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自分を甘やかす時間

こんにちは、りこです。いつも誰得?な内容の私のブログにお付き合いいただき本当にありがとうございます。子供の夏休みが終わり、1ヶ月ちょっとを改めて振り返ると...。この夏は“母親として全力でやりきった!”というの本音です。そんな私が夏休み明けに真っ先に思い付いたのが、映画『国宝』を観に行くことでした。そして、9/1の朝イチの回で観て来ました〜\(^o^)/ネタバレになるので感想は割愛しますが、泣きました。昨日は友人と銀座で待ち合わせ。まずはラテアートがカラフルで可愛いと評判のカフェに行ってきました。なんとそちらのカフェ、私たち以外はインバウンドのお客様ばかり。まるで海外!本当に銀座?でした(笑)こんなカラフルなラテアートは初めて。とっても美味しかったです。その後、きちんとしたコース仕立ての中華のお店で食事をして、さらにはイングリッシュパブにも立ち寄って、とても楽しい時間を過ごしましたとさ。皆様のストレス発散方法は何ですか?
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みのもんた氏が香川照之氏を”援護射撃”

やばすぎるやろ!!!「お店にも責任があるんじゃないですか。」ここまでは同意します。ただ、「女性のほうから脱いでくれる」なんて、あたかも女性がお店でホイホイ積極的に脱いでいるような言い方で、冗談でも言わないでほしいよー泣事実一部のクラブで行われているかは知らんけど、私の働いた事あるお店ではそんなのみた事ないし、そうならないよう会話をうまく持って行ったり、最後まで避けるのが仕事でした。てかならん普通は。みのもんたさんの記事を読まれた方々が、夜働く女性に対して変な偏見を持って欲しくないです。そうさせないのがママとか黒服の責任で。私が知ってる常識では、そういう酔っ払いを教育できるからママになれる。だって店の質が下がるし、そんなことあったら女の子辞めちゃうでしょ。だから普通の店でそうはならない。(※以下恒例の霊視という名目をした妄想です。信じない人はフィクションだと思って読んでね。)にしてもただでさえこんな、香川照之さんみたいな方をね、、、、もう悪口にしかならんから控えるわ泣でも「することはする、しないことはしない」ができる人なので(長所も書いておく)、しっかりと貫禄持って「ダメ」なこと伝える人が居たらこうはならなかったはず、、、ほら、やっぱりママの責任じゃん?そんな下品な場所ばっかりじゃないよーって話でした!(っω`c)゚。したにあるハート押してってね♡
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「夜空の電車」

【Nゲージ】8歳の時友達の家で鉄道模型のジオラマで遊ばせてもらった。(*ノ∀`*)ウフフ♪このジオラマを見た俺は凄く感動してしまいもう欲しくて仕方なくなった。鉄道模型の事は電車が好きだったので本屋で雑誌を立ち読みし昔から知ってた。しかし鉄道模型のNゲージは当時住んでた三郷団の玩具屋で販売してない。三郷駅にあった大型のイトーヨーカドーにもNゲージが販売して無かった。なので東京のデパートに行かないと手に入れられない事が解った。|ω・`)ショボーン仕方ないので今は東京に出かける時まで我慢しなくちゃならない。〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓【銀座三越】正月休み父親の親戚家族に挨拶回りに向かった。この時父親兄弟からお年玉をたくさんもらい総額1万円以上たまった。ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪このお年玉で俺は鉄道模型の資金にする為そのまま何も買わず取っておく事にする。鉄道模型が欲しいという事は前から母親と父親に口酸っぱく伝えてあった。この時父親からNゲージは東京に行かないと買えないと教えられた。(´・д・`)ショボーンそしてこの冬休み俺はお年玉で鉄道模型が欲しいから「東京のデパートに行きたい!」そう母親にねだってみた。すると母親が「なら銀座三越の初売りセールに買い物に行こうか」そう言ってくれた!〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓【スーツ】こうして俺はやっと東京のデパートにNゲージを買いに行ける事になった!銀座三越の初売りセールは1月4日なのでこの日家族で出かける事にした。(´∀`*)ウフフそして当日俺は子供用のスーツをレンタルされそれを着ていく事になる。この時「七五三でも
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【連載小説】第53話 疑いの気配

幸ちゃんは、その後すぐに離婚が成立した。まるで過去を切り離すような、あっけない幕引きだった。そして今は——西田さんと再婚し、新しい生活を始めている。子どもを抱えたままの再出発。それでも彼女は、ようやく“居場所”を手に入れたように見えた。そんなある日。またしても、麗子ママから呼び出しがあった。事務所に入った瞬間、空気が違うと分かった。『来てくれてありがとう』その声は、いつもより硬かった。『ちょっと聞きたいことがあるの』『はい』『ここ一ヶ月、お店の様子どうだった?』曖昧な問いに、少し戸惑う。『えっと……雨が多かったので静かな日が多くて——』『違うの』ぴしゃりと遮られた。『感想はいらないの。事実だけ教えて』その言葉に、思わず背筋が伸びる。私は、思い出しながら答えた。客数。流れ。おおよその来店状況。けれど話しながら、自分でも分かっていた。——こんな説明じゃ、足りない。『やっぱり要領を得ないわね』ため息混じりに、ママは言った。そして少し間を置いてから、こう続けた。『お願いがあるの』その一言で、空気がさらに重くなる。『来月一ヶ月でいいわ。お客様の名前、人数、ボトルの有無を記録してほしいの』『えっ、はい……分かりました』反射的に答えた、その直後だった。『ただし』一瞬の沈黙。『正木店長には、内緒で』その言葉が、胸の奥に落ちた。——どういうこと?頭では理解している。でも、感情がついていかない。正木店長は、いい人だ。優しくて、穏やかで、この店で唯一、安心できる存在だった。その人を——疑えというの?『できる?』ママの視線は、逃げ場を与えなかった。『……はい』気づけば、そう答えていた。それからの一ヶ月
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自分の時間をつくる大切さ

こんにちは よっこです😊さてさて、前回は「仕事を効率化する」について書きましたが人生の時間って「限り」があるんですよね。それを「仕事や社会、周りの目」に使っていたら「大切な自分」の時間が比例して少なくなるわけです、と、言っているわたしですが、東京の銀座で起業してバリバリ働いていた頃365日24時間、仕事のことばかり考えていました。平日の夜は人脈を広げようと、飲み会やセミナーへの出席土日は社員が休みでも、一人出勤して仕事をし空き時間があったとしても、ビジネス本を読む日々まあ、何もなかった私が会社を維持するにはそれくらいの情熱が必要だったのでしょうけれど。でも、十数年そんな時間を過ごして、ふと・・あれ、わたし何のために頑張ってるんだ?そんな思いがよぎりました。自分が楽しい仕事だったし、世の中に何か貢献したかったしでもいつの頃からか「お金のやりくり」「会社を大きくすること」そこだけに頭が持っていかれていることに気づきました。そして「自分を大切にしてない」ことにも気づいたのです。そこから3年くらいかけて自分が自由に使える時間を増やしていき仕事を今のような一人でできる体制に変えました。まったく仕事をしない時期も「半年」くらいあったでしょうか。でも、だんだん日が経つにつれ何かムクムクしたくなるものですね。元気なうちは、社会に触れて、何か世の中にプラスになることをした方が多少、面倒なことがあっても心が満たされてる気がします。今自は自分の自由な時間がたくさんあります。程よく仕事ができています。飽きっぽいのでいくつかの仕事があるものわたしのスタイルに合っていると感じます。またいつ、どうなるか先の
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銀座にできた激安スーパー行ってきました

みなさんこんにちは、上野ミンです。今日オススメしたいのは、銀座にできた大手スーパーチェーン店「スーパーOK」さんです!店内撮影×のため看板だけ撮りました地下の2フロアがスーパーです。すんごく広い!!!ので品揃えも豊富です^ ^お酒の種類も豊富でした(土地柄買う人多そう)中でも人気そう(勝手に思った)なエリアがパン・お惣菜・お弁当コーナーです。OKオリジナルパンやピザが激安です。ピザは1枚700円台で買えちゃいますからね!しかもおいしい。お弁当もカツ丼やビビンバ丼など丼物は300円切っております・・・お肉は鶏肉なんて激安ですよ〜スーパーがなかなか少ないエリアにこんな大きく、しかも格安スーパーが出来てなんとありがたい!同じビル内にダイソーやGU、リーズナブルに飲茶食べ放題で話題の桃菜なども入っています。よく考えたらコスパが詰まったビルですね。銀プラついでに寄ってみてください♪それではまた^ - ^こんなサービス出品しています。
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「夜明けの写植」

【写植】 18歳の時でニーズで働いてて このとき深夜中心の仕事の 「グレイビー」と言うシフトに 毎回入れられてた。 仕事の勤務時間が12時間以上で シフトの紙にもはっきりと 21時から9時と書いてあり これ以下の時間で帰れなかった。 しかも交代の人が来てから 帰る準備をする事になるので 毎回13時間とか14時間とか 働かなくちゃならない。 ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ そして毎日クタクタになって 家に到着したらすぐお風呂に入り そのまま何もしないで寝てしまい 他の事をする体力なんて無かった。 この時母親が「写植」と言う 透明のガラス版に書かれた文字に ピンポイントで光を当てて フィルムに焼き付ける仕事をしてた フィルムを現像すると 今のPCで印刷すした文字よりも 遥かにきれいな文字が作れて 当時の広告や雑誌で使われてる。 出来上がった文字は 原稿に切り貼りして完成させ それをスキャナー印刷機で 印刷するまでが仕事だった。 ( ´ー`)フゥー... 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【フィルム買い出し】 ある日俺の仕事が終わり 朝方家に帰ると母親が仕事をしてて 俺に「フォルムが無いから 買ってきてほしい」と頼まれた。 しかしこの時の俺は もうクタクタで疲れきってて 写植のフィルムが売ってる場所が 秋葉原だし行きたくなかった。 でもフィルムが無くなると 仕事が出来なくなるというから どうしても買ってきてと頼まれ 疲れた体に鞭打って買い出しに行く ε-(・д・`;)フゥ… この頃の写植の仕事は PCのワープロに置き換わり始めてて もう写植なんて時代遅れの 絶滅寸前の仕事だった。 なので1番
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コーディネート紹介

モノトーンコーデでシックに⚫️⚪️【オススメタイプ】骨格:3タイプOKパーソナルカラー:ウィンタースカート: LA BELLE ETUDE ¥19.800ジャケット: BLENHEIM ¥42.900パンプス:STACCATO ¥16.390バッグ: Valextra ¥478.500ピアス:Dior ¥64.000全て税込
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「ヤンキー紅茶」

【お買い物】12歳の時母親のお使いの為銀座に1人で買い物に行って来た。本当は母親1人で銀ブラしに行きルンルン気分でショッピングをシャレこむ予定だったらしい。しかし急遽急ぎの仕事が入ってしまい行けなくなってしまったと言う。(´・д・`)ショボーンこの時どうしても買いたい物があったらしくそれを代わりに俺が買いに行く事いなった。その買いたい物は紅茶のアールグレイと言う高級茶葉が欲しいと言ってた。(´∀`*)ウフフッ俺はどんな物かさっぱり解らず母親に買う場所と品物を詳しく聞く事にした。しかし母親は「どっかで売ってるよ」「そこで名前を言えばわかるよ」そうとしか教えてくれなかった。〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓【我慢の限界】仕方ないので俺は紅茶のアールグレイを買うこのわずかな情報だけで銀座に行く事になった。この紅茶が銀座で売ってると言う情報はどうやら以前母親がテレビ番組を見てしたらしい。しかしその番組の内容を忘れどこで売ってるのか解らなくなったと言う。(*・д・*)ワカラナイでも凄く美味しそうな紅茶でとうとう最近飲みたい気持ちが我慢できなくなったらしい。そして休みの日に銀座買いに行こうとしたらこんな時に限って仕事が入り行けなくなったと言う。でも来週仕事がない日曜日に買いに行けば問題ないはずだったのだけど飲みたくて我慢できなと言ってた。その熱意に負けた俺は1人で銀座まで買いに行かされる事になった。ε-(・д・`;)フゥ…〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓【別世界に1人】俺は電車での行き方を調べて母親から1万円もらい買い物に向かった。しかし電車での行き方は簡単だから解ったけど改札
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【連載小説】第1話 声にならない約束

ここは中央区にある有名な病院の特別室。財界人や政治家または著名な芸能人など、かなり限られた人しか入れない特別室には他の病室とは切り離されその入口は常に遮断されていて関係者以外は入れない。病院の聖域ともいわれる場所であった。雅子の最愛のひとり娘、萌は全身を管に覆われ生命を維持するための医療機器が作動していた。5年前に智史と約束した銀座へお洒落をして意気揚々と出かけた矢先暴走する車に轢かれたのだった。自発呼吸が出来なくなり気管を切開したために声を出すことも出来ずにいた。ただ許されるのは僅かに動く手でメモ用紙に気持ちを伝えることだけだった。それも震える手で文字にならない文字で何枚も何枚も書き続け病室はメモ用紙で溢れた。そして最後の文字は『さ と し 待っててね』と声にならない約束を書いた。それから数時間後、深い絶望の中萌の願いは智史に届くことはなくある寒い日に人生の幕が降りた。『雅子、ちょっと来てくれない?』『はい、すぐ参ります』『あんたね、昨日のお座敷で何したか分かってるの。大事なお客様の接待だというのに急に気持ちが悪いとかで席を立ってそのはずみで熱燗こぼしてそのお客様にやけどさせたって女将さんもうあなたは出入り禁止だって言ってたわよ』『すみません。急に気持ち悪くなってそのはずみで』『言い訳なんて聞きたくないわ。うちの信用ってもんがあるのよ。あんたお酒飲みすぎたんじゃないの?飲んでいただくのが私達の仕事よ。飲まれてどうすんの』『本当にすみません』『まあ今回は火傷と言ってもたいしたことがなかったみたいだから謝っただけで済んだけど悪くすれば慰謝料を請求されて大変なことになったかもしれな
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銀座ママから学んだ"知性と品格を感じる言葉遣い"

こんにちは、皆さん!銀座クラブママから学んだ、「知性と品を感じる言葉遣い」について文字起こしすることで自身も今一度学びなおそうと思い、投稿いたします。周りの方々が使う言葉や言い回しによって、印象や相手との関係が大きく変わることを自身も実感しております。高級クラブで働くホステスさんたちの中にも、短い言葉や俗語を使ってお客様を怒らせてしまう人も見てきました、、銀座で学んだ知性と品格を感じる話し方は大変今後の人生にも役立つと思いますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。▼銀座クラブで上品な印象を与えるために使う言葉遣い5つ①ございます:「あります」という意味ですが、お客様に対して謙虚で丁寧な表現として使われます。 ②お手伝いさせていただきます:お客様のリクエストに対して、丁寧に手伝う意思を示す表現です。 ③どうぞお掛けください:お客様に席に座るようにお誘いする際に使われます。 ④失礼いたします:退出する際に使われる丁重な挨拶です。 ⑤お待たせいたしました:サービスが遅れた際に、お客様に対して謝罪と感謝を表す言葉です。・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。これらの言葉を適切に使うことで、銀座ホステスさんが上品な印象を持たせることができます。また、20代~30代に向けて男性からエレガントな女性とみられたい人にも効果的な記事となります。×ヤバい×ちょー○○ これは日ごろの友人同士の会話の中で使う言葉ですので、 年配のお客様には大変失礼となります。 気を付けましょう。
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【連載小説】第49話 崩れた代償

それから数日後の土曜日。川上は、義父から呼び出された。高い塀に囲まれた屋敷。門の奥に広がる、静かな庭。その静けさが、かえって重かった。通された客間。そこには、義父である会長が座っていた。『座りたまえ』短い一言。逃げ場は、なかった。『景子がな——』その名前だけで、胸がざわつく。『別れたいそうだ』言葉は、あまりにも簡単だった。『もう一緒には住めないと』『……』何も言えなかった。『君のことは調べさせてもらった』その一言で、すべてが終わった。『飲み屋通い』『こずえという女』『もう噂になっている』逃げ場は、どこにもなかった。『浮気はな、男の甲斐性だ』意外な言葉だった。『だが——』会長の目が、鋭くなる。『女房ひとり守れない男に、会社は任せられん』その言葉が、すべてだった。『取締役会で辞意を表明してくれ』『……待ってください』ようやく出た言葉は、弱かった。『ただの浮気です』『そんなことで——』『黙れ!』空気が震えた。『原因を作ったのは君だ』『辞任か、解任か』『よく考えなさい』それだけ言って、会長は立ち上がった。残されたのは、取り返しのつかない現実だった。(……終わった)その一言が、頭の中で繰り返される。その夜。電話が鳴った。『もしもし?』こずえの声。いつもと同じはずなのに、遠く感じた。『あの物件の話なんだけど——』『……無理だ』それだけだった。『え?』『会社、辞めることになった』沈黙。『だから、もう会えない』その言葉は、逃げるようだった。『ちょっと待ってよ!』『手付けを払ってるのよ!』『どうしてくれるの!』もう、何も守るものはなかった。『俺をあてにするな』そう言って電話を置いた。その瞬間、す
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【連載小説】第37話 宣戦布告

『ひとつ、よろしいかしら』沈黙を破ったのは、奈々ママだった。その一言で、場の空気が変わる。『最近、少し気になることがあるの』静かな口調。けれど、その声には棘があった。『このお店は指名制よね。誰でも指名されれば席につけるし、指名料も入る』ゆっくりと、言葉を選ぶように話す。『でも——』その一瞬の“間”が、妙に長く感じられた。『一部で、お客様が特定の子を指名しないようにあることないことを吹き込んでいる、そんな話が耳に入ってきたの』ざわつきが、広がる。『名前は出さないけれど——』そう言いながら、奈々ママの視線はまっすぐ、美涙の方へ向けられていた。それだけで十分だった。誰のことを言っているのか。この場にいる全員が理解した。空気が、一気に張りつめる。『みんな静かにしてくれ!』大塚店長の声が響いた。『今の話が事実なら、あってはならないことだ。言動には十分気をつけるように』そのまま場を収めようとした、その時。『店長、ひとついいですか』声を上げたのは、由佳だった。『その話、証拠はあるんですか?』場の空気が、さらに重くなる。由佳は、美涙の一番の理解者だった。義理と筋を重んじる女。だからこそ、引かなかった。『それは……』さすがの店長も言葉に詰まる。『私が答えるわ』奈々ママが口を挟んだ。『信頼できる人から直接聞いた話よ。間違いないわ』『その人って、どなたですか?』一瞬で、空気が凍りついた。『あなたに答える義務はないわ』奈々ママの声は、ほとんど悲鳴に近かった。今にも何かが弾けそうな空気。その時だった。『もうその辺にしましょう』麗子ママが、静かに口を開いた。『事実関係は私たちで確認します。今日はここまでに
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【連載小説】第32話 甘い誘いの裏側

『美月ちゃんお疲れさま、今日はどうだった?』 と麗子ママが美月にそっと近づいて猫撫で声で囁いた。 麗子ママは最初に会った時から感じていた。 この子は、ただの女の子じゃない。 夜の世界で、何かを残す女だと直感で感じていた。『ええ、緊張して何がなんだか分からなかったです』 本当はワクワクしていた自分がいたのに何故か言えなかった。 『お給料も今の倍にするから美月ちゃん考えてみてよ』 『えっ、倍ですか!』 急に目の前の川に黄金の橋がかかって渡ってみようかと思った。 『ママさん私、働いてみます!』と思わず言ってしまった。 『良かった!分からない事は私が教えるし店長にも頼んであげるからね。 早速、明日から来てね。あっ、そのママさんはなしね。ママだけでいいのよ』 『はい、宜しくお願いします』 なんて単純なのかと思ったが当時実家から独立したかったのでお金が欲しかったのだ。 そして次の日、 『おはよう!』 『あっ!おはようございます。よろしくお願いします』 『ママから聞いてると思うけどうちは厳しから覚悟しておいてくれ』 大塚店長は鬼塚と言われるくらい厳しい人だが人情味もある店長だった。 『はい!』 『じゃ、注意事項をいくつか』 『まず禁止事項!』 『あ、はい!』 『遅刻は厳禁!人間として守らなきゃいかん』 『次!足組んだり肘をテーブルについてもダメだ!そんなのを見たら客の前でも注意するからな』 『次!客の前でつまみは食べるな、おい!聞いてんのか』 『はい、聞いてます』 『次!同伴は8時半まで。1分でも遅刻したら給料から引くからな』 『次!』 言葉は短く、鋭かった。 そのたびに、美月の背筋が伸びる
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【連載小説】第30話 そして物語は続く

帰りを待っているかのように、いつもと変わらない萌の部屋はまるで、時間だけがそこに置き去りにされたようになっていた。あれから何年経っただろうか? 最初は何もかも手がつかず、ただただ泣いてばかりの日々だったが時間が雅子を少しづつ癒してくれた。 それでも、心の奥に残った傷が消えることはなかった。 そんなある日、 思いがけず弟から電話があった。 『姉さん、元気にしてる?』 『珍しいじゃない、何かあったの?』 『それがさ、ちょっと頼みがあって電話したんだ』 その声は少し照れているような嬉しそうな声だった。 『俺の知り合いで銀座で働いてみたいって子がいて姉さんに紹介したいのだけど、どうかな?』 『そんなお願い初めてね、嬉しわ、いつでもいいから合わせてよ』 弟の高坂はそんな頼みをした事がなかったのでほっと胸を撫で下ろした。 『それじゃ、本人と相談してまた連絡するよ』 その電話こそが雅子と美月の運命が、静かに交差する始まりだった。 その名は、 美月。 波瀾万丈の海に飲み込まれそうになりながらも必死に生きるひとりの女の物語が、 いま、静かに幕を開けようとしていた。
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【連載小説】第26話 甘い嘘の終わり

『ただいま・・・。』 と萌は恐る恐る家の玄関を開けた。 シーンと静まり返った家は妙に不気味な雰囲気で 今にも怒鳴られるのじゃないかと心臓の音だけが響いた。 そっと恒子の部屋へ行き 『恒さん』と小さい声で呼んでも返事がなく部屋を覗いたが 綺麗に整頓されたままだった。 そして居間へと入ったが何か変だった。 綺麗好きな2人だからテーブルの上にはいつも何も置いていないはずなのに 今までそこに人がいたようにコーヒー茶碗や湯呑が置きっぱなしで しかも椅子が倒れていた。 もしや2人に何かあったのかと驚いて母親の寝室へ駆け込んだが やはり母親もいなかった。 どうしたんだろう?何処へ行ったのかしら? もしかしたら私を探しているの? といろいろな推測で頭が混乱した。 と、その時電話が鳴って飛び上がりそうになった。 『もしもし』 『あ、萌あなたどこにいたの!まったくもうこんな時に!』 『おかあさん、どこにいるの?何かあったの?』 『どうもこうも恒さんがいきなり倒れたのよ、救急車で運ばれて今やっと落ち着いたところよ』 『え!恒さんが、、、大丈夫なの?』 『大丈夫な訳ないでしょ、昨日の夜から一睡もしないで あなたを待っていたのよ。自分のせいだと何度も謝って もう寝たほうがいいと言ったのだけど、あなたを待つからと朝まで起きてて やっと寝るように頼んで席を立ったとたんバタンと椅子から落ちて そのまま意識なくなったのよ。それから大変だったわよ』 『ごめんなさい。私のせいで』 萌はとんでもないことをしたと今さらながら悔やんだ。 『また詳しいこと後で話すからあなたも急いでここに来なさい!』 どうしよう恒さんにもし
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【連載小説】第24話 運命という甘い罠

人が人に惹かれるのって 『この人だ』と理屈抜きで何かを感じるのだと思う。 それがもし運命の人だったら何の支障もなく、気づくといつも一緒にいることになるだが、、、 『ねえ、運命って信じる?』 『運命?分かんないけどなんか信じたい気がする』 萌は拓海の腕の中でスローなリズムに合わせて踊っていた。 回りにはかなりの人がいるはずなのに萌には拓海の肌の温かさと 微かに香るコロンの匂いだけに包まれていた。 そしてこの時間がこのまま止まって欲しかった。 『萌ちゃん僕、出会ったの運命だと思わない? 僕は萌ちゃんと会った瞬間から運命を感じるんだ』 『運命?』 と萌はささやくように言った。 『それで僕達は恋人同士になるのさ』 『まだ知り合ったばかりなのに』 『ひと目惚れってやつかな』 『私でいいの?今日だって綺麗な人たくさんいるのに』 『他の誰でもなくて、俺は萌ちゃんだけしか見えないよ、 ほら目を見てごらん、本気だって分かるだろう』 と拓海は萌の肩を両手で抱きながら目を覗きこんだ。 萌は魔法にかかったように全身から力が抜けて その場に崩れ落ちそうになるのを必死で耐えた。 萌は私も拓海さんに会った瞬間から忘れられなくなったって内心思ったが 声がでなかった。 その2人をじっと見つめている1人の男性がいた。 智史は拓海の性格を知っていたので まだ高校生だというゲームセンターにいたあの子が なぜか心配で仕方がなかった。 拓海の性格は奔放に出来ていて 女性との関係もその場限りで何人もの女性が傷ついて泣いたことかしれなかった。 今日もその毒牙にかかるのかと思った瞬間、 胸の奥がざらついた。 力強く握った手のひ
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【連載小説】第21話 光の前夜、影は動く

萌はもう少女ではなかった。 母が頂点へ駆け上がる間に、 彼女もまた、大人になりかけていた。 だがその家には 温もりより静寂が多かった。 雅子は年収が億を超える銀座でも伝説的な女性へと登りつめ、この秋に念願のお店をオープンすることとなった。 何処にでもあるようなお店ならばいつでも出来たのだが 夜の銀座のメインストリートといえば並木通りで そのビルには名の知れた有名店ばかりが入っていた。 雅子は自分の店はそこ以外は考えられなかった。 そしてお店の格を上げるためには 銀座でも屈指のホステス達を集めることが 重要課題だった。 どれだけ売上の数字を持っている女性を集めることができるかが 勝負の分かれ道になる。 それには周到に準備する必要があり 数年の月日を要した。 そしてやっとすべてが揃いオープンとなったのである。 萌はいつの日からか 仕事に夢中になっている母親に対して 憎しみさえも覚えるようになっていた。 同じ家に住みながらすれ違いの日々は、 離れて暮らしているよりも辛く感じるのではないかと思った。 そして事件は突然訪れた。 それはまさに雅子の夢が花開くオープンの前日に起きてしまった。 その日は夕方からスタッフ全員を集めて最終ミーティングの最中のことだった。 『もしもし奥様!大変です!』 『あら恒さん、今ミーティング中なのよ』 『それが奥様の部屋に洗濯物を仕舞おうと入ったら書置きがあったのです』 『書置きってまさか家出とか?ちょっと待って』 と雅子はホールから出て誰も居ない場所を探して話し始めた。 『恒さんその手紙開けていいから読んでちょうだい』 『では読みますよ。 ”ママへ。 私はこ
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【連載小説】第19話 王座の条件

『ゴールド』に入ってから三ヶ月。 雅子の席には、常に人の輪ができていた。 売上表の一番上に その名前が載った日、 奈那子は一度も視線を合わせなかった。 『大越さん、ねぇ、今日お店が終わった後どこかへ行かない?』 と雅子は神妙な顔で誘った。 『珍しいね、雅子ちゃんからなんて』 大越の声が少し弾む。 雅子は笑った。 今日はおとすと決めていた。 でも、それは身体ではない。。。 雅子がターゲットにしたのは、 馴染みの大越さんだった。 というのも大越さんは小さな町工場から今や日本を代表する企業の 経営者となり財界でも有名人だった。 大越は最初に会った時からどこか癒される不思議な魅力があった。 そしてシャンパンや高級ワインなど言いなりであけてくれる 言わばホステス好みの太客だった。 静かなバーで、 雅子はゆっくりと過去を語った。 貧しさ。 恐怖。 二度と戻りたくない日々。 語り終えた時、大越はグラスを握りしめていた。 『そうだったのか、雅子ちゃんも苦労したんだね。 いや実は今日雅子ちゃんからアフター誘われて いいことあるのかななんて期待してたんだよ。 でも今日はいい話きかせてもらったよ。 生きることの貪欲さっていうのかな、 俺は努力を惜しまず生きてる人間が男女問わず好きなんだ』 その目は、欲望ではなく尊敬だった。 雅子は内心で息を吐く。 、、、勝った! 『大越さんありがとう。こんな話を誰にも言ったことがなかったの。 だって哀しすぎるもの。実際の話だって誰も信じてくれないと思うし』 『いや俺は雅子ちゃんを会社あげて応援するよ』 その一言は 軽い酔いの勢いではない。 財界の男が 一人の女に賭け
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【ほのぼの日記通信♡第907号】角煮、美味しい♡

おはようございます♡みなさん、いかがお過ごしでしょうか♡今日も、家事や、お仕事、がんばってくださいね♡週が明けましたね✨年明け初めての週5日の平日かな✨ちょっとだけ、乗り越えられるか心配だけど少しずつ気合い入れて頑張ろう✨*写真はイメージですいまは、日曜日の18時ごろです✨夜はだんだん冷え込んできますね☺️そんなときは暖かいものが欲しくなる✨今夜は角煮をいただきました☺️なんか、久しぶりに食べた気がする✨私、豚料理が好きなので、ちょっと嬉しいです☺️*写真はイメージですちょっと食べすぎて、胃もたれ感があるので炭酸水で、癒し✨なんか、幸せな気分を味わえたかも✨良いですよね☺️美味しいものをいただくと幸福感が上がります♡*写真はイメージですちょうど、お昼頃には銀座でウィンドウショッピング✨やっぱり、銀座を楽しんでいる外国人が多いですね☺️横目で見ながら楽しみました✨銀座って週末に歩行者天国やってるんですよね☺️道路を歩けるからちょっと、嬉しい気分に浸れます✨ホコ天を楽しみながら歩くのも銀座のステキなところですよね☺️*写真はイメージです今朝はいつもの早朝に起きて準備したら朝散歩✨まだまだ暗闇の中ですがひとりの散歩時間を楽しみました✨この時期は本当に夜中だけど良いですね☺️そして、帰ったら朝の日記通信です✨早朝のコーヒーを淹れてゆっくり書いています✨*写真はイメージです美味しいコーヒー✨朝のコーヒーって本当に癒されます☺️温かいのもあるのかな?✨不思議ですよね☺️朝活をしながらまた、コーヒータイムを楽しみます✨*写真はイメージです今朝も読書や、朝の経理仕事など朝活をやっていきます✨日
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【連載小説】第38話 嵐のあとに

その夜、 美涙たちはいつもの店に集まっていた。 『バークレー』静かな灯りと、ピアノの音が流れる場所。 ここだけは、 あの店とは違う時間が流れていた。 『もう頭にきちゃう!』 由佳がグラスを置く音が、少しだけ強かった。 『絶対、奈々ママの仕業よ』 まだ怒りが残っている。 『まあまあ』 美涙は、いつもの調子でカクテルを口にした。『そんなこと、たいした問題じゃないわ』 その言い方が、逆に余裕を感じさせた。 『だってあれ、完全に美涙さんのことじゃない!』 『分かってる人は分かってるわよ』 さらりと返す。 『こんなことでお客さんが離れるようなら、 最初からそこまでってことよ』 その言葉に、 誰も何も言えなくなった。 強い。 美月は、そう思った。騒がない強さ。 揺れない強さ。 それが、 この世界で生きていく人の姿なのかもしれない。 『今日はもうやめましょ』 『飲みましょうよ』 空気が、少しずつ和らいでいく。 『そうだ、美月ちゃんの歓迎会しようか』 突然、美涙が言った。『えっ、私ですか?』 『そうよ。今日から仲間なんだから』 その言葉が、 少しだけ胸に残った。 この人たちは、 敵なのか味方なのか。 まだ分からない。 けれど—— ここには、居場所がある気がした。 『いらっしゃい』 カウンターの奥から、 柔らかな声がした。 この店のママだった。皆から「おかあさん」と呼ばれている人。 『美月ちゃんね』 じっと見つめられる。 『あなた、何か持ってるわね』 突然の言葉に、戸惑う。 『ちょっと名前と生年月日、書いてみて』 言われるままに書くと、 ママはしばらくそれを見つめていた。 『なるほどね……』 ゆ
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【連載小説】第39話 嵐の気配

『みんな、ちょっと聞いてくれ』店長の声が、待機中のフロアに響いた。『今日から入った蘭子さんだ。初めての仕事だから、色々教えてやってくれ』『よろしくお願いします』現れたのは、少し落ち着きのない目をした女の子だった。どこか強気で、どこか不安そうで。その瞬間——美月は、妙な既視感を覚えた。『先輩!』突然、蘭子が駆け寄ってきた。『えっ……先輩?』『白百合学園ですよ!一年後輩の井上です!』思い出せない。けれど、確かに同じ場所にいた。『先輩、有名でしたよ』その言葉に、少しだけ引っかかる。何の意味で——?続きを聞こうとした瞬間、『おい、そこ!うるさいぞ!』店長の怒鳴り声で、会話は途切れた。その夜は、ゴールデンウィーク前ということもあり、店は息つく間もなく忙しかった。気がつけば、深夜。仕事を終えた美月たちは、そのままバークレーへ向かった。静かな店内。いつもの空気。『新人さんの手相、見てもらいましょうよ』美涙の一言で、その場の空気が少し和らぐ。ママは蘭子の手を取り、しばらく黙って見つめた。そして——ほんの少しだけ、表情が曇った。『……波乱万丈ね』蘭子の顔から、酔いが消えた。『男運も……少し気をつけた方がいいわ』その言葉に、誰も軽く笑えなかった。『でもね』ママは少しだけ優しく続けた。『夜の世界に来る子は、みんな何かしら抱えてるものよ』その言葉に、美月は何も言えなかった。——確かに、そうかもしれない。誰もが、何かを背負ってここにいる。『私、やり直したいんです』蘭子がぽつりと言った。その言葉が、妙に重く響いた。『大丈夫よ。みんながいるから』美涙の声は、変わらず優しかった。しばらくして、場の空気が少しだ
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【連載小説】第36話 水面下の戦い

今、この店は ふたつの勢力がぶつかり合う渦の中にあった。 表向きは、華やかな笑顔。 けれどその裏では誰にも気づかれないように、 静かな戦いが続いていた。 チーママの奈々ママチーム。 かつて大きなクラブでナンバーワンを張っていた女。 その実力を見込まれ、 大塚店長に引き抜かれてこの店に来た。 彼女の周りには常に人が集まり、 まるで女王のように君臨していた。 そして、その側に必ずいるのが一美。 奈々ママの機嫌を読み、 絶妙な距離で支える存在だった。 もうひとつの勢力。 それが、美涙のチーム。 オープン当初から店を支えてきた、 不動のナンバーワン。 その人柄は穏やかで、 自然と人が集まる。 けれど、優しさは時に、弱さにもなる。 裏切られることも、少なくなかった。そのふたつが、 静かにぶつかり合っていた。 今日は月に一度のミーティング。 女たちが一堂に会する場所。 『今月の売上ナンバーワンを発表します』 店長の声が響く。 拍手。 数字。 笑顔。 けれどその裏で、 誰が勝ち、誰が負けたのか誰もが理解していた。 奈々ママの名前は呼ばれなかった。 チーママだから。 それだけの理由で。 その“扱い”に、 どこか張りつめた空気が漂う。 やがて、麗子ママが口を開いた。 『お客様を本気にさせるには、どうしたらいいと思う?』 静まり返る空間。 『答えは簡単よ。 自分も本気になること』 その言葉に、 美月は一瞬だけ引っかかりを感じた。 ——本気? 『本気に好きになるって意味じゃないのよ』 『でも、心を込めないと伝わらないの』 美月はその言葉を聞きながら、 なぜか少しだけ怖くなった。 本気になる。 でも、
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【連載小説】第33話 最初の洗礼

大きなクラブとなると男性スタッフの数も多い。 店長はお店全体を管理する総責任者。 チーフはカンター内やキッチンを担当する責任者。 そしてマネージャーは女の子をどの席に配置するのか瞬時に考えて指示しなくてはいけない。 一番苦情が多いのがこの立場だ。 最後はボーイ。お店の女性には絶対服従という男としてのプライドを捨てないと務まらない。 『美月さんお願いします』 マネージャーからついに声がかかった! ついに来た。 胸の奥で、何かが強く脈打つ。 『はい』 ドキドキしながらお席についた。 『今晩は』 『いやいやいい子入ったじゃないか』 『横田さんこの子、今日から入った美月ちゃんなの』 と隣にいたナンバーワンの美涙さんが紹介してくれた。 『美月です。宜しくお願いします』 『美月ちゃんか、まだ若くていいねえ、どうだい今夜どこか食事でもいかんかね』 『まあ、横田さんたらだめよ。初日でこんなに緊張して可哀想じゃない』 『何でも飲んでいいぞ、つまみも食べるか?』 『いえ、、、』 『この横田さんはね。この町で一番大きな米屋の社長さんなの』 『別荘を持っていてお庭もすごいって噂だわ』 『そういえばこの前、死にそうになったんだよ』 と横田さんは急に話し始めた。 『運転してて踏み切りの端のほうで急に止まっちゃってさ、その時電車が来てぶつかったんだよ』とこともなげに言った。 『ええ!電車とぶつかったの?怪我しなかったの?危ないところでしたね』 『そうさ、危機一髪だったよ。まぁ、怪我してたらここにいないけどな』 『それで車は?』 『だめさ、いくらベンツでも電車相手じゃ勝てないよ』 『それで足を少し怪我しただけ
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【連載小説】第29話 届かない約束

午後6時を過ぎても、萌は現れなかった。 人混みの中で、智史は何度も時計を見た。 遅いな。 その違和感の正体に、まだ気づいていなかった。『もしもし、こちらは築地警察の安藤と申します。高梨さんですよね。萌さんはお子さんですか?』 いきなりかかってきた電話は詐欺かと切ろうとした時、萌の名前がでたので驚いて返事をした。 『はい、そうですが、、、』 『実は萌さんが銀座で交通事故に合いまして今、中央病院へ運び込まれました』 その冷静な声が遠くから聞こえてきた瞬間、雅子の手から受話器が滑り落ちた。 足の力が抜け、床に膝をつく。 何を言われたのか、理解が追いつかなかった。 『それで萌は?』 そう聞くのがやっとだった。 萌は緊急手術により一命は取り留めたが予断を許さない状況に陥っていた。 時折聞こえる呼吸器の音だけが聞こえる静か病室だった。 智史はどこにいるの? 待ち合わせの場所にいるのにいくら待ってても智史が来ない。 萌は夢の中で智史を待ち焦がれていた。 ふと目を開けると白い天井が見えた。 ここはどこなのか? 体が動かない。 自分の体ではない感覚。 声を出したくても 声も出ない。 遠くから自分の名前を呼ぶ母親の声。 萌は意識が戻ったのも束の間、やはりそう長く持たないと母親と医師らしき人との会話が耳に入った。 萌は夢と現実の狭間で、 自分の置かれている状況を、なんとなく理解した。 けれど、そのことを誰にも伝えることはできなかった。
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noteを始めることにしました◎

日々の気づきや、水商売25年で見てきたリアル、そしてこれからの生き方についても少しずつ言葉にしていきます。プロフィールや各リンクはこちらにまとめています👇さらに見やすいように短縮リンク(Bitly)も用意しましたのでブログや各投稿からも飛べるようにしています。これからは・サクッと見れるSNS・深く読めるnoteそんな使い分けで発信していきます。気軽にフォロー・チェックしていただけたら嬉しいです🌿引き続きよろしくお願いします。
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【連載小説】第28話 約束の交差点

その日から萌の頭の中には 智史が住みついてしまったかのように、 何をしていても、ふとした瞬間に思い出してしまう。 会いたくて、仕方がなかった。 『もしもし、智史さん。何してるの?』 『ああ、萌ちゃん。さっき電話で話したばかりだよ。どうしたの?』 『だって気になるんだもん。そんな意地悪言わないで。じゃあ、切るからね』 『冗談だよ。ねえ、今夜、銀座に行こうか。一緒に行きたいレストランがあるんだ』『嬉しい!智史と一緒なら、どこでも行きたい』 『それじゃ、夕方六時。四丁目の時計台の前で』 『分かった。とびきりのお洒落していくね』 実は最初、「銀座」と聞いて、ほんの少しだけ戸惑った。 そこは、母親の街だったから。 それでも、、、 智史との約束は、何よりも優先された。 萌は、初めて袖を通すオフホワイトのワンピースに、 ベージュのコートを羽織った。 銀座の街に似合うようにと選んだ、 少しだけ背伸びをした装いだった。 靴を履こうとした、そのとき ふいに、ベルトが切れた。 一瞬、手が止まる。 けれど深く考えることもなく、 別のベージュの靴に履き替えて、家を出た。 待ち合わせの時間までは、まだ少しある。 萌は、智史へのプレゼントを買おうと 四丁目の交差点へ向かった。 信号が変わる。 一歩、踏み出した、その瞬間 突如、視界を切り裂くように 一台の車が突っ込んできた。 爆音。 ブレーキの軋み。 誰かの叫び声。 すべてが、重なり合って 萌の意識は、途切れた。 遠ざかっていく救急車のサイレン。 智史は、まだ少し早かったかと 腕時計に目を落とす。 午後5時55分。 その時、萌が瀕死の状態で 救急車の中にいる
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【連載小説】第27話 揺れる心

「萌ちゃん、智史だけど」ともう一度言った。 あの冷静な智史の苛立っているような緊迫した声に萌は緊張した。 「何か用かしら?」 萌は智史のことも信じられなくなっていた。 「萌ちゃん大変なんだ。 拓海が事故っちゃって今、救急車で運ばれて緊急手術してるんだ」 「拓海が?怪我したの?大怪我なの?」 萌は電話を床に落ちたのも気がつかないくらい動揺していた。 「もしもし!もしもし!聞いてる?」 萌は微かに聞こえる智史の声にはっと我に返った。 「どこの病院なの?今から行くわ」 「わかった、六本木の港病院という所だ!一階の待合室で待ってるから」 萌はコートも羽織らず外へ飛び出した。 冬の夜の空気が胸に刺さるようだった。 その病院は救急車のサイレンが遠くで鳴り続け、 待合室には重たい空気が漂っていた。 『ああ、萌ちゃんここだよ』 『それで拓海は?』 萌は恐る恐る聞いた。 『まだ手術中でわかんないだ』 『いったい何があったの?』 『それが六本木の交差点で右折しようとしたら 信号無視のオートバイがいきなり車の前に突っ込んきて それを避けようとして反対側に飛び出しちゃってそこに運悪く4トントラックに正面衝突さ』 智史はもうそれ以上、声が出せなくなった。 萌も声にならない嗚咽でその場に崩れ落ちた。 『萌ちゃん、ここに座って』 と言うのがやっとのことだった。 あまりにひどい事故で車は原型を留めていなかったと聞いていた。 命があるほうが不思議なくらいの大事故だった。 『あなた、どうしたらいいの、、、』『もう天に任せるしかないよ』 と拓海の両親は手術室の前でいつ終るともわからない 地獄の時間を耐えていた。 拓
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【連載小説】第25話 空白の夜

人は時に自分でも気づかないうちに 運命の扉を開けてしまうことがある。 それは甘い言葉に誘われた ほんの小さな一歩かもしれない。 だが、その扉の向こうには戻れない 長い夜が待っていることもある。 『いったいあの子は何処にいったのかしら? もう今日という今日は許さないから』 『すみません。私がついていながらこんなことになるなんて。 それにしても最近萌ちゃん何を言っても上の空で変と言えば変でしたよ』 『恒さん!萌の年齢が一番不安定で何するか分からないって日頃言ってるじゃない! もっとしっかりしてくれなくちゃ』 『本当にすみません』 雅子は恒さんに八つ当たりしても今の状況が変わらないのを分かっていながら 誰かに当たらないといられない焦躁感があった。 この時、雅子は萌とは関係ない深刻な悩みを抱えていた。 銀座にセンセーショナルを起こした今のお店に影が見え始めて来たのだった。 毎日、洪水のようにお客様が来ていたのに最近は空席が目立つ。 時代の波が大きく関係する銀座にとって不景気は天敵であった。 そして先月末には追い撃ちをかけるように ナンバーワンの詩織が田舎へ帰るという理由でいきなり辞めてしまった。 しかも、もう次の日には最近オープンした大箱の店のチーママになっていたと 信じがたい情報もあり雅子は悔しくてその店に怒鳴りこもうかとしたところ 店長やマネージャーに止められて僅かながらのプライドを保つことができた。 『恒さんもう休んでちょうだい。後は私が起きて待ってますから』 『奥様すみません。萌ちゃん帰ってくるでしょうかね。 何だか胸騒ぎがして、、、』 『何、縁起の悪いこと言ってるの。大丈夫よ
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【連載小説】第22話 もう一人の視線

『何やってんだ!その手を離しな』 『先輩!』 と3人組の一人が痣が出来るくらい萌の両手を持っていたが その一言でいきなり離した。 3人はばつの悪そうな顔をして下を向いた。 『もうこんな真似するんじゃねえぞ』 と聞く間もなく走りだしてどこかに行ってしまった。 萌は目を閉じたまま体を固くしていた。 足音が近づく。 逃げなければと思うのに 体が言うことをきかない。 その時だった。『大丈夫?』 さっきまでの荒い声とは違う 静かな声だった。 萌はゆっくり顔を上げた。 ネオンの光の中に 二人の男が立っていた。 『こんな所で一人でいるなんてライオンの檻の中にいるうさぎみたいだぞ』 『すみません』 と萌は震えながらやっと声が出るようになった。 『この時間に一人で居るなんてどうかしたの?』 と拓海は萌に近づいた。 萌は目の前で起こったことが現実だとは思えず どう対処していいのかただただその場から動けずにいた。 『拓海、もういいじゃねえか、行こうぜ』 ともう一人の男が面倒だと言わんばかりに言った。 『でもさ、このままじゃまたあいつらみたいのがいるから心配だよ』 拓海は背が高く 長い髪がネオンの光を受けて揺れていた。 モデルのような体型で どこか余裕のある笑みを浮かべている。 こうゆう男が 女の子を簡単に惹きつけるのだと 萌はまだ知らなかった。 もう一人の男、智史は 少し離れた場所に立っていた。 一重の鋭い目。 感情をあまり表に出さない男だった。 だが萌が震えていることを 誰より早く気づいていた。 『あの、私一人で帰れますから』 と萌はやっと体を起こし立ち上がった。 『じゃ大丈夫だね、早くここから出
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【連載小説】第20話 代償の夜

萌は思春期を迎える年齢になっていた。 『ねえ恒さん私って生まれてきて良かったのかな?』 『まあお嬢様いきなり何を言うの? こんな年寄りを嚇かさないでくださいよ』 『だって、、、』 『この世の中生まれて良くない人間なんて一人もいやしないですよ。 ましてやお嬢様は奥様がどれだけ大事に思ってるか 何があっても世界がどうなっても奥様と微力ながらこの恒が 守ってさしあげますよ』 と恒さんは萌のうつろな目が気になって仕方がなかった。 『何か気になることでもあるの?』 『別になんでもないわ』 『恒の目はごまかされませんよ。 そんな顔している時は何かあるに決まってますよ』 『まあね、ここだけの話しよ、ママには言わないで、 それが来週の土曜日に父親参観日があるの。 みんなで自分の父親自慢ばっかりでさ、やんなっちゃう。 学校なんか行きたくないって感じ』 『そういうことだったのですね。 分かりました!私にいい考えがありますよ。 私が男装して授業参観に行くのはどうですか?』 『もう恒さんたらみんなに笑われちゃうわ』 『駄目ですか』 と一緒に笑いながら萌の気持ちが痛いほど分かった。 『恒さん今日も遅くなるの。先に休んでちょうだいね』 『はい奥様、あの、一言宜しいですか?』 『今日も大事なお客様と食事の約束があるから急いでるのよ』 『そうですよね。またにします』 『いいわよ、ちゃんと聞くからここに座って』 『いいんですか?』 『いいって、恒さんがそんな顔してるの珍しいから』 『それがお嬢さまのことです』 『萌?どうしたの?』 『それが昨日の晩にいきなり 私、生まれてきてよかったのかって聞かれて驚きました
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【連載小説】第12話 血が告げる真実

萌は母親の愛情を一身に受けて利発で明るい子供に育っていた。雅子もいろんな意味で大人の女性へと変貌を遂げ櫻木との関係もある程度、距離を保ちつつ切れないようにと努めていた。櫻木は何と言っても生活の全てを援助してくれる大事なスボンサーだ。愛情は感じないが稀に萌の育て方に文句を言うくらいで雅子に対しては無関心なのか、煩わしくなくこの上もない自由を与えてくれた。そして季節は矢のように過ぎ萌はこの春から都内でも有名な幼稚園に通っていた。『もしもし高梨さんですか?』『はいそうですが』『バスが、バスがトラックと正面衝突しまして!』『はあ?どなたですか?バスって?まさか!』『あっ、すみません、私、文京幼稚園の仲田と申します。お宅の萌ちゃんが大怪我してしまい病院に着いたところです』『萌が!何処の病院ですか!何処ですか!』『本郷にある本郷病院です。こんなことになって』雅子はその声の暗さにパニックになった。まさか萌が?慌てて電話を置くと取るのも取り敢えず家を飛び出した。雅子は何がどうなったのか気が動転してしまい自分が何をしているのか記憶がなくなるほど焦った。萌。萌。萌。それ以外の言葉が、喉を通らなかった。病院に着くと何人もの人が泣き叫び怒号が飛び交っていた。床には血の付いたタオルが落ち、母親たちの泣き声が天井に跳ね返っていた。バスに乗っていた園児のほとんどが怪我をして緊急手術を余儀なくされている子供もいた。雅子は我が子の安否を確認するために人を押しのけて病院関係者を探した。『すみません!私、高梨ですが高梨萌という子が怪我したと連絡があったのですが』『あっ!萌ちゃんのお母さんですね。お待ちしてました。ち
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【連載小説】第10話 桜の夜の代償

ここは櫻木の自宅で年に一度のお花見の会があり政財界のお歴々が黒塗りの車で現れる。そして浅草中の名だたる芸妓が呼ばれそれは言わば選ばれた芸妓達の花の競演だった。今年は初めて雅子にも声がかかっていた。その朝、『雅子、今日は普通のお座敷と違うの。櫻木さんといって昔からのお得意さんで雅子にはまだ早いと思って紹介しなかったけど浅草中の芸妓が狙っているほどの素晴らしい人なの。だから櫻木さんに気にいられるよう目立たなくちゃだめよ。さあこの着物を着てごらん』『わあ!おかあさん綺麗な着物、桜の模様が見事ですね。今しか着ることができない貴重な着物だわ』『おや雅子も着物が分かるようになったのかね。そう、この着物は京都の有名な作家さんの逸品物でね、わたしゃ雅子のために崖から飛び降りる覚悟で手に入れたのさ。だから櫻木さんの側から離れるんじゃないよ。他のお客も沢山くると聞いてるけど狙いは櫻木さんだからね。わかった?ぼやってしてたら出し抜かれるわよ、雅子』『おかあさん、ありがとうございます。大切に着させてもらいますね』と雅子は礼を言ったもののこんなことが疲れる原因だわと一人になった時にふーとため息をついた。早くこんな家を出なくては、もう堪らない。今の今まで迷っていた櫻木とのことだったが三上の言葉が、いつの間にか雅子の決意にすり替わっていた。計画とはもうすでに雅子は妊娠しているのだから事は早く済まさなければいけない。このお花見の会にまぎれて何とか櫻木にコンタクトをとって閨に誘うということだった。櫻木は長い間、独身を通し浅草では有名なプレイボーイで浮いた噂はひきも切らずあったがその実態を知っている人は聞いたこと
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【連載小説】第2話 花柳界の波紋

次の日、女将さんは意を決して櫻木さんへ電話をした。その電話1本で雅子の運命は大きく動き出すことになるとは雅子本人は知る由もなかった。『もしもし櫻木さんお久しぶりです。私、浅草の蔦乃屋ですが今、よろしいでしょうか?』『おお蔦乃屋の女将か、珍しいじゃないか?どうしたんだね』『ちょっとお話したいことがあって一度お会いできませんか?』『何か知らんが電話じゃだめか?こう見えても貧乏暇なしでな』『櫻木さんのためにお会いしたいと思うのですが、、、いかがでしょうね?』『そうかぁ、何の話か知らんがまあ少しなら時間が作れそうだから今夜8時に蔦乃屋さんへ行くとしよう』『8時ですね。ぜひお待ちしてますわ』浅草の置屋さんは当時数十軒もありその管轄が見番といって組合のようなものである。そこでお線香代1本分いくらにするといったような協定を結ぶのだ。だからどの芸者さんを呼んでも相場が決まっていた。ただ直接の心付けは別勘定だったのでそこは芸者の腕の見せ所だった。ちなみに 「お線香代」というのは時計のないころにお線香1本が燃え尽きるまでの時間の料金という意味だったらしい。『蔦乃屋』は今の女将さんで3代続く置屋だった。お抱えの芸者さんは3人で一番若いのが雅子だ。雅子は多摩の寒村の生まれで2人兄弟で下に弟が1人いた。雅子がまだ幼い頃に両親が離婚して母親が雅子を引き取り弟は父親が引き取ることになった。色白で目鼻立ちがはっきりしていて大人になったらさぞ美人になるだろうと村中の噂だった。その噂を聞きつけたのか、ある日浅草を中心にしている女衒まがいの男が突然現れてぜひ雅子を芸者にと言ってきた。母親はその日食べる物も心配するよ
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築地本願寺

やる事多くて新作イラストが中々作成できませんね~久々の投稿です。築地本願寺へ一年振りで御参りしてきました。ビルに囲まれているけど広い境内の空だけは広々しています。 銀座の近くなので外国人観光客が多いですね。
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「銀座紅茶の大人味」

【迷子の帰り道】 12歳の小学6年生のとき母親のお使いで 「1人で銀座に行って紅茶買ってきて」 と言われ銀座に行き三越を発見しそこで 紅茶を買って無事に任務完了した! °˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖° その帰り買い物で余ったお金を使い俺は 歩行者天国の露店でホットドッグを買い ついでにコーラも買ってベンチに座って ホクホクしながらくつろいでしまった もう紅茶の買い出しが本来の目的でなく 銀座の歩行者天国の露店での買い食いが 俺の中で本来の目的になってこの瞬間を 味わうついでに買い物を引き受けた感じ その後ご満悦になった俺は帰る事にして 立ち上がると銀座駅までの道のりを忘れ どうしようか悩んでると目の前に警官が てくてく歩いてたから聞くことにした すると「迷子か?」と疑われてしまって 俺は「ただのお使いです」と答え警官は 納得してくれた様で丁寧に駅までの道を 教えてくれてお礼を言い向かって行った しかし教わった通りに進むと人が多くて 背の低い俺は目印の店が見えずそのまま 人込みの流れにのまれ歩き続けてしまい 気が付くと銀座駅の看板を発見する! この時俺は迷子になってしまった気がし かなり焦り始めたけど無事駅に到着でき 切符を買って中に入ると目的の銀座線の ホームが解らず駅員に行き方を聞いた アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【ダージリン】 すると駅員に「迷子?」とまた言われて 俺は「お使いです!」と答えみんな俺を 子ども扱いして迷子だと言って来るから だんだんイライラしてきてしまった 頭の中の俺はショッカーも倒せる立派な 大人のヒーロー
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ヒーラーの心と体を整える 銀ぶらから増上寺へ

こんにちは、ヒーリングサロンHOOLOLIの稲月シロです。冷たい風が頬をかすめる冬の朝、ふと銀座の街に足を運びたくなり、思い立つまま出かけてみました。特に予定があったわけではありませんが、こんな気ままな時間こそ心が整うひとときです。銀座の街を歩きながら、心に浮かぶのは「温かいそばでも食べて、カフェでのんびりしよう」という小さな計画。けれど、行きつけのカフェがお休みだったこともあり、少し足を延ばしてみようと思い立ち、新橋を抜けて増上寺へと向かうことにしました。途中、新潟のアンテナショップに立ち寄って美味しそうなお菓子を眺めたり、テイクアウトのコーヒーを手にしながら街並みを楽しんだり。都会の中でも、こうして周りの風景に目を向けると、日常の中にある「小さな幸せ」に気づくことができます。増上寺で感じたエネルギー増上寺は、徳川家の菩提寺として知られる歴史あるお寺。創建は1393年とされ、浄土宗の大本山として長い歴史を刻んできました。このお寺は特に浄土宗の開祖、法然上人の教えを伝える場として、多くの人々に親しまれています。また、ご本尊の阿弥陀如来像は、「無限の慈悲」を象徴する仏様。浄土宗の信仰において、人々の心を癒し、安らぎを与える存在とされています。そして、増上寺の広大な境内には、東京タワーを背景にした荘厳な風景が広がり、訪れる人々に特別なエネルギーを届けてくれる場所でもあります。私が訪れたときも、何の前情報もなく立ち寄ったのですが、境内に足を踏み入れた瞬間から、静かで力強いエネルギーに包まれる感覚がありました。その場所には、まるで語り掛けてくるような穏やかさと神秘が満ちていて、私は20
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ザギン

まだBALLYがあった頃。今はSTARWARSになってます。宝石のような街、ザギン。
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MOËT&CHANDON PoolSide SkyTerrace

 6月も下旬、梅雨が明ければ夏がやって来る。そして、夏といえば「ビアガーデン」よね。  今年も昨年に引き続き、新型コロナの影響があるため、夜の外出・外食に自粛の流れがあるが「贅沢な非日常の空間で少しでも気持ちを晴れやかにするひとときを過ごしてほしい」という願いから、1日15組限定、ソーシャルディスタンスを確保した環境下で本格的な夏の到来を楽しめるビアガーデン「MOËT&CHANDON PoolSide SkyTerraceーTOKYU PLAZA GINZA-Produced by Mynavi Retailing」が、6月21日(月)より東急プラザ銀座の屋上にて期間限定でオープン!新型コロナウイルスの影響で、「安心・安全」な環境で外食を楽しめる、開放的なテラス席の需要が高まっているわ。 「MOËT&CHANDON PoolSide SkyTerraceーTOKYU PLAZA GINZA-Produced by Mynavi Retailing」は、テラス席にて来場者数を制限し、スタッフ・来場者の検温の実施、スタッフのマスクの着用、アルコール消毒を全席に設置、安全な距離を取れる席配置等で感染防止対策をより一層強化しており、そういった気配りが行き届いた空間で、シャンパン片手にフレンチ出身のシェフがご提案する本格的な料理が楽しめるラグジュアリーな飲み放題スペースとなっているとのことよ。お値段は、モエ・エ・シャンドンのミニボトル1本が付いて、120分飲み放題付コース 9,000円(税込)。お車でお越しの方や未成年の来場者には、ボトルなしのプランも用意されているとのことよ。屋外プール
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【連載小説】第54話 終わりの理由

それは、あまりにも突然だった。閉店前の静かな店内で、正木店長がぽつりと口を開いた。『……話があるんだ』その顔を見た瞬間、いい話ではないと分かった。『この店、今月で閉めることになった』一瞬、意味が理解できなかった。『え……?どうして?最近、少しずつ良くなってきてたじゃないですか』『……理由は聞かないでくれ』そう言いながらも、店長の声はどこか揺れていた。『納得できません』思っていたより、強い声が出た。『私、この店を任されて……ちゃんとやってきたつもりです』その言葉は、自分に言い聞かせるようでもあった。しばらく沈黙が続いたあと、店長は観念したように息を吐いた。『……俺が悪いんだ』空気が変わった。『女房がな、入院してるんだ』ぽつりぽつりと語られる言葉。『金が必要で……最初はほんの少しのつもりだった』でもそれは、止まらなかった。気づけば、戻れないところまで来ていた。『……ばれるのは時間の問題だった』その瞬間、美月は胸の奥がざわついた。——もしかして。私がつけていた、あの日計表。けれど、その言葉は飲み込んだ。『麗子ママには、全部話した』『店は閉める。でも罪は問わないって言ってくれた』店長は、どこか救われたような顔をしていた。『……だから俺は、なんとしても全部返す』その言葉は、重かった。何が正しくて、何が間違っているのか。分からなくなった。ただひとつ確かなのは——この場所が、終わるということだった。それから数日で、店は静かに幕を下ろした。あっけないほど、何も残さずに。私はまた、元の店に戻ることになった。あの、笑っていてもどこか張り詰めている場所へ。正直、気が進まなかった。ここで終わっていた方
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【連載小説】第52話 壊れる音

その夜だった。2階から、ただならぬ声が響いてきた。『やめて!その手を離して!』『ふざけるな!どれだけ探したと思ってるんだ!』空気が一瞬で変わった。——来た。幸ちゃんの、あの男だ。心臓が嫌な音を立てる。電話をかけようとする指が震えて、うまく動かない。それでもなんとか店長に連絡を入れた。『今すぐ行く!危なかったら警察を呼べ!』受話器を置いた瞬間、上から鈍い音が響いた。もう、待てなかった。ドアを開けた瞬間、息を呑んだ。幸ちゃんの顔が、変わっていた。腫れ上がり、涙と恐怖で歪んでいる。『その手を離しなさい!』声が、自分でも驚くほど強かった。男はゆっくりこちらを見た。『……誰だ』低く、濁った声だった。『この店の者です』『これは夫婦の問題だ。引っ込んでろ』その一言で、空気が凍る。——違う。これはもう、夫婦の問題じゃない。『出て行くのは、あなたの方です』とっさに嘘をついた。『警察、呼びましたから』男は一瞬だけ笑った。『いいじゃねえか。呼んでみろよ』その時、店長が駆け込んできた。『子どもは!?』その一言で我に返る。部屋の隅に、小さく丸まった影。震えている。私は何も考えず、その子を抱き上げた。『大丈夫、大丈夫だから』そう言いながら、自分に言い聞かせていた。1階に降りたあとも、上では言葉がぶつかり続けていた。やがて——声が変わった。怒鳴り声ではなく、崩れるような声に。『……俺は、全部分かってたんだ』男が、泣いていた。『会社に切られて……酒に逃げて……全部、自分のせいなのに』『あなた……』『お前にも当たって……最低だった』言い訳じゃなかった。遅すぎる、本音だった。『もうやめて』幸ちゃんの声は、静かだっ
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【連載小説】第51話 転がり込んできた命

『ペペルモコ』に移って、半年が過ぎた頃だった。 開店前の静かな店内で、いつものように掃除をしていると、 扉が控えめに開いた。 振り返ると、見知らぬ女が立っていた。 少しふくよかな体。 どこか場違いな、疲れ切った顔。 そして――背中には、赤ん坊。 『すみません……ちょっと、いいですか?』 その声には、頼る場所を失った人間特有の、かすれがあった。 『はい?どうされました?』 『ここ……人、募集してませんか?』 言い終わる前に、その女はその場に崩れるように座り込んだ。 ただ事じゃない。 慌てて水を差し出すと、両手で掴むようにして、一気に飲み干した。 『ああ……おいしい……』 その一言が、妙に重かった。 『昨日から……何も食べてなくて……もう限界』 思わず言葉を失った。 『赤ちゃんは……?』 『この子は母乳だから……なんとかね』 なんとか、なんて顔じゃなかった。 『お母さんが食べてないのに、出るわけないでしょ』 少し強く言った自分に、少しだけ安心した。 女は、小さく笑った。 『私ね、幸子っていうの。幸せの“幸”に、子供の“子” ……なのに、全然そんな人生じゃないの』 その笑いは、笑っていなかった。 話を聞けば、逃げてきたのだという。 北海道で出会った年上の男。急な結婚。 そして、崩れた生活。 仕事を失った男は酒に溺れ、 やがて手を上げるようになった。 『怖くて……逃げてきたの』 その一言だけで、全部わかった。 頼った姉の家にも、入れてもらえなかった。 行き場がない。 金もない。 ただ、子どもだけを背負って、ここに来た。 ——どうしてこの店に? そんなこと、聞く気にもなれなかった。 その
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【連載小説】第46話 戻る場所

その夜——店長が、わざわざ部屋まで来てくれた。『ただいま。店長、一緒です』ドアの向こうで、美涙は立ち尽くしていた。『……すみませんでした』言葉より先に、深く頭を下げる。その姿は、今まで見たことがないほど小さかった。『顔、上げろ』店長の声は、いつもより低かった。『いなくなった時は驚いたぞ』『……はい』『何があった』逃げ場のない問い。美涙は、静かに話し始めた。結城のこと。新宿の店のこと。そして——自分の甘さのこと。すべて話し終えたとき、部屋にはしばらく沈黙が落ちた。『……そうか』店長は、ゆっくり頷いた。『バンスは払ったんだな』『はい……五十万』『そうか。それでいい』意外な言葉だった。『金は戻らん』『でもな——』『帰ってこれたことの方が大事だ』その一言で、張り詰めていたものが崩れた。『……はい』涙がこぼれる。『あのままだったら、もっと面倒なことになってた』『だから今回は——交通事故だと思え』その言葉は、乱暴で、でも優しかった。『明日からまた来い』『えっ……いいんですか?』『何言ってんだ』店長は、少しだけ笑った。『うちの看板だろ』その一言で、すべてが救われた気がした。『……ありがとうございます』涙が、止まらなかった。——そして翌日。『美涙さん、お電話です』何気ない一言。けれど——『……もしもし』『やっぱり戻ったか』その声を聞いた瞬間、血の気が引いた。『……俺だよ』結城。『なんで戻った?』低い声。昨日までの優しさは、どこにもなかった。『今、仕事中なの』声が震える。『明日、電話する』それだけ言って、切った。呼吸がうまくできなかった。『店長……』その名前を呼ぶだけで、少しだけ安心した。『あい
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【連載小説】第43話 消えた夜

バークレーの扉を開けた瞬間、いつもの温かい空気が流れてきた。『おかあさん、こちら結城さん』美涙の声は、いつもより少しだけ高かった。『今日初めて会ったのに、すごく相性がいいの』その言葉に、ママはどこか引っかかるものを感じた。『結城さんね』ママは静かに微笑み、じっとその顔を見た。『……東京の方ね』『分かりますか?』『ええ、なんとなく』その“なんとなく”の奥に、何かを探るような気配があった。『占ってほしいの』美涙は、無邪気にそう言った。ママは少しだけ間を置き、結城の手を取った。『……難しい手相ね』その一言で、空気が変わる。『孤独の星が出てるわね』『それに——人を寄せ付けない距離を感じるわ』結城は笑った。だがその笑いは、どこか乾いていた。『そんなこと、考えたこともないな』『そう……ならいいけど』ママの声は、少しだけ曇っていた。その時だった。『このあと、二人でどこか行かない?』結城が、美涙の耳元で囁いた。甘い声。逃げ場のない距離。『……どうしよう』その一瞬、美涙の心が揺れたのが分かった。『今日はやめた方がいいですよ』美月は思わず言ってしまった。理由は分からない。けれど——嫌な予感がした。『そうね……今日は帰るわ』その夜は、それで終わった。——終わったはずだった。翌日。その次の日も。結城は店に現れた。そして同じように、美涙を指名した。『今夜は、二人で』その手が、静かに触れる。拒む理由は、どこにもなかった。いや——本当は、あったのかもしれない。けれどその時にはもう、遅かった。その夜、二人は店を出た。暗闇の中へ、吸い込まれるように。——それが最後だった。3日後。『……美涙さん、今日も来てないの
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【連載小説】第42話 優しい罠

その夜も、店は何事もなかったかのように賑わっていた。麗子ママは退院したものの、もう店に姿を見せることはなかった。その空白を埋めるように、奈々ママは、以前にも増して堂々と店に君臨していた。『美涙さん、お願いします』新規の客だった。——綺麗な人。そう思ったのは、顔立ちだけではなかった。『こんばんは』その声の柔らかさに、思わず気持ちが緩む。『美涙です』『いい名前だね』ただそれだけの言葉なのに、なぜか胸に残った。(……素敵な人)美涙は、久しぶりに自分の心が揺れるのを感じていた。『お名前教えていただいてもいいですか?』と緊張していつもと違う声になった。『結城です』差し出された名刺。整った所作。自然な距離感。すべてが、心地よかった。『東京から来てるんだ』その一言で、さらに特別な存在に見える。『よかったら、明日お食事でも行きませんか?』気づけば、自分から誘っていた。そんな自分に、少し驚く。——でも、止められなかった。『あの……こんばんは』そこへ、美月が入ってきた。『美月です』結城の視線が、一瞬こちらに向いた。その目は、人を見抜くような静けさを持っていた。(……この人)美月は何かを感じたのに、言葉にはできなかった。そして魔法にかかったような時が過ぎいつの間にかラストになろうとしていた。『この後、どこかに行かない?』美涙の声は、すでに少し甘くなっていた。『いいね』結城は、迷いなく頷いた。その自然さが、逆に怖いほどだった。『バークレーに行きましょうよ』『占いが当たるのよ』『面白そうだね』すべてが、あまりにも滑らかに進んでいく。『美月ちゃんも行こうよ』断る理由はなかった。けれど——なぜか、胸の奥に小
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【連載小説】第41話 偽りのぬくもり

白い壁に囲まれた特別室。機械の音だけが、静かに響いていた。麗子は、ゆっくりと目を開けた。『……あなた?』かすれた声。『麗子……!大丈夫か』その声には、安堵と焦りが混ざっていた。『ごめんなさい……私……』『いいんだ、もう何も言わなくていい』そう言いながらも、社長の手はわずかに震えていた。『……どうして、こんなことになったのか聞いてほしいの』その一言に、空気が変わる。『この前のことだろう?もう終わった話じゃないか』『違うの』麗子は、ゆっくり首を振った。『あなたの浮気……今に始まったことじゃない』沈黙。『私ね……分からなくなったの』『何のために生きているのか』『何をしても、全部むなしくて……』『食べても、何も感じないの』その声は、あまりにも軽くて、逆に重かった。『もうやめてくれ……』社長は顔を歪めた。『お前には怜香がいるだろう』『あの子は……強い子よ』『私がいなくても……生きていける』『そんなこと言うな!』その声は、初めて“本音”に近かった。『これからはちゃんとする』『早く帰る。家族で……やり直そう』その言葉に、麗子は目を閉じた。『……ありがとう』『私、もうこんなことしない』『時間がかかっても……自分の生きる意味、探すわ』その言葉は、決意のようでいて——どこか、頼りなかった。社長は静かにうなずいた。そして——そっと病室を抜け出した。深夜の廊下。無機質な光。電話ボックスに入り、番号を押す。『……もしもし』『由美子か』その声は、先ほどとは別人のようだった。『会えなくなった』短く、告げる。『どうして?』『事情がある』『またそれ?私、いつも待ってるだけじゃない』苛立ちが、はっきりと伝わる。『
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【連載小説】第40話 崩れた夜

『もしもし……美涙ですが』その声は、次第に変わっていった。『……え?まさか……』受話器を持つ手が、わずかに震える。『分かりました。すぐ行きます』電話を切った瞬間、その場の空気が一変した。『どうしたの?』『……ママが倒れたの』一瞬、誰も言葉を失った。『今、病院に運ばれてるって。店長が呼んでるの』『倒れたって……ただ事じゃないわね』『自宅のお風呂みたい』その一言で、不吉なものが胸をよぎる。私たちは、急いで店を出た。夜の街を切り裂くように、タクシーが走る。そして辿り着いたママの家。『静かに』店長は小さく言った。『今、やっと寝たところだ』いつもの威圧感はなく、どこか疲れきった顔だった。『命に別状はないらしいが……状態はよくない』その言葉の重さに、誰も軽く頷けなかった。『……病気じゃない』その一言で、空気が凍りつく。『風呂場でな……』それ以上の説明はいらなかった。頭の中に、光景が浮かぶ。血の色。流れる水音。返らない声。『どうして……』誰かが小さく呟いた。『最近、かなり痩せてたからな……』店長の言葉は、それだけだった。あの時の笑顔。あの時の言葉。すべてが、嘘のように思えた。『悪いが……ここは頼めるか』店長はそう言って、静かにその場を離れた。残されたのは、重たい沈黙だった。『ママ……』誰もが、同じことを思っていた。強く見えた人が、一番脆かったのかもしれない。『お店、どうなるんでしょうね……』ぽつりと誰かが言う。『大丈夫よ』美涙が静かに答えた。『今までだって、みんなでやってきたじゃない』その声は落ち着いていた。けれど——どこか遠くを見ていた。夜は、まだ終わっていなかった。
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【連載小説】第35話 女の業

救急車のサイレンが遠ざかり、 社長宅には妙な静寂だけが残った。 まるで、何事もなかったかのように。 ——けれど、何かが確実に壊れていた。 麗子ママの興奮は、まだ収まらなかった。 このままでは終われない。 そう言わんばかりに、低い声で口を開いた。 『説明して』 東の空が白み始めている。 夜が終わりかけているのに、 この家の中だけはまだ“夜”のままだった。 『……』 『いったい、あの女といつからなの』 『すまなかった。でき心だ』 その一言が、火に油を注いだ。 『うそ言わないで。 でき心で、あんな女がここまで来るわけないでしょ』 沈黙。 『あいつは……可哀想なやつなんだ』 『両親を事故で亡くして、ひとりで生きてる』 『だから何?』 その言葉には、容赦がなかった。 『それに妹もいるらしいが、行方が分からないらしい』 『……あなた、それ全部ただの言い訳よ』 麗子ママの目は、もう冷えていた。 『こんな時間だ。怜香も起きてくる』 『また後で話そう』 逃げるように、男は書斎へと消えていった。 『私、今日のことは許さないわ』 その言葉だけが、静かに残った。 翌朝。 『おはようございます』 いつも通りの声で店に入った美月は、 すぐに異様な空気に気づいた。 ——何かあった。 『チーフ、おはようございます。何かあったんですか?』 『ああ……いや、別に』 明らかに“別に”ではなかった。 店のあちこちで、 小さな声が渦巻いている。 『昨日、ママの家で事件があったんだよ』 その一言で、空気が変わる。 語られるのは、夜の裏側。 愛人。 乗り込み。 流血。 どこか現実味のない話なのに、 妙に生々しい。 『そんな
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【連載小説】第34話 夜の代償

そこは、美月が勤める麗子ママの自宅だった。 地方とは思えないほど瀟洒な一戸建て。 外から見れば、何不自由ない暮らしに見える。麗子ママの夫は実業家だった。 だが、その実態を知る者は少ない。 二人の間には二十歳の年の差があり、 再婚だという噂もあった。 そして、麗子ママには、もう一つの過去があった。 銀座でナンバーワンと呼ばれた女。 だが、ある出来事をきっかけに この街へと移り住んだのだという。 逃げるように。 その夜、すべてが静かに崩れ始めた。 寝る前の、わずかな時間。 『今夜はどうだった?』 『まあまあね』 『最近、売上が落ちているんだろう。 新しい子を入れた方がいいんじゃないか』 『あなた——お店のことには口を出さない約束でしょ』 麗子ママの声には、はっきりとした苛立ちが滲んでいた。 ——ドンドンドン。 チャイムではない。 扉を叩きつけるような音だった。 『こんな時間に、誰……?』 『どなたですか?』 沈黙。 『どちらさまですか?』 『……社長!社長いますか!』 空気が、一瞬で変わった。 ドアを開けたその瞬間、そこには、ずぶ濡れの若い女が立っていた。 髪は乱れ、目は血走り、 まるで鬼のような形相だった。 『もう……私、我慢できないんです』 『あなた、誰なの?』 『社長の……』 その言葉を聞いた瞬間、 麗子ママの表情が変わった。 すべてを悟った顔だった。 『返してください』 『は?何を言ってるの?』 『あの人を、私に返して』 静かだった夜が、音を立てて壊れていく。 『いい加減にしなさい!』 麗子ママの声が鋭く響いた。 『うちの人は“物”じゃないの。 あなたに渡すものなんて何もな
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【連載小説】第31話 運命の扉

ある地方銀行に勤める、ひとりの地味な女の子がいた。 名前は、美月。 出納係という少し特殊な部署で、 毎日、現金と向き合う仕事だった。 来る日も来る日も、 一万円札を数え、束ねる。 その小さな疑問は、 いつしか胸の奥で静かに膨らみ続けた。 やがて銀行の建物に足を踏み入れた瞬間、 世界がぐらりと揺れるようになった。 視界が回る。 息が詰まる。 それが何なのか分からないまま、 ただ「このままではいけない」とだけ感じていた。 限界は、思ったよりも早く訪れた。 美月は誰にも相談せず、 静かに銀行を辞めた。 そんなある日、 友人から、市内でも最大級のクラブで 事務員を募集していると聞かされた。 クラブ それがどんな場所なのかも知らないまま、 美月は面接へ向かった。 扉を開けた瞬間、 そこはまるで別世界だった。 シャンデリアの光。 真紅の絨毯。 重厚な本革のソファ。 すべてが現実離れしていて、 自分が場違いな場所に来てしまったのではないかと、 一瞬、足がすくんだ。 ここには、どんな人が来るのだろう。 想像すらできなかった。 バックヤードの一角にある事務室。 美月はそこで、昼間の経理として 働くことになった。 オーナーは、この店のほかにも 建設会社や中古車販売を手がける実業家。 そして麗子ママは、その妻だった。 美しい人だった。 けれど、 どこかに、言葉にできない影を宿していた。 仕事にも少しずつ慣れてきた頃。 普段はめったに顔を出さないママが、 ふらりと事務所に現れた。 『今日ね、女の子が三人も休んでしまって…… 美月ちゃん、お店を手伝ってもらえないかしら』 あまりにも突然の申し出だった。
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【連載小説】第23話 危うい恋の入口

あの夜から、 萌の世界は変わってしまった。 ネオンの下で出会った拓海の顔が何度も何度も浮かんでくる。 思い出すたびに、 胸の奥がふわりと熱くなる。 それが恋だと、 萌はまだ大人になりきれなかった。 深夜の帰宅は始めてだったので家のドアを開けるのに多少の抵抗があったが 今の萌には何もかもがバラ色に見えて夢を見ているような陶酔状態だった。 『ただいま』 といつもと同じように居間に入ったとたんその夢から現実に引き戻されたように雅子と恒さんが鬼のような形相で待っていた。それから小一時間正座でみっちり叱られて自分の部屋に戻った時は もう母親の言葉も恒さんの泣き声も消えていた。 明日になったら電話してみようともう一度、電話番号が書いてあるメモ用紙を見つめた。 そこには数字が書いてあるだけなのに宝物のように思えて仕方がなかった。 次の日。。。 何度も電話番号を見て かけようとして、やめる。 また見つめる。 胸の鼓動がやけにうるさい。 そしてついに指が動いた。 呼び出し音が1回、2回。 その時だった。 『昨日の萌ちゃんだね』 その声を聞いた瞬間、 萌の心臓は跳ね上がった。 『は、はいそうです。昨日はありがとうございました』 『嬉しいなぁ、まさか電話もえるなんて期待してなかったから』 『お礼が言いたくて』 萌は緊張して思うように喋ることが出来なかった。 『今日は時間あるの?』 『今日ですか?』 『そう、今日』 『今日は表に出られないというか、昨日叱られちゃって』 『そう、だめかぁ、今日さ、俺の誕生日でみんなで祝ってくれるって感じなんだけど』 『えっ、今日お誕生日なの?おめでとうございます。私も参
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【連載小説】第9話 運命の取引

『どうしたんだ。泣いてちゃ分かんないよ。女将さんに叱られたのか?』『いいえ、そうじゃないの。もしかしたらだけど妊娠したかもしれないの』雅子は不安と恐怖の末に三上に助けを求めた。『医者には行ったのか?』『ううん、怖くて行ってないの』『そうかぁ、まずは薬屋へ行って妊娠検査薬があるからそれで試したら分かるからすぐにでも買いに行きなさい』『そんな薬があるの、知らなかったわ。でも私どうしよう。妊娠なんかしたらおかあさんに叱られるどころじゃないわ』『良く聞くんだ、まずは検査薬で検査するんだ。それで結果を教えてくれ。どっちにしても会って話そうな。今日の夕方会えないか?休みだろ、少しの時間なら作れるだろ』『わかったわ、これから薬屋に行ってみる。近所じゃまずいから隣町まで行かないといけないわね。じゃ夕方6時にこの前の喫茶店で待ってる』雅子は気がついていた。検査をするまでもなく妊娠したのは間違いないと確信していた。それは同時に三上の子を宿したということになる。だが三上は結婚しているから生むわけにはいかないのだろう。この先どうなってしまうのか雅子は目に見えない沼に沈んでいくようだった。その数時間後。待ち合わせの喫茶店は街の外れの細い路地の入口にありレトロ風の落ち着いた雰囲気の店だった。『三上さんやはり私、妊娠してたの。検査薬で試したら妊娠してるというサインが出てしまったのよ。どうしよう』と止めどもなく流れる涙をハンカチでそっと押さえた。それは喜びではなく、逃げ場を失った確信だった。『そうか、俺に任せてくれるか?』『何を?何を考えているの?』『まず妊娠は間違いないみたいだな。この先の話を誤解しないで聞
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【連載小説】第5話 白山の約束

花街の廊下の陰で囁く芸者達。三味線の音が止まる一瞬、雅子が櫻木の子供を宿したという噂に花が咲いた。やがて花街中がその噂でもちきりになり中でも二人は結婚するのかしないのか?本当に櫻木の子供なのか面白半分妬み半分の話で大騒ぎになっていた。その当事者の雅子はそんな噂も耳に入らず『蔦乃屋』の奥座敷で少しづつ成長するまだ見ぬ我が子を愛おしむような生活をしていた。「この子は私だけの子。夢の実現のために誰にも干渉されないで生まれてきてほしい」と密かに思いながら穏やかな毎日を過ごしていた。櫻木は数える程しか雅子に会い来なかった。というのは雅子に情が移るのがまずいような気がしたからだ。結婚をせがまれても面倒だと頑なに今の生活を守ることしか頭になかった。雅子のほうもさほど会いたい相手でもなかったのでそのほうがかえって好都合だった。それから数ヶ月経ったある日、東京に初雪が降った深夜に玉のような女の子がこの世に誕生した。櫻木から有り余る程の生活費を貰っていた女将はある計画を立てていた。その計画とは櫻木からこの赤ん坊の一生分の養育費を貰い置屋はこの際廃業して生まれ故郷に帰り悠々自適な生活がしたいと思っていた。赤ん坊が生まれてすぐに櫻木に連絡したところ夜中にもかかわらず、すぐに行くと言っていきなり電話が切れた。赤ん坊が生まれたタイミングが一番養育費の話しが有利になると思った女将は病院の玄関で今か今かと櫻木を待っていた。それから30分後、あれほど身なりに隙のない櫻木が寝起き姿と思えるほど髪は乱れ取る物も取り敢えずというような出で立ちで産婦人科の病院に駆け付けてきた。『櫻木さんお待ちしてました。おめでとうござ
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【連載小説】第4話 縁なき契り

『ねえ雅子、具合はどうだい?』『すみません、おかあさん、立ってられないほどふらふらして気持ちが悪くて私どうかしたのでしょうか?』雅子の顔は青ざめ食欲もなくここ数日臥せっていた。『それは悪阻っていってね、別に病気じゃないから安心をし、後1ヶ月もすれば嘘のように良くなるものなんだ。ちょっとの辛抱だよ』『えっ、1ヶ月も?』雅子は辛くて涙が出そうだった。おかあさんは私に任せなさいの一点張りで日を増すごとに体調が悪くなってこのままどうなってしまうのか不安と憤りの毎日だった。でもこれが自分の運命だと心のどこかで諦めに似た感情もあった。というのも雅子には帰る家がないと分かっていたからだった。『そうそう今夜サーさんいらっしゃっるからそんな辛気臭い顔してないで風呂でも入っておいで。それにいつもより念入りにお化粧して口紅も明るめにするんだよ。サーさんに愛想尽かされたら元も子もないからね』『今夜ですか?それでサーさんに妊娠の話されたのですか?サーさんは何て?』と雅子は立て続けに聞いた。『雅子ちょっとおだまり!私に任せとけば悪いようにしないから安心をし、今夜だって私が同席するという条件で来てもらうの。あんたは何も言わなくていいから』『ええ、、、』『何だねこの子は急に涙ぐんでさ、しっかりしなさい!今夜、雅子の将来が決まるかも知れないんだ。あんたには幸せになって貰いたいのさ。そんな親心を分からないのかい。さあさあ涙を拭いて顔を洗いなさい』『はい、おかあさん、面倒かけてすみません』と女将さんが席を立つと同時にとうとう雅子は今まで我慢していた分涙が次から次へ止まらなくなった。今夜、自分の将来が決まるというのは
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【連載小説】第3話 金の卵

『それでねサーさん、しつこいようだけど雅子とその赤ん坊をどうするおつもりですか?雅子が小さい時から浅草一の芸妓にするって私は夢みてましてね。私財を投げてもいいくらいの覚悟であの子には贅を尽くした着物を作ったりお稽古させたりしてお金と時間をどんなに費やしたかしれません。それでこれからという時に妊娠なんて青天の霹靂もいいところですよ』『もし本当に私の子であればこの世でたった一人の子供ということになる。今まで飽きるほどいろんな女と関係をもったが一度として身籠ったという話しを聞いたことがない。だから俄かに信じられんだろう』『それなら尚更、子供が欲しいはずですよね。雅子の事を頼みますよ。あれは素直で優しい子だからきっとサーさんのいい奥さんになると思いますよ』『ちょっと待ってくれよ女将、俺は結婚するなんて一言も言ってないしそんなつもりもない。今のままの生活が気に入ってるからね。ただ子供は別だ。男にせよ女にせよもし俺の血が流れているのなら面倒を見ることになるだろうね。ただな、まだ信じられん。一度雅子に合わせてくれ』『私から雅子にはよく言い含めますからちょっとの間、時間をくださいな。それにお座敷も当分の間、休ませますからご心配なく』『そうか、頼むよ、雅子にはまたいずれ会うことにしよう。くれぐれもお腹の赤ん坊を大事にするのだと伝えてくれ。後、せいのつくもんでも食べさせてやってくれ、そうだ、そうだ、今手持ちがこれしかないが』と櫻木は分厚い財布から札束を無造作に取り出して女将に渡した。『まあ恐れいります』と何の躊躇もなくその札束を受け取り隙間もないくらいの帯の奥へと無理矢理押し込んだ。『じゃ女将連絡
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「真実を知る本屋」

【移動式古本屋】 6歳の時に埼玉県の三郷団地に住んでて 当時この団地には学校にも団地内にすら 図書館なんて無く無料で本が読めるのは 教室内の学級文庫だけだった (´・д・`)ショボーン なので欲しい情報の本を手に入れるには 本屋でないと手に入れられなかったのに 商店街の小さな本屋は売れる本しか無く 少数派の趣味の本は全然なかった この頃プラモの改造方法を知りたいのに そんなニッチな本なんて当然置いてなく プラモの情報は雑誌コロコロコミックの プラモ京志郎という漫画しか得られない 更に俺は電車好きなので鉄道模型の事も 知りたくてこの情報を知れる本を探すが そんな本もっとニッチな本だから店には 影も形もなく全く情報を得られなかった 情報は学校の同じ趣味の子同士で交換し そこで知る事しかできないしそれか時々 東京のお祖母ちゃん家に行くからそこで 最新情報が載ってる本を買うしかない しかし1年に数回貨物電車のコンテナを 荷台に乗せたトラックが2台来てくれて その中は古本屋に改造され東京の最新の 情報が載ってる本を唯一手に入れられる この時欲しくても手に入いらない本を 一生懸命探して高い所ははしごで登り 夢中に探索してもし見つけたら母親に その本を買って貰ってた ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【田舎の情報源】 選ぶ本はプラモと鉄道模型の本ばかりで 古本だから少し情報は古いけどそれでも 三郷団地の様なド田舎だとこれでも十分 最新情報になってた ウフフ♪(。-艸・。) そして母親の所に行くと母親はコスメの カタログや洋服のカタログや小説などを たくさ
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「銀座紅茶購入記」

【銀座三越】 12歳の小学6年生のとき母親に遊び場は 自転車で30分位かけて行った場所にある 上野公園やアメ横近辺と答え驚かれたが 本当はもっと遠くに行きたいと伝えた (´∀`*)ウフフ すると後日母親がこの話を父親に伝えて 試しに行かせてみるという事になり俺は 母親のお使いで銀座で紅茶を買って来る ミッションを言い渡された そして電車で銀座に向かい何とか到着し 歩行者天国に出ると良い香りに誘われて 買い物代としてもらった1万円からまず アメリカンドッグを買って食べてしまう その後満足して帰ろうとしたがお使いの 紅茶を買う事を思い出したけど買う店と 種類を完忘れどうするか考えた結果まず 大きな百貨店に行く事にした 大きな百貨店なら何でも売ってると思い 辺りを見渡すと以前テレビで見た三越の 看板が付いてる建物を発見しあそこなら 何でもあると思い迷わずそこに向かった 三越に到着し早速中に入ったら化粧品を 販売してる店がありとても良い香りがし 凄くお洒落な美人さんもいて俺の格好を 自分で見たらダサくて場違いな気がする でもそれ以上に凄くきらびやかな店内で とてもワクワクしてしまって探索すると 見た事もない天文学的な値段が付いてる 商品が並び高級すぎて触るのも怖かった ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【珈琲店】 三越は俺にとっては完全に別世界に感じ とっとと紅茶を買い歩行者天国の露店で フランクフルトとコーラで洒落た銀座の 大人の街を満喫しようと思った 店内を歩いてるとエレベーターのそばに 売り場の案内表を発見し紅茶が売ってる 所を探すと地下2階に珈琲販売
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「銀座カンカン男子」

【遠出】 12歳の小学6年生の時の母親に俺は休日 自転車で30分位かけ上野まで遊びに行き 玩具屋やアメ横の洋服屋やゲーセンとか 上野公園に遊びに行ってると話した <(`^´)>エッヘン すると母親は「1人でそんな遠い所まで 遊びに行って車とか危険じゃないの?」 と言い心配したが子供の俺はそんな危険 解るほど頭が良くなかった そして数日後母親が俺を呼ぶから行くと 母親が「休日上野に遊びに行ってるなら 歩行者天国とかアメ横の人込みの中でも 怖くないの?」と言われる なので俺は「慣れた」と答えると母親は 「もっと近くで遊べないの?」と言われ 東京の外での遊び場なんて全然ないから 「近くにないよ」と言った 更に俺は「上野から始まる歩行者天国の 終点の日本橋までいつか行ってみたい」 そういうと母親は困った顔し「本気?」 と言うから俺は「本気!」と答えた それから数日後また母親に呼ばれたから 行ってみると「仕事が入り紅茶を買いに 行けなくなったから代わりに銀座に行き 買ってきて」と突然言われる! この時俺は以前遠くまで行ってみたいと 母親に話した事を思い出し本当に遠くに 1人で行かせてくれるなんて嬉しくなり 喜んで上野の先の銀座に行く事にした! °˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖° 〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓 【銀座線】 おそらく母親は父親と晩酌している時に 父親に以前俺が1人で遠まで行きたいと 言ってた事を話したら父親が多分試しに 行かせてみろと許可したのだと思った ∑(゚ε゚oノ)ノイッテコイ! そして俺は母親に「アールグレイと言う 美味しい紅茶を買ってきて」と頼ま
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「感動は入手不可能」

【ジオラマ】8歳の時鉄道模型が好きな友達の家で四畳半全部使って作られた鉄道模型のジオラマを見せてもらい俺はこの時猛烈に感動してしまった!°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°俺も鉄道模型が大好きでカタログをわざわざ本屋で取り寄せて読み続け欲しい物を選び購入金額を計算していつか買おうとワクワクしてたそしてお正月の親戚回りしたときにお年玉を色々な人から貰い合計で1万円に達したから帰り銀座に寄り小さな鉄道模型セットを購入するその後ジオラマを作るため鉄道模型の最高のコースレイアウトを考えたら大きさが12畳位の部屋が無いと無理な壮大なレイアウトを考えてしまった当時住んでた三郷団地は3LDKの所でキッチンとリビングと六畳部屋2つと四畳半1つの部屋しか無く俺が考えたレイアウトなんてとても作れなかったこの時俺は絶望して天井を見上げると天井裏を使えば俺が考えた鉄道模型のコースを作れるんじゃないかと感じ母親に天胴裏使いたいと言ってみるすると母親は「団地の天井裏なんてライフライン設備がぎっしりだから部屋として使う事できないよ」と言い俺の夢のジオラマ計画がとん挫した(´・д・`)ショボーン〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓【犬の攻撃】ある日俺がリビングで鉄道模型を広げレールを繋いで電車を走らせてたら当時飼ってた犬のジョンが走ってきて電車を倒してしまった!どうやらジョンは小さい物が動くと遊び道具と思ってる様で俺が線路に戻し走らせるとまた来てワンワンと吠えながらスグ倒してしまうアワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ仕方ないので俺は自分の部屋に行きドアを閉めて鉄道模型で遊んでるとジョンに鉄道模型の音を察知されてド
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「UAW=全米自動車労組」、時給22000円要求!

アホか?!時給22000円って、もう日給じゃんか!!(^^;;;え~っと、「時給22000X8H=176000円/日」って、ア~タ!そりゃ、もう一日で「月給」じゃ!^^:なんなん???それって、ナンナン???ボクも最初の会社で「労組」というか「青婦協?」とかっていう若い青年たちが「無理やり?」入会させられる組合の青年部?みたいなヤツに入ったよ。あの時代はまだ「民社党」とかっていう会社組織なんかに「票?」を持つ政党があって、ボクの会社もその政党を応援し、「組合活動やレクレーション」等をよくやっていたね~。ヤレヤレ。(^^;ま、たのしい「スキーツアー」とか「スケート大会?」とか「ボーリング大会?」なんかもあったよ~に思うね。だけど、誰も入らないので、ボクは指名されたのじゃ。トホホ・・・(;;ま、ボクのブログで有名な「おじいさん」も大会社の「広島組合長」じゃったね。でも、アメリカの組合って「ユニオン」って呼ばれるけど、ちょい要求し過ぎ?じゃないかい?「戦うユニオン」じゃ!まるで映画「ノーマ・レイ」のサリー・フィールドじゃね。ホホホ^^;日本なんて「じゃ~、今回は、会社と組合でこれっくらいでOKですね?」とかっていう「談合(だんごう)?」というか「調整?」、「お話合い?」というとても「なごやか」で「静か?」な「団体交渉?」が続く。(^^;決して「御用組合?」ではナイ!?「今回のベースアップは、3800円でどうですか?」「いやぁ~、もうちょっと上げてもらわないとねぇ~、マスコミも騒ぎますよ!こんなに売り上げ上がっているし、昨年もベースアップゼロだったしね~。」「じゃ、しゃ~ない!4200
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