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乳香(フランキンセンス)と没薬(ミルラ)の神秘的な魅力✦古代〜現代への聖なる香り

アロマセラピーが好きな方なら「乳香(フランキンセンス)」と「没薬(ミルラ)」をご存知かと思います。これらはハーブではなく、樹液が固まった「樹脂」であり、古くから多くの文化、宗教、そして精神的な文脈で、とても重要な役割を担ってきました。乳香の神秘・時を超えて愛される魔法の香り乳香(フランキンセンス)は、記録に残る最も古い神聖な樹脂の一つです。約5000年にわたり、北アフリカからアラブ世界の一部で尊ばれ、取引されてきました。この樹木から採取される樹脂の歴史は、イエス・キリストの誕生の物語にも登場します。聖書には、東方の三賢者が「宝物を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてイエスに捧げた。」と記されています。このことから、当時の乳香と没薬が、黄金に匹敵するか、あるいはそれ以上の価値を持っていたことが分かります。信仰と儀式に欠かせない存在乳香は、旧約聖書やタルムードにも登場します。ユダヤ教のラビは、エルサレム神殿の神聖な儀式である「ケトレトの儀式」など、聖別された儀式に乳香を用いてきました。別名「オリバナム」としても知られる乳香は、アラビア語の「アル・ルバン」に由来します。十字軍によってヨーロッパにもたらされ、カトリック教会や正教会など、多くのキリスト教の儀式に欠かせない薫香となりました。古代の知恵と現代科学の融合キリスト教の台頭とローマ帝国の崩壊により、一時はヨーロッパでその人気が衰えた時期もありましたが、古代から受け継がれてきた乳香の力は、現代でも再認識されつつあります。2008年の研究で、乳香の香りが心にもたらす影響が、科学的な注目を集めました。イスラエルのエルサレム・ヘブライ大
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「空白期間」が消えた日

田中さん(仮名・40代前半・男性)は、数ヶ月前から体調を崩して休んでいた。メーカーの営業職として働いていたが、このたび復職の目処が立ち、人事面談を控えている。しかし、その「空白期間をどう説明するか」という不安が、彼の頭から離れなかった。言葉にならない焦りカウンセリングルームに入ってきた田中さんは、いつもより少し緊張した面持ちだった。椅子に座ると、彼は小さく息を吐いた。田中さん: 「来週、復職面談があるんです」ダイキ: 「そうなんですね。体調は、いかがですか?」田中さん: 「ああ、体調は...まあ、だいぶ良くなりました。薬も減りましたし。でも...」彼はそこで言葉を切った。ダイキ: 「でも?」田中さん: 「この数ヶ月、何もしてないんですよ。いや、正確には...休んでたんですけど。面談で『この期間、何をしてましたか?』って聞かれたら、なんて答えればいいのか...」田中さんの視線は、膝の上で組んだ手に落ちた。ダイキ: 「『何もしてない』と感じているんですね」田中さん: 「そうなんです。資格の勉強でもすればよかった。せめて本でも読んで、何か成長したって言えれば...」彼の声は、次第に小さくなっていった。「何もしてない」の正体ダイキ: 「田中さん、この数ヶ月、本当に何もしてなかったんでしょうか?」田中さんは顔を上げた。少し戸惑った表情だった。田中さん: 「え...? いや、でも...普通の生活はしてましたけど。朝起きて、散歩して、ご飯食べて、夜は早めに寝るようにして...」ダイキ: 「その『普通の生活』、休む前はできてましたか?」田中さんは黙った。しばらくの沈黙の後、彼はゆっくりと首を横
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諦めないと言いながら、ずっと同じ場所の不思議

■ 諦めないと執着の本質的な違い「諦めない」と「執着」はよく似て見えます。どちらも同じ目標に向かって進んでいるように見えるから。でも、心の内での動きは大きく違うでしょう。諦めないとは、目的がはっきりしていて、そこへ向かう道筋が見えている状態。完璧じゃなくても、「次に何をすれば進むか」がつかめている。試行錯誤すら楽しく、失敗しても改善点が見える。過程そのものに快がある。行動は軽く、視野には余裕があり、少しずつ前へ進んでいる実感がある。一方、執着は目的だけが強く、道筋がまったく見えていない状態。どうすれば手に入るか描けていないのに、「欲しい」「離したくない」だけを握りしめる。過程はひたすら苦しく、行動は減り、考えは硬くなる。焦りと不安が膨らみ、視野は狭まり、まるで人生のハンドルを他人に渡したような感覚になる。苦しければ苦しいほど、頑張っている感をかもし出す。たとえば、目標に向かっていると言い続けている人。諦めない人は、道が違えば引き返す。これまでかけた時間や労力に、無理に意味を与え続けない。目的は、それを正当化することではないから。執着する人は、間違った道を歩き続けることを誠実さだと思い込む。努力はいつしか、前に進まない言い訳になる。差は情熱の強さじゃない。道筋があるか。そして、過程に快があるか。ただそれだけだ。今、何かが苦しくて「諦められない」と感じているなら、それは諦めていないのではなく、道筋を見失ったのかもしれません。諦めないとは、欲望を握りしめ続けることではない。前に進める状態をつくり直すことだと思います。
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ココナラに会員登録をされる方へ。

ご覧いただきありがとうございます。これからココナラに会員登録をされる方へ1000ポイントをプレゼントのお知らせです。ココナラのには様々なサービスが出品されておりその中でも電話相談は全てのカテゴリーの中でも1,2を争う人気コンテンツです。私のサービスではカウンセリングを行なっており手軽に利用できることからたくさんの方々にご利用いただいております。そこで、「カウンセリングを試してみたい」という方で初めてココナラを利用される方に限り1000ポイントをプレゼントさせていただきます。■クーポン取得手順と使い方① こちらのURLからここならへの新規登録をする。https://coconala.com/invite/R92W33② 商品購入時に招待コードを入力【招待コード】R92W33■ナカノの電話待機時間基本的に朝9時〜23時くらいまでほぼ毎日待機しております。深夜帯(0時〜翌朝9時)の対応をご希望の方は前日中に予約枠でご購入いただけると幸いです。心理学では、”カタルシス効果”と言って人に悩みを話すことで怒りや不安などのネガティブな感情を言語化して発散することで、苦痛を緩和する効果がありカウンセリングでじっくりと話を聞いてもらうことで客観的な視点やを得ることで、具体的な問題として捉え解消へと向かうことができます。年々、カウンセリングの需要が高まっている反面「受けてみたいけど、何を話せばいいか分からない」と言う方もたくさんいらっしゃいますが私のカウンセリングでは、そういった方でも質問をしながら進めていきますのでご安心くださいね。
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チャンスは目の前にある。なのに動けない──リスクを取れない自分と向き合うまで

安全な場所から出られないカウンセリングルームに入ってきたサキさんは、どこか緊張した面持ちだった。椅子に座ると、バッグを膝の上に置いたまま、小さな声で話し始めた。「あの...今の仕事、別に嫌いじゃないんです。給料も悪くないし、人間関係も普通で...」サキさんは言葉を選びながら、ゆっくりと話す。「でも、なんというか...このままでいいのかなって。最近、毎晩そればっかり考えちゃって」ダイキ「毎晩、ですか」「はい。布団に入ると、頭の中でグルグル...朝起きると、また同じ一日が始まって。気づいたら32歳になってて...」サキさんの声が少し震えた。ダイキ「『このままでいいのか』って、具体的にはどんなことを考えているんですか?」サキさんは少し考えてから、答えた。「実は...興味のある仕事があるんです。でも、今の会社を辞めなきゃいけなくて...」彼女は一呼吸おいた。「失敗したら、どうしようって」失うものを数え続ける日々ダイキ「失敗したら、何を失うと思いますか?」サキさんは即座に答えた。まるで、何度も何度も自問してきたかのように。「安定した収入...社会保険...今の生活...全部失います」彼女の声には確信があった。ダイキ「全部、ですか」「そうです。新しい仕事がうまくいかなかったら...もう戻れないじゃないですか。年齢も年齢だし。それに、周りからも『なんで辞めたの』って言われそうで」サキさんは、失うもののリストを暗唱するように続けた。ダイキ「サキさん、今、失うもののことばかり話していますね」「え...?」「得られるものについては、考えたことありますか?」サキさんは黙り込んだ。そして、ゆっくりと首
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【今月中にやってほしい】来年をよくする開運アクション。

早いもので今年も残すところ半月となりましたね。皆さんはこの2025年はどんな年でしたか?楽しいことや嬉しいこと、悲しくて落ち込んだり我慢していたことが大爆発したりなど色々なことがあったと思います。そして未だに心がモヤモヤとして悩みの渦中にいる方も含め2025年という一年の扉をきちんと閉め来年をより良いものにしたいという方だけに心理カウンセラーから開運アクションをお伝えしたいと思います。それは自分への労いレターを書くことです。💌こう言うと「自分を労わるなんて、なんだか違和感を感じる」と思う方もいらっしゃるかと思うのですがそう感じた方には特にやってみてほしいんです。自分を労わったことがない人は自分にダメ出しをしたり、責めたりしていつも自分を頑張らせてしまうのと同時に人からの労いの言葉も素直に受け取ることができず心のリカバリーをうまくできないでいるからです。私たちが生きている現実は努力をしても報われないこともありますし社会では結果を求められ続けます。でも、その時どんなに頑張ったか、大変だったかを一番そばで見て分かっているのは自分なんですよね。そんな自分に「大変だったね。でもよく頑張ったよね」と大切な誰かに送るように手紙を書いてみてほしいんです。そうすることでストレスから心をリカバリーするだけでなくの労いの手紙を書くことで人からの労いの言葉も受け取り誰かを労うこともできるようになり人間関係をより良くしていく一因にもなるのです。人は一人で生きていくには限界があります。周りの人々と声を掛け合いながら頼ったり、頼られたりすることで人生は豊かになっていくのです。来年をより良くしていくために一旦
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言葉を誤ると、自分をも誤解する

言葉の選択を間違えると、苦しみは増幅する 人は言葉で思考しています。だから、使う言葉がズレた瞬間、思考が誤作動し、苦しみは本来の数倍に膨らむことがあります。 悩みの多くは、感情そのものというより、その感情を表す言葉の選び違いが原因であったりします。 たとえば「自分が好きになれない」と言う人がいます。でも本当は、好きになれないのではない。好きだという言葉遣いにしっくりきていないだけ。 大切に扱いたい。価値を感じたい。尊重したい。 全部違うじゃないですか。これらの異なる願いを、一語の「好き」に押し潰しているだけ。 「孤独だ」も同じ説明ができます。その正体は、「理解されたい」「つながりたい」「安心したい」結果は孤独かもしれませんが、その根本が理解できれば行動も変わってきます。 「不安」もそう、一括りにする人も多いですが、その中身は「怒り・恐怖・悲しみ・恥」が入り混じっている。一語では処理できないから、出口が消えて見えなくなります。 語彙が不足すると、感情の輪郭は曖昧になる。曖昧な感情は曖昧なまま停滞し、苦しみが長期化します。 自己肯定感ブームは、この混乱をさらに深めたと思います。無理に「自分を好きになれ」と迫り、「好きになれない自分はダメ」という新しい呪い。 本当は、好きになれなくてもいい。ただ尊重し、大切に扱えれば、それで十分なのに。 本質は単純なものです。 言葉がズレているから、感情が読めない。感情が読めないから、解決できない。 劇的な変化が欲しい時もあるでしょう、そう考えていても、できることしかできません。 あなたの言葉に選び直す。 それはできることで、変化も感じれます。誰かの
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【満員御礼】年間オーダーメイド占い新聞 受付終了🙇‍♀️

12月に入り一気に真冬らしくなってきましたね。皆様にとって、今年はどんな一年でしたか?さて、毎年ココナラでも受付している一年間を占うオーダーメイド新聞ですが、今年は予約枠が全て埋まってしまったのでココナラでの受付は残念ながらなしとさせていただきます。楽しみにしてくださっていた方がもしいらっしゃいましたら申し訳ありません!💦お一人お一人の一年分を真剣に占うのでかなり力を要するため、人数制限を設けております。(去年は空き枠があったので練習も兼ねて自分を占ったのですが、怖いくらい当たっていて自分でもびっくりしています笑。ココナラの皆さんにもぜひお薦めしたいところなのですが…来年ご期待ください🙇‍♀️)普段通りの鑑定は受け付けておりますので、年末年始も宜しければぜひご依頼くださいね。年末年始も通常通りの対応時間となります。素早いレスポンスを心がけていますが、忙しい時期のため返信や鑑定が遅れることもございます。ご了承くださいませ。⬇️カウンセリングでじっくりとお悩みを聞き、あなたのホロスコープをじっくり読み解く占星術占いにプラスして、さらにタロットカードでも占うフルコース!一年のまとめや新年のおみくじがわりに、Hebiの占いカウンセリングはいかがでしょうか?⬇️サクッと、でもたっぷり占ってもらいたい…そんなあなたにはワンコインタロット占いをおすすめします!(実は他ではワンコインしていません🤫)何度でもご依頼いただけますのでいつでもお気軽にどうぞ。そしてHebiのもう一つの顔。占い以外に、心理カウンセリングも受け付けております🍀*寒くなってきてメンタルの調子が良くないという方、一度カウンセ
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辛い過去その①両親からの虐待

オンラインカウンセラーをしようとしたキッカケは自分自身が過去に辛い思いを沢山してきた事がきっかけでした。いい加減で、ネグレクトなのに変なとこは過干渉、かなり短気で自己中心的で、喧嘩っ早く、怒鳴り物を破壊し人にも暴力や暴言吐く父親。そんな旦那の影響を受けたからか同じくいい加減、短気で自己中心的で暴言酷くネグレクトだけどたまに人の痛みの分かる人情味のあるところもある母親(もしかしたら脳梗塞の後遺症で余計に攻撃的で自己中心的な性格になった?)両親とも毒を持った人でした。両親の話になるとかなり複雑です。両親の事どう思ってる?両親はどんな人?と問われた場合ひとことでは中々説明出来ません。兄弟が産まれてから私以外の他の兄弟には私にしたような酷い扱いはあまりしなく、いつも標的になっていたのは私のほうでした。器用で頭の回転が早くスポーツや勉強も出来てかなり気の強い弟と比較され、それはもうけっちょんけっちょんに罵られてました。もっともらしい理由を付けられ自分だけご飯を作ってもらえず、仕方なく自分で作ろうと冷蔵庫を開けると勝手に食材を使うなと言われ1日1食すら食べるのにも苦労し痩せ細り、小中学生、高校生の時からガリガリと言われイジメも受けてました。かくいう弟は不器用で出来損ないの姉である私の存在を自分の友人に隠しながら生活していました。そして両親からの虐待を見ていても助けるどころか一緒になり真冬の深夜3時に外に閉め出し鍵をかける弟。怒りで震えながら鍵を開けてもらう時まで外で待機していた事も。両親は相変わらず夫婦喧嘩し、ヒートアップすると父親が暴れて物を使って殴る、物も人も壊す。→そして何故か夫婦喧
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日常生活にも活かしたい心理カウンセリングマニュアル

こんにちは。 株式会社モモトキの能塚(のうづか)と申します。 私は法人様や個人事業主の方向けの経理ITサポート業務を行うとともに、京都の祇園でカウンセリング・悩み相談をテーマにしたカフェバーを経営しています。私がそのようなお店を開業しようと考えたのは、私のこれまでの民間企業における経理や人事のお仕事の経験に原点があります。人が社会の中で生活していくにあたっては、他人との関わりというものを避けて通ることができません。家族、会社の同僚、上司、取引先、顧問先(税理社や社労士)などとの関わりは、常に私たちの身の回りにあって、毎日、心をそこに傾ける必要があります。そして、人との関わりは、時に煩わしく、ストレスの源になることもあり、また、時には元気になるきっかけ、パワーの源にもなるという両面の性格を有しています。私は人と人との出会い、関わり合いというものが自分と相手がお互いに元気になるきっかけ、パワーの源であってほしいとの願いから、お客様と一番近くで接することのでき、他愛のない会話から本格的なカウンセリングまで仕事として幅広く行うことのできる飲食店・カフェバーを開業いたしました。人との関わり合いにおいては、まず第一に、関わる目的、仕事のプロジェクトや何かの顧問担当など、お互いの役割というものが私たちの頭の中を支配しますが、相手も自分もひとりの人間です。本当はいつだって、相手の話をきちんと聴き、相手を共感・受容し、その中で自分自身の気づきや変化が生まれるような、まさにカウンセリングのような関わり合いが根底になくてはならないと思っています。そして、そのような基礎が自分の中にあれば、毎日の人との
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ココナラの電話相談サービスを展開していますこころんです

悩み相談や雑談、ちょっと変わった雑談サービスもしているのでどうぞお立ち寄り下さい😊↓↓↓↓↓↓https://coconala.com/users/5154012/思いに寄り添う事を大切に╰⁠(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠╯あなたのおそばに 1人にしません!私は傍から見たら裕福な家庭に産まれましたが見掛け倒しで今までの生い立ちはあまり良くなく親からの暴力、暴言、ネグレクトなどの虐待で警察が来たこともありました。それから帰国子女の私は学生時代は馴染めず学校では集団イジメを受けていました。泣きながらトイレで隠れて昼食を食べていた事もありました。辛い中帰宅しても親からも虐げられて家にも学校にも居場所はありませんでした。社会に出たら出たで沢山のしがらみや大きな壁があり、何度も何度も立ち止まり生きるのを辞めたいと何度も何度も思いながら何とか乗り越えてきました。元来はおちゃらけキャラの私が双極性障害(気分の波があるタイプの鬱病の事)にまでなり落ちるとこまで落ち、いのちの電話は中々繋がらず限界を迎えていた時に電話カウンセラーさんに相談しました。その支えて下さったカウンセラーの方のお陰で今、乗り越えて生きています。親からの身体的、精神的虐待と親族関係ほぼ全てと絶縁、同棲していた婚約者の浮気による婚約破棄、母の介助と祖父の介助、職場での暴力、暴言あり、残業代未払いのパワハラと集団イジメ、義実家からの嫌がらせや差別と絶縁、結婚し知らない田舎の地での暮らしと新たな職場でも暴言、などもあるような職場で社内パワハラから退職を経験したりと。他にもここには書けない事が沢山沢山ありましたが乗り越えて生きてきまし
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他人を鏡にする私 —— 映っているのも私

なぜかある言葉だけ、胃の奥に刺さることがある。「頑固だね」「結局、何も変えてないよね」「疲れてるよ」刺さるのは、相手のせいじゃない。自分でまだ認めていない「痛点」だからです。怒りや否定は、防御だけでは片付けられない。図星を突かれたときの「バレたくない」というあがきの時もよくあります。その証拠に、同じ言葉でも刺さらない日に出会うことがある。刺さる日は、こちらの内側が揺れている日でしょう。他人の言葉は外側から飛んでくるようで、実際には内側にあるものだけが反応しています。感情は言葉より先に届く。こちらが対立していれば、相手も固くなる。こちらが静かなら、相手も緩んでいく。世界は相手の問題に見えて、あなたの状態が先に相手へ届いている。他人にも物語がある。しかし、その物語が「今あなたの前に現れた」という事実には意味がある。あなたの内側が、そのテーマを見る準備をしたから。拒絶 → 怒り → 抵抗 → 受容。人は必ずこの順で、鏡の中の自分へ戻っていく。鏡に映った醜さを笑わずに見続ける。その苦しさの中から、多くの変化は生まれます。刺さる言葉に出会ったら、そっと心の中で言ってみる。「自分が言ってる」認めるのは痛い。けれど避け続ければ、世界中が「自分を責める他人」はいなくならない。どちらの世界で生きるかは、見方で決めれます。
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"100点じゃなきゃ意味がない"と思っていた私が、80点で笑えるようになるまで

「私、ダメなんです」カウンセリングルームに入ってきた彼女は、少し疲れた表情をしていた。座るなり、小さくため息をついた。クライエント:「最近、本当にダメで......仕事でミスが続いて、もう自分が信じられなくなってるんです」ダイキ:「ダメ、って聞くと、何かすごく大きな失敗をしたように聞こえるんですけど」クライエント:「いえ、大きなミスじゃないんです。むしろ小さいことばかり。でも......」彼女は言葉に詰まった。クライエント:「たとえば、先週、お客様に送る資料の日付を間違えてたんです。すぐに気づいて修正したんですけど、それが頭から離れなくて。『なんで確認しなかったんだろう』『チームのみんなに迷惑をかけた』って、夜中に何度も目が覚めちゃって」ダイキ:「すぐに修正できたんですよね?」クライエント:「はい、誰も困ってないと思います。でも......」また言葉が止まる。クライエント:「...こんな小さいことで悩んでる自分も、またダメだなって思うんです」ダイキは何も言わずに、ただうなずいた。完璧じゃないと、怒られるダイキ:「『100点じゃなきゃダメ』みたいな感覚、ありますか?」クライエント:「......あります」彼女は少し驚いたように顔を上げた。クライエント:「どうしてわかるんですか? 私、いつもそう思ってます。90点でも、『あと10点足りなかった』って思っちゃう。100点取れないと、意味がないっていうか」ダイキ:「100点じゃないと、どうなると思います?」クライエント:「......怒られる、かな。いや、別に今は誰も怒らないんですけど」その言葉を口にした瞬間、彼女の目に涙が浮かんだ。ク
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不安定な中に安定がある

 タイトルを見て、「なんじゃ、そりゃ?」と思われた方もいることでしょう。  不安定な中に安定があるはずなどないのではないかと思われがちですが、物事はすべて、その連続によって安定しているのではないかと思うのです。   「不安定」とはどのような状態を指すのでしょうか?『広辞苑 第七版』では、『安定でないこと。ぐらついて定まらぬこと。』と説明されています。   要するにグラグラしている状態のことを言いますね。そして、これがどうして、このような状態の中にも安定があると言えるのか?   それは、ぐらついている状態の中に安定を見出そうとするからです。見出せば安定につながります。   それでは、逆はどうでしょうか?   「安定の中に不安定がある」としたら、危なっかしいですね。   これは、日本古来の建築物の中にも言えることですが、完璧な状態にすると、かえって壊れてしまうリスクがあるから、敢えて完璧にはせずに一部欠落させておくという考え方があります。  その一例が日光東照宮ですね  月も同じです。  「満ちれば欠ける、欠ければ満ちる」  皆さんは完璧、完全を求めていませんか?高すぎる目標や理想を掲げていませんか?  少し肩の力を抜くと、案外上手く行くかもしれません。
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今、同じように悩むあなたへ:一緒に前を向くために

こんにちは、再びきょうちゃんです。前回お話ししたように、私は今、休職中でこれからの道を模索している最中です。正直、まだ何が正解なのか、はっきりとは見えていません。でも、だからこそ同じように悩み、迷っているあなたの気持ちが痛いほどわかるんです。実は、私には一つの夢があります。それは、いつか「楽園」のような場所で、FPとして相談室を開くこと。お金の悩みだけじゃなく、人生の悩みや不安を抱える人たちが、安心して相談できる、そんなあたたかい場所を作りたいんです。今、私自身が「次にどう進むか」を探しているからこそ、同じように将来や今の状況に悩むあなたの不安を、誰よりも理解できます。私も答えを探している途中だからこそ、一緒に考え、一緒に前を向くことができると思うんです。「プロじゃないと相談に乗れないんじゃないか?」と思うかもしれません。でも、私は今だからこそ、机上の理論ではなく、同じ目線で悩み、考え、共感しながらお話しできる強みがあると思っています。もし、今あなたが「誰かにちょっと話を聞いてほしい」「同じように模索している人に話してみたい」と感じているなら、ぜひ私とお話ししましょう。あなたが安心して話せる場所を用意してお待ちしています。あなたの悩みや不安を、一緒に整理して、少しでも心を軽くするお手伝いができたら嬉しいです。
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"自分の名刺がなくなった日"

「私って、何なんでしょうね」クライエントは、ダイキのカウンセリングルームに入ってくるなり、少し疲れたような表情でそう言った。「何なんでしょうね...って?」ダイキはゆっくりと繰り返した。クライエント「いや、なんていうか...会社員じゃなくなったら、自分が何者なのか、わからなくなったんですよ」そう言いながら、クライエントは窓の外をぼんやりと眺めた。ダイキ「会社員じゃなくなったら、ですか」クライエント「ええ。前は、IT企業でシステム開発のマネージャーをしていたんです。朝から晩まで働いて、休日も仕事のことを考えて...」少しの間があった。クライエント「でも、それが私だったんです。『システム開発のマネージャー』って言えば、自分が何者かを説明できた。名刺を出せば、相手も納得してくれた」ダイキ「名刺を出せば、納得してくれた」クライエント「そうなんです。でも今は...名刺もないし、肩書きもない。人に会って『何をしてるんですか?』って聞かれると、すごく困るんです」クライエントの声が少し小さくなった。仕事=自分という呪縛ダイキ「名刺や肩書きがないと、困る。それは、どうしてなんでしょう?」クライエント「......それがないと、自分を説明できないからです。『ただの無職です』って言うのも恥ずかしいし、かといって何をしてるのかも、よくわからないし」ダイキはうなずきながら、少しの間をおいた。ダイキ「肩書きがないと、自分を説明できない。ということは、これまでは肩書きで自分を説明していた、ということですか?」クライエント「......そうですね。考えたこともなかったけど、そうかもしれません」クライエントは、
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奪われた人は、誰かから奪い返すー縁起としてのいじめ

いじめは、子どもが突然始めるものでしょうか。上司に押しつけられた怒りが、父に流れ、父の余裕のなさが妻に流れ、妻の張りつめた心が子どもに流れ、子どもは学校で、さらに弱い子に流す。これは性格とか家庭環境の問題だけで片付けないで、エネルギーが弱い方向へ流れる構造と見るとよく見えてきます。人は誰かに奪われると、奪われた分を埋めようとして、「反応してくれる誰か」 に向かう。外に向かう攻撃は、不足の補填行為です。だから、子どものいじめは大人社会の圧力の「最終地点」で起きる。いじめは子どもの問題ではなく、家庭と社会で流されてきた感情エネルギーの最終処分場。縁起という言葉があります。現象は独立せず、無数の条件の連鎖として立ち上がるという考え方。いじめもまさにそうだと思いませんか。誰か一人の悪意から生まれるのではなく、奪われたエネルギーが連鎖し、形を変えて現れている。まず大人が気づくこと。自分はどこで奪われ、どこへ流しているのか。そして、子どもに対しても問いを向ける。彼らは誰に奪われ、何で取り戻そうとしているのか。この二つの視点がそろったとき、いじめは「悪い子の問題」ではなく、エネルギーの連鎖として読み解けるようになる。その一つの自覚こそが、いじめの縁起を変える最初の一歩になると考えます。
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「部下が思った通りに動いてくれない・・」と悩んでいるあなたへ

ハルです (^*^)突然ですが、こんなこと、ありませんか?何度説明しても、部下が思った通りに動いてくれない (´・ω・`)「こうやって」って伝えたのに、全然違うことをしてる。  「あれ、どうなった?」って聞くと、「まだです」って。  締め切りを伝えたのに、守ってくれない (´;ω;`)「なんでわかってくれないんだろう…」そう思って、イライラする。  でも、強く言えない。強く言ったら、嫌われるんじゃないか。  パワハラって言われるんじゃないか。  辞められたら、困る (´・ω・`)だから、また自分でやってしまう。  結局、残業して、自分が片付ける。「自分でやった方が早い…」そう思いながら、また疲れていく (´;ω;`)上司からは「結果を出せ」と言われる。  でも、部下が動いてくれないから、結果が出ない。板挟みで、押し潰されそう (´・ω・`)…そんなあなたへ、今日は伝えたいことがあります。––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––「自分、上司に向いてないのかも」部下が思った通りに動いてくれないと、  自分を責めてしまいませんか? (´・ω・`)「教え方が悪いのかな…」  「説明が下手なのかな…」  「自分、上司に向いてないのかも…」そんなふうに思ってしまう (´;ω;`)プレイヤーとしては、うまくやってた。  自分で仕事するのは、得意だった。でも、管理職になったら、全然違う (´・ω・`)人を動かすって、こんなに難しいんだって。  人を育てるって、こんなに大変なんだって。誰も教えてくれなかった (´;ω;`)「マネジメント
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安心して話せる一回のカウンセリング

「カウンセリングって、何回くらい受ければいいんだろう?」そんなふうに不安に思われる方はとても多いです。クリニックなどで受けたことがあって、あなたより慣れてるよ、という人はこの記事飛ばしてもいいです👌実は、そう感じるのはとても自然なことで、私のところに来られる方も最初は同じように迷われることが多いんです。その中で、私自身がたくさんの方とお話ししていて感じているのは、“回数よりも、安心してお話しできた時間が一度でもあったかどうか”ということです。私が大切にしているのはクライエントさんのペースです。人って、安心できるときに初めて、胸の奥に置いたままの気持ちがそっと出てきます。それは長い時間や回数とは関係なく、「今日ここなら話せるかも」とふっと感じられた瞬間に生まれるものです。ジャッジされていない、という感覚。まるでトラストフォールみたいな🤩💝そういった感覚をお届けしたい、と私はいつも感じています。深い話じゃなくても大丈夫です「緊張してうまく話せる気がしない」「何を話せばいいかわからない」「まとまってないけど、このまま話していいの?」そんなお気持ちのままで大丈夫です。言葉にならないモヤモヤも、涙が出そうな感じも、そのままでお持ちいただいてかまいません。無理に深掘りしたり、常識を意識しすぎたりしなくても大丈夫なのです。安心できると、自然と心はゆるみます。あなたが安心できるかどうかが、大切なのがカウンセリングです難しい分析や専門用語よりも、まずは 「ここなら自分をさらけ出していいんだ!🙂」 と感じられることが何より大切です。・気を遣わなくていい・言葉遣いも気にしなくていい・感情のダムが決壊
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要求と対価

最近おぬしのブログ長い、眠くなるのじゃ「あなたのことより、私を大切にしてほしい。」こう言葉にしないだけで、社会にはこの態度が静かに広がっている。わかりやすいのはサービス業。店員に横柄になる人は、役割の違いを上下関係と誤って受け取っている。本来は対等。ただ役割が違うだけなのに、「お金を払う側が上」という空気が勝手につくられていく。そしてこの「敬意の欠落」は、店だけで終わらず、日常にも持ち込まれる。友人関係でも、家族でも、恋人でも、「私の都合を優先してほしい」という無言の要求。つまり、「あなたより私を大切にしてほしい」。けれど、敬意を渡さない人のもとには、敬意は戻らない。勝手な要求には、気づかなくてもいつも対価を払っています。
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なぜ“好き”は人生を動かすのか?

“好き”とか“やりたい”のパワーって、本当にすごいんです。  努力や根性よりも人生を動かす力がある。  「やりたいって思ったら、自然と体が動く」「気づいたら夢中になってる」       “無理矢理”モチベーションを上げるより、“頑張る理由”を探すより、   “好き”に背中を押してもらった方が、自分の行きたい方向にスルッと進めます。      それとは逆に、「しなければならない」「やらないと」     という、   “〇〇しなければいけない”で動こうとすると、  びっくりするくらい腰が重くなります。      それよりも、    「これ好きかも」「やってみたいかも」   って思う気持ちの方が、自分を軽く前へ動かしてくれる。        “好き”とか“やりたい”って、ただの感情じゃなくて、    🫧 あなたの心が進みたい方向🫧 本当の自分とつながるサイン🫧 理想の未来のヒント    なんです。        もし今、 「今の生活にモヤモヤしている」「このままの人生でいいのかな…」  そんな気持ちが少しでもあるなら、     自分の中にある“好き”とか“やりたい”の小さな声をひとつだけ拾ってあげてください。       それだけで、未来の景色って確実に変わっていきますから。────────────────◼︎ サポート生さんの変化────────────────  起業ゼロスタート➡︎ 自分だけのオリジナル商品が完成起業したが月収10万円➡︎ 自分の軸が整い、1ヶ月で月商100万円達成自分のことがわからない➡︎ 得意や好きが見つかり“人生の軸”ができる1人ではビジネスが進まない➡︎
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シャドウダンス、怒りとシャドウについて

シャドウダンス~光と闇の統合プログラム~とてもおすすめです先日、完全遠隔のエネルギーワーク、シャドウダンス~光と闇の統合プログラム~の詳細をアップいたしました。 シャドウとは、自分の中の・・・恥の意識を感じる部分、嫌いな部分、こんな風ではあってはいけないと思っている部分、言ってはいけない、表現してはいけないと感じてしまう不満や怒りを抱えている部分、あってはならないと感じる欲の部分、恐れの対象となっている闇だと感じる部分、黒歴史のように感じている部分、罪悪感に繋がる部分、適切に扱うことができず排除しなければ、手放さなければと抑圧してしまう部分、あることを認めたくない、知られたくない、隠したい部分・・・など そうしたものがシャドウとなり、誰の中にもシャドウはあります。 このシャドウダンス~光と闇の統合プログラム~では、無い方がいいように感じるシャドウに対する恐れを癒しながら、それらを統合することでしか開かれないその人の光や愛を強め、自己創造の道をしっかり歩んでいけるように、スピリチュアルなその人の目的を達成していけるようにお手伝いをさせていただきます。(詳細は上の記事でご確認くださいね) この施術では、以下のような効果があります。 ・シャドウが統合されることで身体がすっきりする感じがある ・もやもやした気分が晴れる ・自分の受け入れることができていない、あるいは、表現するのが恥ずかしいと感じている光の部分の統合を促す効果もある ・シャドウが統合されることで、今までとは違った自己表現、感情の表現がしやすくなる ・新マニフェステーションヒーリングとレムリアングリッドを合わせて施術するこ
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目標を失って3ヶ月。何もかも中途半端に感じる42歳の選択

何もかもが中途半端に感じる日々カウンセリングルームに入ってきたクライエントは、少し疲れた様子だった。座るなり、小さく息を吐いた。クライエント「最近、何をやっても中途半端な感じがするんです」静かに、でもどこか切迫した声だった。ダイキ「中途半端、ですか」クライエント「はい...仕事も、家のことも、全部。何か一つのことに集中できなくて。頭の中がずっとモヤモヤしてるんです」クライエントは両手を組んで、膝の上に置いた。視線は床に落ちている。ダイキ「そのモヤモヤは、いつ頃から感じるようになりました?」クライエント「...そうですね、半年くらい前からかな。いや、もっと前からあったかもしれないけど、気づいたのは最近です」少し考えてから、クライエントは続けた。クライエント「実は、数ヶ月前に昇進したんです。ずっと目指してた管理職になれて。周りからは『おめでとう』って言われるし、自分でも嬉しいはずなのに...なんか、違うんですよね」目標を達成したはずなのにダイキ「嬉しいはずなのに、違う?」クライエント「はい。なんていうか...昇進するまでは、『管理職になる』っていう明確な目標があったんです。それに向かって頑張ればよかった。でも、なってみたら...『で、次は?』って感じで」クライエントは少し苦笑した。クライエント「贅沢な悩みですよね。でも本当に、毎日『このままでいいのか』って思っちゃうんです。朝起きても、なんか気持ちがスッキリしなくて」ダイキ「『このままでいいのか』...その言葉、何度も頭の中で繰り返されてる感じですか?」クライエント「そうなんです。仕事中も、家にいる時も。何かしようとしても、その言葉
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本物の「傾聴」を見て感動した話

こんにちは。 脱公務員キャリアコンサルタントのしーもです。 今年の9月、あるセミナーに参加して、 著名なカウンセラーの先生の公開カウンセリングを拝見する機会がありました。 セミナーの主催は一般財団法人ACCN(オールキャリアコンサルタントネットワーク)です。公開カウンセリングで実演古宮 昇先生という著名な先生の生のカウンセリングを拝見できるとあって、オンラインイベントで180人くらいが参加していたと思います。 事務局からお一人相談者として選ばれた方が実際の自分のキャリアに関する相談をする~という流れで始まりました。(台本なしの完全リアルです) 細かい相談内容は伏せますが、ざっくり言うと、 40代後半で、今後のキャリア形成について漠然とした不安を抱えている。 今の仕事は好きだしそれを続けるのか、それとも違う道を選択するのか?何か違うことにチャレンジしてみたいという気持ちも強いが…何をどうしたらいいのか…というような相談で、時間は30分という設定でのカウンセリングでした。ACCNはキャリアコンサルタントの団体なので、参加者はみなキャリアコンサルタントだったと思いますが、恐らく見ていた人の多くは違和感があったのではないでしょうか。 自分たちのやっているキャリアカウンセリング(コンサルティング)と全然違う…と。 少なくとも私はそう感じました。 ほとんど質問をしない 30分のカウンセリングの間、古宮先生はほとんど質問をされないんです。 ただ、相槌を打って頷きながらじっくりと話を聴き、相談者が語ったことを短く伝え返す シンプルに言うとただそれだけ。(本当はもっと奥深いプロの技がたくさん含ま
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"比べなきゃ"って、誰が決めたんだろう

止められない比較癖カウンセリングルームの椅子に腰を下ろしたクライエントは、最初少し緊張した様子だった。私は静かに待った。クライエント「あの……正直、こういうところに来るのは初めてで。でも、もう限界かなって思って」ダイキ「限界、ですか」クライエント「ええ。なんていうか、毎日しんどくて。朝起きるのも億劫だし、仕事中もぼーっとしちゃうんです」ダイキ「最近、何か変化がありましたか?」クライエント「......SNSなんですよね。見なきゃいいのに、つい見ちゃう。で、同級生の投稿とか見ると、もう......」クライエントは言葉を詰まらせた。クライエント「みんな、すごいんですよ。『昇進しました』とか『新しいプロジェクトを任されました』とか。で、自分は何やってんだろうって」ダイキ「比べてしまう、ということですか?」クライエント「そうなんです。頭では分かってるんです。人は人、自分は自分って。でも、気づいたら比べてて......そんな自分がまた情けなくて」比較の始まりダイキ「いつ頃から、そういうふうに比べるようになったんでしょう」クライエントは少し考えてから答えた。クライエント「昔からかもしれません。学生の頃から、成績とか、スポーツとか......いつも誰かと比べられてた気がします」ダイキ「比べられてた、というのは?」クライエント「親にも、先生にも。『○○君はもっと頑張ってるぞ』とか『なんでお前はできないんだ』とか」そう言いながら、クライエントは苦笑いを浮かべた。クライエント「会社に入ってからも同じです。同期と比べられて、後輩にも追い抜かれて......」ダイキ「今も、会社で比べられることがあるん
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「お金がなくなる」が頭から離れない日々

見えない敵と闘う毎日その日、ユウタさんは少し疲れた表情でカウンセリングルームに入ってきた。座るなり、小さく息を吐く。ユウタ「最近、夜が怖いんです」ダイキ「夜が、ですか」ユウタ「変な言い方ですよね。でも本当に怖くて。布団に入ると、頭の中でずっと計算してるんです。今月の売上、来月の支払い、貯金残高......」そう言いながら、ユウタさんは自分の膝を見つめた。ダイキ「計算が、止まらない」ユウタ「はい。で、気づいたら朝の4時とか。やっと眠れたと思ったら、すぐ目が覚めて。もう3ヶ月くらい、ちゃんと眠れてないんです」フリーランスになって3年。最初の2年は順調だった。でも今年に入ってから、仕事の依頼がぱったり減った。貯金は少しずつ削られていく。ユウタ「頭では分かってるんです。まだ貯金もあるし、すぐに生活できなくなるわけじゃない。でも......」言葉が途切れる。その沈黙の中に、言葉にできない不安が詰まっているように見えた。ダイキ「でも?」ユウタ「......怖いんです。お金がなくなるのが」「殺される」と感じる本能ダイキ「ユウタさん、少し変な質問かもしれないんですが、お金がなくなったら、どうなると思います?」ユウタは少し考えてから答えた。ユウタ「......死ぬ、かもしれない」その言葉を口にした瞬間、ユウタさん自身が驚いたような表情になった。ユウタ「いや、論理的には死なないって分かってるんです。日本には生活保護もあるし、実家もあるし。でも、どこかで......本当にそう思ってる自分がいるんです」ダイキはゆっくり頷いた。ダイキ「それ、実はとても自然な反応なんです」ユウタ「え?」ダイキ「人間の脳っ
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【読むカウンセリング】~まぁいっかを身につけよう~

突然ですが、 まぁいっかという言葉を聞いて、どんな印象を持ちますか?適当だな〜とか大丈夫かな? とか思うかもしれませんしれません。 ですが「まぁいっか」は自分の心を助けてくれる言葉なんです! 毎日あれもやらなきゃ、 これもやらなきゃ… こうなったらどうしよう… 小さいお子さんがいる方は何か壊された、 汚してしまった…など 現実逃避したくなる事って沢山あると思います。 そんな時あなたはどうしてますか? イライラピリピリしていませんか? 不安や心配もあると思います。 「まぁいっか」を身につけられると その状況から抜け出せることができるのです。 ではどうやったら「まぁいっか」を 身につけられるのでしょうか? それは起きてしまっている問題を一旦置いておく、 という事が大事になってきます✨いやいや!そんな事して大丈夫なの? と思いますよね。 問題を丸投げするのではなく、 一旦置いて自分が少し落ち着いてから問題に向き合えば良いのです。 心に余裕がない時は良いことは浮かびません。 一杯一杯になってるなと思ったら、 自分の好きな音楽を聴いたり、 お散歩に出かけたり、 自分がリラックスすることを優先するのです。 そうすると心に余裕ができ、問題だったことにゆとりを持って向き合えるようになります。これを続けていくことによって、何か起きても冷静に対応できるようになります✨ぜひ「まぁいっか」を身につけてみてください!
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「壊れた」と思った日が、始まりだった

初めての面談カウンセリングルームに入ってきたクライエントは、少し緊張した面持ちで椅子に座った。クライエント「あの......正直、カウンセリングって初めてで、何を話せばいいのかよくわからなくて」ダイキ「大丈夫ですよ。まずはゆっくり、今のお気持ちを聞かせてもらえますか?」クライエントは少し考えてから、ゆっくりと話し始めた。クライエント「去年の秋ごろから、体がずっとだるくて。最初は季節の変わり目だからかなって思ってたんです。でも、どんどん悪化して......気づいたら、朝起きられなくなってました」ダイキ「朝、起きられない?」クライエント「はい。目は覚めるんですけど、体が重くて。ベッドから出るのに1時間とか......」彼女の声には、自分を責めるような響きがあった。「頑張らなきゃ」の罠クライエント「それで、休職することになったんです。最初の1ヶ月は、本当に何もできなくて......」ダイキ「何もできない、というのは?」クライエント「文字通り、です。テレビも見られない、本も読めない。ただベッドで横になってるだけ。こんなの、時間の無駄だなって......」少し間を置いて、クライエントは続けた。クライエント「それで、2ヶ月目くらいから、少し動けるようになったんです。それで思ったんです。『このままじゃダメだ。何かしなきゃ』って」ダイキ「それで、何をされたんですか?」クライエント「まず、毎朝ジョギングを始めました。体力つけなきゃって思って。それから、前から興味があった資格の勉強も始めて......あと、友達に誘われて、山登りにも行きました」ダイキ「......それで、どうなりました?」クライエ
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シャドウダンス〜光と闇の統合プログラム〜

Star Quartz*スタークォーツで提供可能なリーブスインスティチュート開発の遠隔ヒーリングについてのご案内です。 シャドウダンス~光と闇の統合プログラム~ シャドウダンスについて シャドウダンスはリーブスインスティチュートの朝倉裕美子さんによって開発されたエネルギーワークです。 Star Quartz*スタークォーツではシャドウダンスを完全遠隔のワークとして準備ワークや変容ワークも含めて提供しております。 以下はシャドウダンスについてLeaves Institute Methodsからの引用です。錬金術、元型心理学、トランス技術を、シャドウワークとしてのボディワークに組み入れました。その人のトラウマやダークサイドなどに身体を通して働きかけ、その人の社会的表現や光にそれらの闇の側面を効果的に統合し、ポジティブに活用できるエネルギーとして組み入れて行く新しいボディワークです。シャドウやダークサイドを解消するというよりは、シャドウやダークサイドを受容し、それらとそれらを持つ自分への恐れを解消していきます。それにより、よりホリスティック(完全)で自然体の気持ちいい自分を堂々と生きられるようになれるよう意図した自己覚醒と癒しのワークです。引用元:Leaves Institute Methods完全遠隔のワークは通常、眠った状態でもワークを意識していただかなくてもお受け取り可能ですが、シャドウダンスに限ってはボディワークの要素が含まれているため、立って身体を動かせる状態でお受け取りいただくことになります。 施術を受ける方は施術日にご自身のシャドウを身体で感じていただきながら、各自、動
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作られた概念ー『普通』

世界には、疑いようのない自然法則があります。物は落ち、水は低い方へ流れ、熱いコーヒーは時間とともに冷めていく。これらは、誰の都合も挟まない「当たり前」です。しかし——あなたが日常で何気なく使っている「普通だよね」「当たり前でしょ」という基準は、自然法則ではありません。それはただの 概念。しかも、誰かの都合によって後から作られた、人工の基準です。「普通の生き方」「普通の幸せ」「普通の家族」。これらは自然に生まれたわけではない。なぜなら——社会が人間を管理しやすくするために設計した枠だからです。■「普通」とは、本来どこにも存在しない設計物「普通の会社員として働くのが安心」「結婚して家を買うのが普通の幸せ」この普通らしさは、自然発生ではない。それを必要とした主体が確実にいる。国家には、税を安定的に納める「標準的な国民」が必要だった企業には、従順に働き、従順に消費する「規格化された労働者と消費者」が必要だった教育には、それらに適応できる「均質な人材」を大量生産する役割が課されたそんな普通は、もちろん人々のために作られたものではないと考えます。社会システムの効率のために発明された基準だと。広告が理想の生活を提示し、教育がその理想へ向かうルートを示し、社会制度がそれを「安全な生き方」として保護する。こうして基準が形を持ち始めると、そこに人が集まり、多数派になってくる。「これが普通だよ」多数派の当たり前が普通。で、多数派はその普通を作ったのか。違いますよね。多数派そのものが作られた。基準が先にあり、その基準に合わせて育てられた人々が「多数派」にされた。ただそれだけのこと。構造が生んだ反応とし
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不幸という権力

情緒が基準を越えた瞬間、場には静かな権力が生まれます。「つらい」「しんどい」という言葉が、その場の議論や判断を止めてしまう空気。もちろん、弱っている人への配慮は大切だと思います。しかし、この配慮を道具として使い始めると、気づかないうちに、人生の土台が不幸として生きる構造に巻き込まれていきます。■不幸を「使える人」の構造家庭でも職場でも、近所でも同窓会でも同じことが起きます。「今日は頭痛がして……」「最近つらくて……」ただこの一言で、家事も予定もタスクも、場の流れが変わることがあります。本人に悪意はないでしょう。ただ、『不調を出すと周囲が動く』という因果が成立すると、人はそれを身体で覚えてしまいます。便利な道具は、なかなか手放しづらい。これが不幸の権力の根っこです。■不幸を「使えない人」の構造一方で、不幸を武器として使えない人もいます。・弱みを見せたくない・迷惑をかけたくない・自分がつらいと言うと、場が止まることを知っている・不幸で関係を動かしたくない倫理があるこうした人は、不幸を発信しません。だから結果的に、・家庭では気づかれずに動き続け・職場ではタスクを淡々とこなし・井戸端会議では聞き役になり・同窓会では「元気な側」として扱われるそして不幸を言えない人に、しわ寄せが集まっていきます。ここに、善悪では片づけられない場のゆがみが生じます。■問題は「人」ではなく、「不幸が基準を上書きする場」という構造家庭の体調カード、職場の疲労アピール、近所の痛み自慢、同窓会の病気オークション。これらに共通しているのは、不幸を出した側が場を動かし、不幸を出さない側が場を支える。誰かが悪いわけではあ
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頑張ってるのにうまくいかない、その理由

“めちゃくちゃ頑張ってるのに、なんでうまくいかないんだろう…😭?”そんなお悩みありませんか?実際、私もいろんな方のサポートをしている中で、そんなお悩みがたくさん届きます💦その理由、実はめちゃくちゃシンプルで…「本当の自分」と「やってること」がズレているこういったことがものすごく多いんです🥺例えば…✔︎本当は得意じゃないことを、頑張ってやっている✔︎やりたいことより、「こうした方がいい」と思うことを選んでいる✔︎自分のペースより、他人のペースを優先しているこんな状態だと、どれだけ行動しても、どこか空回りしてしまいます💦だけど、うまくいってる人って「自分の心」と「行動」がちゃんと一致しています✨「これが大好きだからやりたい♡」「こう伝えたいから発信する♡」このシンプルな感覚で、行動もサクサク進んでいくんです☺️✨だからこそ、ここで大事なのが、「自分の本音」とちゃんと向き合うこと・何が好き?・何を伝えたい?・どんな未来を叶えたい?ここを曖昧にしたまま走ると、どれだけ頑張っても苦しくなるし、結果もついてこない💦私がサポートさせていただいている方は、自分の心に一致した行動が取れるようになるので、メンタルも安定される方が多い✨自分のやりたいことに向けて動き始められると、今まで億劫モードだった方も、サクサク動き始められるようになるんですよね✨だからこそ、やりたいことがあって何か行動に移すとき、叶えたい夢がある時は、「自分の本音」としっかり向き合って、“自分が本当にやりたいこと”を明確にしてみてくださいね☺️【このブログでは、】▶︎ 理想の未来を叶えるためのヒント▶︎ やりたいことを見つける方
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絶望と悲観のクリアリング

そのことについて考え始めると、「はぁ・・・」と溜息が出てくるような、そんな悩ましい問題ってあったりしますよね。 私自身、そのことについて考えて、色々と自分の意識や行動を変えてみるのだけれど、なかなか改善に向かう気配がないようなことがあって苦しかったのですが、最近読んだ画家のはせくらみゆきさんと物理学者の保江邦夫さんの本に「私の世界には嬉しい奇跡しか起こらない♪」って最初に決めることが大切、という軽やかなメッセージが書かれていて、そんな宣言をしてみたときに、今まで自分がどれだけその問題に関して「絶望」と「悲観」をしていたのかに気づかされたのでした。『宇宙を味方につける こころの神秘と量子のちから』ずっとその問題に関しては「希望」を抱けていなかったんだなぁ。 それは過去の出来事から強固に出来上がった信念でもあって、昔もそのことで悩まされて、なかなか変化しない状況に苦しんでいたから、「重たいものは重たいまま、暗いものは暗いまま」と悲観していたんだなぁと思いました。 でも、かなり変化してきた部分もあって、もっと自分の、重たいものを軽やかにしてきたその自己治癒力や創造力を信じたらいいのだなと感じました。 すぐには何かが変わらなくても、一つ一つが学びなのだと信頼して、階段を一段一段上るように前へ進んでいけたらいいのだと思います。 ひとは、傷つく体験が繰り返されると、純粋に夢見ることが馬鹿らしくなってしまって、純粋であることで傷つきたくないと希望を抱かないようになってしまったり、思考でがちがちになったりしてしまうけれど、小さな子どものように「嬉しい奇跡が起きる♪」ともっともっと信じてもいいん
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言葉ほど便利な嘘つき道具はない

 ここ最近、自分の中で気になっていることとしては、よく喋る人というのは、本当に空気を吐くように嘘をつくのだなぁと、つくづく思うようになったことです。  お喋りが大好きな人は、しゃべること自体に快感を感じているから、しゃべり続けるのだと思います。人間、自分の話を聴いてもらいたいし、そのことに共感してもらいたい生き物なので、自分のことを話すときはポジティブなことであっても、ネガティブなことであっても、気持ちが良いものです。  自慢話なんかは最たるものですね。 病気自慢、不幸自慢、高級品所持自慢、高級車自慢、自惚れ・・・もう挙げればキリがありません。 でも、言葉なんてものは本当にいくらでも嘘をつけるもので、それが本当かどうかを確認しなければ信じるべきではないことが多いものです。 高級品や高級車を自慢されたとして、実物を見せられれば「所持」自体は事実かもしれませんが、多額のローンを組んでいるかもしれませんし、もしかしたら盗品、盗難車なんてことがあるかもしれません。 病気自慢や不幸自慢は、自分がいかに大変で、その大変さに苦労しているか、耐えているかを自慢しているのでしょうけれど、何のために耐えているのかといえば、結局は自分のためであって、誰かのためでもなく、誰かを助けになっている訳でもありません。 悪口、陰口などもそうです。人のことを喋っているようで、実は「私は不満ばかりしかない人間です」と公言しているようなものです。 したがって、よく喋る人は基本的に自惚れで嘘つきである人が多いように思います。 外ばかり見て、自分の内側を見ないのであれば、中身が空っぽで外の刺激にしか興味のない、軽い人で
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《ココナラ》皆様のご縁でプラチナランクに昇格いたしました。ありがとうございます!|WanChance心理相談室

【ご報告】プラチナランクに昇格いたしました! こんばんワン🐶 《WanChance心理相談室》 公認心理師のわんタロパパです! 2025年12月1日、ココナラでプラチナランクに昇格しました。 2025年5月から始め、7か月目となります。 本当ーーに、とっても嬉しいです☺️ これもひとえに出会ってくださった皆様のおかげです。 日頃よりご厚情を賜り、誠にありがとうございます!! 初めて相談してくれた方、 思い切って一言目を話してくれた方、 何度も何度も相談に来てくださった方。 お一人おひとりのご縁が積み重なって、 今回の結果につながりました。 私にご相談くださる方は、短くても1時間近く、 長い方では3時間近くお話しすることが多いです。 「こんなに話していいんですか?」 「今までぼんやりしていた気持ちがハッキリしました」 「この時間が、やっと息ができる場所でした」 そんな言葉をいただけるたび、 “ああ、この仕事をやっていて良かった” そう思います。 相談の時間は、決して“当たり前”ではありません。 大切なお気持ちを預けていただけたこと、 本当に感謝しております。 相談の一つひとつがとても真摯で、深い時間 でした。 これからも変わらず、丁寧に、誠実に、 目の前のお一人を大事にしていきます。 必要な時だけで大丈夫です。 また心が疲れた夜が来たら、思い出してもらえたら嬉しいです。 いつも本当にありがとうございます。 これからも相談者様に寄り添えるよう、日々精進して参ります。 ワンちゃん🐶タロットを交え、 カードセラピーしながらお話しができる こちらからアクセスしてくださる方が多いです♪ 0
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希望で動く人、動かされる人

「希望を持って」それは、人を黙らせるために発明された麻薬の言葉。困難・絶望を訴えた瞬間、誰かが必ずその言葉を差し出してくる。「大丈夫だよ」「きっと良くなるよ」その言葉は慰めというより、今は現実を見るな、という指示です。⸻持たされる希望は、痛みを冷凍保存する腐らないように見えますが、ただ、腐敗の開始時期を遅らせているだけ。「いつか報われる」おそらく来ない「いつか」が、人生の時間を食い潰す。希望を持たされている限り、人は変わらなくて済む。そして、変わらない人生を謳歌し続ける。「希望があるんだ」って。⸻希望は原動力にもなるが、鎮静剤にもなる希望は行動の原動力になることもある?はい、もちろん。それに、行動を先延ばしにする鎮静剤にもなります。未来を信じるほど、今を耐えれる。環境が変わるかも、誰かが変えてくれるかも、そんなワクワクする未来なら死ぬまで耐えれるかもしれません。⸻希望は、現実を曖昧にする遮光カーテン持たされた希望は、まるで遮光カーテンのよう。現実の輪郭を曖昧にしてくれて、カーテンを開いた時の光を感じさせる。その優しく感じる光が、真っ向から向き合う機会を奪う。希望だけ見て、現実に触れなければ、必ず人生のどこかで直射日光を浴びることになります。⸻「いつか報われる」と信じ続けた人の話たとえば、「この努力はいつか報われる」と信じて同じ場所に何年もしがみつき、気づけば取り返しがつかないと考えていた人がいました。努力不足だった訳ではなく、希望に依存していただけです。希望ある未来への依存が、望まぬ現実にとどまらせます。⸻希望は「商品」としてもっとも洗練されているこれを「前向き」などと呼んで売
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理想の未来へ進み続ける人の“共通点”とは?

1人起業の方でも、会社員として働いている方でも、  どんな立場の方でも同じなのですが——








“楽しく行動し続けられる人”には
ある共通点があるのをご存じですか?






実はとてもシンプルで、     それは——




“現状把握と理想の設定”
    この2つが整っているんです。          あなたは、  ・やりたいことはあるのに、なぜか動けない
・どう進めばいいのかわからずモヤモヤする ・自分の「強み」や「軸」が分からない     そして、
・気づいたら時間だけ過ぎている
・自信がなくて、一歩が踏み出せない    こんな思いはありませんか?          もし思い当たることがあれば、
“スタート地点”と“向かう未来”が曖昧なままになっているのかもしれません。        実際、私のサポート生さんも、

このステップを丁寧に行ったことで…      

最初は、

・何ができるのか自分でもわからない
 ・コーチングを受けても変われなかった
 ・気持ちはあるのに空回りばかりしてしまう










そんな状態だった方々が、


・やるべきことがクリアになり、迷いが減った・夢を叶えるスピードが一気に上がった
 ・気持ちが軽くなり、楽しく行動できるようになった
 ・未来を引き寄せる考え方に変わった

 こんな変化を遂げています。          今日は少しだけ、この
“現状把握と理想の設定” がなぜ大切なのか


そのお話をしていきますね。          ①なぜ現状把握が必要なのか?






地図でいうと、
“スタート地点がわからない
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テレフォン人生相談のやり方はカウンセリングで有効か?

人生相談や占いのプロとして活動している天野です。 (私の声はこんな感じです)https://coconala.com/users/2822669/portfolios人生相談と聞くと、まず思い浮かぶのは「テレフォン人生相談」かもしれません。 ただ、あのスタイルは カウンセリングの世界では あまり良いものとはされていません。 相談者さんに深く寄り添うことなく、 パーソナリティの意見を一方的に伝えてしまう――。 そんな側面があるからです。 --- 一般的なカウンセリングでは、 「丁寧に寄り添い、ひたすら傾聴する」 これが基本とされています。 そして、私自身もその大切さを痛感しています。 実際、私は毎日、電話相談を行っていますが、 基本はただただ寄り添い、 気持ちを受け取っていく流れで進めています。 --- で・・・ もしかして、ここまで読むと、あなたは 「やっぱりテレフォン人生相談のやり方はよくないんだ」 と思われたかもしれません。 でも――実は私は、 あのスタイルも「良い」と思っている部分があるんです。 そして実際に、私の電話相談でも、 「テレフォン人生相談」の方法を 使う場面がけっこうあるんですね。 ★ ★ ★ もちろん大前提として、 相談してくださる方が「本当に求めているもの」を 見極めることが大切です。 解決策を知りたい、と言っていても 実はそうではなく、 「自分の気持ちをわかってほしい」 「共感してもらい、元気になりたい」 そういう願いが本音になっている場合もあります。 その場合は、徹底的に寄り添います。 こちらから何も言わず、 ただ相槌を打ちながら聴くこともあります。
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いらないブロックは壊せるー権威のブロック ー

学校の先生にも、会社の先輩にも、「この人は合わない」「何か変だ」と違和感を覚えた経験なかったですか。相手が自分より知識や経験を持っていても、肌身で接していれば「それでも何か違う」と感じられる。そうですね。人は一人ひとり異なるのだから、その正しさが万人に当てはまるわけがないでしょう。でも、距離が離れた瞬間——人は驚くほど簡単に自分の判断を手放します。メディアに出ている専門家の言葉、権威ある大学教授のコメント、著名な科学者の見解。これらを そのまま鵜呑みにしてしまう。本当は、知らない分野でも「疑う余地」があってもいいのに、「知らない」から無防備になる。「自分の感覚より肩書きを優先する瞬間」たとえば、体調が悪くて病院に行ったとき。医者の説明が妙にしっくり来ない。身体感覚と説明が噛み合わない。それでも——「でも先生だし……」と、自分の直観を押しつぶしてしまう。この瞬間に作動しているのは権威のブロック(権威の前で思考が停止する現象)です。有名大学の教授でも、著名な科学者でも、テレビのコメンテーターでも、構造は、ただの人間とまったく同じ。偏りも限界もあるし、完璧な判断などあり得ないものです。専門家の一致は「真実への到達」ではない何かが起きたとき、専門家と言われる人々が揃って同じことを言う。多くの人はこれを「正しさの証」と受け取る。だが、それは論理的にまったく違う。専門家が一致する理由は、同じ情報源を参照している。同じ教育体系の中で訓練されてきた。外れた意見が叩かれやすい構造がある。これだけで説明できる。一致しやすい構造で、真実性を保証していない。専門家の一致=真実ではなく、専門家の一致=同
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キャリコン面接試験対策-その伝え返し大丈夫?-

こんにちは。 脱公務員キャリアコンサルタントのしーもです。 今日は、キャリアコンサルタント試験の実技面接で避けては通れない技法の一つ、「伝え返し」 をテーマに取り上げたいと思います。 養成講座でも、傾聴技法の初期に習う技法ですね。 そんな初歩的な伝え返しですが、 「試験でも、とにかくひたすら丁寧に伝え返しだけやっておけば、それだけでも十分合格できる」 と言っている人もいるくらい、重要な技術でもあります。 伝え返しとは? 伝え返しとは、相談者(CL)が話した内容をキャリアコンサルタント(CC)が言葉にして返すこと。 たとえば、 CL:「最近仕事に行くのがつらくて…」 CC:「仕事に行くのがつらいんですね」 このように、CLの発言を受け止めて言葉にして返すことで、CLは「自分の話が理解された」と感じやすくなります。 伝え返しの効果 CLに安心感を与える 「ちゃんと聴いてもらえている」という信頼感につながります。 CLが自分の気持ちを整理できる 自分の語った言葉をCCの口から反射して聞くことで、「あ、自分はこう感じているんだ」と気づきを得られることがあります。 CLの語りが生まれる 伝え返しが効果的に機能することで、質問をしなくてもCLの追加の語りが生まれます。 受験者あるある:「全部返しすぎ問題」 受験者が「伝え返さなきゃ!」と意識するあまり、CLの発言を一言一句そのまま繰り返すことがあります。 CL: 「今の職場にきて5年目になるんですが、上司が変わってから意見が合わなくて、最近は仕事に行くのも楽しくなくなって、どうしようかと悩んでいます」 CC: 「今の職場で5年目で、上司が変
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「考えれば考えるほど、分からなくなる」──内省の罠から抜け出した日

「何もしない」ができないカウンセリングルームに入ってきた彼は、少し疲れた表情をしていた。座るなり、手帳を取り出してパラパラとめくる。クライエント「あの、実は今日も来る前に迷ったんです。カウンセリングを受けるより、自分で考えた方がいいんじゃないかって」ダイキ「迷われたんですね。それでも来てくださったんですね」クライエント「はい……でも、もう8ヶ月も経つのに、まだ何も見えなくて」彼は手帳に書かれたメモを見せた。そこには、受けた診断テストの結果、参加したセミナーのリスト、読んだ本のタイトルがびっしりと記されていた。ダイキ「たくさん取り組んでこられたんですね」クライエント「ええ。ストレングスファインダーも、エニアグラムも、価値観カードも。自己分析のワークショップにも3つ参加しました。でも……」彼は言葉に詰まった。クライエント「分かったような気がしても、結局何も変わらないんです。むしろ、考えれば考えるほど、自分が分からなくなる」ダイキ「考えれば考えるほど、分からなくなる」クライエント「はい。夜、布団に入っても、ずっと考えてしまうんです。『本当の自分って何だろう』『これからどうすればいいんだろう』って。気づいたら朝で、全然寝た気がしなくて……」彼の目の下には、うっすらとクマができていた。「何かしなきゃ」の正体ダイキ「たくさん考えてこられたんですね。ちょっと伺ってもいいですか。その考える時間は、どんな感じですか?」クライエント「どんな感じ……ですか?」ダイキ「ええ。心地いいとか、苦しいとか」クライエントは少し考え込んだ。クライエント「……苦しいです。でも、考えないといけないような気がして」ダ
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惹かれる相手は、どこまであなたが選んでいるのか

なぜ「ダメだ」と思っている相手から離れられないのか恋愛などで、周囲からこう言われる相手がいる。「絶対やめたほうがいい」「どう見てもダメ男(ダメ女)だろ」先に言っておくと、責めるつもりはない。離れられないには、理由があるから。ただし、運命の赤い糸とか、そういう話ではもちろんない。⸻「ダメな相手」に惹かれるのは、肯定してくれるからモラハラする相手、暴言を吐く相手、支配的な相手。外から見れば、どう考えても“間違っている”ように見える。それでも惹かれてしまう。離れたほうがいいと分かっていても、戻ってしまう。これは意志の問題でも、世間知らずだからでもない。自己像と相手の扱いが“一致している”からだ。⸻内側のセルフイメージが選ばせているたとえば、こんな自己イメージがあるとする。 • 「私は大切にされるタイプじゃない」 • 「私は雑に扱われる人間だ」 • 「本気で愛される価値がない」このイメージは、普段は意識に上らない。だからこそ、無意識で相手を選ぶ。怒鳴る、見下す、コントロールする——意識では「嫌だ」と思うのに、内側のイメージとはこう重なる。「あ、やっぱり私はこの扱いだよね」「これが私にはふさわしい」つまり、ひどい扱いが“自分らしさ”と結びついてしまっている。だから惹かれる。だから落ち着く。相手から感じるのは、気づかない形での“自己イメージの肯定”。過去から積み上げた世界観が、今の選択を決めている。⸻否定が逆効果になる理由周囲はこう言うだろう。「あの人は最低だ」「お前を大事にしてない」「今すぐ別れろ」正しいかもしれない。しかし、逆効果になることが多い。なぜか。相手の否定は、無意識には“あな
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公認心理師わんタロパパが《ココナラ》を選ぶ四つの理由|最大のメリット【予約・対面不要】話したい瞬間にすぐ繋がる!

こんばんワン🐶公認心理師のわんタロパパです。 [『誰に語るか』が《引き寄せ》のカギになる]では、安心して頼れる場所がある事が大切というお話しさせていただきました。 わんタロパパが《ココナラ》を選ぶ四つの理由様々なプラットフォームがある中で WanChance心理相談室が何故《ココナラ》を選んだのか。 今回は、その理由についてお話ししますね!① 相談したい人のタイミングで利用できる! ココナラ電話相談は、予約も対面もいらず、話したい瞬間に使えます。 それこそが最大のメリット! 心が張り詰めた状態では、予約や対面の準備は大きな負担になり、 「話したい」と一歩踏み出そうとする勇気を消してしまいます。 ココナラなら、ふと心のヒントが欲しくなったその瞬間に、繋がる事ができる。 この「今すぐ」話せる手軽さ! これは対面カウンセリングでは再現できません。 話したい瞬間、聞いてもらいたいその言葉達。 その中には《沢山のヒント》があります。 しかし時間が経つと、 ●状況が変わったり ●疲れて諦めに変わったり ●別の問題が浮上したり ●気持ちの鮮度が落ちてしまったり ●「もう言わなくてもいいか…」と自己完結してしまったり ●後から話すハードルが高くなったり 本来、その瞬間に聞いて欲しかったなにかが置き去りにされてしまう事が多々あります。 その置き去りにされた心の声。 今すぐ電話ができるココナラではその取りこぼしを少なくできる‼︎ 心のヒントが欲しいと、その一歩踏み出そうとする瞬間を受け止められる。 それがココナラを選んだひとつ目の理由です。 ② 時間に追われず、自分のペースで好きなだけ話せる! 対
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信号の色はルール?「青・黄・赤」に縛られていませんか?

子どものころ、こんなふうに習ったはずです。「信号🚥は青になったら進む、黄色は注意、赤は止まる」そして、大人になった今でも、そのルール通りに行動していませんか?もちろん、交通ルールは絶対です・・・!!守らなければ自分や他人の命に関わります💦でも世の中には、「自分で自由に決めてよいルール」も存在します。例えば、私は母からこう教えられてきました。「結婚したら旦那さんのお世話をするもの。だから女の子は家事ができないといけない」でも、これは絶対的なルールではありません。これは「自由に決めてよいルール」であり、夫婦間で話し合って決めるものです。私はずっとこう思っていました。結婚=自由がなくなる結婚=男の人の世話をするものそのルールに縛られていたので、心の奥底では「自由が奪われるから結婚はゼッタイにしたくない!!!!!!」と思っていました。その結果、合コンや街コン、マッチングアプリをいくら試しても、うまくいかなかったんです(笑)もし本当に結婚したいなら、まずは婚活よりも 潜在意識の書き換えが優先です💡自分に縛りをかけている「絶対ルール」を手放すことで、本当に望む未来が見えてきます😊
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眠れないのは、頑張りすぎのサインだった

「寝なきゃ」と思うほど、眠れなくなるクライエントは、カウンセリングルームのソファに腰を下ろすと、小さくため息をついた。クライエント「最近、本当に眠れなくて...。布団に入っても2時間くらい寝つけないんです」ダイキ「2時間も...。それは辛いですね」クライエント「はい。で、やっと眠れたと思ったら、もう朝で。結局、睡眠時間は5時間くらいしか取れてなくて」彼女は疲れた表情で、目の下のクマを気にするように手で触れた。ダイキ「5時間睡眠が、どれくらい続いているんですか?」クライエント「えっと...3ヶ月くらいかな。いや、もっとかもしれません」ダイキ「3ヶ月...。日中は、どんな感じですか?」クライエント「正直、しんどいです。午後になると頭がぼーっとして、会議中に何度も意識が飛びそうになって。それが怖くて、コーヒーばっかり飲んでるんですけど」彼女は、そう言いながら自分のカバンからペットボトルのコーヒーを取り出した。クライエント「でも、コーヒー飲むと夜また眠れなくなって...。なんか、悪循環ですよね」「休む」ことへの罪悪感ダイキ「その悪循環、きついですね。休日は、しっかり休めていますか?」クライエント「休日...。いや、あんまり休めてないかもしれません」彼女は少し考え込むように視線を落とした。クライエント「土日も、資格試験の勉強してるんです。将来のキャリアのために、英語の資格を取ろうと思って」ダイキ「なるほど。休日も勉強を?」クライエント「はい。だって、休んでばっかりいたら、何も成長できないじゃないですか」その言葉には、どこか自分を責めるような響きがあった。ダイキ「『休んでばっかりいたら』.
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「もう少し頑張れば」が消えた日

復職のための準備、のはずがダイキのカウンセリングルームに、彼女は少し緊張した面持ちで入ってきた。手には分厚い資格のテキストを抱えている。「こんにちは。お疲れ様です」ダイキが穏やかに声をかけると、彼女は小さく頷いて椅子に座った。「あの...今日は、勉強が全然進まなくて困ってるんです」彼女の声には焦りが滲んでいた。「勉強が進まない、ですか」ダイキは繰り返した。「はい。休職して3ヶ月経つんですけど、このままじゃダメだと思って。復職するときに少しでも武器があった方がいいと思って、資格の勉強を始めたんです。でも...」彼女は言葉を詰まらせた。「でも?」「全然、頭に入ってこなくて。午前中はぼーっとしてて、午後にやっと机に向かっても、気づいたらスマホ見てたり。夜は焦って勉強しようとするんですけど、もっと集中できなくて...」そう言いながら、彼女の目には涙が浮かんでいた。ダイキは少し間を置いてから、ゆっくりと尋ねた。「今、何時間くらい寝てますか?」「え...5時間くらい、ですかね。夜なかなか寝付けなくて」「そうですか。ちなみに、休職する前はどんな生活でしたか?」「頑張らなきゃ」の正体彼女は少し考えてから話し始めた。「朝7時に家を出て、夜は...早くて21時、遅いと23時過ぎでした。週末も付き合いがあったり。でも、みんなそうだし、私だけ弱音を吐くわけにはいかなくて」「それを、どのくらい続けてたんですか?」「入社してから...ずっと、ですね。数年間」ダイキは静かに頷いた。「倒れたのは、いつ頃でしたか?」「数ヶ月前です。朝起きたら、体が動かなくて。涙が止まらなくて。それで...病院に行って、休職する
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優しさって何?依存と寄り添い

優しさに疲れるなら、それは優しさを勘違いしているだけかもしれない。表面は優しく見えても、なぜか関係が重くなる優しさと、関係が軽やかになる優しさがある。優しさには、大きく分けて二つの種類がある。依存の優しさ――してくれるから優しい、という誤解依存があるとき、人は「してもらった=優しい」と感じる。ただこれは、善意だけが理由ではない。依存していると、自分を支える力がほとんどない。そのため誰かの行動が、そのまま自分の価値の支えになってしまう。そしてそれは、相手にとっても心地よい構造を生むことがある。相手は「してあげることで」存在価値を確認できる。自分は「してもらうことで」安心を得られる。この二つがちょうど噛み合うと、依存の優しさは成立する。しかし、この優しさはしばしば重くなる。なぜなら土台が、主体性ではなく不安だからだ。依存の優しさは、「丁寧だとしても自分も相手も疲れる」優しさでもある。ここで言いたいのは、「依存が悪」ではなく、多くの場合、過去の傷や不安が自然とそうさせているということだ。責める必要はないし、恥じる必要もない。何がその時必要かは人によって変わってくるからだ。ただし、依存しているなら気づいたほうが良い。分かったうえで依存しているのと、気づかないままの依存ではまったく違う。混合型の優しさ――善意と不安が混ざる場所依存の優しさと寄り添いの優しさの間には、善意と不安が入り混じる「混合型の優しさ」がある。たとえば、母がいつも夕飯を作ってくれる。ありがたい。しかし母はいつも疲れている。それでも母は「やらなきゃ」と動いてくれる。だが、本人の心はすり減っている。これは、心からしてあげた
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ずっと他人の期待に応えてきた

■ 期待に応える人生「最初に聞きたいんですが...」クライエントは、ゆっくりと言葉を探すように話し始めた。「今の仕事、別に嫌いじゃないんです。給料もいいし、周りからは『順調だね』って言われる。でも...なんか、虚しいんですよね」ダイキは静かにうなずいた。「虚しい、ですか」「はい。朝起きて会社に行って、会議して、部下の管理して...それを20年近く続けてきて。気づいたら、『これ、本当に自分がやりたかったことなのかな』って」クライエントの視線が、窓の外に向けられた。「どんなときに、そう思うんですか?」「...ふとした瞬間、ですかね。会議中とか、通勤電車の中とか。『俺、何やってんだろう』って」ダイキは少し間を置いてから、尋ねた。「今の仕事を選んだとき、どんな気持ちでしたか?」クライエントは少し考えてから、答えた。「親が喜ぶ顔が見たかったんです。『大手に入れて良かったね』って。それに、周りもみんな大企業を目指してたし、自分もそうするのが当然だと思ってた」■「自分」がどこにもない「親御さんが喜ぶ顔、見たかったんですね」「はい...でも、それって、自分の気持ちじゃないですよね」クライエントは、少し自嘲気味に笑った。「ずっと、誰かの期待に応えることばかり考えてきた気がします。親、上司、会社...気づいたら、『自分が何をしたいか』っていう感覚が、わからなくなってた」ダイキは、その言葉をじっくり受け止めた。「...今、どんな気持ちですか?」「正直、怖いです」クライエントの声が、少し震えた。「これまでの人生、全部無駄だったんじゃないかって。40過ぎて、今さら『自分の人生』なんて言っても...もう遅
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【静かな回復期にいるあなたへ──人生の進路が再び開き始めるサイン】

人は人生のどこかで、「すべてが止まってしまったように感じる時期」を経験します。何かを失ったわけでもない。誰かのせいでもない。けれど、どうしても進めない。そんな“静けさの中の息苦しさ”に包まれる時期です。今回、ある方の人生の流れを霊視しながら強く感じたのは、今まさに “内なる力の回復期” に入っているということでした。そして、この“静かに立ち止まる時間”は、決して無駄でも遅れでもなく、むしろ次のステージへの入り口でもあります。今日はその視点を、ブログとしてお届けします。■「心が落ちきらないで戻ってこれる自分」が戻ってくる時期再び力を取り戻しつつある人のエネルギーには、共通の特徴があります。それは、落ちても戻れる。揺れても立ち直れる。昔より早く元の自分に帰ってこれる。という“回復のバネ”が働いているということ。これは偶然でも気のせいでもなく、これまで積み重ねてきた癒しや努力の結果、エネルギーが再び整い始めている証拠です。心の深層では、かなりの部分が癒えはじめています。■過去の「妨害の記憶」が人生の選択を止めてしまうことがある霊視をしていて感じたのは、過去の仕事での“妨害”や“無力感”の体験が、無意識に深く刻まれていたということでした。人は一度、「選ぶ自由を奪われた」「自分で決めた未来を壊された」という経験をすると、その後も“また同じことが起きるのでは”という恐れが、心の奥に静かに残ります。これが“エネルギーの滞り”として表れ、前へ進む時にブレーキになる。今回の調整では、その滞りを丁寧に解き、自己決定のエネルギーを再び活性化させるワークが進みました。少しずつですが、「選ぶ力」が戻って
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拒絶が消えると、世界の輪郭が見えてくる

解釈のフィルターが外れたときに見える「あるがまま」拒絶が消えたとき、世界は本来の輪郭を取り戻す。それまで世界を見ていたつもりでも、実際に見ていたのは自分の防衛反応が描いた「解釈の世界」。拒絶とは、外側の出来事に反応しているように見えて、実際には「どう解釈したか」というエゴのクセが事実の上に物語を塗り重ねています。その物語を世界だと思い込んで、生きている。⸻拒絶の正体――エゴの安全装置が世界を歪める拒絶はエゴの安全装置です。危険を避けるために、出来事に即座に意味を与える。その意味づけがフィルターになり、あなたの世界の物語を塗り重ねている。たとえば、パートナーから短い返信が届いたとする。「うん」たったそれだけの文字なのに、なにか胸がざわつくことがある。そのとき問題になっているのは返信の短さではなく、その瞬間あなたの内側にあった「不安」や「過去の痛み」「評価されたい欲求」。返信が冷たいと感じたとしても、冷たさを作っているのは、あなたのエゴのほうです。⸻日常に潜む投影――出来事を記憶と結びつけて反応する家族の何気ない一言。上司の無表情。SNSの短いコメント。これらを「攻撃」「拒絶」「評価の低下」として受けることがあります。外側の事実を感じる前に、自分が抱えた感情や過去の記憶が、先に反応しているからです。投影は一瞬で起こり、気づかないまま関係を歪める。歪んでいるのは世界ではなく、自分の視界の方。⸻拒絶が弱まるとは何か――感情を殺すことではない拒絶が弱まるとは、感情を押し殺すことでも、悟ったふりをすることでもない。それは、「私は世界を見ているのではなく、自分のフィルターを見ている」と理解す
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休んでいいのに、休めない

誰も責めていないのにダイキ「今日はどんな一週間でしたか?」クライエント「......あまり変わらないです。朝起きて、SNSを見て、昼ご飯を食べて、また横になって」少し間があった。彼は視線を落としたまま、言葉を継いだ。クライエント「みんな、今頃仕事してるんだろうなって思うと......何してるんだろう、自分」ダイキ「みんな、というのは?」クライエント「同僚とか、後輩とか。自分が休んでる間も、あいつらは毎日出社して、会議して、納期に追われて......」彼の声は次第に小さくなっていく。クライエント「自分だけ、こんなところで......」ダイキ「自分だけ、休んでいる?」クライエント「はい。みんな頑張ってるのに」そう言って、彼は深くため息をついた。休むことへの罪悪感ダイキ「休んでいることに、罪悪感があるんですね」クライエント「......ありますね。すごく」ダイキ「どんなときに、特に強く感じますか?」クライエント「朝です。みんなが出勤する時間に、自分はまだ布団の中にいて。窓の外を人が歩いてるのを見ると......ああ、みんな働きに行くんだなって」少し間を置いて、彼は続けた。クライエント「それで、『自分も何かしなきゃ』って思って。でも体が動かなくて。それがまた......情けないというか」ダイキ「体が動かない?」クライエント「はい。頭では『何かしなきゃ』って思うんですけど、実際に動こうとすると、すごく疲れるんです。だから結局、またスマホを見たり、ニュースを見たり」ダイキ「それで、どんな気持ちになりますか?」クライエント「......最悪ですね。時間を無駄にしてる感じがして」「何かしなきゃ
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正解があるという思考誘導

私たちは「正解がある」と思い込むように育てられていると思います。勉強にも、恋愛にも、生き方にも、まるでどこかに模範解答が存在するかのように。この前提を、強烈に刷り込まれてきました。学校生活を思い出してみてください。ほとんど答えが用意されていませんでしたか?選択問題で選択肢以外から選べましたか?教えられてきたことが何故正解と言えるのですか?おもしろいと感じるのは、正解があると思っていれば正解はあります。これが正解だと、これが常識だと言われるもの。ただそれは、あなたにとって心地いいものかどうか、人生を豊かにするかどうかは関係ないものです。正解があるから、自分の判断を外部に委ねます。そして世の中には、誘導があふれています。 正解があると思わせることで、人は動かしやすくなる正解を探す人は、自分で考えない。「どうすればいいですか?」「それのエビデンスは?」と聞くようになります。すると、権威の声世間の空気専門家の言葉などが正解として扱われ、ある意味では信仰です。自分の意思決定まで外注していることに気づけなくなってきます。人が簡単に動かされるところを見たことありますよね。■ 正解があると信じる人ほど、操りやすい正解を信じる人は、正しい答えを探し続け、自分の感覚を疑い、自分の判断を後回しにする。その結果、もっとも従順で、もっとも誘導しやすい存在になる。「正解がある」と信じている人は、正解を持っている人に従属するようになる。■ 多くの不幸は、“正解探し”から生まれている生き方の正解愛され方の正解働き方の正解幸せの正解親の正解発信の正解自己肯定感の正解本来あなたにとっての正解は、あなたの感覚です。
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統合失調症当事者が生活支援員に?!

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堪える力

 カウンセリングをしていて感じるのは、ここ数年で「堪える」力のない人たちが増えてきているということです。  「堪える」は、読み方が「たえる」「こたえる」「こらえる」の3通りあります。この3つの言葉に共通して言えるのが、「苦痛や悲しみを我慢している」状態のことを指します。    さて、「苦痛や悲しみを我慢する」という能力が弱い人間が増えているという、ということが、私個人的にこの数年の間に感じていることです。   とにかく「我慢」ができない。嫌なものは嫌、できないものはできないと、最初からやりもしないで、「無理なものは無理」と拒否して、その割にはその状況をどうにかしてくれと、他者のせいにしたり、他者任せにして、自分の責任を他者に取らせようとするのです。   「パワハラ」「セクハラ」「カスハラ」などなどの、ハラスメントも結局のところ、自分が好ましくない状態や不満を、外部にぶつけたり、他者のせいにしようとする心から生まれているように思うのです。   パワハラなんかは特にそうですね。自分の弱さやできないことを認めようとせず、怒鳴り散らして、相手を脅して自分の都合の良いように操作しようとする弱い心から生じるものです。   自分の弱さを認め、そこからどのようにすれば解決できるか努力しようとしません。ですから、他者のせいにしたり、環境のせいにするのです。したがって、パワハラされる人、セクハラされる人は弱い人ではありません。   何でも人のせいにすれば、その時の自分の心の不満は解消されます。自分のせいでもなければ、自分が責任を負わなくても済むわけですから、楽で仕方ありません。   そうやって、何
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相談したいことがあっても相談相手が見つからずに相談できない人へ

私が心理士だとわかると、込み入った相談を友人知人から受けることがあります。どうしたらいいかな?これって普通?カウンセリング行ったほうがいいのかな?受診したほうがいい?薬とか飲んだほうがいいのかな?どこの機関が良いと思う?沢山の疑問があって最初の一歩が踏み出せない。#カウンセリング どこにどう相談したらよいのか、最初からベストな解を見つけようと思わない方が良い。例えばカウンセリング一つとっても、どんなカウンセラーか、その人が持っている資格や専門性、流派、得意領域などはそれぞれだし、何より相性がある。どんな機関でどのような契約でお会いするかでも違う。#相談 自分が捉えている問題と、専門家が見立てた問題の本質とがかなりずれることだってある。子どもの問題行動を相談にきた母親が、根底にある夫婦関係の問題の大きさに気付かされたり。うつだと思っていたら身体の病気が隠れていたり。#問題行動 #うつ 不適応が問題というよりも、背景として境界知能の問題が疑われたりすることもある。最初にお会いして、専門家は問題を見立てていく。アセスメントしていく。1回の面接では終わらず、数回かけて行うこともある。#アセスメント それを踏まえて、見立てに応じた支援・手立てを考えてていく。どういう所で、どうしたらよさそうか。より専門的な他機関に紹介したり、連携機関の別部門で引き受けたり。「一旦ここで私が引き受けるので良さそうだ」という判断が成立するから、引き受ける。#紹介 #連携 #見立て #支援 たとえば「Aの問題とそれに付随してBの問題があるようだけれど、Aは弁護士に相談するといい。そちらが整理されてもまだBの問題
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"何もしない"が怖かった日々

焦りの中で「すみません、遅れました...」カウンセリングルームに入ってきた彼女は、少し息を切らしていた。ダイキ「大丈夫ですよ。どうぞ、座ってください」「ありがとうございます。今日も朝から転職サイトとにらめっこしてて、気がついたら時間ギリギリで...」ダイキ「毎日お忙しそうですね」「はい...というか、忙しくしてないと不安で。退職してもう3ヶ月なんです。周りの友達は働いてるし、SNS見ると、みんなキラキラして...私だけ取り残されてる気がして」彼女はそう言いながら、スマホを何度も確認していた。ダイキ「今日はどんなことをお話しできればいいですか?」「実は...最近すごく疲れてるんです。朝起きても体が重いし、夜もなかなか眠れなくて。でも、休んでる場合じゃないって思って、無理やり資格の勉強したり、セミナーに参加したり...」少し言葉に詰まった。「...でも、全然頭に入ってこないんです。何やってるんだろうって」"頑張らなきゃ"の呪縛ダイキ「今、一日どれくらい勉強や転職活動の時間に使ってますか?」「えっと...朝起きてから、転職サイトチェックして、午前中は資格の勉強。午後は求人探しとか、応募書類作ったり...あ、あと週に2回はオンラインセミナーに参加してます。スキルアップしないとって思って」ダイキ「結構ハードなスケジュールですね」「でも、働いてた時に比べたら全然...」彼女は少し焦ったように言った。「会社員の時は朝から晩まで働いてたんです。それに比べたら、今なんて時間あり余ってるし。なのに、何も成果が出てない自分が情けなくて...」ダイキ「何も成果が出てない、ですか」「そうなんです。資格の
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呼吸に気づいたら、焦りが消えた

息ができていないカウンセリングルームに入ってきたタカシさんは、少し疲れた表情をしていた。挨拶もそこそこに、椅子に座るとすぐに言葉を吐き出した。タカシ「最近、本当にしんどくて...。仕事が山積みで、気づいたら夜中の2時、3時まで働いてるんです。でも、終わらない。焦るんですよね」ダイキ「焦る、ですか」タカシ「ええ。やってもやっても、まだ足りない気がして。気づいたら、夜も眠れなくなってて...。布団に入っても、頭の中でずっと『あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ』って」ダイキは静かに頷いた。ダイキ「今、お話を聞いていて気になったんですが...タカシさん、呼吸はどんな感じですか?」タカシ「呼吸...ですか?」タカシさんは少し戸惑った表情を見せた。ダイキ「はい。今、ちょっと意識してみてもらえますか。ゆっくりで構いませんので」タカシさんは目を閉じて、自分の呼吸に意識を向けた。数秒後、彼は小さく息を吐いた。タカシ「...なんか、浅いですね。早いというか」ダイキ「気づかれましたか」タカシ「ずっと、胸のあたりでしか息してなかった気がします」「もっと頑張らなきゃ」の正体ダイキ「タカシさんは今、『焦り』を感じているとおっしゃいました。その焦りって、どこから来ていると思いますか?」タカシさんは少し考えてから答えた。タカシ「仕事が...終わらないからです。期限が迫ってるのに、全然進まなくて」ダイキ「期限が迫っている。それは確かにプレッシャーですね」タカシ「はい。だから、もっと頑張らないといけないって...」そう言いかけて、タカシさんは言葉を止めた。ダイキ「『もっと頑張らないと』...今、その言葉を口にして
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"履歴書の空白"が消えた日

見えない壁 カウンセリングルームに入ってきたケンジさんは、少し疲れた表情をしていた。椅子に座ると、深いため息をついた。 ケンジ「また落ちました。書類で」 ダイキ「書類選考ですね」 ケンジ「はい。もう30社以上送ってるんですけど、面接まで行けたのは3社だけで。履歴書を見た瞬間に、ああ、この人はダメだって思われてる気がして」 そう言いながら、ケンジさんは自分の履歴書のコピーをテーブルに置いた。そこには、確かに数年分の空白期間があった。 ダイキ「その空白期間を見て、企業の人がどう思っていると感じますか?」 ケンジさんは少し間を置いてから答えた。 ケンジ「......使えない人間だって思われてる、んじゃないかと」 その言葉には、深い痛みが滲んでいた。 ________________________________________ あの日から ダイキ「その空白期間、何があったんでしょう?」 ケンジ「体を壊しまして。心の方ですけど」 ケンジさんは、ゆっくりと話し始めた。 ケンジ「営業の仕事で、毎日朝早くから夜遅くまで。ノルマもきつくて。上司からは毎日のように詰められて。気がついたら、朝起きられなくなってたんです。会社に行こうとすると、体が動かなくなって」 ダイキ「それは辛かったですね」 ケンジ「最初は自分が弱いからだと思ってました。でも、病院に行ったら適応障害って言われて。休職して、結局......辞めました」 ケンジさんの声が小さくなった。 ダイキ「辞めるという決断をした時、どんな気持ちでしたか?」 ケンジ「......情けなかったです。同期はみんな頑張ってるのに、自分だけ逃げ出すみた
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見えないところで、世界は整っている

意味を外す 私たちは、見えている世界を「意味」で包んでいます。美しい、汚い。正しい、間違い。それを言葉で名づけた瞬間、世界はあなたの世界に固定されます。 その意味づけがないと生きられないほど、人は安心が欲しいものです。 意味は、安心のラベルです。そのラベルで世界を狭くしていることには気づきにくい。  目に入るものに、名前をつけないで見てみてください。空でも、カップでも、人の顔でもいい。ただ、あるもの。これは何だろうと考えない。 ……それだけで、世界は変わります。  赤ちゃんがありのままなのは、言葉をまだ知らない、意味付けをしないから。意味を知らない世界では、痛みも喜びも、ただ流れているだけです。 世界を知った気になってくれば、その中で安心しながら、同時に閉じ込められている。  もしあなたが疲れているなら——いったん、そのラベルを外してみてください。 それは、閉じ込められた世界から出ることに繋がります。もう一度、世界と出会うための準備。 生きるための知識を足してきたから、次はいらないものを外していく。「わからない」を、悪いことにしない。実際はわかったつもりになっているだけだからです。 意味づけを外れるほど感覚に集中していきます。 生きづらく感じることがあるのなら、いらない意味づけの上で行動しているからです。感覚を指針に行動してみれば世界が変わってきます。
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本当のこと、言ってもいいんだ

はじめての扉 オンラインカウンセリングのルームに入ってきた彼女は、きちんと整えた髪と丁寧な挨拶で、少し緊張した様子だった。 クライエント 「お忙しいところ、ありがとうございます。よろしくお願いします」 ダイキ 「こちらこそ、よろしくお願いします。今日はどんなことでもお話しいただいて大丈夫ですよ」 彼女は少し笑顔を見せたが、その笑顔はどこか硬かった。画面越しに見える彼女の背景は、シンプルで整理された部屋。きっと、人に見られることを意識して片付けたのだろう。 クライエント 「実は......カウンセリング、初めてなんです。どこから話せばいいのか......」 ダイキ 「大丈夫です。どこからでも、どんなペースでも。今日は、あなたのための時間ですから」 彼女は小さくうなずいた。しかし、まだ何かに警戒しているような、身構えた様子が消えない。 ________________________________________ 「大丈夫」の裏側 クライエント 「最近、働いていなくて......といっても、みんなには『ちょっと休憩中』って言ってるんですけど」 ダイキ 「『ちょっと休憩中』......周りにはそう伝えているんですね」 クライエント 「はい。でも、本当は......その、もう半年以上なんです。最初は『数ヶ月休んだらまた働こう』って思ってたんですけど、気づいたらこんなに」 言葉が少しずつ途切れる。彼女は視線を少し下げた。 ダイキ 「半年以上。それは......周りに言いにくいこともあるかもしれませんね」 クライエント 「そうなんです。友達とか、親とかに『今何してるの?』って聞かれると、
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