先日、お客様と打合せをしているときに
その方のご友人の家づくり失敗談をお聞きすることがありまして
今日はその話題についてちょこっとしたためてみたいと思います。
以前のブログでもお伝えしたかもしれませんが
家づくりの住宅会社を決定するとき
初回から相談をする営業担当者はもちろん、
その後の設計者、現場監督との相性も大切だと。
そこにぜひ
付け加えてほしいことが話題にのぼったのです。
それは
施主である自分たちと住宅会社の面々との相性だけでなく
実は住宅会社内間の担当者同士の相性も
バッチリ良いに越したことはないということです。
というのも
工事にあたって施主の方との決定事項は
その後は社内打合せで共有され
それをもとに工事が進んでいくわけです。
当然のことながら
各メンバー間でコミュニケーションが取れていなければ
その打合せ内容も確実に伝達されているかどうかが不安です。
また検討事項などが出てくれば
それを担当みんなで知恵を絞り出し合って
最善の方法を検討されているのかも
家づくりに影響を及ぼす可能性があるからです。
結局、昨日、聞いたお話では
現場監督と設計者との間でコミュニケーションが上手くとれておらず
施主さんとの打合せの変更などが伝達されず
後手後手で手直しが非常に多かったそうです。
きちんと完成したうえでお引渡しはあったようですが
手直しが多いということは
工程も遅れる傾向にあり
なんとなくですが
あれ??大丈夫??って不安にもなりますし
気分的にも良くないですよね。
じゃあどうやって社内間のマッチングが上手くできているのを
判断するのかってことになるのですが
可能であれば
現場に行って担当者間の会話、その時の口調、
常日頃の会話でどんな表情をしているのか伺い見てみることですかね。
話す内容が特に仕事の内容でなくてもいいのです。
そうすると
きっとその人たちの関係性が少し見えてくると思います。
ギクシャクしていないか
言葉のキャッチボールが上手くできているか
表情はこわばってはいないか。
コミュニケーションが上手くとれないような
ガチガチのヒエラルキーがある会社では
楽しい家づくりをサポートしてくれるとは思えません。
逆に
いつも社員同士で楽しく談笑している場面をよく見かけるのなら
きっと普段からコミュニケーションが上手くとれている証拠。
そんな住宅会社の人たちだったら
きっと最高の形で家づくりをサポートしてくれると思います。
できれば、どこと一緒に家づくりをするのか決定する前に
チャンスがあればこう言った点からも判断するのは
大切なことだなぁと感じた私でした。
家づくりする施主さんと住宅会社の担当者
その社内の社員同士
それぞれのマッチングは実はとても大切なことなのです。