家づくりの予算決めにするべき3つのこと

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家づくりって一体どれくらいの費用が必要なの?
がやっぱり一番気になるところですよね。

ちなみに私の体感からして
例えば建物の大きさが30坪前後とすると
ハウスメーカーの建物で3000万~4000万前後
いわゆるローコスト住宅で1500万~2200万程度
その間の2200万~3000万前後が
注文住宅の平均的な価格帯であることが多かったと思います。

これはあくまでおおよその話で
仕様により金額は前後すると考えてください。

家づくりに必要な予算を立てるうえで必要なものは
まず、建物の「建築費用」。

土地から購入される方は「土地の代金」とその諸費用。

そして忘れがちな「諸経費」と言われるものの3つ。

登記費用や申請手数料や融資に関する諸費用などもろもろ。
これら詳しくはまたの機会にお伝えするとして。
これらすべての費用を家づくりに必要な費用として考えるのが
資金計画での正しい予算の考え方。

もしこの正しい資金計画が出来なければ
思っていた家を建てられなくなることだってあるわけです。

そのためにはゆとりをもった資金計画が絶対必要!
今日はそのポイントをお伝えしたいと思います。


【1】自己資金をいくら出せるかを確認する
最初に家を建てるために、
どのくらいの自己資金を出せるかを確認しましょう。

住宅ローンの頭金や
現金で支払うことになる住宅ローン実行前に必要な諸費用が
どのくらい用意できるかということです。

病気や災害などの万が一のことや、
子供の養育費、介護費用などを考慮し、
残しておくべき費用は残しつつ、
どのくらい住宅の費用にあてられるかを考えてみてください。

【2】住宅ローンの借入金額と返済額を算出
2つ目がいくら借りるか、いくらずつ返すかの試算。
無理のない返済額を考えると、
一般的には年収の25%程度に抑えるという方が多いです。

借入期間35年、全期間固定金利1.3%、
ボーナス月追加返済金額なしで考えると、
・年収400万円なら25%は100万円:月の返済額約8.3万円
・年収500万円なら25%は125万円:月の返済額約10.4万円
・年収600万円なら25%は150万円:月の返済額約12.5万円
・年収700万円なら25%は175万円:月の返済額約14.5万円
となります。

この上限まで借りるというより
あくまでもここまでなら無理なく返せるという相場を掴みましょう。

【3】土地代と建築工事のバランスを考える
自己資金と借入金がある程度決まってきたら、
次は土地と建築工事費用のバランスを考えます。

住む場所が最優先なのか住む家そのものが最優先なのかでもかわりますが
一般的な相場でいうと、大体4:6~3:7の割合。

これを考えることで
土地代にはどのくらいまで出せて、建築工事にはどのくらいまで出せる。
つまりは
どのくらいの広さの土地で、どのくらいの家が建てられる。
といったざっくりとしたイメージができると思います。


これらをまとめると
家づくりの資金計画は、
【1】自己資金をいくら出せるかを確認する
【2】住宅ローンの借入金額と返済額を算出
【3】土地代と建築工事のバランスを考える

の順番で進めていくとイメージが湧きやすいでしょう。

ただし、いざ自分だけで計画を立てようとしても、
なかなか思うように進まなかったり、
混乱してしまうこともあると思います。

住宅ローンのシミュレーションなども
なかなか難しいと思いますので、
困ったことがあれば
資金計画にも経験豊富なファイナンシャルプランナーさんへの
ご相談がやっぱりオススメです。

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