子どもの頃、親や学校の先生に「ちゃんと反省しているのか!」と怒られた人も少ないと思います。
この経験からなんとなく「失敗をしたら深く落ち込んで反省すべきで、そうしないと不真面目だと思われる」
と考えてしまいますよね。
仕事で「何であんな失敗をしちゃったんだろう、自分は情けないなぁ」
って思った経験がある人もいるのではないでしょうか。
でも実は反省ってそこまで重要じゃないんです。
もちろん失敗を放置したり、見て見ぬふりをしてもいいというわけではありません。
ですが実際には、反省だけしたところで「悪いことをしてしまった・・・」って感じるだけで、状況は何も変わらないですよね。
じゃあ反省ではなんとなくどうすればいいか?
失敗をした時に大事なのは、次どうすべきなのかという「改善」です。
なぜ失敗してしまったのか原因を考えて、次から何をしておけば同じ失敗を防げるか対策して行動する、
そうすれば次の失敗を防ぐことができるんです。
とはいえ、「反省をしなかったら自分がダメ人間になってしまうのでは?」と思う人もいるかもしれません。
過去の嫌なことを何度も反すうすると、気持ちが落ち込みやすくなると分かっています。
その一方で、今後の問題解決に向けて動いていこうとする思考であれば気持ちを緩和させると言われているんです。
自分で問題を解決していけた人に共通するのは、失敗→改善→行動のサイクルを何度も回せることでした。
・例
女性のAさんはとあるコンビニで働いていました。
レジ操作や商品の発注でミスしてしまうことが多く、その度に「私はダメ人間だなぁ」と自分を責めてしまっていました。
次第にどうしても仕事に行く気力がなくなって欠勤するようになりました。
精神科に行ったところ、うつ病と診断されて服薬治療も受けていました。
そこでAさんは自分のことを責めて考えつらくなるため、まずは失敗をしても自分を責めないようにしようと決めました。
また、ミスした時には業務の合間に先輩に質問してどうやってミスを防いだらよいかアドバイスをもらうようにしました。
そうやってAさんは、徐々に行動を改善することで毎日の生活に支障がないくらいに体調が改善しました。
失敗を考えるだけで終らず「どうしたら同じ失敗を繰り返さなくなるだろう?」
という点に目を向けてみてください。
仕事では失敗をクヨクヨ悩む必要はなく、改善と行動を重ねていけばいい。