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人事評価は組織のメッセージ

おはようございます。本日は最近、よく相談のある「人事評価」について、『人事評価は組織のメッセージ』と題してお話していきます。皆さんが所属している組織では、医療・介護・福祉問わず、概ね「人事評価制度」を設けていますよね。人事評価を考える際に、まずは言葉について切り分けする必要がありますので、一度、頭の中で整理してみてください。①人事評価・・・制度や評価項目、もたらす結果まで幅広い概念で示される動詞的な言葉。②評価制度・・・「人事評価の運用やルール等の仕組み」のことを指す言葉。③評価シート・・人事評価する際の項目や数字を示したフォーマットを指す言葉。つまり、すべてを混同させてしまうと分かりづらくなってしまうので、一旦、言葉の整理をしなければ、適切な人事評価を行うことできません。人事評価を行う際、組織は何に課題を感じているのか?言葉を定義することで、とても分かりやすくなります。さて、ここまで整理できれば、そもそも人事評価とは何のために行うのか?ここが人事評価を考える際に重要な出発点になります。私たちが人事評価を作成する際、人事評価の目的は結局は、組織の目的や目標達成のために行うものであると定義しています。つまり、人事評価だけ独立したシステムとして組織の中で存在することは考えづらく、どんな組織でも、目的があり存在しているので、すべての「糸」は目的と繋がっていると考えています。ただし、それだと人事評価を実施する際に、かなり抽象的な表現になるので、私たちは下記のとおり、細かく分割して整理しています。【人事評価を4つの機会として捉える】1.金銭享受の機会2.昇格・配置転換の機会3.コミュニケ
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管理職は空白を作れ!

おはようございます。本日は「役割を担うための空白」についてお話いたします。空白・・つまり、時間を空けることは仕事をする上でとても重要なのです。仕事において、私も相当に意識をしておりますが、中々作ることができないのが”空白の時間”です。実は以前、とある医療機関に経営支援で介入していた時のことです。医療機関も介護施設も同じですが、現状の経営課題を打破するということは、新しい取り組みを行うということです。つまり、今のやるべき業務にさらに追加されるのが、経営課題を打破する取り組みなのです。ということは、1日8時間という勤務時間の中で、時間を変えずに追加業務を行うには無駄な仕事を省き、やるべき業務を選択して集中する必要があります。これは仕事の効率性を図るということに等しいのです。医療機関では、課題であった集患(集客)と看護師や事務員の採用に取り組む必要があり、私が戦略立案から実行支援を行いますが、取り組む以前の課題として挙げられたのが『事務長の時間確保』です。事務長は日々忙しく、院長とタッグを組んで医院経営に臨んでいました。しかし、医療機関における事務長の業務はあまりにも多かったのです。経理、総務、クレーム対応、各会議への参加、コロナ対応、新規患者の受付、送迎、採用など、役割が多岐に渡ります。そこで、まず行ったのは事務長の時間をどのように確保するかです。確保するために必要なのは、事務長自身が「自分に空白の時間がない」ことを認識することから始まります。そして、これまでの自分の業務を振り返り「タイムスタディ」を行います。1週間や1ヵ月など、長期間の測定は物理的に難しいのでとりあえず1日で大丈
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リーダーシップとマネジメント

おはようございます。皆様、明けましておめでとうございます。本当に早いもので、あっという間に1月です。今年は辰年らしいですね。年末から年明けにかけて、ブログ更新をストップしていましたが、大学院の論文やホームページ改定など、この連休だからこそできる仕事ををしておりました。今年は、ブレーキがかかっていた読書にも力をいれ、より多くの医療・介護・福祉事業所を支援できるように尽力していきます。さて、2025年第一号のブログは、『リーダーシップとマネジメントについて』です。リーダーシップもマネジメントも様々な定義がある中で、理解し使い分けることは難しいですよね。大学院でもはっきりとした回答を得られないほど、難しい内容だと思います。今回は、そんな難しいリーダーシップとマネジメントについて、私なりの見解も含めて考えたいと思います。以前、経営と運営の違いをお話しましたが、それと同じようにとても難しいのが「リーダーシップ」と「マネジメント」です。実は同じように捉えられてしまいますが、しっかりと分けて定義して説明されているケースをあまり聞いたことがありません。結論から申し上げますと・・・「リーダーシップ」は性質であり、「マネジメント」は業務である!と定義づけるのはいかがでしょうか。リーダーシップではなく、リーダーであれば「役割」になると思いますので、ちょっとした言葉遊びかもしれませんね。性質とはつまり、生まれ持っているものであり、それは先天的なのです。逆に業務は担うものであり、後天的なのです。ですから、性質と業務を比較すること自体が議論の軸として間違っている可能性あります。マネジメントは業務なので、組
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HP制作実績のご紹介・訪問看護サービスHP

こんにちは!Aka Design.代表 WebデザイナーのAkaです^^今回は・・・訪問看護サービスを提供されているクライアント様の会社ホームページを制させていただきましたのでご紹介です^^今回のホームページ導入の目的は、✔️訪問看護の利用を検討されている地域の方や病院関係者の方が依頼しやすいようなページ✔️サービスの特徴やスタッフの雰囲気をわかりやすくまとめたいということでしたので、事務所のお写真やスタッフの方のお写真を多めにお入れして、事務所の雰囲気を伝えやすく^^そして、ケアにアロマテラピーやユマニチュードを取り入れていることを推していきたいということでしたので、ポイントとしてTOPにまとめてわかりやすく。コーポレートカラーの柔らかいピンクをベースに、ロゴのモチーフのハスの花を散りばめて。。クライアント様がまとわれている癒しの雰囲気も伝えられるよう制作いたしました🥰また、「今後はイベント情報も自身で更新していきたい!」ということでしたので、TOPの見やすい位置にお知らせセクションを配置。ご自身でブログも更新できるように整えました^^今回はご予算もご相談させていただき、■STUDIOというノーコードツールを使って制作しました。HPというとWordPressなどが有名ですが、すこし難しそうなイメージがあり、単価もお高めであることも多いです。その点STUDIOはノーコードで比較的簡単に構築できることから、ご予算も抑えられる&浮いた時間で導線やデザインにこだわることができるので、【予算がないけどホームページにこだわりたい!!】という方にはおすすめのツールですよ♡▶︎ご相談
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余命3ヶ月から生命力の回復

訪問看護では看取りまでやるところがあります。私は看取りまでできることを誇りに思います。最期までおうちで過ごせる方は、やはり少ないです。余命宣告されたショック食欲がないということで、病院を受診し、癌と診断され手術を受けることになったんです。と言う連絡をいただきました。癌の末期で転移もしていました。余命3ヶ月と言われたと、ご家族から聞きました。ご本人には伝えず、早く元気になろうね!と言って自宅へ帰ってきたと言うことでした。口からも食事は取れるけど、腸ろうをつくっているため、栄養は腸ろうへ管を通して流します。この間は接続が取れないように、最初のうちは不安もあり、付きっきりで介護されていました。ご家族のショックな様子が強く、訪問するたびにご家族のお話も聞いていました。夜中にトイレの介助があり、眠れないということをおっしゃっていました。なので、訪問に伺っている間は休んでもらうことにしました。とにかくやれることをやる食事が取れないので、何か食べたいと思っても食べられない。というか食べたいという気持ちがなくなっていました。ご家族から一緒にお茶してくださいと言われ、お茶を飲んでいたら、少し召し上がるようになり、お話をしながら気分転換になっているのか、訪問した時は、食事を少しづつとるようになってきました。訪問にお茶の時間って本当はないですけど、食事を取れるようになってほしいというご希望があり、笑顔が増えてくることでまだ生きられるという希望にもつながり、やれることはやろうと時間もうまく使ってやっていました。私は何年も訪問看護をやっていましたが、雪が降ると訪問はお休みさせてもらっていました。自転車で
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「今のところの人材開発の意味と理解」

おはようございます。本日は「今のところの人材開発の意味と理解」についてお話していきます。今のところ・・・という文言の意味としては、私自身、まだはっきりと「人材開発とは●●だ!」と言いきれないところにあります。まだ勉強中の中、自分なりの定義として”今のところ●●である”という曖昧な表現しかできないのは、人材開発と組織開発の区別が非常に難しいところにあります。そもそも組織とは、人材で成り立っているという絶対の定義が存在します。これは、人によって見解がことなるというは少ないと思っています。つまり、組織=人であるということは、人材開発=組織開発ではないか。ということです。理屈でいうならばその通りですよね。ただし、これを「=」としていいものか、非常に悩むところです。そこで、今のところの見解として、医療・介護・福祉における人材開発の具体的な取組として何をするのか、様々な著書から得た知見をもとに、私なりにテイストを加えて整理してみました。人材開発とは・・・・主語と主軸は「人材」である。組織で働く人材に対して、組織が行う「人材開発」は、「人材育成に近いものであると考えられます。そして、今職場で働いている職員の能力について焦点を当てます。能力にはすでに存在する既存の能力と、身に付けるべき新しい能力があります。それはテクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルの3つに大抵分かれます。人材開発は、組織が目的を達成するために職員の能力に対して、「伸ばす」あるいは「身に付けさせる」ことではないかと考えます。既存の能力のうち、高いスキルをさらに伸ばし、新しいスキルは身に付けさせるのです。そこ
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訪問歯科クリニック「営業担当者の人材教育」

おはようございます。本日は、訪問歯科クリニック「営業担当者の人材教育」についてお話させていただきます。訪問歯科クリニックに限らず、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ、訪問医療マッサージなど、数ある在宅向け介護サービスにおいて、集客・集患は命綱ですよね。ご覧の通り、訪問系だけではなく地域には福祉用具、老人ホーム、後見人事務所、その他システム関連の営業担当など、様々な業種の人々が街を歩き回っています。つまりライバルが多いということです。こういったライバルを協力あるいは切磋琢磨しながら、自分たちの特徴や強みを出し、地域連携の手綱を握るのは、ご存じ「営業担当」です。1医院であれば営業担当が1人いるかいないかだと思いますが、医療法人としてある程度規模が大きい歯科医院であれば、、2~3人いても良いくらいです。訪問歯科の訪問範囲は半径16キロとなっていますが、半径16キロとは中々の距離感です。その円の中にどれだけの連携先があることでしょうか。できることなら10キロ圏内で移動範囲を抑えたいところですよね。広いエリアになれば、なるほど営業担当の負担は増え、そして営業効果はカルピスの原液を薄めたようになってしまいます。訪問歯科クリニックで、営業担当が中々成果を上げられないと悩んでいる院長も多いのでないでしょうか。成果を上げるために他業種で優秀な営業担当を採用したけど、結局、成果が上がらない。これはなぜだか分かりますか?この医療・介護・福祉業界で活躍できる営業担当とその他業種で活躍できる営業担当の人種は全く異なるからなのです。モノを売るセールスマンではなく、地域や多職種と連携をするコーディネーターなの
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現役の精神保健福祉士が回答した「ベストアンサー」#8

精神科病院で働く相談員のottohと申します。 某知恵袋の「メンタルヘルス」カテゴリで、数百件を超えるご質問に回答させて頂いております。 その中でも、ベストアンサーに選んで頂いた質問と回答をご紹介いたします。 回答を見て頂くことで、メンタルヘルスに関して「こういう考え方もあるんだな」「こう捉えるといいかも」と感じ、少しでも生き辛さが軽減することにつながると良いなと思います。 今回は「精神科訪問看護」についてです。 【質問】精神疾患で訪問看護を頼んで良かったと言う方は居ますか? 私は半年で辞めました。【回答】訪問してくれるスタッフと良好な関係性を築くことができれば、良かったと思えるのではないでしょうか。 訪問看護が嫌だったけど、主治医の指示だからと訪問を受けていた方がいます。でも、訪問看護が嫌で仕方なかった。 スタッフの配置転換で、訪問に来る看護師が変わり、訪問看護師の事を信頼できるようになったら、自ら訪問看護の継続を医師に申し出たそうです。 やはり、人と人との良好な関係性が大事ということですね。【質問者様からのコメント】有難う御座います。
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物事の優先順位の決め方とは?

日頃から、医療・介護・福祉施設で現場職員として勤務する場合に、あまり物事の優先順位を意識することは少ないと思います。優先順位の決め方は、その組織、あるいは経営者の意向が大きく反映しますので、一概に自分の価値観で優先順位を決めることが、正解ではありません。実際、自分の中での優先順位と上司や経営者、組織が定める優先順位は全く異なる場合があります。またそれは、自分の役割やポジションによっても異なることから、何を優先にすべきか、もう一度再考すると良いかもしれません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SUKEです。今日から子供たちは新年度がスタートとなります。待ちに待ったクラス替え、そして何やら「漢字」の勉強を楽しみにしているようです。私も、昔はクラス替えはとても楽しみでした。ちょっと学校でかわいい子と一緒になりたい!と願いつつも、その願いは小学校を卒業するまで叶いませんでしたが・・・そんなこんなで、子供たちには楽しい小学校生活を送ってもらいたいですね。それでは続きを!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさて、本日は『物事の優先順位の決め方』についてお話します。これは結構難しいですね。何を優先にすべきかというのは、その時々で変化するものですから、仕事と生活、そしてプライベートの三つに分けると考えやすいかもしれません。おおよそ、皆さんが困ってしまうのが、仕事だと思います。今回は、「仕事」における優先順位の決め方について、簡単に説明します。ま
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在宅看護の魅力!心理分析は看護に活かせます♪

往診ナースの由紀子です♪本日は在宅の醍醐味を語ろうと思いました!病院は患者さんだけですが、在宅はだいたい家族もいて、家族と一緒にケアをすることもしょっちゅうあるんですね。患者さんとご家族をひっくるめて看護するところにやりがいがあると思っています(*^-^*)「いやいや、家族と一緒だなんて気を使って嫌だ」と思う人も多いと思いますが、そこは分析力を使って、楽しく患者・家族を分析します!楽しくどころか、実は患者と家族の関係を分析することが在宅においては非常に重要なんですよ♪私って、分析が得意なもんですから、在宅看護が天職なんじゃないかって思ってます(笑) モラハラ関係の家族や、嫁と姑のたたかい(;^_^A とっても明るい素敵なおうちに、地獄みたいなおうち、ごみ屋敷、そりゃいろいろあります。 なるほど!このように生まれて育って、親がこうだから子どもはこうなる!みたいな(^^♪家族が密接に関わっているから、ご本人だけのアセスメントでは、在宅療養を支えられません。ご家族の不安を取り除くことができたら、在宅療養は継続できることが多いです。家族の不安感が原因で、施設に入れられたり、入院させられたりしますからね!訪問看護師さんは特に、ご本人やご家族のお母さんみたいな存在でいるのが理想と思ってます!「大丈夫やで!」「また来るから!」「いつでも呼んでや心配ないで~!」「一緒にがんばろなあ!」これですよ(*^^)v信頼関係を気付いて、アンタが来てくれるんやったら安心やわ!と言ってもらえてなんぼの世界です(笑)私は往診の看護師なので、残念ながらここまでの密な関りができなんですね~(´;ω;`)ウゥゥしか
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コロナ禍での在宅看護とは?在宅お見取りについて

往診ナース由紀子です(*^-^*)コロナが始まって3年ほど経ちますが、圧倒的に在宅でのお見取りが増えております。やはり、入院してしまうと会えないというのが一番大きい要因のようです。また、病院側もベッドを開けようと、家に帰そうとしますので、必然的に往診ナースの患者さんは新規のターミナルの方が増えます。この3年で、およそ3倍です!(当社比です)在宅でどこまでできるのか??病院でなくてホントに大丈夫??皆さん、はじめは不安がいっぱいです(;´Д`A ```往診、訪問看護、ケアマネ、介護用品の業者、ヘルパー、一気にいろんな人が入れ替わり、立ち替わり家を訪れて何とか自宅で安楽に過ごせるように、いろんなサービスが押し寄せるわけですが、たいていの人はそれだけで混乱したり、疲れたり、拒否的になったりします。患者さんの気持ちが置き去りになることが多いんですよね(´;ω;`)ウッ…そんな時は看護師の出番と思います。ちょっと立ち止まって、患者さんの気持ちを確認することってホントに大事です( ;∀;)そもそも、前の病院で先生とどんな話をしてきたの?病気についてどこまでを理解してる?予後は知ってる?どんな気持ちだった?ご本人はもちろんご家族も。展開についていけてる?不信感はないかな?サービスについてどこまで理解してる?必要性は分かってる?どれくらい、何に対して不安に思ってる?どこまでの処置を望んでいる?などなどこれらの話を進める過程は、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)と言いますね!訪問に行ったら、一番にこれを尋ねます。混乱中で、往診と訪問看護の違いも分かっていない方もおられます。とりあえず、困っ
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AIDMAの法則ーATTENTION(注意)

おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SUKEです。皆様 明けましておめでとうございます。ついに、2023年になってしまいましたね。なんとも変わらない日常です。こうやってブログを書き、今日の10時には私の両親が家に来ます。お寿司を食べ、くだらない話をして、テレビを見て、また今日から1年が始まります。弊社の今年の目標はセミナーに力をいれることです。多くの経営者の方に、しっかりと情報を届けることをミッションとして、その方法としてセミナーをたくさんやります。皆さんの今年の目標はいかがでしょうか?さて、新年一発目は『AIDMAの法則』です。マーケティングの原点とも言われている考え方で、一時、もうオワコン説もあったのですが、やはりこの考え方はまだまだ医療・介護・福祉経営に活かせる重要なツールであると考えております。出発点はアテンションです。これは顧客の注意を惹き、注目してもらうという最初の段階です。顧客とは医療であれば対象患者、介護であれば利用者となります。例え、どんなにすばらしい商品やサービスを開発しても、素晴らしい病院を建てたとしても、それを知らなければ商品やサービスを利用することはできません。私はよく、こういう例えをするのですが、皆さんはハワイに行ったことはありますか?私はありません。ですから、ハワイの良さがわかりません。しかし、一度でもハワイに行けば ”すばらしい場所” というのが分かります。ただですね「ハワイ」を知らなければ行こうとも思いません。ですから、知ってもらうことが重要なのですね。これがATTENTIONです。弊社では、営業支援で売上を拡大する場合で
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精神科の訪問看護

あらためましてこんにちは 鬱病や統合失調症、適応障害など 心の障害で苦しむ人達を在宅で支援。 精神科を主力とする 訪問看護ステーションで 運営管理の仕事をしている しべりうす です。 訪問看護ステーションを開設して 8年が過ぎました。 開設したころは、 高齢者の介護や医療依存度の高い 方々への訪問が中心でしたが、 精神科の訪問看護にも力を入れて参りました。 訪問看護を開始してから周りを見渡してみると 精神科の訪問看護を行っている事業所が少ない ことに気づいたのです。 さらに精神科の訪問看護に力を入れている 事業所はほとんどありませんでした。 =================== なぜ精神科の訪問をしないのか? =================== ・精神科で勤務した経験 のある看護師が少ないこと。 ・精神科病院と訪問看護 ステーションとの繋がりが少ないこと。 ・一定の研修が必要なこと。 ・国への届け出が必要なこと。 ・特別な職種というイメージ。 など上げられます。 しかし私の場合、 医療機関での経験がなかったからなのか 又、恐れ知らずだったのか、 実は兄が精神科医で、 「これから精神科の訪問看護は必要になる」 と言ったので、 弟の私がやるのは当然だと思いました。 そして、もう一つ 私が心に障害がある方と向き合う ことになる理由がありました。 その経緯を紹介させていただきます。 =================== 統合失調症で苦しんだ母とその死 =================== 私の母は、私を生んで直ぐ体調を崩し、 いわゆる産後のひだちが悪かったらしく 床に伏せるこ
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カウンセラーになったワケ

これまで、キャリアコンサルタントの試験対策記事を中心に投稿してきましたが、これからは私の考えや心理学を通しての学びを中心に、投稿していこうと思います。初回の今日は、私が心理学を学ぼうと決意したきっかけについて、お話をします。 経歴まずは簡単に、私の経歴から。高卒で百貨店に就職ファッション売り場の販売員として働く。↓24歳で結婚・出産し、同時に仕事を退職専業主婦としての生活がスタート↓2年後、26歳で第2子を出産子育てに明け暮れる毎日↓さらに2年後(28歳)社会復帰したくなり、子どもを保育園に預けて、時短パートを始める。↓3年後「もっと働きたい!」時短で物足りなくなり、転職訪問看護ステーションの事務員に転職フルタイムパート(9-17時)勤務↓3年後「フルタイムだったら正社員の方が良くね?」介護用品卸売業カスタマーサポートセンターへ、正社員として入社バリバリ働き、管理職に昇進。↓6年後(40歳)、退職キャリアコンサルタント資格取得↓そして、その2年後(今年2022年にあたります)フリーランスとして開業簡単に書きましたが、これが私の経歴です。元々気にはなっていた”心理学”ですが、子育てや仕事の経験を通してより興味を持つようになり、独自に学んだり資格を取得して、今に至ります。そんな私が、”心理学”に強く惹かれ『カウンセラーになった理由』をまとめてみました。 これが、今の私の原点です。①妊娠・出産・子育てを通して。。。「どっちも正しい⁉」時は、今から18年ほど遡ります。。。 2004年。 娘を妊娠した私は、某百貨店で販売の仕事をしていました。 出産ギリギリまで働いて退職を希望していました
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訪問看護の事業所の選び方のポイント

訪問頂きありがとうございます。 今日は 訪問看護について お話していきたいと思います。 私は病棟を経験して、入退院を繰り返す患者さんばかりを見て、 退院後の生活に寄り添うこと、 そして利用者さんがいたい場所で自分らしく過ごしていけるようにサポートすること それができるようになりたいと思い、 訪問看護に転職しました。 訪問看護では看護学生で実習で行った時から興味はあったものの、 一人で訪問しないといけないから責任が大きいのではないか、 判断力が求められるのではないか、などの不安もありました。 必死で働いた結果、人間関係のせいで結果心は壊れてしまったものの、訪問看護の仕事自体はやりがいもあり、 事業所によって内容や方針も変わってくるので、 自分の働きやすい働き方で働きやすい人と働くことができる場所も存在すると思います。 私自身、心を壊しさえしなければ、ずっとその分野で頑張りたかったくらいです。 まず訪問看護の事業所の選び方で 見ておいた方がいいな、と思うポイントをまとめてみますね。 これは経験したからこそ、絶対に確認しておいた方が良いと思ったものです。 私は以下のすべてを転職時に聞けなかったのが後悔しておりますので、 これから訪問看護への転職を考えられている方はぜひ確認してほしいです。 ①事業所見学、訪問同行してもらえる場所を選ぶ 職場選びは大事だからこそ、 必ず、職場の見学はさせてもらいましょう! 訪問同行をさせてもらえる事業所もありますので、そっちのほうが ありのままに近い状態を見られるので、 そういったことをさせてもらえるかどうかはかなり重要ポイントだと思います。 おそらく、
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排泄ケアの重要性

このところ訪問看護の依頼ラッシュでバタついております。訪問看護は、医療依存度の高い方、お看取りが近い方、難病の方、認知症の方、お子様・・・など、様々な在宅療養者のお世話を依頼されます。看護内容も様々で、医療機器の管理など高度な知識や技術がいるものから、お薬の仕分け(分包といいます)など、比較的穏やかな見守りのケアもあります。1日に本当にいろんな状態の療養者を見ていきますので、看護師の知識や技術、そしてメンタルもその日1日でアップダウンするので、次の訪問先に行くまでの車の中で、それらをリセットして前の方のことを引きずらないようにしています。そんな訪問看護のケアの中でも特に多いのが「排泄のケア」です。一口に排泄のケアといっても様々です。排尿を促すための導尿や、常に尿を出すためのバルンカテーテルの管理や、その交換、バルンが詰まらないようにするための膀胱洗浄(最近はめったにしません)排泄後の処理(オムツ交換など)排便のケアとしては浣腸や摘便(直腸にたまった便をかきだす)、ストーマケアなどなど排泄のケアは本当に様々です。食事や水分摂取をしたら消化して、必要な栄養や水分を取り込み、不要なものは尿や便として排泄されますが、それが何らかの原因でうまく機能されないときは、何かの手立てが必要です。それが排泄ケアです。医師は指示をするだけで、ケアはしません。ケアは看護師の仕事です。排泄ケアは身体的にも精神的にも、倫理的にもとても重要で、難しいケアだと思っています。ただ出せばいいという単純なものではありません。いかに自然に近い状態で排泄できるかを最優先に考えていきますが、医療器具を装着している療養者は
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緊急時訪問看護・24時間緊急時対応って?

当ステーションは開設して10年にはなりますが、とても小さな規模のステーションです。なので、利用者の数もそんなに多くはありません。ですがほとんどの方が『緊急時訪問看護加算』『24時間緊急時対応加算』の契約をされています。これは24時間365日ステーションが開いているというのではなく、営業時間終了後は指定された電話番号に連絡すると看護師が対応するというサービスです。「何かあったときに、すぐに連絡できて、相談できるところがほしい」との思いがひしひしと伝わります。ですがすぐに連絡はつくけど、すぐに駆けつけられるか…といえばそうではありません。病院のナースコールのように、看護師が応対してすぐ病室に駆けつけるということは、この緊急連絡ではできません。なぜなら、看護師はこの緊急電話を持って自分の家に帰っていて、看護師も生活者の一人として日常生活を送っているからです。お風呂に入っているときもあれば、トイレにいるときもある、食事を作っているときもあれば、夜は普通に寝ています。なので、いくら連絡が付いたからといってすぐにいけるというわけではないのです。深夜といっても、起きてから玄関を出るまでに、一応の支度はしていかないといけません。日中ほどしっかりメイクはしなくても、人相がわかるくらいにはしておかないと失礼というものですwwwこのシステムをご理解いただき、ご契約をしていただいています。そうは言っても、緊急で出動しなくてはいけないケースはそんなにありません。利用者や家族も、看護師が自宅に帰って日常生活を送っていることくらい知っておられます。なので、そこには常識の範囲で、忖度されているのです。これは緊
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難しい訪問看護ステーション同士の関係

1日に複数回、それも毎日訪問しないといけないような利用者などは、1つのステーションだけでそれを担うのは、ステーションの規模にもよりますが、結構大変だったりします。当ステーションでも1日3回月曜日から金曜日まで、訪問が必要な利用者がいますが、もう一つ、訪問看護ステーションに月、水曜日は手伝ってもらっています。以前難病の利用者さんで、毎日複数回訪問が必要とのことで、3か所の訪問看護ステーションが関わっていたことがありました。2か所、3か所のステーションが関わる場合、そのステーション間の連携がとても大事になってきます。ステーションによってケア一つやり方が違います。別にそのことにつてはとやかく言うほどのものでもありません。ですが、一般的に考えて、こうすべきなんじゃないかなと思うことがおざなりになっていたりすると「お里が知れちゃう」と思うことがあります。これは看護師だから…ということではなく、何かを、誰かと、一緒に、継続して行うようなことがあれば、「これは普通、やっておくべきなんじゃないかな」 ということがやられてなかったりすると、「これってどうなんだろう・・・?」と悩むことがあるということです。看護学生だった頃からずっと、「自分が使ったものは自分が責任もって元あった場所に片付ける。」とか、「自分が使ってなくなった物品は、必ず定数補充を自分で行っておく。」など本当に基本的なことを叩き込まれます。でないと、いざ使おうと思った時に物品がない!ということになります。それがもし救急の場面だったとしたら・・・・ものを取りに行っている時間はなく、その間に患者は急変してしまうかもしれないという一刻を争
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腹膜透析

先日、ステーション内での勉強会を行いました。内容は『腹膜透析について』(株)バクスターの担当者から講義とデモをしていただきました。訪問看護歴20年以上の私ですが、いままで腹膜透析をしている利用者をケアすることがありませんでした。ですがここ最近、腹膜透析をしている利用者の訪問看護の依頼が増えてきました。国として在宅思考を推進していることがその理由のようです。腹膜透析の歴史から、腹膜透析の原理、実際の方法、トラブル回避の方法など、でもを含めて1時間程度学びました。結構昔から腹膜透析ってあったのですが、なかなか普及しなかったのは、「在宅で医療行為を、家族が行う」ことの抵抗があり、意識改革ができなかったことが大きいと思われます。しかし在宅移行が叫ばれている今、どんどん手技も簡単になり、機械の発達も進んできたので、十分に本人や家族でも実施できるようになったとのことでした。腹膜透析は夜間の就寝中に実施し、朝起きたときに終了できるので日中の行動が制限されず、お仕事や趣味活動も行えます。血液透析は週2~3回、4時間程度の拘束時間があり、午前中もしくは午後半日は必ず透析の時間として拘束されます。働き盛りの人の透析導入が増えている中、週3回も半日休みをもらうことは難しく、日中の行動が制限されない腹膜透析を選択する方が、増えているそうです。時間の拘束もさることながら、腹膜透析はとても簡単に実施できます。当ステーションの腹膜透析をしている利用者さん、Mさんは、導入当初はすべて自分で実施されていましたが、予期せぬトラブルがあって、うつ状態になり、今は介護者の妻がすべて行うようになりました。夜間の腹膜透析
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丁寧なケア

新しい年が明けて、はや2週間。 今年も新年早々波乱続きです💦😅 バタバタするのは常なので慣れてはいますが、 年明け早々とはね〜という感じです。 ここのところ、『うちのステーションのケアは丁寧だ』 というお言葉をいただく機会が立て続けにありました。 それも同業者からです。 つまり、訪問看護師からです。 これは、管理者冥利に尽きるというか、嬉しいお言葉です。 しかし当の本人たちはあまり意識してなくて…というか、当たり前にしていることが、実は相手さんに取っては、とても丁寧だったということなのでしょう。 こんな小さなステーションですが、 とりあえずもう直ぐ開設10年を迎えられるほど、地域の皆様にお世話になってきました。 これも、開設からずっとこうやって 自分たちが良いと思うケアや方法を続けてきたからだと自負しています。 相手の立場に立って…とか、 自分ならどうしてもらいたいか…とか、 自分の家族ならどうして欲しいか…って ケアするものは当たり前に考えているもんだと思っていましたが、 そうでないこともあるということを知った時には、驚きしかありませんでした。 詳細は語れませんが、 そんな当たり前と思っていたことが、 当たり前でなかった衝撃は、 私にとっては相当なものでした…。世の中、まだまだ私の考えには及ばないことがあるのだと思いました。 その方がラクだったり、効率が良かったり、 とりあえずクオリティは度外視して、時間内に終わればいいということなのでしょうか…。 時間に追われる訪問看護師にとっては、 それはわからないでもないですが、 先に言った、 自分なら… 自分の家族なら… ということを
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Baby、小児の訪問看護

訪問看護は、高齢者や、成人が対象というわけではありません。0歳から高齢者まで、幅広い年齢層の在宅療養者が対象です。持っておられる疾患も様々です。最近、日本でもまだ症例数が少ない疾患の訪問看護の依頼がありました。もちろん今までか変わったことがない疾患です。在宅医も初めてとのこと。しかし、勉強しながら訪問看護を開始することになりました。また、腹膜透析をされている療養者さんも、当ステーションでは初めての利用者となり、今順調にケアに入ることができています。「知らないから」「見たことないから」で、お断りすることはありません。勉強させてもらいながらお世話することになります。おうちに帰ってこれるくらいなので、ある程度症状は安定していると思われるし、退院した日から家族との生活が始まるわけですから、在宅で見れないことはないと思っています。赤ちゃんや、小児の訪問看護もしかりです。もちろん、成人よりも難しいところはあります。使う医療物品は小さくて細かいし、体や、それぞれのパーツも小さいので、デリケートに扱う必要があるのは確かです。でも、在宅で見れることができると判断されて退院してきたのです。小児看護の経験が病院でなかったといえど、勉強しながら見ていくことはできます。小児の難しいところはそんなところではないのです。赤ちゃんや小児の基本的なお世話は家族、特にママが中心となっていることが多いので、ママとの関係性がとても重要になってきます。ここが一番難しいのです。基本ママは、自分の子供のことは知りつくしていて、医療機器の取り扱いも完ぺきにマスターしています。何やったら、看護師よりも上手に使えることが多いし、
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スタッフ教育

新年早々に、新しいスタッフが増えました。当事業所はスタッフの定着率が良く、欠員はあまりでないのですが、おととし、家庭の事情で退職した看護師の欠員が、なかなか埋まりませんでした。どんなに求人をかけても、応募の電話1本もならず。残ったスタッフに大変な思いをさせてしまっていることに、心苦しさを感じながらもどうすることもできずにいました。そしてやっと。訪問看護の経験もあるという方が、入職することになりました。訪問看護経験者なのですぐに動けるようになるだろうと期待をしていましたが、「郷に入っては郷に従え」がなかなかできずに我流でやってしまい、失敗してしまうということが、起きていました。もちろん、ケア一つづつに関してはできるのです。導尿だって、浣腸だって、ケアはできます。でも、訪問看護ってそれだけではだめなんですよね。そのおうち一つ一つにやり方があって、同じ「導尿」というケアでも、どんなふうにするのかはそのおうちごとに違います。なので、そのおうちのやり方でやらないと失敗します。また、病院や施設と違って、私たちは利用者のおうちという、アウェーにいくので、私たちがお客様。なので、マナーもしっかりしておかないと、利用者、家族に受け入れてもらえません。いくらケアができたとて、当ステーションの利用者家族には受け入れてもらえない・・・ということが発生するのです。訪問看護経験者だからそんなことはわかっているだろうと思っていましたが、ところ変わればいろんなことが違って当たり前ですよね。そんなことは一切教えてもらってなくて、ただケアをして来ればいい、何かあったときだけ対処すればいい、面倒なことはしなくていい
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仕事始め

新年あけましておめでとうございます。今日から仕事始めですが、訪問看護ステーションは、お正月休みといえども、どうしても訪問を定期的にいかないといけない人もいて、まるまるお休みするわけにはいきません。どうしても継続的な訪問が必要な人とは、点滴をしていたり、状態が悪くて、お看取りが近い人だったり、医療機器を使用していて、その管理が必要な人だったり、看護師が訪問時に排泄ケアをしないと排泄できない人だったりと様々です。今回は例年に比べて比較的そのような方が少なくて、看護師はそれぞれ1日づつ出勤するだけで済みました。利用者さんは、緊急契約をほぼほぼされているので、お正月休みに訪問計画を入れていない人は、何かあれば緊急連絡をしてもらうようになっています。幸いにも緊急連絡も2回しかなく、それも本日1月4日の訪問が都合悪いので別の日に変えてほしいという連絡などでした。年末やお正月は、看護師になってからはまともに休めたことはありません。別にそれがどうということではもうないのですが、12月31日、1月1日くらいはゆくりしたいなぁ~という感じですかね。それでもお正月休み前の12月28日に新規の利用者さんの初回訪問があったりと年末は最後までバタバタしていました。本日仕事始めですが、比較的穏やかな訪問になっています。お正月の間の生活を聞いたり、お薬がちゃんと飲めていたか確認したり(お正月休みで訪問予定が変更になっている人は、普段よりも長くお薬を要しといてあげないと行けなかったりします)状態観察もいつもよりゆっくりとすることが多いです。お孫さんや、ご家族が帰省されたりした話を聞くと何ともほっこりします。「ま
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在宅には在宅のやり方がある

病院から在宅に帰る前に、「退院前カンファレンス」というものが開かれる場合があるということは以前ブログでお伝えしました。病院、在宅双方が、治療やケアの内容を引き継いで、継続しないといけないものなどを確認しあいます。病院ではこうしていたので、ここはこうしてくださいとか、このやり方で家族に指導していますとか、結構細かい内容まで、引き継いでもらいたいといわれます。ですが、在宅で全く病院と同じことをするには限界があります。なぜなら、使える物品や、ケアする人が限られているからです。滅菌消毒したガーゼが、山のようにある病院とは違います。セッシ(ピンセット)や消毒液が毎日準備されているわけではありません。在宅で準備できるものは必要最小限です。でも、それでも全然いいんです。問題ないんです。おしりや陰部を洗い流すために必要な「陰洗ボトル」は、ペットボトルのふたに穴をあけた代用品で全然OKです。むしろそっちのほうが、汚れたり、つぶれたりしたら気軽に交換でき衛生的。セッシ(ピンセット)を使って消毒しないといけないような傷があるなら、使い捨ての、消毒液とセットになった綿棒のほうが手軽です。また、吸引を3時間おきにしないといけないです。床ずれの処置は1日2回しないとダメです。点滴は1日3回交換しないとダメです。24時間点滴しています。って言うけどね。家に帰るんです。病院じゃないんです。もっとシンプルなケアや処置にできませんか?その吸引、必要ですか?処置版に3時間おきに吸引って書いてあるからするんですか?褥瘡処置、浸出液の量が多いのには何か原因があるからでは?家族ができるケアに、変換して、在宅仕様にできませ
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おむつのこといろいろ

「人の一生はおむつで始まりおむつで終わる」と、ある漫談家がいっていましたが。できればお世話にはなりたくないものですが、どこでどうなるかはわかりません。下のお世話にはなりたくないと誰しもが思うことです。だからこそいつも快適に、交換は手際よく行いたいと思っています。「不必要な露出を避けて!」と看護学校時代から、再三言われてきました。どんなに年を取っても、認知症になっても、羞恥心はあります。どうすれば素早く、丁寧に行えるかは経験も必要でしょうね。しかし最近のおむつは本当に性能が良くなっていますね。吸収もいいし、おむつかぶれもほんとに少なくなりました。肌触りもいいですしね。人の1回の尿量は200ml前後が正常ですが、どんな時だってあります。病気によって尿量が多かったりもします。その人の排尿の排泄パターンや、尿量、性状、などによって使うおむつも選定が必要です。おしっこに菌がいてたりすると、それが原因でおむつかぶれを引き起こしたりもします。高齢者は夜間におしっこの量が増える人が多いし、夜間の頻回なおむつ交換は、本人や、介護者の睡眠の障害にもなります。なので、夜間用のおむつは容量が大きかったりします。それでも朝起きたら大洪水!シーツまで汚染した交換が大変だった💦ということもあります。でも、だからといっておむつやパットを何枚も重ねないでください。そんなことをしたって尿は吸収しません。おむつをよ~~~~~~く見てください。吸収パッドの裏はビニールで覆われていますよね。なので、何枚おむつを重ねたところで、ビニールのところで止まっちゃいますから、その下のおむつまでは行き当たりません。そっか!「じゃ、
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介護費用にまつわるお話し

介護されている方にとって、『介護にかかる費用ってどれくらいかかるんだろう』というのはとても切実な問題だと思います。それでも介護保険があるので、サービスを利用したとしても1割、一定所得がある人は2,3割の負担となります。1か月にどれだけのサービスが使えるのかを金額に置き換えたものが利用限度額。それは介護度に寄って変わってきます。に寄って変わってきます。要支援1から要介護5まで下記のようになっています。要支援1:5,032単位要支援2:10,531単位要介護1:16,765単位要介護2:19,705単位要介護3:27,048単位要介護4:30,938単位要介護5:36,217単位となっていて、円になおすとおおよそ×10となります。(地域によって若干違います)自己負担額は、上記限度額の1~3割となります。要介護1の方だと限度額は16,765単位、円に直すと167,650円、自己負担額は1割の方だと16,765円となります。(1単位10円の地域の場合)サービスの内容(種類)に寄って単価が決まっており、例えば訪問看護を週1回、1回1時間未満利用するとすると、単価は821単位となり、約821円(1単位10円の地域)が1回の訪問看護の費用(自己負担額)となります。医療保険を利用する訪問看護だと、また算出方法は異なり少々複雑になるので詳細はご相談いただければと思いますが、いかんせん、介護にはお金がかかります。食事も、家族と同じものが食べれるならいいのですが、特別な食事が必要だとか、とろみをつかないとむせるので、トロミ剤が必要とか、ベッドも今まではお布団だったのに、介護状態になってからはベッドが
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私が実際に出会ったヤングケアラー

コロナなんかまったくなかった数年前の話です。ケアマネジャーから訪問看護の依頼がありました。肝臓がん末期のCさん女性。確か・・・80代くらいだったと思います。腹水がたくさんたまってしんどそうなのですが、「家に帰りたい!」と駄々をこね、はんば強制的に退院してきたということでした。退院前カンファレンスを…なんてとんでもない。いきなり帰ってきたものだから、ケアマネジャーはてんてこ舞い。訪問看護は特に、サービス開始前には医師の「訪問看護指示書」が必ずいるので、それを交付してもらわないとサービス開始できないので大慌て!幸い今まで在宅でCさんを見てくれていた医師がすぐ交付してくださったので、退院直後に訪問することができました。ケアマネジャーからの情報もほとんどなく・・・。それもそのはず。ケアマネジャーも今回が「初めまして」の状態だといいます。病院としてはとても退院できる状況じゃないので、在宅へ帰るための準備はしてこなかったとのこと。介護保険の申請も、ケアマネジャーも決まってない状態だったのです。病院は慌ててケアマネジャーを探し、なんとか在宅後のサービスを入れてほしい、お世話してくれる人を探してほしいということだったようです。何ともグダグダな話です。家族は?この人は独居なの???Cさんの家族は、息子(ほぼ引きこもり)、孫2人(大学生の女の子と、社会人1年生の男の子。)わんこ1匹のみ。息子は離婚し嫁はいません。この家族には介護する家族が孫しかいなかったのです。息子さんはいい大人ですが引きこもっていて無職。訪問中1度もお顔を拝見することはありませんでした。中心になるのは、大学生の女の子D子ちゃん。
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仕事で気づかされた大切なこと

本日は、私の事業所の話しをしようと思います。  私は訪問看護ステーションの事務をしているのですが、現場の看護師が、 疾患を抱えている高齢者に、 ・全身状態の把握 ・薬の内服確認 ・家族へのアドバイス ・医療的処置 などのサービスを行います。 今までは、高齢者の方が多かったのですが、最近は 10代~50代までの精神疾患を抱えている利用者さんが増えてきました。 実は、うちの事業所は精神医療に特化した看護師もいるので、 精神・身体どちらでも対応できます。 利用者さんのほとんどが ・引きこもり ・アルコール依存症 ・不安障害 ・うつ病 などです。 今まで普通に暮らしていたのに、ある日急に発症したという利用者さんも多いです。 まだまだ若い方たちばかりですが、仕事は出来ない、学校に行けない、日中は家に居るのです。  なりたくてなった病気ではありませんが、この現状をみて、精神・身体的に問題ない健康である方たちは何でもできるのです。 健康は人生でもっとも大事であるということを、改めて気づかされました。 当たり前のことですが、健康ですと健康の有難さに気づけず、どうしても無理をしてしまう方が多いです。 健康を維持するために、どうしたら良いのか? ・どんな日常を過ごせば良いのか? ・どんな気分でいれば良いのか? と自ずと考えさせられる課題です。 仕事をバリバリし続けても、体と心が崩れてしまっては意味がありません。 お金を稼ぐために、家族のことを気にしないで仕事ばかりしていて、お金と時間に余裕ができた時に家族の心が離れていたというのでは意味があり
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自分の意志はどんな状態でも持つ

先日は、訪問看護の契約に行った方は60代の男性。  生活保護の方で、脳梗塞で倒れ車いす生活の為、施設に入所しました。 1人づつ部屋があるのですが、とても狭く、寝るスペースしかない状態です。 食堂もあるのですが、食堂は4人座って食べるスペースで一杯になってしまうくらい狭いのです。 60代の男性は「衣食住あるだけで、ありがたい。この生活に慣れていく」 と言っていました。 実はこの施設は、以前はビジネスホテルだったそうで、 そのまま居抜きで住宅型の有料老人ホームになりました。 ここに住む人はほとんどが、生活保護の方で、 ・1人で暮らせない ・有料老人ホームに入居できない 方に、用意した施設でした。 専属の訪問介護、訪問診療もついているので、何も困ることはないのです。 今回の方は、施設のことの言う事を聞いてれば何でもやってくれるから、 それでいいんだと。言葉も少なめなのは、言葉の出にくさから、 言語聴覚士が対応する予定となっています。 言語聴覚士が入ることによって、言語のリハビリをし、 言葉の出にくさをリハビリをすることによって 出しやすくしていきます。 ただ私から見た利用者さんは、何だか全てをケアマネジャーに決められ、 自分に意志を言えず、決められた時間、決められた内容のようにも思いました。 家族は疎遠状態で誰も身内がいない状態で、家族の意向というのもない。 生活には全く困らない状態であっても、自分の意志をもって生活をしなければ 自分じゃないような、どこか寂しいようにも思えました。 自分の意志を持つことで、最後まで自分が主役になれる人生を
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訪問看護は身体だけではない。お金も大事

毎日寒い日が続きますが、朝食にお味噌汁をプラスすると、 身体の中からポカポカと温まり、身体が活性化した感覚になります。 もしよかったら試してみて下さい☆ 去年、契約に行った方のお話です。本人は80代のおばあちゃんなのですが、 息子さんと同居暮らしをしています。 しかも息子さん、うちの事業所の訪問看護を利用されています。 息子さんの疾患名は統合失調症です。 看護師が週1回で息子さんに対応していたのですが、 本人は足の骨折で長く入院をしていました。 何度も、息子さんはお母さんのことを心配して、 訪問看護をキャンセルしたり、 落ち着かない様子でした。 やっと病院でリハビリもして、退院の許可が下りたのですが、 薬の内服管理が不安というのと、自宅に戻ってしっかりリハビリをしたいということで、 先生の判断で訪問看護を導入した方が良いと運びになり、 理学療法士と看護師の対応で入ることになりました。 しかし、キーパーソンは息子さん。 息子さんは統合失調症です。 因みに統合失調症には、陽性症状と陰性症状があるのですが、 息子さんは陽性症状があり、幻聴が聞こえるそうです。 例えば、聞こえないはずの声が聞こえてしまうのです。 息子さんも薬でコントロールをしていますが、 お母さんと一緒に合わせた対応が必要となってきます。 ここで訪問看護の分かりにくいところなのですが、 お母さんは右大腿部転子部骨折で、要介護4の介護認定が下りていますので、 介護保険サービスからの対応になります。 息子さんは統合失調症なので、精神疾患であり、 必然的に医療保険の扱い
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私と同年代が両親の介護をしていました

今日から年末年始の休みに入られた方も多いのではないでしょうか? 今週は毎日、契約に行っていたのであっという間の一週間でした。 事業所の中で、1日中椅子に座っているのと、 常に外に出ている状態どちらかと言えば、 外に出てバタバタしている方が、仕事をしている感が高いんです。 その方が事業所に戻った時に、早く帰りたいのという思いもあるのか、 パソコンでの作業を集中して仕事が出来ます。 忙しい方が集中力が高くなるのは、不思議ですね。 昨日は、50代後半の女性Aさんの契約に行ってきました。 Aさんは、うつ病、不安障害です。 今回は娘さんが同年代に近かったので、心苦しかったです。  50代の女性家族は4人家族です。 夫、長女、次女が一緒に住んでいます。 夫が10年前に障碍者になり、妻が面倒を見ることになり、 毎日、真面目に食事の準備、入浴の準備していました。 最初は不眠から始まり、食欲不振になりとうとう身体が動けなくなり、 精神科のクリニックに入院することになりました。 それから退院はしましたが、 常に頭が重い、身体が思い、胸が締め付けれる痛みが続き、 夫の食事の準備、入浴介助も出来なくなってしまいました。 娘さんは20代、30代ですが、 Aさんのことが心配になり、一人暮らしをしていたのですが、 実家に戻り、娘さんが交代交代で面倒を見ています。 娘さんは正社員で仕事をしていますので、仕事から帰宅した後に、 全て面倒を見ることになっています。 この状態を見て、Aさんには看護師が入って薬の状態や身体の観察は必要ですが、 何といっても気になるのは娘
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利用者さんの家族から安心感をもらいました

私は事務のパートの方と、一緒に請求やパソコンの入力をしたりしているのですが、  私は外に出る機会が多いので、中と外のバランスがとれるので、疲れにくい調整しているのですが、 事務のパートさんが一日座って事務作業をするって本当に疲れると思うのですよね。 何だか申し訳ないなと思いつつも、こんなもんなのか?分からなくなってしまうのですが、 事務のパートさんは何も言わずに、目の前の作業をこなしてくれているので、感謝です。 つくづく自分の仕事は全ての周りの支えがあって成り立っていると感じます。 昨日は、契約に行ってきました。 右足の骨折で2ヶ月程、入院をしていたおばあちゃんが、病院から1泊2日の外泊許可が出たとのことで、 戸建ての自宅に戻ってきました。 1人だと不安だからと息子が地方から戻ってきました。 息子さんも家族がいて、奥様のお腹の中には第2子が生まれる予定なので、 またすぐに自宅に戻らないといけないと。 ケアマネジャーから訪問看護が入って、全身状態と入浴のサポートをしてほしいと依頼があり、 どんな方なのか様子と、契約をしに行きました。 おばあちゃんは自宅に戻るとすぐに 「ここに介護ベッドが入るんだから掃除しなさい! できないなら私がやる!」と、 帰ってきてそうそう、自ら床を掃除をしたりしていました。 また、「訪問看護なんて、そんな医療的なサービスはいらいないよ。私は1人でできる!」 と訪問看護のサービスも拒否をしている状態でした。 しかし、よくよく話しを聞いていると、お金のことなど心配しているみたいで、 息子が全部支払いするから安心して受けな。
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クレーマー的なお客さんから問い合わせがありました

昨日は一日事業所の中にいました。  その間にも新規の依頼が続いており、 今専門職が管理者含め、7人いるのですが、 1人平均1日5~8件回っており、朝に出勤して、 ほぼ会わない日が続いています。 それでもチームの仕事なので、 何かあればこまめに、事業所に連絡をする。 LINEの共有メールで報告する。 忙しい中、とにかく報連相を常に意識しています。 最近、病院や居宅支援事業所だけの依頼だけではなく、個人の問い合わせが増えてきました。 その1人に70代の女性の方から連絡がありました。 「リウマチで他にも介護保険サービスを使っているが、 24時間のオンコール対応の訪問看護がないので、色々探している内に辿りついた。 どんな思いで入ってくれるんだ!」とまだ何も契約もしてないし、会ったことないのですが、 「契約や訪問看護は入る入らない、ケアマネジャーとの調整は全部私が決めるから、そんなことはいいんだ!」と言ってきました。 それから話しは続き、 「病院の体制はどうなのか? 今の訪問看護はどうなのか?」など話しが逸れていき、 「この国の医療体制自体おかしいと思っている! あんたはどう思うんだ!」と言ってきました。 前の私であれば、どう答えれば良いのか? どう対応していいのか分からず、延々と話しを聞いてしまい長話しになってしまっていたと思いますが、 私は「すみませんが、話しを戻させて頂きますが、訪問看護が入れるかはどうかは、 まずはケアマネジャーから連絡がないと受付することが出来ないので、 ケアマネジャーに連絡を入れてもらえるように、伝えて頂けません
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お金ってそもそも何に使うもの?

昨日は訪問看護の契約に行ってきました。80代の方が入院から自宅に戻り、 (間質性肺炎になってしまい、少しの動作でも息苦しく在宅酸素が必須になる) 子供と一緒に生活はしていますが、子供は一切面倒を見れず、 ほぼ独居の状態で今後を自宅で過ごす方の家に行き契約をしていきました。 不労所得があるので、敷地が大きくお金には何も問題はないと聞いていたので、 どんな豪邸かと思いながら、自宅に伺うと、、、。 玄関は広いですが、色々なものが置いてあり、 脱衣所はいつのものか分からない洗濯機、お風呂は浴槽が深く、足をまたぐ時に危ない状態です。 部屋の壁や天井も板が剥がれていて、とてもお金を持っているふうには見えませんでした。 しかし、不動産業を営んでいる為、月にかなりの額は入金されるそうです。 この時、思ったことは、お金は正しく使う。 ただ貯めているだけでは、お金を持っていても心は豊にならないということ。 周りの環境が必要なものが揃っているからこそ、私たちは安心して生活ができるし、 ゆっくり仕事の疲れを癒すことができます。 その80代の男性は、貯めることが趣味みたいで、自分の為にお風呂をリフォームすることや、 家電製品を買い替え、または家をリフォームすることなど何も考えてないそうです。 人、個人の自由ではありますが、高齢になってまで、 我慢というか、今までの生活のまましで、今の環境に暮らしていくのは 酷なことであると思うことと、せっかく便利なものが溢れているのだから、 ・あったらいいなと思うものには興味を持つ ・いいなと思ったらまずは購入してみる この心
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理想の自分に気づく為に日々選択をしています

最近、訪問看護の相談員として、契約などで外に出る機会が増えています。 外に出て周りとの関係、利用者様だけではなく、 医療機関の方とも大切にすることにより、 自分の仕事をやりやすい状況を作る 最適な仕組み化を作っていこうと思っています。 電話で相手の顔が分からないままで、電話するより、 相手の顔が分かった上で電話をする方が、コミュニケーションがとりやすいのですよね。 今、私が勤めている会社では 同じフロアーに4事業所あるのですが、 1つの事業所の介護スタッフが、 パソコンがとても詳しく得意でなぜだろ?と思っていましたら、 なんと前職がシステムエンジニアだったそうです。 あらゆることが一通りできるそうなのですが、 前職の会社ではストレスで体調を崩し辞めたそうです。 福祉畑から見てしまうと、何で辞めたの?もったいない、、と思っしまうのですが、 その人からしてみれば、あのストレスに比べたら何でもない。 全く違う業種をしたかったみたいです。 その行動を見て、私も現場をやりながら最終的には、 福祉の事務員や相談員で落ち着いた。 しかし、 副業でもどんな形でもよいからもっと違った業種を経験してみたい。 もっと新しいことを始めてみたい気持ちもまだまだ残っています。 今年になって、 始めてのメルマガを書いて、 セットしてみたり、 ブログを毎日書き始めてみたりしていますが、 それを継続できるか、さらに発展していくは、 自分がどれほどやりたい気持ちがあって、本当に変わっていきたいかは、自分次第であります。 正直まだ、どんな仕事が自分に合ってい
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訪問看護ってこんなことをしています

私は、今訪問看護ステーションの相談員をしています。訪問看護なので、医療的な処置が必要な方へ、看護師が自宅に行き、・薬の内服管理・全身状態の観察・入浴介助・巻き爪などの爪切り・インスリン注射対応・点滴の対応・ガン末期の方へのケア・在宅酸素の確認・留置カテーテルの管理など、医療的な処置がまだまだあります。その中で、看護師たちは処置だけではなく、家族ケアも含めたケアを心がけています。利用者さんだけが、状態が良くなったとしても家族としては、今後、どうしたら気分が晴れていくのだろう。自分のことも相談をしたいけど、利用者さんだけだから、、と遠慮がちになってしまい、自分のことを伝えられないこともあると思います。そのケアを今、私相談員の立場として電話で対応しています。その中で、話すことによって、自分がこんな気持ちだったことに気づけた人やもいます。何かアドバイスをもらいたいだけではなく、ただただ話しをしたいだけでも良いです。また、介護士の方で現役で働いているけど、家族ケアが分からない。人間関係で困っている。職場の悩みでも良いので、相談してみませんか?職場の人に話すと何となく、後味が悪かったり、解決しない。スッキリしない。なんて方もおススメです。読んでいただきありがとうございました。
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介護者も本人も病気を受け入れるのは辛い

こんにちは。  高齢者の方が病気で倒れ、その自分自身を受け入れることが困難であり、苦しみながらも自分を受け入れる現場を目の当たりにしましたが、高齢者だけではなく、誰でも起こりえます。  病気の方が病院に通院が困難である、家族が付きそうことができない時に、自宅に先生が来て診療してくれる訪問診療というものがあります。 私は訪問看護ステーションで相談員として働いてるのですが、利用者さんが、全く水分・食事をとらないので、様子を見てほしいと、家族の要望で訪問診療の先生が様子を見に行きました。  そこで、先生から「週2回は点滴が必要だね。毎日、医療的な処置が必要だね。」と言われた時に、毎日来られないので、訪問看護を利用し、全身状態の観察や薬の確認、点滴などをして対応をするようにと指示がありました。  ここで訪問看護とは、先生からの指示があれば看護師が直接自宅に行き、医療的な処置をすることです。医療的な対応をする前に契約が必要なので、契約をしに看護師と相談員で自宅に伺うと、 水分食事も全く摂取しておらず、体重が急激に減少し、このままでは歩行も厳しくなってしまう程、痩せていました。 看護師が点滴をする予定だったので点滴の準備を始めていました。 ベッドでは利用者さんが横になって天井を見つめていました。 「私は、もう死ぬと決めたのだから水も食事もとらない。」意思はとても強く、 看護師が「このままでは、お体が辛くなってしまいます。今日は点滴1本だけでもしましょう」と、声を掛けると、 「じゃ今日は1本だけならやってやる。」と返答がきました。 しかし、腕の血管は脆くうまく点滴の対応をする
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