自然な温かみをほんのり感じるような温白色、 太陽の光のように透明感のある色味を感じない昼白色、 すがすがしい爽やかな青みを感じる昼光色。 もちろんどの色味の灯りを選ぶかによって 空間の雰囲気は違って見え 私たちに与える心理効果もさまざま。 この色味を数値で表したものを色温度といいます。ちなみに青っぽい色になる程、色温度が高くなり目への刺激も高くなります。 落ち着いたくつろぎの時間を過ごすなら 目にも優しいリラックス効果もある オレンジがかった電球色や自然な温かみのある温白色がオススメ。 リビング、ダイニング、寝室や 浴室、トイレなど。 作業したり子どもが勉強する場所のほか シーンを選ばず使うのなら 自然光に近く明るい昼白色などが一般的です。 女性が
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やっぱりマッチングが大切ね!

先日、お客様と打合せをしているときに その方のご友人の家づくり失敗談をお聞きすることがありまして 今日はその話題についてちょこっとしたためてみたいと思います。 以前のブログでもお伝えしたかもしれませんが 家づくりの住宅会社を決定するとき 初回から相談をする営業担当者はもちろん、 その後の設計者、現場監督との相性も大切だと。 そこにぜひ付け加えてほしいことが話題にのぼったのです。 それは 施主である自分たちと住宅会社の面々との相性だけでなく 実は住宅会社内間の担当者同士の相性も バッチリ良いに越したことはないということです。 というのも 工事にあたって施主の方との決定事項はその後は社内打合せで共有されそれをもとに工事が進んでいくわけです。 当然のことながら 各メンバー間でコミュニケーションが取れていなければ その打合せ内容も確実に伝達されているかどうかが不安です。また検討事項などが出てくれば それを担当みんなで知恵を絞り出し合って 最善の方法を検討されているのかも家づくりに影響を及ぼす可能性があるからです。 結局、昨日、聞いたお話では 現場監督と設計者との間でコミュニケーションが上手くとれておらず 施主さんとの打合せの変更などが伝達されず 後手後手で手直しが非常に多かったそうです。 きちんと完成したうえでお引渡しはあったようですが手直しが多いということは 工程も遅れる傾向にあり なんとなくですがあれ??大丈夫??って不安にもなりますし気分的にも良くないですよね。 じゃあどうやって社内間のマッチングが上手くできているのを 判断するのかってことになるのですが 可能であれば 現場に行っ
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これも忘れちゃイケないこと

家づくり。 間取りをあれこれ考えたり インテリアはこんなイメージにしたいなと想像したり ウキウキと楽しいな♪その気持ち、わかります!!だって自分の夢のマイホーム いよいよ実現するのと思うと 嬉しくってワクワクして当然。 私も せっかくの家づくりの工程だからこそできる限り楽しく進めてほしいといつも心から願っています。そしてそのお家で心地よく暮らすためにも 忘れちゃいけないことがいくつかあるのですがその中のひとつが「ゴミとゴミ箱」のこと。えぇ!せっかくの楽しい家づくりになんでゴミ箱問題やねんって て思いますよね。 夢のない話で何だこりゃ~だと思われるかもしれませんが 夢のマイホームで気持ちよく暮らすために 是非とも忘れずに検討しておいてほしいことです。 ゴミは居住する自治体により 分別種や収集方法、月の回収数もそれぞれ。 それによって家でどのようにゴミを収集日まで保管し それに対しての必要なゴミ箱の数その置いておく場所は思案のしどころ。できればリビングやダイニングの 団らんの場所からは見えない位置が好ましいですよね! ゴミ箱が丸見えでは生活感がダダ漏れで落ち着かない。見た目もすっきり気持ちよく過ごすためには 間取りの計画段階からあらかじめ検討しておかないと後付けは何かと難しいことも出てきます。 例えばカップボードの下の一部分をオープンにしてそこに置くのか あるいはパントリーがあればそこに場所を確保するのか いやいや、中にはゴミ箱は家の外にしか置きたくないって人もいるはず。 じゃあそれはどこに確保する??外物置?土間収納が必要? また当然のことながら 使用するのはどんなタイプのゴミ箱
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家づくりとインテリア その③

先日、書店でとある家づくりの本を パラパラと見ていると インテリアは簡単!というようなニュアンスのこと 言っちゃってくれていました。 あらまぁ~~~(^^; もちろん 難しいと構える必要はなく 楽しくインテリアを考えてほしいと思っていますが とは言え一生に一度の家づくり。 誰にでも簡単にできると 安易に考えてしまうのは良くないと私は思うのです。 それにインテリアのお仕事をされている方は プロ意識をもって 日々、研鑽されているということをよく知っているので 私は、なおさらこのような言葉を発したくありません。 建築士だって同じだとおもうのです。 もし専門じゃない人に 間取りなんて簡単と言われたらどうですか?? と問いかけたい!! インテリアは 家具などのモノだけでなく その空間を構成するすべての色、素材感・質感、テイスト・イメージを指します。そしてそれらすべてをトータルで考える必要性が。付け焼刃的な知識で よくありがちなパーツパーツで考えて その部分はSNSなどを通して映える部分になったとしても 全体的にみると ちぐはぐで調和が取りにくい空間になってしまう原因に。 これではとても落ち着かないまとまりのない空間になってしまいます。 なぜなら 私たちはSNSの中で暮らしているのではなく 現実の中で暮らしていて そして写真を撮る時だけ、家を建てた時だけ上手くできていればいいというわけではないからです。 家は完成したときがゴールではないということをしっかりと肝においてくださいね!いかがですか? これでも自分だけでインテリアを上手く選び 決定することが簡単と言えますか? なかには生まれながら
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家づくりとインテリア その②

自分好みのインテリアを作り上げるのは楽しいけど 成功させるのは意外と難しい…。 それは家づくりのインテリアは ただ家具などのモノだけを選べば良いわけではないから。 前回のブログでも インテリアはその空間の居心地を左右するもので 家具やカーテン、ラグだけでなく 空間を構成する床、壁のほか 窓枠や巾木と言われる細かな部材までも含むと なかなか知識のある人のサポートがないと トータルでまとめることは難しいのが現状です。 え?そこまでする必要があるのかって? はい。 ここまですると 断然、仕上がりの空間に違いが出ます! トータルでインテリアが整った空間は 質の良い暮らしを実現してくれ居心地の良さがアップ。 永く住み続け、年代がかわっても愛着が持てる住み心地の良い空間に。ではどんなことに気をつけて インテリアを決めていくのが良いのでしょうか? まずインテリアをまとめるには 次の3つの要素に気をつけてほしいのです。 ① 色 ②イメージ・テイスト ③質感・素材感 今日はこれらを順に解説していきたいと思います。最初に① 色の失敗しないコツを。色使いは基本できれば3色までにとどめることが失敗しないコツ。 色数が多くなればなるほどまとめるのが難しくなり色の知識はもちろん 上級テクニックが必要になります。 しかも家はファッションとは違うので あれ?!となったり 飽きたとなっても簡単に取り換えることはできません。 もし流行りの色を取り入れるなら 更新可能な小さい小物で取り入れること。 もちろん、色を数色取り入れる場合の バランスというのも考えて行く必要があります。 これはベースカラー、アソートカラー、
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【1級FP監修】家計に合った住宅ローンの選び方

お金を借りるということは「将来の収入の先取り」になります。借りる時は慎重に検討することが必要ですが、一般的に住宅のような高額のモノはお金貯めて購入すると必要な時期がずれてしまいます。 その際に利用するのが「住宅ローン」です。今回は住宅ローンの金利の選ぶ際のポイントを確認していきましょう。 目次 1 金利の種類 2 返済方式 3 住宅ローンの今後、、、 4 人生の3大支出のバランス考える 金利の種類 住宅ローンの金利は3つの種類があります。 「固定金利」は、完済まで金利が変わらないため、 返済計画が立てやすい点が特徴です。住宅ローンを利用する方の1割が選んでいます。長期金利を基準としています。 金融機関などで低金利の競争が激化している「変動金利型」は、市場金利によって金利が見直されるため、金利上昇時のリスクを考える必要があります。住宅ローンを利用する方の7割が選んでいます。短期プライムレートを基準としています。 この二つがミックスされた「固定金利期間選択型」は、選択した年数(3.5.7年など)が固定金利となり、 固定金利期間終了後は「固定金利期間選択型」か「変動金利型」を選択できます。住宅ローンを利用する2割が選んでいます。 返済方式 返済方式は2つあります。 「元金均等方式」の場合、最初は返済負担が大きいですが、毎月の返済額が低減(減少)していきます。 「元利均等方式」の場合、毎月の返済額が変わらず、最初は利子を中心に返すことになり、元本はあまり減らない。利子負担総額が少ないのは「元金均等方式」です。 住宅ローンの今後、、、 低金利だった日本でも「金利のある世界」が現実になって
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家づくりとインテリア その①

家づくりをスタートさせて あなたはどのタイミングでインテリアについて考えますか? 最初から?完成した時?それとも特に考えない?! あまりインテリアに興味がないという人は なかなかそこまで考えなくて とりあえず後でなんとなく考えればいいかと言うことも・・・。 でもせっかくこだわって完成した夢のマイホームなのに インテリアがマッチしていないと どこかまとまりのないちぐはぐなパッチワークのような空間になり 暮らしの心地よさが半減してしまいます。 ということで 今日は「インテリア」についてちょっとだけ考えてみましょう。 ウイキペディアで調べてみると インテリアとはそもそも内面を意味する英語で それが派生して室内装飾を表すようになったとか。 実は家具などのモノそのものより それらによって飾られた室内の空間全般を構成する素材や質感、色までを含むことを指します。でも一般的にはどちらかと言えば室内を装飾する 家具やカーテン、ラグ、せいぜい照明器具までのモノを インテリアと言っている人が多いのかなと思います。 そのインテリアにかかわる仕事をする代表的な人と言えばインテリアコーディネーター。 その内部空間に合った家具や照明、カーテンなどを選び アドバイスや提案をする人。 そしてインテリアプランナー。 インテリアコーディネーターより 建築寄りで住宅だけでなく様々な建築物の インテリアの企画から設計・工事監理に携わる専門家。 実際のところ、皆さんが家づくりの際に直接かかわることが多いのは インテリアコーディネーターさんの方かなと思います。 私自身、建築士であると同時に インテリアプランナー、インテリア
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【1級FP監修】耐震改修の補助金、上乗せ自治体増加

この地震大国『日本』で、私たちの住む自宅の耐震診断や改修について、多く自治体は耐震診断や補助金で支援を行っています。2024年に発生した能登半島地震から旧耐震基準の住宅耐震化は国民生活を守るための急務として取り組んでいます。 自治体が無料で行う耐震診断と耐震改修のポイントを紹介します。 目次 1 自治体が支援する耐震診断 2 耐震改修工事の補助金 3 耐震化した中古住宅もマイホームの選択肢 4 長野県耐震化支援の一例 1.自治体が支援する耐震診断 耐震診断とは建物が地震の揺れにより倒壊するかしないかを見極めるための調査です。木造住宅の耐震診断の基準は、「木造住宅の耐震診断と補強方法」(財団法人日本建築防災協会)が広く利用されており、「誰でもできるわが家の耐震診断」、「一般診断法」、「精密診断法」の3つの方法があります。 一般的に多い「一般診断法」は木造住宅が大地震(震度6強~震度7)の揺れに対して倒壊するかしないかを上部構造評点(Iw)の結果により、建物が必要な耐震性能を満たすには、Iwが1.0以上である必要があります。 Iw値とは建物の粘り強さに形状や経年等を考慮して算出される構造耐震指標です。Iw値は『Iw値=Pd(家の保有耐力)/Qr(耐震のために必要な耐力)』という式で算出、建物の耐震性能を評価することができます。 自治体が支援する耐震診断の主な申請基準は下記の通りです。 主な申請基準 昭和56年5月31日以前に着工された住宅。 所有者が自ら居住する住宅。 一戸建ての木造在来工法の住宅。 申請行政地域内の住宅であること。 長屋、共同住宅および賃貸住宅以外の個人所有住宅
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ランドリーで気分はルンルン♪

今年も梅雨入りをして 毎日、湿度の高い気分のスッキリしない日々ですね。湿度がじっとりとまとわりつくような感じで 洗濯物もスッキリと乾ききらないというかたが多いのでは…。 私が住んでいる家は 父の家で築40年と古いのですが RC造の家ということもあり 当時はまだあまり計画されなかったランドリールームがあります。 洗濯してここに干しておけば 一日中出かけていても 雨の日だろうが雪の日だろうが台風だろうが 気にすることなく放っておける便利さです。 部屋というより 外とつながるという感じのランドリーなので 窓を開けると風通しも抜群に良く そのランドリーや他の各部屋との共有バルコニーからは 地元の山の遠景が望めるといった具合です。 建物そのものはもう古くガタもきていて 直したいところはいくつもあるのですが このランドリーだけは今でも難なく大活躍中。洗濯→干す→取り入れる→たたむ・アイロンをかける その後の片付けるまで すべて同じ階にあるので ちょこちょこっと片手間で終えることができます。 洗濯という一連のことがそのスペースで完了でき 面倒臭さがなく家事の時短が可能。 おまけに お手伝いをしていなかった子どものころは あまり興味がなく気づかなかったのか バルコニーとの開放感あるつながり、そこから見える景色が 家事の合間の心を癒してくれます。 ということで せっかくランドリーを作るなら ただの家事作業スペースとしてでなく 何かのスペースと兼用することができれば 有意義な場所として利用でき もったいなくないと私は身をもって実感し おススメしたいと思っています。 もちろん そのためには改めて自分
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究極のシンデレラフィット

自分の暮らしに究極フィットと言えば やはり憧れの造作。 しかし 実際は既製品を選択するという方が大多数。 その理由はと言えば 家具をはじめキッチン、洗面台、室内建具などなど 既製品は完成品された物を実際に目にして 購入を決める点からはわかりやすくお手軽だから。 その価格は?と言えば 案外、お手頃なものばかりではなく既製品でもピンキリ。 でもまぁ、寸法的にもジャストフィットとまでいかなくとも 問題なく空間のイメージに合うのであれば ひとまず合格で既製品を採用決定すると言う方が多いようです。 このように実物がわかりやすく いくつか決まった仕様の中からの選択肢で決定できるという お手軽さが既製品のメリット。 一方で造作となれば 1㎜単位で細かく寸法を設定することができ まさにシンデレラフィットを目指す人はこれ。 素材も可能なものであれば自由に設定することができ これが造作の醍醐味ともいえます。 自分の暮らし方に誂えるという言葉がピッタリ。 デメリットは一般的な既製品に比べて 一般的に金額が張ることと自分の暮らし方、使い方を細かく吟味しなければならない手間が必要なこと。その手間がちょっと面倒だけどイメージも寸法的なことも使い勝手もすべて 自分の暮らし方にぴったりと誂えるのですから お値段以上の期待に応えてくれます。 家中すべてを造作で作るなんてことは よほどでない限り予算が許しませんが 私がオススメしたいのは毎日使うキッチンであったり 家族みんながくつろぐソファであったり 出かける前の身だしなみチェックする洗面台であったり 何か一つでも 自分たちの暮らしの心地よさの部分に大きくかかわる
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ジャストサイズの家づくり

洋服を誰が見ても素敵でおしゃれに着こなすには サイジングが大切と言います。 自分の体型にぴったり合うように 袖丈、身幅、丈など 細部まで寸法にこだわることが肝だそう。 そこで、はたと気づいたのです。 家づくりも実はこのサイジングが大切ではないかと。 そして周囲からみても住みやすく 自分らしく素敵な暮らしをしておられると感じるのは このサイジングをしっかりされたお家ではないかと! 多くの方は、 一生に一度の家づくりと ついついあれもこれもと要望を詰め込みがちではありますが 自分の暮らし以上に膨らんだプランは 本当にサイジングが合っているとは言えません。 例えば 家が完成しそこで暮らしていると やがて必ずメンテナンスが必要となる時期がやってきます。 その時にもサイジングが合っていないお家づくりをしていると 予想以上のメンテナンス費用がかかり 住宅ローン払いながらのその費用の捻出って 想像しただけで結構キツイです。 日々の掃除だってそう。 ジャストサイズじゃないと 時間も手間も必要以上にかかって大変な思いをするか 散らかったままのお手上げ状態か。 また、せっかくだからと大きめにとった子供部屋。 でもいずれ子供が独り立ちし その部屋の主人がいなくなった部屋は 物置となって、そこには使わないモノがどんどん増えるばかり。 どれも自分たちの暮らしにジャストサイズな家であれば 解決することばかり。 じゃあ、このジャストサイズの家づくりをするにはどうすればいいのでしょう?! まず 家族構成の変化があってもフレキシブルに対応できるようにここは主寝室、ここは子供部みたいに部屋名にとらわれない 家づく
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~だったらどうしよう。~したらどうしよう。の感情

みなさん、およようございます。誰かのパワースポットになりたい。そんな気持ちで過ごしているメンタル心理カウンセラーペコぴんくです。木曜日!ちょっとキツくなる時ですね( ;∀;)もうひと踏ん張り!無理せず頑張りましょう☆深呼吸してくださいね♡さて、今日は、タイトルの通り何かをしようとする時に~だったらどうしよう。~したらどうしよう。なんて感情が出てきませんか?怒られたらどうしよう。失敗したらどうしよう。悪いように思われたらどうしよう。ミスしたらどうしよう。嫌われたらどうしよう。恋愛でも仕事でもよく浮かんでくる感情だと思います。マイナスな不安エネルギーが頭の中をぐるぐるしたことありませんか?実際に私が最近体験したことです。マイホームを買う!とここでも宣言してますが急に不安が襲ってきて、家を買うことで生活が苦しくなったらどうしよう。子供が生まれてお金がたくさん必要になる中、家なんて買っていいのだろうか。なんて不安とモヤモヤな感情が込みあがってきました。人に話したり、ノートに書いたりして出した結論としては、『私も覚悟を持って働く!』それが答えでした。今、私に出来ることは何か?今、出来ることをやる。私も夫も働いていればなんとかなるだろう。家を買うまで子供が産まれるまで!今出来ることをやって、未来の自分に投資する。そんな感情が浮かんできました(^^♪人生って何があるか本当に分からないですけどやる前から不安に襲われて、諦めることだけはしたくないですよね。やってみないと分からないことばかりです。そして私はいつも思います!『心配事の9割起こらない』だいたい想像した不安は起こりません!やってみると意
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家づくり予算の見直し、あなたはどっち派?

家づくりをはじめた方とお話していると いよいよマイホームの夢が現実味を帯びてきて 高揚感から気が大きくなるのか あれもこれもと次々と湧き水のように要望があふれ出てきます。 しかも SNSや雑誌で見るもの聞くもの全て 自分にとっても必要と勘違いしてしまう方が後を絶ちません。 もしかして 一生に一度のことだからと とりあえず自分たちの要望を全部取り入れた金額が いかほどになるか知りたいという怖いもの見たさ的な気持ちなのでしょうか。 予算を抑えるのも大事な要望の一つだと言いつつも いつの間にかそのご予算に関する要望だけ置き去りにされ 宝くじでも当たったのかな?!と思わせるような気の大きさで どんどんと要望が膨らみ 当然、それに比例して金額も膨らんでいきます。 そしてついに大幅にオーバーという落とし穴に。 この大幅ってところが落とし穴なのです。 少しの予算オーバーなら 住宅設備や仕様を変更し削ることは可能ですが 大幅コストダウンとなると話は違います。 仕様の変更の積み重ねだけでは 到底追いつきません。 結局は プランそのものを見直すことになりかねないという…だからと言って 無理をして住宅ローンを背伸びして抱えてしまったりしたら マイホームは手に入れたものの 月々の返済に追われ 家族で旅行にも行けず、外食も我慢しなきゃならないような 精神的に窮屈な生活を送ることに。 それはなんとしてでも回避しなければなりません。 ここでみなさん、ハッと我に返り 今度は要望を削る作業に入ることになります。 なんせ最大の要望が入ってますからね! 削減するところはたくさんあります。 でもどうなのでしょうか・・
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片付く家は人が肝

前回、片付く家かどうかの問題は その人の性格に起因することが多く ただ単純に収納スペースを増やせば 片付く家になるわけではないとお話ししました。 家づくりの際、収納量を見直し 今度こそは片付く家をと多くの人は意気込むわけですが 自分の買い物癖や捨てられない性格を把握していなければ 居住空間を削ってまで収納のための面積を増やしたとて いずれまたモノが溢れ出すことに。 物理的にある程度の収納スペースは必要なものの リバウンドを繰り返す根本を見直さずして 居住空間を削ってまで収納スペースを確保するなんて マジで本末転倒。 ではなぜモノが捨てられないのでしょうか? これでもか~~!!とモノを溜め込んでしまうのでしょうか? うちの父もそうですが こんなものまで残すの?と驚かされるというか 笑っちゃうことすらあります。 駅弁の押し寿司の蓋を鍋敷き用に残していた時には もぉイライラ通り越して大爆笑でした。 父がモノをなんでもかんでも残す理由は たぶんいつか使うことがあるかもしれないというもったいない精神。 モノが乏しい時代に生まれた世代なので まだ何かに使える可能性のあるモノを 捨てるには惜しいと感じているのかなと。 でも私は 父がそれら残しておいたものを 使うのを見たことがないんですよね。 そして必要なないものが我が家に増えるたびに 断捨離魔の私の登場です。 父の見ていない間に これは要らんやろ!!というものを 容赦なくバッサリといきます。 こうでもしなければ いずれモノが溢れ出し 居住空間を徐々に圧迫し始めるのです。 モノがわがもの顔で空間を占領している暮らしなんて 心地いいとは程遠い…
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収納はステップバイステップ

ここ数年、いろんな方の収納方法が話題になり シンデレラフィットやテトリスフィットなど とても小気味いい収納ワードを耳にします。 これだけ何度も収納があの手この手で繰り返し話題になるのは 住まい手に取ってとても重要な問題だから。 ここで、今さらではありますが収納の基本ついて 一度確認してみましょう。 まず「整理」「収納」「片付け」どれもなんとなく似ている気がしますが 本来ははっきりとした違いがあります。 「整理」は使うものと使わないものを仕分け、不要なものを取り除くこと。 「収納」とは物を家具やハコに入れてしかるべき場所に収めて保管すること。 「片付け」とは使ったものを元の場所に戻すこと。 最終形は家の中の様々なものに対して あるべき定位置を決めて、そこへ片づけられることが すっきりとした暮らしへの第一歩。 とは言いつつも これらそれぞれの本当の意味を理解せず やみくもに収納するハコ(器)、空間にばかり気を取られてしまい 勘違いの整理収納をしている人が多いのが現状。 この勘違いが見事にリバウンドを繰り返す原因となっています。 どんなにたくさん収納ができるスペースを確保したところで これだけでは一生片付く家にはなりません。 収納空間が余裕あるうちは片付いているように錯覚してしまい やがてその空間から物が溢れ散らかった状態にリバウンド。 これでは完全に片つかないループにがんじがらめです。 とにかくまず攻略すべきは、 「整理」「片付け」「収納」の正しい意味を知り 把握することから! まず初めの一歩は「整理」から。 これは使うか使わないか・必要か必要でないかを判断し 仕分けていくこと。
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小さなチャンスを逃さない!

みなさん、おはようございます。 誰かのパワースポットになりたい者です。 月曜日! 始まりましたね☆ 今週も、自分らしく過ごしましょう♪ 今日は、タイトルの通り、小さなチャンスこそ逃さない方が良いという話しです。 私は、マイホームが欲しい! 今の物件に引っ越してからずっと思っています。 今の物件に不満があるわけではありませんが、やはり自分の家に住みたい。 その思いはずっと変わらずあります♡ 来年3月契約更新があるので、それまでにマイホームを決めたい! そんな目標があります♡ 夫がマイホームを建てるってことにまだ踏み込めていない状態なので無理に見学などに付き合ってもらうよりも何か急に目の前にモデルハウスなどがあって(笑) 足を運びやすい状況になればな~なんて呑気にイメージしてました♡ 私は、イメージも大切だと思っていますし、イメージ出来ることはだいたい現実になると信じています(^^) 何かキッカケはないか? 偶然モデルハウスなどに行ったり出来ないか? そんな風に日々思ってました! そして、ある日のことです。 なぜかコーヒーが飲みたくて、オシャレな落ち着いたカフェなんかに行きたいな~と思ってました。 検索して近くにないかと調べて夫と足を運びました♪ すると偶然! カフェの隣にモデルルームが併設されているではありませんか! ご自由に見学してくださいね~って言われたので、これはもう行くしかない!そう思いました(#^.^#) もちろんカフェもオシャレで大満足♡ 夫は、半信半疑でしたが私は『このチャンス絶対逃さない!』と心の中で強く思ってましたので(笑) そのまま半強制的でしたが一緒に行きま
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無垢への愛情むくむくと…

床はお家を構成するパーツの中でも 比較的大きな割合で お家の空間の印象を左右する重要なもの。 スタイリッシュなお家では コンセプトに合わせて 床材に無垢の床が選ばれることは絶対ではありませんが やっぱり無垢の床は 素足で歩く時のサラッとした心地良さと 自然素材が醸し出す雰囲気が 空間そのものの印象を心地良いものにしてくれ 憧れでもあります。 最近は突板フローリングなるものがあり 無垢に比べてコストを抑えるには 一つの選択肢となることが。 この突板フローリングとは 基材となる合板の表面に 無垢の0.2〜0.6m m程度の薄い板が貼ってあるもの。 本物の木の質感が楽しめる上に安価ということで 床材として人気のものです。 ただし、 深い傷がついてしまうと基材の合板が見えてしまうことも。 また、私の感じる印象としては 悪くはないんだけど 無垢に比べるとなんだか自然の揺らぎが感じられず どことなく木目がきれいすぎるというか…作った雰囲気がします。 その点、無垢の床は天然木をそのまま加工したものなので 質感はナチュラルそのもの。 二つと同じ木目がなく質感良く趣のある床材です。 それが本物志向の方にとっても人気が高い所以。 でも、そんな無垢の床にもデメリットはあります。 まずフローリング材に比べてコストがかかる。 樹種によって金額もまちまちです。 そして無垢は呼吸していると言われるので 湿度や温度で伸縮します。 床の突きつけのすき間が広がったり狭まったり。 もちろんノーメンテナンスでもありません。 これだけ聞いたら なかなか手強い相手を思うかもしれませんが でもそれらを見越しても 私は無垢の
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僕と彼の新しい家

6月のスケジュール更新したという投稿に、今月の後半は引っ越しがあるので、予定がまだ決まっていないと報告したけど、実は、引っ越し先は、マイホーム(僕らの家なので、アワーホーム)!一戸建てを購入した!!!GWの前くらいから物件を見つけて、不動産や銀行関係にも手続きなどをし始めて、5月の後半に最終的に住宅ローンが通って、購入することが決まった!いつ報告しようかと悩んでいたけど、やっと明日が引き渡し日なので、今日報告することにした。スケジュールに書いてあるけど、明日は元々休みにしていて、それは、この引き渡しのために、不動産と家に行かないといけないからだった。家は人生に基本的には1回買うか買わないかの大きな買い物なので、悩んだ部分もあったけど、ちょうど値下げした新築の建売物件だったので、ここにすることにした。今は山梨に住んでいるけど、引っ越しをしたら、奈良に行くよ!彼の地元が関西で、奈良からは少し遠いけど、山梨に比べたら全然近い笑山梨から彼の地元まで行くと車で高速を使っても、ノンストップで行けば6~7時間かかって、実際は途中休憩とか仮眠とかもするから9~10時間くらいかかるよ笑その時に比べたら、奈良からなら下道でも2~3時間で行けるから、近くなるけど、今度は僕の地元(山梨)が遠くなる笑でも、たぶんだけど、山梨に戻ってくるのはそんなにないと思うよ。前にもブログで書いたけど、やっぱり親にしてみれば同性愛者ってあんまりいいとは思っていないから、帰る必要があるのかな・・・と思っている。ただ、今年の秋(10月ごろ)に1回山梨に戻ってくる。なぜかというと、車のスタッドレスタイヤを取りにこないといけな
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2次元から3次元へGO!

ココナラでは間取り作成を生業としている私が言うのもなんですが 家づくり=建築の完成形は3次元です。 て、言うか 私たち設計をする者はいつも2次元の平面の間取りを考えると同時に 外観を含む3次元の立体的な検討をしながら 試行錯誤を重ねて平面である間取りを固めていきます。 平面的な間取りだけ先に考えていても 建物の高さそのものや天井高などに関連してくる 「階高」といわれる高さ関連、2階の間取りに大いに影響する階段、そして+αの空間、スキップフロアや吹抜けなど 高さ関係を同時に考えなければなかなか上手く成立してくれません。 たとえば同じ間取りでも 天井の高さや建物の高さが違っていれば 全く別の建物になってしまうという・・・・。 そして今でも多くの方から聞くことになる 天井高はなるべく高くしたいというご要望。 一昔前?今も?天井は高い方が良いといったCMがあってから?ホントにテレビの影響力は絶大です!! そりゃ~、私だってリビングなどみんなが集まりくつろぐ空間は 天井が高い方が広々として気持ちいいと思いますよ! でもすべての空間が リビングと同じように天井が高いとメリハリのない、のぼ~とした空洞と化してしまいます。建物の内側がそうなれば 当然、外観そのものも高さばかりが目立つ お世辞にもバランスが良いとは言えないものに。 ではあなたはどんな佇まいのお家が素敵だなと感じますか。 これは個人的な好き嫌いにもよるところが大きいとは思いますが 私は重心の低い水平ラインの美しい建物はハッと目を引き上質で素敵な佇まいだなと感じることが多いです。 そしてそこに少しでも近づけるために 空間ごとに適切な
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あっちむいてホイ♪

最近は、特に建築資材も上がる一方で 家づくりをする人たちには頭の痛い状況。建築地がある人ならまぁなんとか・・・・ 土地から購入を考えての家づくりをする人には 家づくり費用アップはなかなかの越えがたいハードルです。 かといって 自分をとりまく状況や環境を考えると家づくりを諦めたくない。 心中ご察しします。 じゃあ、予算オーバーをどう乗り越えていくのかと言ったら 希望の土地の条件を譲歩するか 建築工事費を削減を検討するか…。その家族の暮らし方にもよりますが 私の個人的な考えで言えば これからずっとそこに住むことを考えると 立地条件はあまり譲りたくないです。 ということは 建築費用をどう抑えるかにかかってきますよね。 ではその建築費用を抑えるためにさてどうするか? 単純に言えば、ちまちまと仕様を削っていくのも一つの方法ではありますが建築面積を抑えるのが一番手っ取り早い。 でもお家をコンパクトにすれば 要望を諦めなければならないんじゃないか、窮屈になるんじゃないか、 暮らしにくくなるのではないかと思われるかもしれませんが これは正直、工夫次第なわけです。 いっぱいある要望は優先順位をつければおのずと自分の暮らしに本当に必要なものが見えてきますしコンパクトでも視線の抜けを考えた間取りにすれば 空間の広がり感だって期待できます。あちこち壁ばかりで行き止まりがあると窮屈な感じがしますが 外への視線の抜けを意識した窓や 奥行を感じさせるような動線の工夫は 窮屈さを感じず ほどよいホールド感のある居心地のいい空間を作り出してくれるのです。 もちろん立地条件によって 視線の開く窓の方向は考える必要
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キッチンは暮らしの基地。キチンと考えて③

キッチンについての第3弾。 日々の暮らしやすさを左右するもののひとつ、キッチン。 そもそもの目的である料理するのが楽しくなる、 時短ができて調理も片付けも効率的、 ダイニングやリビングにいる家族との会話が取りやすいなど キッチンに求められる要素はいろいろ。 つまり、料理するだけの空間ではなく 機能性と居心地の良さが共存する空間であってほしい。 機能性は充実させつつ、できることなら生活感も隠したい。 しかし、キッチン空間には 電気オーブンレンジ・トースター・炊飯器などの調理家電だけでなく 冷蔵庫、食器を収納できる家具、ゴミ箱、米びつ等 とにかくこまごまとした雑多なものがあふれていて すっきりとオシャレにしたいと思いつつも生活感がでてしまう場所っていうのがネック。 これ、なんとかならないの?と思っている方も多いのでは。 そのなんとかしたいものの一つとして 誰もが必須の存在感たっぷりの冷蔵庫。 しかも最近は、セカンド冷蔵庫や冷凍庫も置きたいという方が 多くなってきています。 無くてはならないものだけど、なぜか生活感が半端ない。 なるべく近くに置いておきたいけど見せたくない存在。 家づくりの中のご相談の中でよく聞くのは 子どものお便りや町内のお知らせがペタペタと貼ってある冷蔵庫を なんとかしたいというご要望。 賃貸に住んでいると、そうせざるを得ない状況が多いと思うのですが 家づくりの中でのそのひとつの改善方法として、 来客には目につかないけど家族は常に見て確認できる場所に マグネット掲示板などとして利用できるニッチなどを作ればサクッと解決します。 そこにキッチンまわりのスイッチなんかも
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キッチンは暮らしの基地。キチンと考えて②

前回のブログでもお伝えしたように キッチンは思いのほか長い時間を過ごす場所で しかも暮らしの居心地を左右する大切な空間。 本来なら住まい手のキッチンの使い方を十分にヒアリングして キッチンプランを考えるのが正しいのですが、 キッチン以外の間取りやリビングの大きさなど、 他に考えることが多すぎて、 キッチン空間の細部まで充分検討することないのが大多数。 そこで 今日はキッチンを間取りと同時に検討するうえでの 基本的な型について。 まず、キッチンの型をおおまかに分けると I型、L型、コの字(U字)型、Ⅱ型の4つの型があります。 その基本的な形に壁付けや対面、アイランドのレイアウトで変化させると いくとおりものキッチンに。 まずは現在主流の「I型キッチン」。 キッチンメーカーのカタログにも主力として掲載されている I型キッチンは誰もが目にしたことがあるもの。 SNSやカタログで見慣れたI型を ごくあたりまえのように取り入れる方が多いようです。 I型キッチンは、シンクとコンロが同じ辺にある横長の型。 一般の住宅であれば キッチンのスペースが2m40cm~2m70cmと 横幅を長く取る必要があり これより幅を短くすると作業スペースが狭くなり これよりも幅が長いと作業の時の移動距離が長くなり 使い勝手が悪くなりストレスが。 このI型キッチンは壁付けに向かってレイアウトする以前からのスタイルに加え現在の主流となっているのは壁付けキッチンをダイニング側の腰壁に取付け応用させるタイプ。 壁に向かって作業する場合とは違い ダイニング側に向かって作業をするので ダイニングやリビングにいる家族の様子が
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キッチンは暮らしの基地。キチンと考えて①

家づくりは、 家族のくつろぎの場でもあるLDKを中心に考えていくことが多いですよね。 そしてその重要選択のひとつに「キッチン」があります。 何故って 現在ではキッチンは家具のように家族がくつろぎ来客もあるLDKに ど~んと鎮座するオープンキッチン型になったから。 昔むかし、そう、まだ昭和の家は キッチンは作業場的に考えられ リビングから分離して配置されているクローズ型が多かったのですが ここ数十年の家づくりの傾向としては キッチンはリビングとの一体空間に置かれることが 圧倒的に多くなりました。 むしろそれが当たり前で話が始まるというか・・・・。 つまりキッチンそのものがインテリアのひとつの大きな家具。 ソファやテーブルと同様に考えなくてはいけなくなったからです。 まずキッチンの選択肢として大きく分けると 既製品、造作キッチンの2通り。 既製品のメーカーキッチンは 各社それぞれに特徴を打ち出しています。自分にぴったりはまるものがあれば それはそれで選びやすいとは思うのですが 私が今まで担当させて頂いたお客様は ワークトップはA社のこれが良くて、食洗器はB社のこれがいいんだけど・・・となることが多く既製品って選択が簡単なようで実はなかなか・・・・全て自分の要望を満たすとはいかないことが多いです。 もうちょっとが痒いところに届かない感じでもどかしいというか。 もちろん各メーカー、上位機種のものになれば納得いくものがあるのでしょうが予算もありますからね!キッチンだけに予算をドバっと投入するわけにもいかず 結局、妥協せざるを得ないという心残りな決断をせざるを得ないって感じでしょうか。 ち
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安易な盛り盛り家づくりにはご用心!

余談ですが 今日は、先日友人と美容について女子トークしている時に ハッと面白いことに気がついてしまったんです。 「家づくり」って美容とよく似てる~~!ってことに。 ほとんどの人(特に女性は) いくつになっても若い頃のままでいたい、 できれば美しくありたいという気持ちから 美容に少なからず関心があります。 そしてせめて現状維持しようと日々、年齢に抗う努力をしているわけです。 もちろん私もそのうちの1人。 押し寄せる老化に必死にもがいています。 で、同年代の周りを見回してみると 流行りにのっかり ネイルをしたりまつエクしたりキラキラとアクセサリーをつけ 盛りに盛っている人がいるわ、いるわ。 みんな、結構やってるなぁ〜って感心します。 でも、ふと冷静に考えてみると それでは本当の意味で根本解決にはなっていないのではないかと 私は思ってしまったわけです。 私が憧れる素敵な人だなと思えるのは あれこれ着飾り盛るのではなく 例えば 素肌そのものが行き届いた手入れをされている美しさ。 素材の良いシンプルなシャツを着ているだけでオシャレに見え 生き生きと毎日を過ごしている人。 心も体も健康でそれが内面から滲み溢れている人って その人そのものに奥行きがありとても素敵で美しいと感じます。 人生を有意義に過ごされているのだろうと想像できます。つまり基本的な部分が整ってなきゃ どれだけ着飾り盛っても 本当の素敵は人とは違うんじゃないかということです。 これって「家づくり」に置き換えた時 同じようなことが言えるなって私は思ったわけです。 家づくりをするとき SNSで発信されている見た目の映える印象ばかり
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勝手知らなきゃ始まらない家づくり

家づくりにおいて打ち出す要望を家族で話し合う時、 そしてそれを私たち建築士が空間に落とし込む時、 要望を伝える側も その要望を受け取る側も どちらの場合もその勝手をわかっていなきゃ より良いものはできないという話。 例えば 普段からキッチンに立たない人が キッチンはこうでなきゃと知ったかぶりでどれだけ要望を語ろうと 実際にキッチンに立つ者からしたら あなたが言うなって感じ。 掃除でもそう。 普段、掃除はお任せしっぱなしの人が 我先に掃除についての要望の主導権握ってしまうと ではあなたが今後は掃除を手伝ってくれますか?と疑問を投げかけてみたくなるでしょう。 収納計画だってそうですよ。 帰ってきたら上着をダイニングの椅子に掛けるだけの人が リビングがいつも散らかって落ち着かないとか文句たらたら。 いつも片付けを押し付けられる者にしたら イラっとするわけです。 何事もそうだと思うのですが 自分がしていないこと、できていないことを SNS情報などの受け売りや自分の勝手な想像で語ってしまうのは ただの机上の空論。 普段、家事をしている人からすれば 自分でできていないことの何がわかるのだと思うわけです。もちろん住まい手だけでなく私たち設計者も 普段から自分でキッチンに立ち、掃除も片付けもしたことがないようでは お客様に良い提案なんてできません。できるはずがないですよね。家づくりする人もその要望をカタチにする私たちも そもそも実際に自分がやってみて 勝手を知らなきゃ多くを語れないと思うのです。 ちなみに統計によると 既婚者の家事分担は男性が1割~3割、女性が7~9割という割合が多いそうです。
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マイホームは長~いお付合い

家づくりを始めて完成しても そこがゴールではないのはご存じのとおり。 平均的な家づくり世代と言われるのが30代から40代前半でいわゆる子育て世代と重なります。 そして私が相談を受けるお客様に家づくりのご要望をお聞きすると決まって現時点での暮らしを想定したご要望がほとんど。 先のとこは想像しづらいし仕方ないといえば仕方ない。でもちょっと待って! 最初にも言ったように 家づくりは完成した時がゴールではないってこと。 ていうかその家族のスタートなのです。 これから数十年そのお家で暮らしていくわけです。 ほとんどの方が終の住処にもなるわけで。 当然、家族みんなが年齢を重ねていくことになりますし お子さんも成長していきます。 きっと趣味嗜好も変わることの方が多いでしょう。 このようにライフスタイルが年々変化していくことを想定した上で それに対応できる家づくりをしなければ 過ごしやすい良い暮らしは継続できません。 もし流行りや現在の視点だけで家づくりをしてしまったら それが種となり、何十年先には後悔という残念な花?が咲いてしまうことに。では、どんなことがその「後悔の種」となり得るのでしょうか。① 可変性のない間取り 部屋を誰の部屋、何の部屋と決めて細切れにしてしまうと、後々に使い勝手に応用に効かなくなります。例えば、子供が小さいうちは一つの大きな部屋で家族みんなで 川の字で寝られるように。 そして子供がお年頃になれば大きな部屋をそれぞれの部屋に分け 子供が独り立ちしたらその時はまた区切って夫婦別々で寝室として使用することも良し、もう一度大きな部屋として子供家族が帰省した時の部屋として使うの
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洗濯の選択肢に

ゴールデンウィークも終わり通常の生活に戻りましたね。 休暇中 どこか旅行に出かけられた家族 帰省された家族 自分の家でゆっくりと過ごされた家族 連休の過ごし方はこれまた家族によって色々。 わが家は、息子が帰省しておりました。 普段、同居していない家族が帰省してくると 食事はもとより思った以上に大変なのが洗濯。 日常に比べると洗濯物も量が増え 洗濯機を回す回数もそれらを干す場所を確保するのも大変。 百歩ゆずって、この季節であれば お天気が良く お日様の下で外干しってことも可能ですが。 花粉症で悩まされている方は外干しなんてとんでもないですよね。 今や日本の人口の40%の人が花粉症と言われていますから。 で、室内干しに対応できるスペースが確保できれば 家族が帰省してくる連休だけでなく日常もストレスなく過ごせるのでなはいかという提案です。 と言っても実は、私が今までに携わらせていただいたお家も 90%くらいの方が室内干しのスペースをご所望されています。 専用スペースを必要とされるケース兼用でも大丈夫というケースと 二つに分かれるわけですが 縦坪に余裕がある方なら専用のランドリースペースをおススメできますが コンパクトに建てる方はそうはいきません。 この場合はやはりどこかのスペースと室内干しを兼用することになります。でもリビングはまず除外。 想像しただけでこれは嫌ですよね。 くつろぎの場で洗濯物がズラリといつも干してあるなんて・・・・・。 生活感丸出し。 来客がなくとも、そんな部屋では落ち着く気がしません。 多いのは、ひとまず家族利用だけであろう脱衣室との兼用。 この場合2帖ではちょっ
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家づくり、色々あるけど。 そのひとつに・・・

それは「色」。 色合わせです。 実は私は建築士になる前は 住宅だけでなく店舗などのカラーを軸とした 空間スタイリストを生業としていました。 その時にいろんな建築士さんとご一緒させて頂きくなかで まずやっぱり圧倒的に男性の建築士さんが多く そしてこの頃の男性建築士さんは きっとインテリアやカラーコーディネートは苦手であろうと感じることが多かったです。 本来、 一般的には男性より女性の方が4倍以上の色の識別ができるそうです。 そういう意味では、男性は苦手なのは仕方ないっちゃ、仕方ない。 でもね、私の色彩を学ばせてもらった先生は男性でしたからね。 その人によるところも大いにあると思います。 そんなこと言っても 建築につかわれる材料や仕様は色数の選択肢が限られているのだから そんなに難しいことじゃないだろうと思われるかもしれませんが 少ない選択肢だからこそ難しい。 色が変われば 当然のことながらそのものの印象や佇まいまでも変ります。 にもかかわらす、これをおろそかにしてしまっているなど 言語道断! しかも良くありがちなのが 単品単品で色だけでなく質感を決めてしまっていること。 ちょいちょいちょい!!と待ったをかけることもよくありました。 一生に一度の大切な家づくりなのに まぁ、これでいいか!なんて決め方されたくないですよね。 自分の家づくりで、そんな風に決められたりしたら私なら絶対イヤです。 特に色と質感はとっても大切なのに・・・。なめんじゃねぇと叫びたくなります。色選びは思ったより重要な課題。 こんなことを聞くと 「トレンドに左右されず長く愛される色」を選びがちですが それだけでは個
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南側信仰の呪い?

連休ですね~!! 連休は、どこに出かけても混雑しているし こんな時はお家でBBQ。 やっぱりリビングは南向きが理想よねぇ~~・・・・これって全ての人にとって本当にそうなのでしょうか? 過去に、とあるお客様のお家づくりの際その奥様のお父さんが 「南の窓は、掃き出しじゃないと窓じゃない!」と名言??ならぬ迷言で 娘夫婦の希望をねじ伏せてしまったお父さんがいらっしゃいました。 敷地上、道路からほど近い南窓だったので その窓は小さな採光のみと考え、L字プランにしプライバシーを確保できる東側に大きな窓と庭を提案していたのですが残念なことにお父さんのこの一言で一蹴されあえなく道路に近い南窓を大きな掃き出しに変更。そして、その大きな南の窓はプライバシー確保のために いつもカーテンが引かれたままになっています。 その家で暮らし始めた娘さん夫婦いわく、 お父さんの意見は聞くべきではなかった・・・・だそうです。 特にこのお父さん世代の方は とにかく南側にはできるだけ大きな窓をつくり そこには必ずリビングがあるべきと考える人が多いなぁと感じています。 南は他の方角と比べて 一日のうち太陽が差し込む時間が長く 理にかなっているとも言えるので間違いではありません。 かく言う私も、とりあえずはまず南側にリビングを配置できるかどうかを検討します。 しかし、昨今の温暖化や周辺の立地環境などを考えると これがマストではないこともあるというのを覚えておいてほしいのです。 前面道路や隣の家との距離が取れない、大きな窓の前にあまり見たくない物や不特定多数の人が出入りする建物があるなど 南側に大きな窓やリビングを配置す
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玄関は口ほどに暮らしを語る

玄関は出かける人を気持ちよく送り出し 帰ってきた家族や訪れた人を温かく迎える場所。 家の内と外がつながり、切り替わる場所です。 こう言ったことから よくその家の顔に例えられます。 顔ということは やっぱり第一印象を大切にしたい場所。 玄関はまず見た目と雰囲気が大事ってわけです。もちろん印象だけの見掛け倒しではNO、NO、NO。 私たち人間と一緒で 中身も伴っていないと本当に素敵とは言えません。 この中身と言ってもいろいろですが 例えば 玄関は生活動線の一部でもあり 靴を脱ぎ履きする場所だけでなく 外着や傘、ゴルフバッグなんかの趣味のもの アウトドア用品も置かれる 収納機能なんかも持ち合わせた場所として使われることも。 例えば 絵画を飾ったり一輪挿しの季節の花を飾ったりと 迎る人のフォーカルポイントを演出することが 玄関の第一印象に一役買うとしたら 収納機能がしっかりあると 包容力があって素敵ねってなる感じでしょうか。 とくに最近では、 玄関に勝手口的な役割も持たせて 家族とお客様の導線を分けるご要望もよくあります。色々な側面を持ち合わせる玄関だからこそ +αの工夫があれば、あらま!懐が深くて素敵! となるのかも。 と言ってもこんなふうに大きな玄関だけが 懐の深い良い玄関だと言っているわけではありません。 コンパクトでも印象も機能も良い玄関はたくさんあります。 家族中心で最低限の靴がしまえればそれでOKという人であれば それこそ2帖あれば事足ります。 こんなコンパクトな玄関でも 来る人を気持ちよく出迎える工夫があれば それも懐の深さでしょう。 このように その家族の暮らし方によっ
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永遠の課題。片付く家

一時期、テレビ番組で整理収納や片付けで 「汚部屋」を綺麗にするというの特集が よく放送されていましたよね。 芸人さんの部屋とか・・・ 番組で一旦は綺麗になるものの リバウンドしてしまっているのが定番の流れというか自然のなりゆき…家づくりの設計の中でも「片付かない理由は収納する場所がないから。新しい家にはしっかりと収納できる場所がほしい」とお客様からご要望としてお聞きします。でも実は片付け問題ってその人の性格に大きく起因していることが多いのです。例えば、テレビ番組のように一旦大掛かりな掃除をし ゴミ袋何十袋もの不要なものを処分しても、 新しい家を建て収納場所をたくさん確保したとしても、 リバウンドを繰り返し解決しないことが多々あるのが実情です。 現に 私が今までに関わらせて頂いたお施主様の中にも 片付く暮らしのためにもとにかく収納をたくさんほしいとのご要望で可能な限り多く確保したものの 何年か後に訪問させていただくと部屋中に物があふれているなんてこともありました。 この現実を目の当たりにしたとき 設計者である私が充分にその人の本当の心の奥の何かをしっかりと見ることができていなかったと反省。せっかく新しくできた家が 今までと同じように物があちこちにあふれた暮らしになっては お世辞にも心地よい豊かな暮らしとは言えませんからね。 じゃあどうすればいいのかって話になるのですが そう簡単なものではないっていうのが本音。 先にも言ったように片付くか片付かないかは その人の性格に大きく起因することが多く まぁつまり、ダイエットと同じなのですよ! 私もダイエットに幾度となく挑戦したことがあります
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廊下のようで廊下でない

一般的に「廊下」と言われるのは どこかの部屋と別の部屋をつなぐための通路になる空間のこと。 間取りの相談を受けていると みなさん口々に「廊下のない家」を希望されます。 移動するだけの廊下に面積を割くのはもったいないという気持ちからでしょう。 廊下を少なくすれば、その他の部分を広くすることができ 他にもそれなりにメリットがあるため あながち間違いでもない発想。 また、家づくりには同然予算というものが常にまとわりついてちらついて そんなこんなで「廊下」は邪魔者扱い。 そんなものは、この際ばっさり切ってくれとなるわけです。 家づくり中の人の部屋の配置に対する要望は結構見たまま聞いたままの思いつきで廊下不要!がそのまま自分の家づくりにも採用されているケースが多いのです。それならばと私たち設計側も 玄関や階段を家の中央に置いてみたりして なんとかしてできるだけ廊下を作らない計画を四苦八苦試みるわけですが 部屋の配置って廊下で大きく変わることから それって廊下がないと物理的に無理やん!なんてことがも少なくないケースです。それならば、とその「廊下」を「廊下」以上のものにしてしまえば 付加価値が加わることになって歓迎されるのではないでしょうかというのが今日のお題。まず 付加価値① 視覚的効果を付け加える そもそも廊下はゆとりの空間でもあります。 暮しのゆとりが廊下に現れるといってもいいかもしれません。 部屋から部屋へ移動する廊下で 庭の景色を眺めたり、差し込む光で気分転換できるような 視覚的な仕掛けを取り入れることでゆとりが実現します。 付加価値② 役割を付け加える 無駄なスペースのように見え
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暮らしの最終目的とは

家づくりの最終目的は何だろう突き詰めてみると それはやっぱり 家族みんなが快適に心豊かに暮らせること。 その快適さとか暮らしやすさは 住まう家族によってまちまちで うちの家族はどう暮らすのが心地良く快適と感じるのかを 家づくりのタイミングで改めて洗い出す必要があります。 そのためにあるのが 設計者による事前ヒアリング。 営業担当者が聞くところもあるようですが 私は設計する人が直接聞いた方が良いと思っています。 お施主さんの話の中の温度感とか 直接じゃないと伝わりませんからね! そしていかに引き出すかが その設計者の手腕にかかっています。 一般的にまずお聞きするのが その家族のライフスタイルについて。 平日の家族の時間の過ごし方であったり 休日はどう過ごすことが多いか。 趣味はどんなものかもこの過ごし方に大きく関連するのでまずはここでしっかりとチェック。 次に家事について。 最近のご夫婦は家事分担されているケースもあり どちらが何を分担しているかもしっかりと聞いていきます。 これは家事動線や収納量、 住宅設備をいかに快適につかうことができるかに関わりますからね! ここまでは当たり前のことですが ここから先はこれらをどう深掘りするかによって 後々の提案プランを左右することになります。 これまでの暮らしについてのより具体的に聞いていきます。 現在の過ごし方はどうなのか? 暮らしの中でのルーティンと言ってもいいかもしれません。 例えば起床してから出勤までのルーティンであったり 帰宅して就寝までのルーティンなど。 そしてそれは快適で今後も採用したいのかそれとも改善したいのか。日常生活で大
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庭は暮らしの豊かさのバロメーター

家づくりの計画のなかで 庭のことを後回しで考える人と 当初から一緒に計画される人に分かれます。 それは家を住むためのただの箱としてとらえるか 暮らしそのものととられるかによって 庭づくりに対しての線引きがされるようにも感じます。 住まいの良しあしは間取りだけでなく それを取り囲む周辺環境によって左右され その中の一つが庭。 「庭屋一如」(ていおくいちにょ)という言葉、ご存知ですか。 建物と庭をひとつものとし窓から見える緑や建物と外観の調和も大切にする考えです。 特に住宅は、窓から外を眺めることになり、 庭に植栽は必要不可欠なものだと感じています。 隣の外壁しか見えない殺風景な窓からの眺めより庭に四季折々の植栽があれば暮らしを豊かにし 心を癒してくれます。 でも一方では 手入れが大変とか枯れたらどうしようとか敬遠される方もちらほら。 室内に観葉植物を置いたり花を飾ったりするより ハードルが高く感じる方が多いようですが 設計士だけでなく 庭屋さんや植物屋さんに相談しながら植える時期や場所を間違えなければ植物は育ってくれますから 案ずるより産むがやすしです。 もちろん全くお手入れが必要でないかと言えば そうではありません。 でもそれ以上にもたらしてくれるものは大きいと私は感じています。庭の植物に触れそこから季節を感じとる五感が育つことで 子どもの創造力や知的好奇心を育み情操教育にも繋がります。また 家でも庭でも自分達の手で時間をかけ少しずつ手入れをするから 住まいに愛着がわいてくるんです。 そしてこの愛着こそが暮らしに心地よさをもたらすことにつながるという 豊かさのループになるわけで
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「家を買う」? 「家を建てる」?

家が欲しいと思った時、多くの人は住宅展示場やモデルルームへ足を運ぶのではないでしょうか? そこでは実物を見て、実際の空間を体験し、理想の家を見つけることができます。 しかし、「買う」と「建てる」の違いを意識している人は少ないようです。 この記事では、その違いに焦点を当て、なぜそのようなことが起こったかについてみていきたいと思います。 マイホームを手に入れる2つのアプローチ 2つのアプローチとは、冒頭でもお話した 「家を買う」と「家を建てる」の2つです。 それぞれの内容はの後ほどお話するとして、 まずはこの2つの意識の違いについて簡単に見ていきたいと思います。 「家を買う」とは、金額は大きいですが普段の買い物と同じ実物を見て決めることが出来ます。基本的には全てがパッケージ化されているのでゴールが見えやすく、最短でマイホームを手にできます。 「家を建てる」とは、細部に至るまでこだわることが出来、自分の理想を詰め込むことが出来ますが、自分だけで全てを行うには難易度が高すぎます。 設計者に依頼し自分の考えをまとめてもらう必要があります。 そのため実際に住めるようになるまでそれなりの時間がかかります。図1.2つのアプローチ「家を買う」はいつから広まった?家を買うという感覚が広まったのは第二次世界大戦以降のことです。 第二次世界大戦以降、住宅不足を早急に解消するため 標準的な設計の考え方が求められた結果、 「食寝分離」や「51C型」、大家族制から核家族制へという 家族の在り方の変化に対応した「nLDK」といった 新しい暮らしのスタイルが生まれました。 その後、集合住宅や商品化住宅にもこれ
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理想の暮らしをどう伝えるか

施工会社におおよその目星をつけ 家づくりがいよいよスタートとなると どんなお家を建てるか 具体的に考えていくことになります。 その時に重要なのが あなたはそのお家で「どんな暮らし」がしたいかです。 新しいお家でどんなふうに過ごし 暮らしを楽しみ、年月を重ねていきたいか。 新しいお家での暮らしのイメージそのものです。 今まで漠然としたイメージはあっても いざ具体的にとなると かなりの労力が必要になります。 特にイメージを言語化して プランを提案してもらう担当者に上手く伝えることもが思ったより大変かも。それでなくても自分の思いを言葉で伝えるって難しいですからね。 例えば 言葉で「青色」って言っても 必ずしもみんな同じ「青色」を思いついているとは限りません。 空の色のような明るい爽やかな青を想像する人もいれば ラピスラズリのような濃い青色を思いつく人もいるわけでこのように言葉だけでは相違が生じてしまいます。 ふたを開けてビックリなんてこともよくあるようです。ちなみに余談ですが 最初に想像して浮かんでいる色で その人の性格もわかったりするので この話題でひとまず世間話的にコミュニケーションをとってみるのも 今後の打ち合わせをスムーズにすすめるための関係を構築するのに 役立つかも! 話は戻って 言葉だけで伝わらないことは ビジュアルで共有するほかありません。 そのツールとしてインスタグラム、ピンタレストなどがよく利用されています。 ただし、以前のブログでもお伝えしましたが SNSの情報をそのまま鵜呑みにしないようにすること。 おおまかなイメージ共有のために使って 自分の暮らしに取り入れる
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坪単価の落とし穴

家づくりの時に 価格比較の目安としてよく用いられているのが 「坪単価」という概念。 これで建物工事費の高い安いと比較しているそこの貴方!これはあまり意味のない比較っていうか 後悔のもとになるかもということを是非知って頂きたい。 実はこの坪単価というものは 会社によってどの費用まで含むかはまちまちで 業界全てで統一されているものではないと言うこと。 すなわち比較できる基準にはならないってことです。 坪単価は建物本体そのものだけで 例えば、住むのに当然必要になってくる設備工事や照明器具などは 付帯工事として別途費用にしている会社もあれば それら全部まるっと含めた金額を坪単価として出しているところもあるという事実。 そりゃまぁ付帯工事費を別にした坪単価にすると パッと見の表面上は安く感じますからねぇ。 こんなこと言ったら営業妨害って言われるかもしれませんが それが良いか悪いかでなく 事実として知っておいてほしいのです。 安いと簡単に飛びついてしまって坪単価の落とし穴にフォールダウン・・・・なんてことないように ご相談中の会社さんの坪単価は どこまで含まれた数字なのかをきちんと確認しておきましょう。 何をお伝えしたいかというと 家づくりの総予算を検討するときは 統一基準のない坪単価で比較するのではなく その家に住むのに必ず必要なインフラ工事、電気や水、ガスの工事費用も 含めた金額を把握することが大切ということ。 また上記以外にも一般的に坪単価に含まれていない費用として 地盤調査費、地盤改良工事、外構工事、カーテン工事、エアコン工事、 建築確認申請書作成費用や建築確認審査手数料、敷地測量
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家づくりの予算決めにするべき3つのこと

家づくりって一体どれくらいの費用が必要なの?がやっぱり一番気になるところですよね。ちなみに私の体感からして 例えば建物の大きさが30坪前後とすると ハウスメーカーの建物で3000万~4000万前後 いわゆるローコスト住宅で1500万~2200万程度 その間の2200万~3000万前後が 注文住宅の平均的な価格帯であることが多かったと思います。 これはあくまでおおよその話で 仕様により金額は前後すると考えてください。 家づくりに必要な予算を立てるうえで必要なものはまず、建物の「建築費用」。土地から購入される方は「土地の代金」とその諸費用。そして忘れがちな「諸経費」と言われるものの3つ。 登記費用や申請手数料や融資に関する諸費用などもろもろ。 これら詳しくはまたの機会にお伝えするとして。 これらすべての費用を家づくりに必要な費用として考えるのが 資金計画での正しい予算の考え方。 もしこの正しい資金計画が出来なければ 思っていた家を建てられなくなることだってあるわけです。 そのためにはゆとりをもった資金計画が絶対必要! 今日はそのポイントをお伝えしたいと思います。 【1】自己資金をいくら出せるかを確認する 最初に家を建てるために、 どのくらいの自己資金を出せるかを確認しましょう。 住宅ローンの頭金や現金で支払うことになる住宅ローン実行前に必要な諸費用がどのくらい用意できるかということです。 病気や災害などの万が一のことや、 子供の養育費、介護費用などを考慮し、 残しておくべき費用は残しつつ、 どのくらい住宅の費用にあてられるかを考えてみてください。 【2】住宅ローンの借入金額と返済額
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間取りビフォーアフター|中古マンションリノベ

はじめまして。東京都内の建設会社で建築設計をしている一級建築士のしかたです。 昨年妻が妊娠したことを機に、中古マンションを購入し、リノベーションをして暮らし始めました。 私も妻も関西出身の一級建築士なのですが、そんな夫婦が、なぜ都内の中古マンションをリノベして暮らすことにしたのか。 どんなことを考えて空間をつくり上げていったのか。 中古マンションリノベを選んだ理由や、自宅購入を決意してから物件探し、設計、施工、暮らし方に至るまで、具体的なエピソードを交えながら、施主と設計者の両方の視点から記録していきたいと思います。初回は「間取り」に焦点を当て、我が家のリノベーションのビフォーアフターをご紹介します。1. リノベ前の間取り 購入したのは東京都内、城東エリアに建つ、築40年RC造マンションの2階角部屋。面積は約70㎡でリノベ前の間取りはごく一般的な3LDKでした。こちらはリノベ前にキッチンからリビング側を見た写真です。リフォーム済みで販売されており、水回りの設備含めてきれいにされておりました。リビング側から玄関を見た写真です。廊下とLDKに面して6畳程度の個室が3つ。 このままでも問題なく住めるので、少々もったいないなと思いましたが、リノベーションすることで、思い描いているイメージに近いものが実現できそうだと確信したので、購入を決意しました。 購入に至る詳しい経緯は、また改めて「物件購入編」でご紹介しようと思います。2. ビフォー&アフター リノベーションで活かしたいと考えたこの物件の個性は大きく3つです。①角部屋3面採光で日当たり抜群(玄関扉横にも採光窓があります) ②
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