住宅設計を始めたきっかけ

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今回は第1回目ということで、私が家というものに興味を持ち、今なぜ住宅設計をしているかについて書いていこうと思います。
【目次】
展示場との出会い
ゼミでの活動
ある言葉との出会い

まず、きっかけは私が保育園に通っていた頃です。

昔、私の家族はほとんどお金がなく貧乏な暮らしを送っていました。

住んでいた家はワンルームのマンション、お風呂にシャワーはなく、トイレは和式でベランダに、脱衣室もないような処に住んでいました。

その頃、遊びに連れて行ってもらってた場所は住宅展示場でした。
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展示場の方は家を購入する気もない私たち家族に笑顔で接して頂き、お菓子や風船などたくさんの物を頂いたのを今でも覚えています。

その時いつかこんな大きな家を、自分の力で作りたいと思うようになりました。

そのことをずっと念頭に置きながら、高校は私立の理系で学び、大学は建築の専攻に入学しました。

しかし、大学で建築業界の大変さをとても痛感しました。

建築学科は課題が多く、徹夜することも週に何度もありました。

そして、建築業界で働いてる方に話を聞いた際も、「建築業界は大変でお金もそんなにもらえないからよく考えて進路は選んだ方が良い」と言われたくらいです。

そんなこともあり、就職活動を行う時期である3回生の頃は就職活動をせず、自分のやりたいことを見つけるために大学院へ進学しました。

大学院では、実際の大手企業とゼミで1つの家を作り上げるプロジェクトに携わらせて頂きました。

その際に家づくりの楽しさを再認識しました。

また、その時に読んでいた本も、私に大きな影響を与えてくれました。
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その本では、ある家族のマイホームを建てるまで描写されていました。

マイホームを建てる前までは、狭いマンションに住んでおりお子さんも内向的な性格だったみたいです。

しかし、引っ越し後、自由に走り回れる庭やリビングもつくられ、社交的な性格の子に変化したというエピソードが紹介されていました。

そして、その本の中で「人は家をつくり、家はひとをつくる」という言葉に出会いました。

その言葉に感銘を受け住宅設計を自分の仕事としてしたいと思うようになりました。

就職活動では住宅メーカーを中心に活動し、何社か内定を頂き今の会社に勤めている現状です。

現在は大手住宅メーカーの設計士として日々働いてます。

これからも、家をつくることでヒトの生活に良い変化を与えれることができるように頑張っていきたいと思います!

次回は『住宅メーカーのよくある営業トーク』についてお話しできたらと思います。

宜しくお願い致します。

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